パーソナルコンテンツステーション『LLS-201』がプレスリリース

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今日もプレスリリースがソニーさんからありました。これもCESで2週間前にラスベガスにて公開されていましたが、パーソナルコンテンツステーションで「LLS-201」というモデルです。

4月30日発売予定でだいぶ先の発売になるんですが、さて、みなさん、これを一目見て何に使う製品なのか想像がつくでしょうか? まだ当店も新製品の導入会を受けていないためあまりよくわかっていないんですが、私がプレスリリースを見た限りで理解した話をかみ砕いてご案内したいと思います。

 

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この形からは何をする製品なのか想像ができないですね。私がプレスリリースで読んだところではこれはハードディスクなんです。1TBの。

ただ、単なるハードディスクではなく無線LANやタッチで転送が始まるNFC、外部映像出力端子なども装備した豪華なハードディスク。で、昔、ソニーにはこれの原型になるような製品がありました。

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2007年のWindows Vista登場時に「VAIOエクステンションライン」という家電に近いイメージのVAIO製品群があったのは覚えてらっしゃるでしょうか? その中にVAIOサーバーということで「VGF-HS1」というネットワークHDDが製品化されて発売されています。

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★ソニースタイル ライブログ・ステーション「HS1」のご案内はこちらから

この時はVAIOとの連携を軸にしているネットワークドライブになっていて、VAIOに取り込んだ写真、動画、音楽ファイルを自動で「HS1」に取り込み、それをホームネットワーク配信する、というのが主な役割でした。

現在も我が家では使っており、昨年末にnasneに主役の座を譲り渡しているんですが、データのバックアップ先として今も現役で使っています。

 

それから6年経つんですが、今度はVAIOとの連携が軸ではなく、スマートフォン、タブレットとの連携を軸にしたNASとして登場したのが本日発表になったパーソナルコンテンツステーションの「LLS-201」になります。

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以前の「HS1」では操作はすべてVAIOで!だったものが、今回は全ての操作をワイヤレスで、Androidスマートフォン、iPhoneで、というのがコンセプト。

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HDDへのデータの取り込みですが、スマートフォンで撮影した写真、動画はもちろん、USB接続することでカメラなどからも直接データを取り込み可能。

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メモリーカードスロットも装備しているのでカメラとUSB接続しなくても“α”、サイバーショット、ハンディカムのメモリースティックを本体に挿してあげてもOK。

今まではVAIOなどのパソコンに取り込んでいたこれらのデータを、PCレスでHDDに直接バックアップしましょう、という製品になります。ま、ここまでは5年前に発売された「HS1」でも出来ていたんですが。。。

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サイバーショットやNEX-6、NEX-5RなどのWi-Fi対応カメラからはワイヤレスLAN経由でのデータの転送にも対応。撮影データの参照をするので一度取り込んだデータを二重で取り込むこともないんだそうです。

なるほど~。まぁ、これは対応する機器があっての話なので「HS1」では対応は無理ですね。あと、もうひとつスゴイのが。。。

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ご存じの通り、Android スマートフォン、タブレットって意外なことにAVCHDの再生に対応していません。そのままのフォーマットでは動画再生ができないんですが、それらの映像をタブレットなどで再生するためにパーソナルコンテンツステーション「LLS-201」がフォーマットを変換。

MP4形式で動画データを送ってくれるんだそうです。こういうのは今までの製品にはありませんでした。タブレットの弱点をサーバー側で吸収するような仕組みにしてくれています。

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そしてnasneやHS1とも違う大きな進歩がこちら。HDMI端子を本体に装備しており、これをタブレットでリモートコントロールしてブラビアなどに「LLS-201」から映像を送り出すことができるんだそうです。

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HS1やnasne同様にホームネットワークのサーバーとしての利用も可能。ここでやっと「パソコン」というのが出て来ましたが、やっぱりどこにも「VAIO」の文字はないんですね。なんか寂しいぞ。

というかスマートフォン用に専用のアプリなどは用意があるんですが、きっとVAIO用に用意されるソフトウェアがないんでしょうね。VAIOからは普通にDLNA製品としてアクセスしてください、ということになるんだと思います。

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パーソナルコンテンツステーション「LLS-201」からFacebook、twitterなどのSNSにも画像をアップロード可能、となっていますがこれもスマートフォン、タブレットを通してのアップロードとなるようです。

ということで、比較する製品があるとしたらソニーの現行モデルではnasneがあるくらいですね。仕様を比較してみると。。。

   LLS-201  nasne
 販売価格  30,000円予定  16,980円
 HDD容量  1TB  500GB
 (外付けHDD2TB増設可)
 入出力端子  USB
 メモリースティックデュオスロット
 SDカードスロット
 HDMI出力
 USB(外付けHDD専用)
 アンテナ入力
 B-CASカードスロット
 LAN端子  ワイヤレス IEEE802.11 a/b/g/n  有線のみ(1000BASE-T)
 NFC  ○  ×
 テレビチューナー  ×  ○< /td>
 質量  約500g  約460g
 外形寸法  172×32×172mm  43×136×189mm

今のところ当店でわかる仕様の比較をすると上記の通りです。来週になるとソニーさんから新製品の導入会を開催していただける予定になっていますので、そこでまた新たになにか情報をいただきましたらご案内いたします。

まずはソニーストアにてメール登録が始まってますので、こちらに登録をしてソニーストアさんからの最新情報を待ってみてはいかがでしょうか? 先行予約販売は4月1日から全国で随時スタートだそうです。

 

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★ソニーストア パーソナルコンテンツステーション「LLS-201」のメール登録はこちらから

☆ソニープレスリリース「スマートフォンなどで撮影した写真や動画をワンタッチで保存し、再生、共有できるパーソナルコンテンツステーションを発売」 

 

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