ソニーの新画像編集ソフト『Imaging Edge』がリリース

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ソニーのデジタル一眼カメラ”α7R3″発表時に同時に紹介されていた新しい画像編集ソフト「Imaging Edge」が11月16日にリリースされています。

ソニーフェアイベントがあったため、リリース直後にPCに入れて試すことができなかったのですが、定休日の月曜日に自宅でインストールしていろいろ試してみました。

 

こんにちは、店員佐藤です。

なんか新しいソフトウェアが出たけど、また新しい操作を覚えなきゃいけないのは面倒だなぁ、という方、ご安心ください。今回の「Imaging Edge」はゼロから開発されたまったく新しいソフトでは無く従来の「Image Date Converter」の進化版です。

ブランド名が大きく変わりましたが、中身も大きな変更がされていてそれでメジャーアップデートではなく、名称変更になっています。

何が大きく変わったかというと。。。

従来は32ビットソフトだったモノが、今回は64ビットソフトになっています。なのでWindows OSが64ビットになっていないとインストールができません。なお、ソニーVAIOではWindows 7の頃から64ビット化が始まっており、Windows 7プレインストールモデルであればVAIO PシリーズやVAIO X505シリーズをのぞけば、ほぼ全部64ビットOSになっています。Windows 8以降のソニーVAIOであれば全機種64ビットOSになっています。現行のVAIO(株)製PCもすべて64ビットOSです。

64ビット化されることになると何が変わるかというと、搭載されているメモリーの使用量が増えます。従来の32ビットOSだと最大に使っても3GBメモリーしか利用できなかったモノが、64ビットではその3GBメモリー制限がありません。なのでアプリ側でもメモリーの3GB制限がないことを前提に開発されるため大量のメモリーを消費できるプログラムになっています。

まだちょっとしか新ソフト「Imaging Edge」を触っていませんがRAW現像の処理スピードが格段に速くなっている気がします。

Imaging Edgeの対応機種についてですが、RAW現像についてはソニーの従来モデル全機種に対応しています。αが登場する前のサイバーショットDSC-R1から利用ができるし、Aマウントボディでも初代α100から対応。Eマウントボディも初代NEX-5から使えます。

リモート撮影については最新機種だけの対応になっていて、特にライブビュー表示はα7II以降、ピクセルシフトマルチ撮影などの最新機能については新発売のα7R3のみの対応となりまう。

なお、ピクセルマルチシフト撮影というのはα7R3だけの機能でカメラを完全固定してセンサーを1ドットだけ4回ずらして撮影を行い、RAWを4枚撮影。その後、Imaging Edgeにデータを取り込んで4つの1ドットずらしの画像を取り込んで全画素全色素が揃った映像を現像する、というものになります。手持ち撮影はおろか、この機能はおそらく屋内撮影でカメラを完全に固定して撮影する機能になります。美術品などのアーカイブ撮影や商品撮影に使うプロ向けの機能です。一般ユーザーさんが利用することはそうそうないと思います。

操作方法は「Image Date Converter Ver.5」とほぼ一緒です。リモートとビュー機能と現像機能と3つのソフトウェアになっているのですが、それぞれ移行するためのボタンがついているので見かけ上は一つのソフトとして使えます。ビュー機能上で他の現像ソフトを登録することで社外製の現像ソフトや、Capture Oneなどにデータを渡すことも設定を行うことでできるようになります。

Caputure Oneや、Adobe Lightroomをお使いの方からすると物足りないソフトと感じられるかもしれませんが「Imaging Edge」の現像機能はソニー”α”のカメラに搭載されている設定機能をほぼそのまま搭載しています。Dレンジオプティマイザーも後から設定ができたり、クリエイティブスタイルを後から変更して効果を変更することもできます。

まずはソニーの”α”の機能を覚える初級ユーザーさんでRAW現像をやってみたい!という方には一番オススメできると思います。というか、私もImage Date Converterで充分というか、これしか使えません。

ちなみにRAW現像ってそもそも何?という方だと、これくらいシンプルな機能に絞り込まれていないと自由度が高すぎて何をすれば良いのかわからなくなるんじゃ無いかと思います。

個人的に一番よく使うのが、撮影時にホワイトバランスの設定がうまく出来なさそうなときで、いろいろな照明が当たっているシーンではRAW+JPEGにしておき、イメージがどうも違う、というときにRAWから現像をしてホワイトバランスや露出設定をやり直す、という失敗救出作戦の時に使うことが多いんです。

あとは今年の富士登山の時の御来光の様に露出設定がどうも自信を持てないときに、RAWで撮影しておき、あとからより高画質な写真に仕上げる、とかいうことをします。

失敗時の救い出しにも使えるし、より高画質な写真データを作るための後処理にも利用ができます。

64ビット化されたことでたくさんの写真データを開きながらの作業もスムーズにできるようになると思います。

非常に簡単&シンプルなRAW現像ソフトなんですが、まだRAW現像をしたことがない、という方にはちょっとハードルが高いソフトですかね? 今週末は店頭でこちらの「Imaging Edge」を使ったRAW現像入門セミナーを店頭で開催しようと思います。14時から行いますのでご希望の方はご来店ください。(難しい使い方は私もわかりませんので、RAW現像をしたことがない、という方のみ対象とさせていただきます)

 

☆ソニー「Imaging Edge」のダウンロード・紹介はこちらから

 

デジタル一眼カメラ
α7R III

ILCE-7RM3
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