サイバーショット「DSC-T10」を使ってみました。
さて、先週末は新型サイバーショットの「DSC-T10」がお店に着荷しているんですが、この週末、本当に時間がなくて、ちょっとだけなんですが、いじってみたので、ちょっとした感想などをご紹介したいと思います。
本当は私の愛機というか、ワンサイズ上の上位機種「DSC-T30」との徹底比較!なんてレポートができれば一番良いんですが、はっきり言います。あんまり違いがないんですよ。
先代の「DSC-T9」と「DSC-T30」を比較してみると、機能面もちょっとパワーアップしているし、画素が違うので画質の違いなどもあったんでしょうけど、たった3日くらい使っただけではT30との違いなんて、私にはわかりません。
なので、T9からのパワーアップポイント!みたいなので、語った方が良いのかもしれませんが、すっかり私の頭の中は「DSC-T30」こそが標準的なサイバーショット!って感じになっているので、それもなかなか。
って、ことで、簡単に先週末に撮影したものとかを紹介しながらDSC-T10のレビューエントリーに代えさせていただきたく存じます。
ちょっと変わった機能という説明に本来、なるのかもしれませんが、サイバーショットの「DSC-T30」の昨日の中でも結構気に入って使っているのが「拡大鏡モード」という機能。
従来の「DSC-T9」まででは、上の写真の様にメニューボタンから呼び出して、切り替える必要がありました。
ですが「DSC-T30」からはマクロボタンの二度押しで「ノーマル」→「マクロ」→「拡大鏡モード」という切り替えが可能になり、拡大鏡モードへの移行が非常に楽になっています。
これは「DSC-T10」でも同様。もう、私の頭の中では、これが当たり前。
ちなみに「拡大鏡モード」ってのがどんな威力があるものなのかわからない方のために、今回も「DSC-T10」で試してきましたから、それを使って説明してみると。。。
ノーマル
はい、これがノーマルモードです。普通にベランダの植木鉢で咲いているイチゴの花を撮影したものです。
で、これがマクロモード。いわゆる接写モードですね。イチゴの花を咲かせたことがある方ならご存じの通り、とても小さい花です。大きさにして2cmないくらいで、タンポポの花よりももっと小さい花だと思ってください。
まぁ、これくらい寄って撮影できれば「花の写真」って感じなりますよね。
ここで、さらにマクロボタンを押して「拡大鏡モード」に入れると。。。
はい、こんな写真が撮影できます。水滴の大きさからわかるように、文字通り拡大鏡というかルーペの様な撮影の仕方ができます。
この拡大鏡モードへの切り替えも楽になっていますが、細かいことを言うとデジタルズームも使えるようになっています。
これは撮影するときの画像サイズによってしまって、最大解像度の7Mサイズとかだと使えないんですが、5Mサイズなら1.2倍、3Mサイズなら1.5倍、VGAサイズならなんと4.8倍まで、さらにズームを使うことが可能。
これもT9にはついていない機能です。なので、この水滴付きの超アップ写真は3Mサイズで1.5倍のデジタルズームも使った拡大鏡モードの写真になります。
こんな一眼レフカメラでないと撮影できないような写真がサイバーショット「DSC-T10」や「DSC-T30」なら撮影できてしまうんです。
ノーマル
マクロ
拡大鏡モード(1.0倍)
ね! グルメblogのための、食材撮影シーンでもここまで大写しが可能。考えてみたらレンズの径、カメラの大きさなどもあるので、デジタル一眼にマクロレンズを装着しての写真よりも、サイバーショット「DSC-T10」を使っての接写の方が自由度が高いのかも!!
ということで、まだまだ「DSC-T10」のグルメの旅は終わりません。
私がこの世で一番うまい!と思っている近所のカレー屋さんへ突撃。欧風カレー専門店で、11時半頃に行かないとお店の前が大行列になってしまうところなんですが、ここのカレー、本当に大好き。
まずはこうしてゆでたジャガイモが出てきて、これがカレーの付け合わせになります。かなり暗めの店内なんですが、ここでもグルメ撮影に挑戦してみましょう。
えーと、ちょっとホワイトバランスの設定に失敗してしまっていますが、左がフラッシュを使った撮影、右がフラッシュ無し、プログラムモードでホワイトバランスを太陽光にしているものです。
若干、フォトショップでコントラストだけ補正しているんですが、ね、サイバーショット「DSC-T10」のフラッシュ撮影って使えますよねぇ!
若干暗めにはなっていますけど、元々、お店の中の照明がここは結構暗めのところなんで、そういう雰囲気付き。接写の時にフラッシュを使うなんて、ちょっと前までは考えられなかったんですが、ここ最近のサイバーショットのフラッシュはこういう使い方をしても問題ないというか、明らかにこの方が色が出やすいんですよね。
なお、ここのカレーなんですが、なんていうんでしょうね、コクがあるというのかなぁ。。。カレーって大体、自分の家のカレーがナンバーワン!とか思うところなんですが、その自宅のカレーのコクを上回るモノがここのカレーにはあります。このカレーが自宅で作れたらなぁ。。。
お勧めはチキンカレーの大盛り。ちょっと値段が高めでどれも1250円(ミックスは1400円)しますので、たまにおめでたいことがないと行けないお店なんですが、大好きです。
あ、ちなみに今回のおめでたいことというのは、アンガールズのマラソン完走祝いです。
すみません。話が脱線しました。
元に戻します。
その他、サイバーショットの「DSC-T30」との比較の話なんですが、液晶の大きさに差がありますかね? DSC-T10は2.5型、DSC-T30は3型。わずか0.5型の差ですが、こうして並べてみると背面いっぱいに使っているのが「DSC-T30」なので、T10へバトンタッチしてみると、ちょっと液晶サイズが寂しく感じるかも。
あとはスタミナ性能がT30の約400枚に対して、T10が約280枚。実際に撮り比べをしたわけではないのですが、私の感覚的にはスタミナ性能はT10(というかT9を使ったときの記憶で)の方が半分くらいってイメージ。
T30の場合、1ヶ月くらい予備カメラ的に持ち歩いて、適当にぱしゃぱしゃと撮影して使っていて、3週間くらいしたある時に「あ、ヤバイ! 全然T30の充電をしていなかった!」って気がついてバッテリー残量の表示をチェックしてみると、やっと一目盛り減ったというイメージなんです。それがT10の場合は、どこかで大量に写真撮影をするとバッテリー半分って感じなります。
サイズ的にはほんの若干の違いなのに、これだけのスタミナ性能の差がありますので、ずぼらな方には是非T30を検討された方が良いんじゃないですか?というところですかね。
メニュー構成もほぼ同じ様で、スタミナ以外の性能面ではほぼ一緒だし。。。
あ、肝心なことを忘れいていました。新しい機能として撮影時に、一番右下のボタンのところに「EV補正」の機能が割り当てられるようになりました。今まで再生時にスライドショーボタンとしてしか使われていなかったんですが、撮影時にここを押すと、上下キーで露出補正をすぐに行うことができます。
白いモノを撮るときは+側に、黒いモノを撮るときは-側に十時キーで補正することで、より見た目に近い明るさに直すことができます。大体、そういうのに気がつくのって撮影した直後のプレビュー時なんですが、そのあと、すぐにこうして補正して撮り直しができるようにしてくれたのは、操作に慣れるとかなり便利かも。
最後に、非常に些細な話かもしれませんが、ソニスタ購入特典として限定販売してくれている吉田カバン製のオリジナルストラップ。これ、よく見るとっていうか使ってみて気がついたんですが、表面のナイロン仕上げと違い、実際に手に触れる内側の部分はレザー仕上げになっています。
従来の吉田カバンストラップはすべてナイロン製だったんですが、この肌触りがちょっと気に入ってしまいました。とても小型のサイバーショットですが、このストラップのところで重厚感というか高級感が味わえます。このオリジナルストラップですが、ストラップとしては高めの2,100円となっていますが、きっと満足いく仕上がりになっていると思います。ソニースタイルでDSC-T10を購入されるなら、他では購入できないってこともありますし、是非、一緒に購入することをお勧めです!!
以上、一番目玉機能である、手ブレ補正やISO高感度については「DSC-T9」の当店レビュー記事や、「DSC-T30」のレビュー記事でご紹介をしていますので、そちらも参考にして、ソニースタイルでの購入検討をしていただければ幸いです。
☆当店blog「サイバーショット『DSC-T10』開梱レポート」
☆「DSC-T9」実機レビューで、手ブレ補正効果を試してみました。
☆「DSC-T30」実機レビューで、拡大鏡モードを試してみました。
追記:
当分の間、自分の「DSC-T30」の代わりに「DSC-T10」を持ち歩くつもりです。気がついたことがあったら、またエントリーさせてください!
ちなみに、ウチの妻がこのホワイトボディを気に入っているみたいです。普段はなにも気にしないんですが「あ、新しいサイバーショットだぁ」って言って、いろいろ触っていました。なんか、ホワイトのデジカメって、ちょっと新鮮で良い感じですよね。
本当はもっとたくさんの写真を撮っているんですが、気を遣わずに撮影してしまった(近所のイベントや、飲み会、24時間テレビの時の写真など)ので掲載できる写真があまりありませんでした。アップロードできるような作例をちょっと増やします。(^_^;)
HANAママ
2006年8月28日 @ PM 5:31
毎日楽しみに拝見しています。
私もソニスタでT10購入したのですが、吉田かばんのケース、T10を取り出すときに入口(?)の皮の接着剤がカメラに付着しませんか?
ウチのはレンズカバー部分がベトベトになってしまいました。
最初、シールのはがし方がまずかったのかなと一旦クリーニングし、再度取り出すとまたベットリ!何故??と思ってよくよくケースを見ると皮の縫い目以下に塗布されている接着剤が乾いていないみたいでした。
早速、昨夜サポートに連絡したところです。
佐藤さんはじめ、皆さんのは大丈夫ですか?
店員佐藤
2006年8月28日 @ PM 5:48
♪HANAママさん、こんにちは。
コメント、ありがとうございます。
レンズカバー部分に接着剤がつく、ということはケース出入り口の
手前側の辺の、革の部分の折り返しのところあたりなんでしょうか?
気になって革をめくって確認してみましたが、特にノリのペタッと
いう感触もないようです。
しかし、それはお気の毒様です。交換してもらえそうですか?
モリチャン
2006年8月28日 @ PM 8:16
うどんにしてもカレーにしてもおいしそうに撮れていますね。
うーん、また物欲が・・・
店員佐藤
2006年8月28日 @ PM 8:33
♪モリチャンさん、こんにちは。
うーん、T9からわざわざ乗り換えを検討するのは
ちょっと厳しそうですねぇ。(^_^;)
それよりもモリチャンさんのトコには将来の
ハンカチ王子様がお二方いらっしゃいますから
デジタル一眼の「α」あたりが!!
是非、一度、カメラをさわりに来てみてください!!
かつぽん
2006年8月28日 @ PM 8:53
いやいや、じゅうぶん買い換えに値する
「痒いところに手が届く」モデルチェンジだと思いますよ♪
ウチのBLOGも書き換えちゃいましたから!
店員佐藤
2006年8月28日 @ PM 11:30
♪かつぽんさん、こんばんわ。
こんなにSo-net blogが激重状態の時にコメント
ありがとうございます。(^_^;)
確かに、拡大鏡モードも露出補正もハードウェアボタンで
直接呼び出せるし、画素数も上がっているんですよね。
あと、これは気のせいかもしれませんが、オートでの
ホワイトバランスが、なんかかなり良い具合の様な
気がしていたりもします。
blogを書き換えちゃったってなんだろ?
この後、お邪魔します!
ずんだれ
2006年8月29日 @ AM 10:25
デジカメは数年前に買ったDSC-P72というのを使っていて、いろんな面で買い替え時かなと思ってます。色のバリエーションもスタイルもけっこう好みなんで凄く参考になりました♪
拡大鏡モードて出来るやつですね~!!
店員佐藤
2006年8月29日 @ AM 11:43
♪ずんだれさん、こんにちは。
Pシリーズからの乗り換えですとホールド感が不安に
思うかもしれませんが、それを手ぶれ補正や高感度が
補ってあまりあると思います。
スタミナ性能ならT30、コンパクトさならT10ですね!
ありさ
2006年8月31日 @ PM 1:10
はじめまして。
私も昨日T10買ってゴキゲンです♪イイですよね、コレ。
私はケース、自分で作っちゃいました。可愛いのがなかったので。
カメラの使い方、こちらを拝見して、すごく参考になりました。
なんせ、全然使い方わかってないので(^。^;)
これからも覗きにきます!よろしくお願いします★
店員佐藤
2006年8月31日 @ PM 3:31
♪ありささん、こんにちは。初めまして。
ちょこっとリンクをクリックして、その手作りのケースを
拝見してきたんですが。。。す、スゴイ!!
これはメチャクチャカワイいですねぇ!!
しっかりエビちゃん風になっていますね。(^o^)
ただ、残念なのは、このケースにしまい込んだT10の
写真をT10で撮れないところかな?(^_^;)