ハイブリッドプラス・ハンディカム『HDR-UX20』の話

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世界初!ってことで、3つのメディアに記録できる「ハイブリッドプラス」という肩書きをもらった新型ハイビジョンハンディカム「HDR-UX20」。

ソニースタイルの販売価格で128,000円というかなりリーズナブルなモデルですが、なにやらこのモデルも面白そう。ちょっと一緒にカタログページを見てみませんか?

 


世界初のハイブリッドプラス・ハンディカムというのは3つのメディアに動画が記録できることをいうそうです。3つのメディアというのはなにかというと。。。内蔵メモリ8GB、8cmDVD、メモリースティックという3つのメディア。

内蔵メモリが8GBと、ちょっと多めではあるので基本的にこの内蔵メモリか、別途用意した8GBメモリースティックPROデュオ、新発売の16GBメモリースティックPROデュオを入れてそれをメインで使うと。

で、メモリに撮影したハイビジョン映像から任意のシーンを抜き出して8cmDVDに記録していく、とか、そんな使い方をするんですかね?

 

若干制約もあって、先ほどのエントリーで今回のハイビジョンハンディカムは1920×1080のフルHD解像度での撮影ができてFHモードの16Mbpsを使いますよ!なんて話をしましたが、実はDVDというのは規格上、15Mbpsが上限になりそれ以上のビットレートの物は再生不可というメディアなんです。

なので、DVDに記録するときだけはFSモードという14Mbpsのモードを用意。解像度は1920×1080で記録することに。

ちなみに記録時間は短いですよぉ。最高画質での話だと16GBメモリースティックで1時間50分。内蔵8GBメモリに約55分。DVDディスク片面一層だと14Mbpsで約11分。せっかくの1920×1080フルHD記録マシンですが、それを使うのは「ここぞ!」という時だけになりそう。

その代わりAVCHDのLPモード、5Mbpsであればこれが逆にかなり撮れちゃいます。16GBメモステだと5時間55分、内蔵8GBに約3時間、DVDディスクも片面二層を奮発すれば約1時間の録画が可能。そうなんです。LPモードを使う分にはちょっとこれ、楽しいことになりそうです。

 さて、3つのメディアの使い勝手を考えていきたいんですが、この「HDR-UX20」は価格的にもファミリー向けのモデル。ビデオ編集はそれほど凝ったことをするわけでもなく、編集せずにただ、撮り貯めていって、いつの日か編集するかも!そのときにはしっかりした編集が出来るようにしておきたいぞ!っていう方向けなんでしょう。

HDDモデルと比べると比較的早めに容量がいっぱいになるので、撮影動画はすぐにどこかに移す必要があり、その時の転送時間とかがひとつの目安。30分の動画データ(7MbpsのSPモード)をVAIOに転送するのにかかる時間が内蔵メモリで約2分半。メモリースティックで約3分。8cmDVDで約5分という計算になるそうです。

こうなると内蔵メモリしか使わないぞ。。。と、言うのは私みたいにPCやブルーレイレコーダーを積極的に使う人の考え方。でもこれ、ウチの妻が使うんだったら、よりデータが残っているというのが見やすい8cmDVDとかを一番使うんだろうなぁ。8cmDVDも結構使い勝手がよいというか、簡単に永久保存版のディスクが残るので、書き出したらそのままライブラリー化というのができます。

要は編集の必要がないわけです。

赤ちゃんのいるご家庭で、毎日ちょっとずつハイビジョン映像で記録をしてあげたい。そのときに8cmDVDをメインで使っていって、撮り終わるたびにメディアを交換してメディアからPCに入れて編集用にコピーとかもするけど、撮ったものは全部もったいないから保存! で、メディアの買い置きがキレてしまって、撮るDVDが無いときは内蔵メモリを使って、また8cmDVDを買ってきたらメモリからダビング、なんて使い方をするのかも。

この「HDR-UX20」にも約1秒で撮影が可能になる「クイックオン」が搭載されています。このクイックオンはなにかといえば、ビデオデッキでいうところのスタンバイ状態なんでしょうね。一度クイックオン機能を入れると数十分間、カメラが即時対応体制になってくれてそのときに撮影開始すると一見電源オフ状態から1秒で撮影を可能にしてくれると。

通電しているのでバッテリー消費もあるため、自動で数十分後には機能はオフになるそうです。で、このクイックオン機能はDVD録画の時には使えないそうなので、ここはちょっと注意。

それと、違いと言えば、まだありました。ブルーレイディスクレコーダーとの連携の話です。AVCHDハンディカムの編集にはVAIOか、ブルーレイレコーダーを利用する必要があるわけですが、対応できるモデルがBDレコーダーによって変わってきます。

ハイスペックモデルになるBDZ-X90BDZ-L70ならUSB端子でSR11でもSR12でもAVCHDハンディカムとUSB接続で映像取り込みができるんですが、BDZ-T70やBDZ-T50という普及モデルのBDレコーダーではUSB端子がないため、8cmDVDでの取り込みしかできないんです。

ご家庭のBDレコーダーがBDZ-T70、T50の場合はハンディカム購入は迷わずHDR-UX20という選択になります。

それと、HDDハンディカムHDR-SR12・SR11との違いになりますが液晶がHDR-UX20はちょっとダウングレード。ダウングレードというか従来品と同じ「クリアフォト液晶プラス」が搭載されるんですけど、例のx.v.Color対応の液晶モニタではなくなるので、ちょっと残念。

あと、静止画撮影機能もHDR-SR12・SR11の最高1020万画素での撮影ができなくて、最大で400万画素の静止画になります。ですが、撮影した動画からの静止画の抜き出しはPC上で300万画素相当、ハンディカム本体での切り出しで200万画素相当というのは同じスペック。

ハンディカムで静止画撮影なんてしないし、予備にそういう機能があってもいいかも。あと、x.v.Colorも別にモニタできなくていいよ、だって撮影した映像はx.v.Colorなんでしょ!? ということであれば、これらも別にデメリットにはなりませんね。

レンズ径はハイビジョンハンディカムの中では唯一30mm径を使っています。07年モデルから37mm径になっており、30mm径というと先々代になりますがHDR-HC3などが相当します。それらの2年前のHDVハンディカムからのAVCHD乗り換えを検討していて手持ちのレンズオプションを使い回したい、ということであれば、そういう場合もHDR-UX20の選択がありかもしれませんね。

 

正直言ってブルーレイにこれから世の中全体が大きくシフトチェンジしてくるし、8cmDVDの普及を考えると10年先までメディアが普通に手にはいるのか?と、言われるとちょっと厳しい気もするんですが、これだけ普及しているDVDメディア。4~5年で消えるというのも考えにくいですし、DVDレコーダー、ブルーレイレコーダーで再生できることを考えれば、一番手軽なメディアというのも言えるわけです。

8cmDVDってどうなの?という思いがないでもないんですが、HDD、メモリースティックよりは普通の人には扱いやすいですよね。

なんか、このモデルも人気になりそうな気がしますね。

 


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