『フォトブック』のサービス開始
先日より個人的に大騒ぎしている弊社製の「フォトブック」なんですがサービスがスタートしました。今日は料金を含めて、当店のオリジナルサービスになる「フォトブック」作成のサービスについてご案内したいと思います。
普段はソニーさんの製品についてあーでもない、こーでもない、とご案内を勝手にさせていただいていますが、自社製品の案内というとちょっと緊張しますね。ま、そこはいつも通り、第3者の目で見て行ってみたいと思います。
さて、10月の下旬になりますがVAIOのスタミナテストということでトワイライトエクスプレスに乗ってきました。主目的はVAIO Xの最長20.5時間のスタミナ性能ですが電力をフルに使うと実際にはどれくらい保つのか?ということをやっています。
それと同時にこの時は未発売のデジタル一眼レフカメラ“α550”も持っていって「ある目的」のために列車の写真を大量に撮影してきました。
なんの目的かというと。。。
はい、実はこの「フォトブック」を作ることは最初から念頭にあったんです。あとで本を作るぞ、それを想像しながらかっちょいい写真を撮ってくるぞ!という気合いのもとにトワイライトエクスプレスに乗車してきたわけです。
☆当店blog 09.10.29「写真集を作ってみました。」
で、そんなことよく出来るなぁ、佐藤さんは写真を撮るのがうまいから、なんて言われたりすることがあったんですが、そうではありません。なんとなくイメージが出来ているとこういうものって出来ちゃうんです。
そのイメージを広げさせてくれたのがこちら。
ノーリツさんというフォトブックを制作する機械を販売するメーカーさんからお借りしている見本のフォトブックなんですが、これをみて、私はかなり燃えていたんです。
テーマは「日本橋」。日本橋というのは日本の道路の起点で東海道53次もここが出発点。関東の道100選に選ばれていたり、いろんなモニュメントがあるんですが、それを写真で撮影してそれだけでフォトブックにしているんです。
これが見事で、日本橋の半径30mくらいの場所だけで撮った写真が見事に本になっていて、コレを見るとゾクゾクしちゃうんです。
なんで、ゾクゾクしちゃうかというと。。。これくらいだったら自分でも作れるんじゃないの!? という夢を持ってしまうんですね。
さて、そんなフォトブックなんですが、当社に入ってきた機械というのはこちらになります。
ノーリツさんというメーカーのD502というモデル。業務用の写真プリンターになるので普通の人が目にすることはまずないモデルになります。
こちらは実際に当社に設置されているドライプリンターD502の一式です。プリンター部分を中心に裁断機、製本するための機械などがここにすべてまとまっています。
ここが心臓部になるプリンターなんですが、これが世界初の両面ドライプリントを可能にしているそうです。従来のフォトブックでは片面印刷でそれを貼り合わせて本にしたりするらしいのですが、それをしなくても両面プリントにできるところが新しいそうです。
なお、このマシン自体はDIMAという権威のある賞をもらっているそうです。
DIMAというのはヨーロッパでEISAと並ぶ写真関係の賞らしく、EISAではソニー“α”レンズのSAL70400Gなどが受賞しているのが発表されていましたね。(DIMAでもSAL70400Gはベスト・エキスパートレンズ賞を受賞しているそうなんですが、ソニーさんから発表がないところを見ると、EISAの方が権威は上なのかも。。。)
その賞がどういうステータスのものなのかは、私もまったくわかりませんが、要はそれなりに注目されている有名なドライプリンターなんだそうです。
そういうわけで、当社のフォトブックサービスですが、特長は高画質。どんな違いがあるのか、ウチのラボマンの松崎君が自分でお台場のガンダムを撮ってきて、通常のフォトブックと、当社のフォトブックの違いを検証。
ややサイズが違っていますが、別に意識した訳ではありません。普通にオーダーしたらこんな風になったとのことです。
普段はこのガンダムのフォトブックも当店に展示しているんですが、これも注目度が高くて、お客様によっては私のトワイライトエクスプレスよりも、じっくりと観られる方が。。。(T_T)
全編ガンダムです。先ほどの日本橋と一緒で、ひとつの被写体でこうしてブックが作れるというのは、なかなか感動するアイデア。自分でもやってみたいぞ欲が盛り上がってきます。
で、こうして並べて見るとほとんど写真サイズは一緒です。拡大してマクロレンズで撮影したものをお見せしたいと思います。
他社製フォトブック
よくある、写真屋さんの店頭で申し込むタイプのフォトブック。自動でプリントしてくれるものなのか、こんな画質。
カラーテック製フォトブック
で、こちらは当社で作成したフォトブックです。
この写真がずば抜けて綺麗に差が出ているから、ということで選んだわけではありません。全部の写真でこれくらいの差が出ます。まず解像感が全然違っていて、ガンダムのマーキングが多数あるんですけ
ど、このマーキングの見え方が全く違います。
シャープネス感も違うし、さらにいうとコントラストもバッチリ出ています。
それはそのはずで、当社のフォトブックではラボマンが1枚1枚の写真を色調整してプリントしています。機械による自動プリントではありませんので、写真の手焼きと同様の調整が入るんです。
プロのラボマンが作ってくれるフォトブックなんです。
それと、こちらは先日Life-Xにて無料で作ってもらったCDジャケットサイズのミニフォトブックです。これはこれでオシャレなサービスなので私も利用してみようと思うのですが、写真の画質については、かなりの差があるんです。
これはそのミニフォトブックの表面なんですけど、こうやって拡大するとわかりますかね? 縦にたくさんの筋が入っていて、自宅のカラープリンターで目詰まりを起こすとこうなるよなぁ、というプリントみたいになっているんですよ。
正直、これだったら自宅でプリントした方が写真は綺麗だぞ。とは思いました。(^_^;)
こちらは当社のフォトブック。筋は全く見えませんし、質は昔写真プリントしたときの絹目写真ってありましたよね。その質感に近いモノがあります。
なんかこうして比較して自社製品を持ち上げるのって、なんか変な感じなんですが(>_<)、画質の違いをWEB上で説明してみるとこんな違いになるんです。(実物を見ていただくと一目瞭然なんですが)
で、そのカラーテック・フォトブックなんですが、すでに当社サイトで受注を受け付けています。
こちらがその案内ページです。
WEB上での受付は行っていなくて、メディアは当店ラボ店頭、もしくは郵送にての受け渡しで、料金決済も銀行振り込みでの受注となっています。
WEB上でのレイアウト受付もおこなっていないので、お申し込みは上記の注文用紙を利用しての手書き入力になります。基本パターンを決めて、あとはすべて順番通りに、ということであれば一番簡単にオーダーが可能。
価格は上記の通り。高画質プリントということで、かなり高いイメージがあるかもしれませんが、そんなに高額ではないはず。この基本料金には26枚の写真が含まれています。(表紙+裏面+24ページ)、これに1ページ増えるごとに料金が加算されていくという計算です。
ちなみに私のトワイライトエクスプレスのフォトブックですが、あれは94ページあります。これでいくらになるかというと。。。(94ページ-26ページ)×105円/ページ+基本料金2,730円+表紙の文字入れ500円=10,370円となります。
1万円!? それはちょっと高いぞ!! いや、モノはすごく良くできているし個人的にこれは欲しいんだけど、せめて5,000円くらいで作ってくれたら。。。という話をしたら「そうしたらページ数を半分の47ページくらいにしたらどうですか? そうしたら5,000円くらいになりますよ」とのこと。
あ、そうか。ちょっとページ数が多すぎたというか、誰に見せてもちょっとボリュームが多すぎるとは言われているので、ちょっと減らしてあげると良いのか。(^o^)
5,000円で、この豪華列車の旅の記録が本として残せるようになるのは良いぞ!
そして、期間が短くて恐縮なのですが再来週の12月15日までは特別キャンペーンということでフォトブックの値引きチケットが用意されています。
15cmの正方形ブックが1,950円→1,300円。
A5サイズの縦長長方形ブックが2,730円→1,900円。
20cmの正方形ブックが2,730円→1,900円。(トワイライトエクスプレスのブックもこれ)
P6サイズの縦長長方形ブックが3,280円→2,300円。
となります。
で、当社社内ではテストブック作成と言いつつ、社員がいろんな写真を持ち込んで見本ブックを作っています。 ↑これは自分の愛車の写真集。なるほど、これはいいアイデアですね。私もRAV4でこんなことやってみたいです。
こちらは自分の料理を本にしちゃったのかな? そうか、たまに料理に挑戦していますが、これは新しい楽しみ方ですね。blog用ではなくて、こうしてブックにすることを念頭にすると、写真の撮り方が変わってきそうです。
というか、せっかくデジタル一眼レフ“α”とか持っているのに、撮影した写真の使い道がblogがメインというのではなんか寂しい気がしてきました。
トワイライトエクスプレスの夕焼けシーンもPCのディスプレイでみるのとは全然印象が違う色で再現されていて、これも仕上がりを見たときに感動したんですよねぇ。
よし、私も今年撮った野鳥の写真をちゃんと整理して、もう1冊、プレミアムなフォトブックを作っておこっと!!
☆当社カラーテック「フォトブック・サービス」のご案内はこちらから