【速報】ゼロスピンドルを触ってきました!

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先ほど、お台場から戻って参りました! VAIO初のフラッシュメモリだけ搭載の「VAIO type U」ゼロスピンドルモデルの実機を早速触ってきました!!


速報レポートです!!





お台場ソニースタイルショールームで特別先行展示されています!って案内が出ていたので、速攻取材です。私たちが到着したときに、すでにいじられている方がいらしたんですが、交代で運良く20分ほど、実機を触ることができました。



まずはボディチェックからですが、うわぁ、本当に黒いんですねぇ。真っ黒です。触るとプラスチックな感じがしてしまいますが、見た目にはメタリックな感じになっているんですねぇ。


なかなかカッチョ良いんじゃないですか!?



ただ、前面の液晶周りが元々ブラックなので、イメージはそれほど変わらないように思えるかも。


 


こうしてボディを見ても、HDD版とサイズ、デザイン形状は一緒。


が、しかし。


 


こうしてキーボードをスライドさせるとかなり印象が変わりますよね。なんか、ここ最近、休みの日も通勤途中もtype Uばっかり触っているので、この見慣れないブラックカラーがなんともプレミアム感満点です。



キーボードのカラーも若干違っているそうで、ブルーカラーが若干淡い色になっているとか。なるほど、こうして比べてみなくても、一見して明るいブルーになっているのが、わかります。で、黒地にブルーの方が遙かに見やすい感じになりますね。


※撮影してきた写真ではちょっと違いがわからなかったので、見た目に近い感じに彩度、色相をいじりました。



で、持ってみた感じなんですが、たった数十グラムの違いじゃ、普通わかるはずがないよなぁ。。。とか、思いつつ握ってみると。。。あれ?なんか重量感が違いますよ。


普段手にすることが多い、500mlのペットボトルの重さを境に、そこで軽い、重いを判断するわけではないんですが、ヒョイと持ち上げた瞬間から確かに、いつもより軽い感じがします。


こうして持ち比べてみると、目をつぶっていてもゼロスピンドル機がどっちかは百発百中であてられそうです。もしかしたら、HDDがなくなったことで重量バランスが良くなって、そう感じやすくなっているのかも。。。


へぇ、結構、軽く感じるじゃん!


 


 


で、ここでいろいろとアテンダントさんが新機能を中心に説明をしてくださいます。


まずはなにはなくとも「ワンセグ」でしょう! ってことで、ワンセグを起動してもらいます。それよりも起動スピードとか体感したいから、なにはなくとも「プロアトラス2006」とか使わせてもらいたいんだけどなぁ。。。と、思っていたところ、お! これ、結構イイじゃん!!


搭載されているワンセグのソフトウェアはtype Tのものと同じで、縦解像度が600ドットしかない、type Uだとチャンネル表示のスロット部分が3局分しかなく、なんか寸詰まりな感じに見えてしまうんですが、全画面表示をしてもらうと、これがまた、ピッタリ16:9に収まるんですよ。


で、type Tとかだと、ワンセグ放送の解像度が低すぎて、なんか充分性能を生かし切れていないというか、ワンセグがそもそもそういう放送なんだよなぁ、とか思わせてくれてしまう部分があったりするんですが、type Uの画面だと、もともと液晶のサイズが小さいものだから、それが全然気にならないというか、ヘタするとtype Tよりも見やすいんじゃないのこれ!?的な感動があったりします。


なるほど、type Uのワンセグ機能は、これ、イケテルかもしれません!



で、もう、いいからちょっと貸してミソ!ってことで、ついにゼロスピンドルtype Uを我が手中に収めてみました。おお、これがHDDを搭載していないVAIOなのかぁ!!


とりあえずスタートボタンから、どんなソフトが入っているのかチェックしてみようとするわけですが、このメニューの表示が激速! おお!なんじゃこりゃ!パコパコ表示してくれるじゃないですか!?


すんごい早い!! もういいや、これだけでなんかゼロスピンドルの早さがわかっちゃったような気がします! もうOK!! わかりました。


なんて訳には行かないので、一応いろいろスピードを計測していきましょう。計測する専用ソフトとかは持っていませんし、ベンチマークソフトを使ったところで私は全然感覚がわかりませんので、ストップウォッチで手動計測です。



まずは、プロアトラス2006の起動速度計測。はっきり言って、あてにならない手動計測だし、比較に使っている私のtype Uとは常駐ソフトとかも違っているので、あくまで参考数値です。


ディスクキャッシュとかの問題もあるので、初回起動から3回くらい計ってみましょうか。


        ゼロスピンドル    HDD type U


初回起動    8.3秒          12.1秒


2回目      5.6秒           5.4秒


3回目      5.7秒           5.5秒


という結果。


計測はアイコンをダブルクリックして、最初に地図が表示された瞬間までを計ったつもり。なるほど、2回目以降はディスクキャッシュが効くのかあまり変わらなくても、初回起動時にはかなり差があるものなんですねぇ。


この2回目以降の起動速度にあまり差が出ていないのは一度ディスクの読み出し内容をメモリに先読みしてキャッシュされているから差がでないものなんでしょうけど、これが読み込みデータが大きくなるソフトほど、差が出るようなことをアテンダントさんはおっしゃっていました。


この時は地図データを東京中心の50万縮小サイズにしていたんですが、確かに同じ場所の表示だけであれば、こういう結果になるんですね。


 


続いてはVAIOカメラ機能。これはキャプチャーボタンを押して、最初の写真を撮影できた瞬間までを手動計測。


        ゼロスピンドル    HDD type U


初回起動    8.9秒          16.6秒


2回目      7.0秒          16.0秒


3回目      5.3秒          15.8秒


お!こいつはかなり差が出ましたね!! メーカーページにあるような、3倍の速度差ってのが出ているかも!!


っつーか、こうして数字で比較するまでもなく、反応速度は明らかに速くて、この手のモバイルPCとかって、小型化、スタミナ化が宿命づけられているので、もたもたするのはしょうがないよなぁ、とか思いつついじるものだ、という潜入観念があるんですが、これ、いじっている感じが、最強ノートtype Aよりも早い感じなんですよ。


これ、もしかしたらtype Aよりも早いんじゃないの!?ってことで、あまり読み込みデータが多いわけではないんですが「VAIO Media」なんてソフトの起動時間も計測。


        ゼロスピンドル    HDD type U    type A


初回起動    2.1秒          4.7秒      2.76秒


2回目      2.0秒          2.7秒      2.18秒 


えーと、腕時計ストップウォッチによる手動計測なので、全然あてにならない数字なんですが、目安として考えてくださいね。


でも、type Aよりも早いんです。この実験に限っては。(type Aの計測は帰ってきてからやってみました。)


 


最後に良く使う機能ってことでローテーション機能も試してみます。人為的操作があまり入らないタイミングでってことで、ランチャー画面からローテーション操作をし、ボタン変更のインフォメーションがでる瞬間までを計測。


        ゼロスピンドル    HDD type U


初回起動    7.7秒          9.1秒


2回目      7.6秒          7.8秒


ということで、結局、どんな感じなのかというと、HDDへのアクセスがない分早くなっているんだけど、処理速度にかかる部分がある場合はあまりスピードが上がった感じにはならないってところですかね。


ただ、体感上はこの数字以上に爆速な感じがします。それはそうなんですよ。こうしたベンチマーク的な計測だと、同じソフトをなんかも起動したりするんですが、普通はそんなことしませんよね?


使いたいときに使いたいソフトウェアを呼び出して、使い終わったら閉じてしまうものなんです。


なので、パソコンをいじったときの体感速度って、初回起動のスピード感がほとんどで、そういう使い方で考えると、どれもかなりのスピード感を味わえます。


 


なお、展示機種にはパスワード設定がされているので、基本的にあまりお願いしてはいけないことなんですが、一度だけ、Windowsの再起動をお願いしました。


再起動させてリセットがかかった瞬間にディスクアクセス、バッテリーランプがチカッと光るので、そこでスタート。Windowsのログオン画面がでる瞬間までを計測してみたところ。。。


        ゼロスピンドル    HDD type U


OS起動     27秒          46秒


という感じでした。起動中にWindowsロゴの下にバーが出て左から右へバーがスクロールしますよね。あれがゼロスピンドル機だと3~4回くらいしか進まずに次の画面へ進むところが、HDD機だと10回くらい進んでしまうんだそうです。


本当は休止状態とかからの復帰のところとかも見てみたかったんですが、あまり無理を言うのも申し訳ありませんからね。。。実機を当店で試用する機会がありましたら、もっとちゃんと条件を揃えてテストしてみたいと思います。


なお、展示されているtype U ゼロスピンドル機のチューン内容を確認してくるのを忘れしまっていました。


 


電源管理画面を見たときにプロセッサー設定があったので、Celeron機ではなく、Core Solo搭載モデルってことは間違いないんですが。。。


 


しかし、全体的な感想として、やっぱり、すげぇなぁ。。。ゼロスピンドル機って感じです。さすがにこの夏はαを買うので、私は手がでないんですが、お店で展示しているHDDタイプのtype Uを早速下取りに出して、入れ替えてしまおうかなぁ。。。


 


帰りにメディアージュから隣のデックス東京ビーチの中を移動してきたんですが、こんな看板を見ると、妙にゼロスピンドルモデルが欲しくなってきてしまうんですよねぇ。


やっぱ、これからトレッキングを続けて行く上で、私にはゼロスピンドルモデルのtype Uが必要なんだろうなぁ。。。この世でゼロスピンドルtype Uを必要としている人ランキングの上位に私はいるような気がするんですよねぇ。。。うわぁ、どうしようかなぁ。。。とりあえず、先行予約エントリーだけはしてあります。



 



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