東海道53次ソニーの旅シリーズ04 神奈川~保土ヶ谷編

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「東海道53次ソニーの旅」の4回目。前回の続きで神奈川宿を出発して、次の保土ヶ谷までの道のりです。




さて、時刻は4/7(土)の16時過ぎです。もうすでに夕方なんですが、次の保土ヶ谷宿まで足を伸ばしたいと思います。


 16:19


ここでもうちょっとがんばりたい!というのは二つの理由がありまして、ここまでは約10km弱の間隔で宿場があったんですが、次の保土ヶ谷まではガイドブックによると約5kmと道のりが短い、というのがひとつ。こうして宿場ごとに区切っていると53日間のロケ日数が必要になるわけで、それをやると、かなり期間が長くなりそうなので、短いところはまとめて歩いてしまいたい。


それと、この先に、最大の難所と言われている「箱根八里」というのがあります。これは小田原から三島までの8里×4km=32kmを指すんですが、小田原→箱根間が16.5kmありましてこの山道を1日で登り切る体力をそこまでに作っておかないといけない事情があるんです。


こんな町歩きで15kmの道のりがきつい、なんて言っていられないんです。


夕方だろうがなんだろうか、ここは先まで歩いてしまいたい!!


 16:20


本当はこの公園でゆっくり、夕景を楽しんでいきたいんですが、そうはいかないんです。先を急ぎましょう。


 16:24


ちなみに、このあたりで私は完全に迷子になっています。とりあえず、だいたいの方向はあっているはずなんですが、どこにも「旧東海道」の案内がないんですよ。


 16:28


手持ちの地図というのは、ミニガイドブック1冊だけ。その地図もこんなおおざっぱなモノなので、もうどうにもならないんです。いったい、どこで国道15号を渡っているのかもわかりません。手がかりは京急の神奈川駅のすぐ脇で線路を越えるってことだけですね。


 16:32


ちなみに、ここまでも結構迷子になっていて、ガイドによると約10kmの距離のはずなのに、私は倍近い距離を歩いています。距離だけ見ると、なんか「箱根八里」もなんとかなりそうですね。


さらに、ちなみにって話で行くと、江戸時代にはこの神奈川宿までは、女性、お年寄りなどの足腰の弱い人でも日本橋から1日でたどり着いていたそうです。六郷の橋は江戸時代にはなかったので、多摩川を船で渡っていても、それくらい歩いていたんです。


昔の人はやはり健脚だったんですねぇ。(T_T)


 16:34


ということで、とりあえず、京急の線路沿いまでなんとか出てきて。。。うーん、やっぱり、ちょっと来すぎていたみたいですね。ちょっと川崎側に戻ります。


 16:35


無事、神奈川駅に着きました。この通りが旧東海道になります。進路を修正して、歩き始めましょう。


 16:37


また、大きな道をひたすら歩きます。


 16:51


このあたりには特に旧跡などもないので、実はどっちにせよ歩くのみ、の区間。並走している細い道もあるので、そっちを歩いたり、不安になってくると大きな通りを歩いたり。。。


 16:57


このあたりの地名は軽井沢というんですね。おしゃれな横浜の街で、さらにおしゃれな地名。なんか、うらやましいです。


 17:10


で、またひたすら歩きます。


 17:15


途中、見覚えのある風景を見つけます。松原商店街というところらしいのですが、ここ、私が持っているガイドブックに写真が載っていて「保土ヶ谷の商店街」という風景で説明がありました。なんかガイドブックと同じ風景を見つけると嬉しくなって写真に収めてしまうんですよね。


 17:18


ここもなんか見覚えがあります。国道16号との交差点なのかな? ジーンズショップ・マルカワの看板は車で横浜に来たときに良く見た覚えがあります。ここも渡って、保土ヶ谷宿を目指します。


 17:21


で、単に保土ヶ谷に着けばよいわけでもなく、また広重の描いた保土ヶ谷の風景を写真に収めなければいけないんです。うーん、また橋だ。広重氏は、よっぽど橋が好きだったのか、それともこの江戸時代には橋というのが、文明の利器ではないんですが、建築物としてはかなりダイナミックな部類のものだったんでしょうね。


その土地の特徴を描くのに、欠かせない、ランドマーク的存在だったのかもしれません。


 17:24


そんなわけで、また橋を撮ることになります。ここは帷子橋というところ。


 17:28


橋の周りをまわって、それらしい景色を探すんですが、うーん、ここかなぁ。。。


 【保土ヶ谷宿の図】


ということで、決めたのがこの写真です。なんのことはない、橋の写真ばかりになっていますが、これ、よぉく見ていただくと。。。



横浜の新しいランドマーク。ランドマークタワーが小さく写っています。新旧のランドマークを入れてあるってところがにくいわけです。(自分で言うな。)


 17:32


なんの名所旧跡も見つけられず、保土ヶ谷駅に近づいてくるのですが、商店街に入ってくるとこうして東海道を表すブロックとかが出てきました。


 17:34


なんか申し訳程度ですが、東海道の歴史を物語ろうとする碑なども見つかりました。


 17:44


駅前近くまでくると、こうして保土ヶ谷宿の散策案内図とかも用意してあります。次回のスタートはここ、保土ヶ谷宿になるんですが、それまでにもうちょっと詳細な地図を手に入れて、保土ヶ谷の名所旧跡も楽しみたいですね。


 17:44


ということで、保土ヶ谷駅に到着。今日のゴールです。



スポーツウォークマン「NW-S205F/B」を、今日は1日身につけて音楽を楽しみながら歩いて、写真を撮りました。おかげで、テンションも下がらずに、くじけずに歩いてこれたんです。


NW-S205F/Bには万歩計の機能もついているので、それで歩数計測もしているんですが、そのウォークマンによると、今日はここまでで24km歩いたことになっています。ガイドブック上は約15kmの道のりですから、10km近く、寄り道したり迷ったりしていたようですね。


☆当店レビュー「スポーツウォークマン『NW-S205F/B』」店員の声はこちら



歩数カウントは35854歩。で、この歩数、どれくらい正確なモノなのかテストをしたことがなかったので、実は、もうひとつ万歩計を持ってきて、2つの万歩計で歩数を測っていました。


もうひとつのピカチュウ万歩計もどれくらい、正確に計っているモノなのか、不安なものがあるんですが。。。



ピカチュウが数えた歩数は35,077歩。ふむふむ、ちょっとした誤差はありますが、ふたつとも同じような数値なので、正確に測れているみたいですね。ウォークマンの方は腕につけていて、ピカチュウの方は腰につけていたので、測定場所の差なのかもしれません。


 17:55


あとは、電車で自宅まで帰ります。今さら気がつくんですが、これからの道中、どんどん、この移動時間がかかることになります。電車賃ももったいないので、そのウチ、どこかで泊まりで出かけることになりそうです。


 20:13


帰宅して、熱いお風呂に入ったら、ベランダで涼みながら撮影してきた写真をVAIO type Tで鑑賞大会。このVAIO type TはVista OSが搭載された新型モデルの方なんですが、ようやく使い慣れてきたというか、Vistaだと、こうした写真データの取り扱いが便利なことに気づいて、それでここ2週間くらい使い込んでみたりしています。


当初、重い、と思っていたVista OSなんですが、これがどうして、使い込んでくるとだんだん動きが速くなっていて、今では特にXPと比べて遅い印象もなくなってきています。むしろ、写真整理が楽なので、モバイル用にVistaノートを買いたくなってきている、今日この頃。


詳しい話はまた次号のメルマガで紹介したいと思います。


 



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第5話に続く。。。


 

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