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先にヨーロッパで発表になっていたデジタル録画双眼鏡「DEV-3」が日本でも発表になりました。

これで私がソニーディーラーコンベンションで拝見してきた、年末新製品のほぼすべてが。。。あ、まだ残っているか。えーと、年末新製品の「ほとんど」が発表になった形になると思います。

 

☆ソニープレスリリース「ズーム、オートフォーカス、手ブレ補正機能を搭載 世界初フルハイビジョン動画を記録可能なデジタル録画双眼鏡『DEV-3』発売」

プレスリリースはこちら。今回は短くうまくまとまっていますので製品概要を正確につかみたい方はプレスリリースを先にご覧くださいませ。

 

月末進行であまり時間がとれないものですから簡単にご案内していくと。。。 

おそらくベースにあるのはこの春発売になった3DハンディカムHDR-TD10になると思います。画素数は420万画素のCMOSセンサーを2枚使っており光学10倍。レンズからセンサー部分までをHDR-TD10と共用させて、ボディとその操作部をデジタル双眼鏡として作った様なモデル。

ディーラーコンベンションで短時間ですが参考出品されていたDEV-3を見させてもらってきましたが、すごい不思議な体験でした。双眼鏡をのぞいて見えるのはEVFになるんですが、両目でみるとちゃんと立体になっていて、その状態でズームが使えるのと、手ぶれ補正が効くんです。さらにオートフォーカスも。

光学式のものになりますが手ぶれ補正付きの双眼鏡は私も持っていて利用しているんですが、双眼鏡でズームが使えるのが不思議感覚でした。

記録はAVCHD Ver.2.0による3D動画記録まで対応。動画、静止画ともに撮影後の扱いはハンディカムと同様です。

DEV-3は光学10倍ズームとなっていますが、3D撮影が対応できるのは5.7倍まで。5.7倍ズームと聞くと全然たいしたことがなさそうに思えますが、元々双眼鏡ってそれくらいのものなので、実機を使って見ると、ま、こんなものだな、とは思えました。

☆ソニー報道資料「世界初フルハイビジョン動画を記録可能なデジタル録画双眼鏡　発売　～ 警備・監視、保安用途などに提案 ～」　

同時発表で「DEV-5」という上位機種も発表になりました。こちらは業務用途向けのモデルで特機ルートでしか流通しません。ソニーストアや一般のお店での販売はありません。

違いはデジタルズームで20倍まで倍率が上げられるのと、GPS機能の搭載、あとはバッテリーがより大容量のものになっていたりチャージャーが付いてきたりと、付属品にも違いがあり、こちらは想定価格21万円とのこと。

あとは実機をご覧いただくしかないんですが、ショールームでの展示は10月22日（土）より行うそうです。

発売はこのモデルも11月11日（金）です。この日は大変なことになりますよ。他にNEX-7やHMZ-T1も同じ日に発売されます。

全部、どれもすごい製品ばかりです。今年の11月11日はまさにソニーの日になってしまいそう。

 

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