ウォークマン用スピーカードックOlasonic『TW-D7WM』店員の声

LINEで送る
Pocket

DSC00001.jpg

3月4日にソニーストアで発売された東和電子のウォークマン用スピーカードックOlasonic「TW-D7WM」をレビュー用にお借りすることができました。

本当は震災前にお借りしていて紹介する機会を探っていたんですが、今日、時間を作って開梱セッティング、試用をさせてもらいました。すでにあちこちで紹介されまくっていて、最後の方に当店にやってきてます。すでに「それ知ってる!」という方も多いと思いますが、是非、当店でも紹介させてください。

 

DSC00019.jpg

まぁ、今回も露出が多くて、これはソニーストア銀座さんで展示されているのを見かけたときなんですが、monoマガジンの記事になっているようで。。。

DSC00020.jpg

この記事ではパッシブスピーカー各種を紹介する記事になっていたんですが、TW-D7WMをべた褒め。

DSC00017.jpg

こちらはたまたま買ってきた特選街5月号なんですが、これもページを開くと。。。

DSC00018.jpg

ほら、しっかり紹介されているんですよ。

大体、東和電子さんって名前を聞いたことがありますか? 業界の方以外ではおそらく聞いたことがないはず。それはそうなんです。ここは自社製品として世に出したのは昨年夏に登場した「TW-S7」が初めて。

olasonic02.jpg

いつもはメーカーさんのお手伝いというか裏方で仕事をしている会社で、そこが新しい挑戦として始めたのがこの卵型のスピーカーなんです。

そこに元ソニーの川崎さんという、非常に有名な方が移籍されています。川崎さんをご存じの方はコンシューマーの方でも大勢いらっしゃると思います。ソニーのホームシアター、ピュアオーディオのイベントでは必ず出てくる方ですし、私もホームシアター製品の導入会ではお世話になっていた方なんです。

その川崎さんがソニーさん時代のツテを使って「これ紹介して」と、お持ちになってきたら、それはちょっと一目置いてしまいます。

olasonic09.jpg

PC用の「TW-S7」を最初に拝見したのは昨年夏のソニーフェスタの時だったと思うんですが、当時プレジデントだった畑井氏が「これいいでしょ、川崎さんが持ってきたんだよ、今度ソニースタイルでも取り扱わせてもらおうと思って」なんて、紹介をされたので販売が始まった時は私もすぐに買わせていただきました。m(_ _)m

ま、音のわかる方でしたら一発。私みたいに音のわからない人でも一度音を鳴らしてしまうと、音質の違いに一発で気づいてしまうと言うか、これは桁違いの音質を味あわせてくれるんです。

ZG5208.jpg

そのあたりのウンチクを詳しく語りたいところなんですが、なんせ、基礎学力がなくて。(^_^;)

でも、今回は東和電子さんの方でこれでもか、これでもか!と、商品の案内をしてくれています。

☆東和電子「Olasonic TW-D7WM」商品ページ

そうそう、音の定位とかって難しいんですよ。スピーカーのハウジングはまったく動かないのが理想なんですが、音を出すためには駆動部分がなくてはいけないので、それでいかに歪みが出ないように音をだすのか設計をするわけですが、これは小型スピーカーとしては究極の理想のスタイルに近いのかも。

そして、今回はUSB接続でPC専用だった「TW-S7」にアンプ部を加えたウォークマン向けモデルとして「TW-D7WM」が登場した、というわけです。

DSC00002.jpg

こちらがそのパッケージ。先に何カ所か回ってきたみたいですので、ややよれていますが、おそらく製品版と同じ仕様になっているはずです。

DSC00003.jpg

パッケージから出てきたのはこれらの付属品。

DSC00004.jpg

これはなにやらウォークマン用のドックのところのパーツですね。見たところ、現在のAシリーズ向けのものと、それと史上最強ウォークマンX1000向けのドックパーツに見えます。

DSC00005.jpg

それとリモコンがやけに小さくてこんなサイズ感。左にあるのは私のウォークマンX1060アイスブラックモデルです。

DSC00006.jpg

「TW-S7」の時とおそらくスピーカー部に変化はありません。ボディカラーがブラックとホワイトだったところが今回はチタニウムシルバーになっているくらい。

音の高級感からいくと、このシルバーカラーも良い感じです。

DSC00007.jpg

こちらが今回の目玉。ウォークマンドックとACアダプターです。先代のTW-S7ではUSBバスパワーだけで動作させていましたが、今回はUSBバスパワーでの動作も可能な上に、さらにACアダプターでパワーアップが可能。USBでは2.5W駆動のところが、ACアダプターを使うと3.5W駆動になるそうです。

DSC00008.jpg

ということで二つの電源が選べるようになりました。純粋にウォークマンだけで使うならACアダプター。PCとの接続も行うなら、ACアダプターは無理に接続しなくてもよいですよ、という使い方ができます。

DSC00009.jpg

ということで、まずはUSB接続でPCから電力をもらいながら使ってみます。

DSC00010.jpg

試すのはウォークマンX1060と、ちょっと古いNW-A808、そして最新のNW-E053の3機種。結論から言うとすべて、このX1000用のアタッチメントで全部使えました。

DSC00011.jpg

こうしてウォークマンをセットして、電源を入れてファンクションキーでWMにランプを合わせればあとは音が鳴ります。ミュートとバスブーストのランプがあるんですが、それに該当するキーがありません。

DSC00012.jpg

どうやら、この2つのキーについてはリモコンで操作をするしかないようで、リモコンをセットアップ。

DSC00013.jpg

さぁ、これで音がなりますよ。。。これはblog誌面ではお伝えできないんですが、感動してしまいます。すんごいしっかりした音が鳴ります。

DSC00014.jpg

雑誌などで私よりもレベルの高いライターさんがさんざん褒めちぎっていますから、なにも言うことはないんですが、このスピーカーは本当にすごいですよね。

川崎さん。。。ソニーさんにいるときにこういう製品を作ってくれないと。(^_^;)

恥ずかしながら私の音楽環境って、車のカーステレオが一番お金かかっているんです。車の中で聞ける音楽が一番、音質的に気持ちが良いんですが、それをはるかに超えてくれている感じ。

もちろんこれはかなり小型だし、19,800円のステレオセットです。大きなJBLより上なのかというと出している音のレベルの違いによって負けてしまうんですが、デスクトップでしっかりした音を聞く、小音量で、ということなら、これにかなうものってないんじゃないですかね!?

DSC00015.jpg

で、ここでACアダプターを接続すると、なにげに音質が変わった気がします。より明るい音になった感じ。2.5W駆動から3.5W駆動になっても、電力を中で貯めながら音を鳴らしているので、そんなに音質に影響を与えるはずはないんですが、なんかダイナミックレンジが広がった様な感覚がします。

DSC00022.jpg

機能的にはUSB接続で鳴らしているときは、ウォークマンへの充電はせずに音だけ鳴らしているところなんですが、ACアダプター駆動にすると電力に余裕ができるのか、それとも同時接続しているUSB端子からの電力を回してくれるのか、ウォークマン本体をチャージしながら音を鳴らすことが出来るようになります。

なるほど、実際に運用するときはやはりACアダプターは使った方がよいですね。

DSC00016.jpg

NW-E053でももちろん鳴ります。

DSC00024.jpg

WMポートを搭載しているNW-A808でも大丈夫。さらに実験でイコライザーとかVPT(サラウンド)とかもいじってみるんですが、こういう音質調整はそのまま反映されます。ボリュームだけはウォークマン本体ではなく、TW-D7WMのものを調整しないといけないようになっている、という感じ。

操作系に矛盾というか使いにくい点はありません。さすがウォークマン専用製品。

DSC00021.jpg

続いてはPCと連動させて使ってみます。PCからは先ほどから電源供給を受けているんですが、ファンクションキーを切り換えて「WM」から「USB」に切り換えると、今度はPCの外部スピーカーとして使うことができるようになるんです。

「TW-S7」ではボリュームがスピーカー側になくて、PCのボリューム調整をするしかなかったんですが、こうしてスピーカー側でボリュームがいじれるのはやっぱりいいなぁ。

ファンクションキーで再び「USB」から「WM」に切り換えると、PC側でも出力が変更されたことを認識して、その瞬間にPCは内蔵スピーカーから音を出力するようにしてくれます。PCが消音状態になるということはないんですが、こういうところも当たり前のようですが良くできています。

DSC00023.jpg

さて、同じ曲をPCとウォークマンで再生して音に違いがあるかを試してみるんですが、面白いですねぇ~。これは明らかにウォークマンの勝ち。音の情報量が違うというか、断然、NW-X1060の方がゴージャスな音が鳴ります。

同じデータを元にしていて、デジタルアンプで鳴らしているのに、こんな風に音って変わるものなんですねぇ。ウォークマンごとに音も違っているように聞こえて、やはり中でもX1060だけは別格な気がします。

やっぱりウォークマンX1000は究極のモデルだったんだなぁ。。。(と、あえてA840とかA850の出デジタルアンプ搭載モデルには触れないんですが。。。)

DSC00025.jpg

ファンクションキーを変更してチャージモードにするとこれが、普通にPCとウォークマンをUSB接続した状態になります。ウォークマンの表示が変わって、この状態では再生をすることができません。その代わりPCからウォークマンへ曲の転送ができるようになるので、普通にウォークマンの転送様ドックとしても利用可能。

なんだ、音質だけではなく機能面でも落ち度はまったくありませんでした。お見それしました。

 

DSC00026.jpg

しかし、これは本当に音質が最大の魅力。最近、ながらで音楽を聴くだけのことが多いんですが、このスピーカーを使うと、こんなに小さなスペースでもじっくりと音を聞きたくなります。こうしてCDのジャケットを取り出して、歌詞を読みながらじっくりと音の世界に浸ることができる最小セットだと思います。

そうか。。。ブラビアの節電!とか、BDレコーダーの節電!とか言っていましたが、こうやってテレビをやめて音楽を楽しむという風にスタイルを変えるだけでも相当な節電になるんですよねぇ。

私は「TW-S7」をすでに買ってしまいましたが、まだ、この世界を味わっていない方は新製品の「TW-D7WM」を使われることをオススメします。多分、こっちの方が音がワンランク上です。私も買い替えたい(>_<)

 

ZG4770.jpg
★ソニーストア ウォークマンドックスピーカー 東和電子製「TW-D7WM」
 
※こちらが今回紹介したウォークマン向けのドックスピーカーです。

☆当店blog 11.3.4「ウォークマン用スピーカードックOlasonic『TW-D7WM』発売」 

 

ZG2494.jpg
★ソニーストア USBスピーカー「Olasonic TW-S7」のご案内はこちらから
 
※こちらはUSB接続専用のPC向けモデルです。

☆当店blog 10.9.2「USBパワードスピーカー『TW-S7』の在庫がなくなっちゃいました」 
☆当店blog 10.7.26「Olasonic『TW-S7』開発者の声」 
☆当店blog 10.7.16「USBパワードスピーカー『TW-S7』開梱レポート」 
☆当店blog 10.7.13「東和電子 USBパワードスピーカー『TW-S7』発売開始」

 

LINEで送る
Pocket