『のぼうの城』時間と自転車の旅

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なんにでもすぐに感化される私ですが、今回は小説「のぼうの城」に感化されてしまい、土曜日に行田まで「のぼうの城」ゆかりの地を巡るサイクリングの旅をしてきました。

 

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さて、きっかけは「Sony Reader」でした。ラジオレコーダー「ICZ-R50」で英会話レッスンを始めたり、今度はなかなか使うことができなかった電子書籍「Reader」を改めて、ちゃんと使うことができるのも、震災の影響でソニーさんの新製品発表が先に飛んでしまっているから。

次から次へと登場する新製品のレポート、解説に追われてしまっていてここ数年、しっかりと製品を使い込む時間がとれなかった反省があるんですが、今回はちょっと前に発売された製品を振り返って使う時間ができた気がします。

やってみたかったことを、楽しませてもらっているんですが、以前、購入だけして読み進めていなかった小説「のぼうの城」を、木曜日にちょっと目を通したのが運のつき。どっぷりはまってしまいました。

 

簡単にストーリーをまとめてみると。。。

地方にある弱く小さな城が、豊臣秀吉の命令で大群を率いてやってくる石田三成の2万の軍に立ち向かうお話。城には500の兵しかいないうえに、それを率いるのは「でくのぼう」からとった「のぼう様」と呼ばれる城代。武も知もなくなにをやっても不器用な侍だったが民からの人気だけは絶大だった。。。というお話。

ストーリーだけとってもおもしろそうな小説なんですが、時代小説とか読み慣れてないと難しい感じがどうも。。。なんて、私も思ってたんですけど昔の言葉ではなく現代の言葉ですべて話されているので、これは普通に読めます。

しかも。。。

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場所の説明なども「今で言うところの・・・」という置き換えをしてくれるので、地理的なイメージも非常にしやすいんです。舞台になる忍城は現在で言う埼玉県の行田市にあり、城址も碑などが残っている様子。

本を読み進みながら、そういう現在の地名に照らし合わせる部分をReaderの機能であるマーカー機能でチェックをしながら読んでいました。ストーリーに引きつけられてしまって、木曜日、金曜日の2日間で上下巻ともあっという間に読んでしまいました。

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マーカー機能でチェックを入れたものをこうしてノート一覧で見ることができます。これと地図を見比べることで大体の土地勘を得ることができるんですが、戦国時代の話なのでそんなにこれらの場所って距離を置いているものでもないんです。

これだったら自分で自転車で回ることができそう。

埼玉県で「駅からチャリマップ」という冊子を発行していて、それをJRや私鉄で現在配布しているんですが、それも手元にあったので、それを参考にして自分でサイクリングコースを設定。

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☆PetaMap「のぼうの城サイクリングコース」

それで完成したのがこちらのマップです。距離にして14.8kmのサイクリングでした。ソニーのサイクリング向けナビ、ナブユー「NV-U35」を使って走行ルートの軌跡を記録してきて、それをソニーの地図サイト「PetaMap」に掲載すると、こうしてルートコースをWEBで公開することができます。

このコースを順を追ってレポートしてみたいと思います。

「のぼうの城」ファンの方、ゆかりの地をいろいろ紹介しますので、是非、おつきあいください。(というか、私の知らないこともまだまだ多数あると思いますので、そういうのを教えていただけると助かります。)

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まず、スタート地点は「さきたま古墳公園」です。ここまでは車でやってきて載せてきた折りたたみ自転車で出発。折りたたみ自転車がない場合も公園内にレンタサイクルがあるので、それを利用することもできます。


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駐車場はかなり広大なものになっていたので、イベントなどがない限りは駐車場がいっぱいになることはないのでは?という印象。無料で駐車場は利用できるし、清潔なトイレなどもあるし売店も近くにあるので、ここを基点にするのがおすすめ。

ここに11時に到着して1時間くらい公園内を散策してから。。。という作戦でいたのですが、途中結構混んでいて予定よりも1時間近く遅くなっての到着でした。国道17号線を北上していくことになるんですが、道路が混みやすいので注意です。

 

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そして、まず最初の目標地点はなんと言っても「丸墓山」です。円墳としては日本最大のものになるそうで高さは約20mほどあるとのこと。


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小説を読んでいない方にはなんてことのない古墳のひとつに見えるかもしれませんが、ここに石田三成が陣を構えたわけです。

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登ってみると、たかが20mの高さではあるんですが、まわりに高い建物があまりないもので遠くまで見渡すことができます。山のてっぺんには桜の木が何本も植えられていて、これは春先に来たら絶景をたのしめそう。

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お約束で絶景ポイントではスイングパノラマを撮ります。今回は見渡す風景というよりも丸墓山自体がスポットなの
で、こんな撮り方をしてみました。

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で、遠くを見渡して探してみると。。。見つけました。あれが忍城です。200mmの望遠ズームレンズで撮影してこのサイズです。

江戸末期の忍城を復元した建物が建てられているそうで、石田三成が1590年にここから見た忍城本丸とは違うお城になっているんだとは思いますし、第一、周りの風景が全く違うものになっているはずですが、ここから水攻めの様子を見学していたんですねぇ。

これでまずは第一目的地をクリアです。

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駐車場からここまでは400mほどの距離。その間の道が実は石田堤という水攻めのために築いた防波堤だったそうで、その名残りでこの駐車場までの道はやや周りよりも盛り上がっているとのこと。

400年の時を経て、そういうのが残っているのを見られるのがなんか嬉しい!

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公園内には他にも古墳があります。全部で9基の古墳があるそうで、それをこうして見学して回ります。すべてが舗装されているわけではないんですが、それなりに公園内は距離があるので自転車で回るというのはアリかもしれません。

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こちらは稲荷山古墳という、前方後円墳です。例の鍵穴みたいな形をした古墳です。

四角い方は形をなくしてしまっていたため再現をしているとのこと。丸墓山古墳と、この稲荷山古墳は整備されて実際に登ることが許されている古墳。この二つは登らないと損。

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広い公園内をこうして自転車で巡るわけですが。。。この日は暑かった。

都内もおそらくこの春一番の気温の高さになっていると思いますが、行田ってどこにあるのかご存じですか? 日本で一番暑い街「熊谷」の隣の町なんです。ここは夏場は自転車で巡るの大変だろうなぁ。。。

 

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ということで、ちょっと時間が短めでしたが1時間の見学で公園を出ます。で、やってきたのが公園からすぐのところにある「大衆食堂 ことぶきや」さんです。


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会社の先輩でゴールデンウイークに、やはり「のぼうの城」を読んで感激してしまい、それで行田に遊びにきたという人がいたので、話を聞いたところお昼はここのお店がおすすめ!ということで最初から予定をしていました。

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お店は昭和を感じさせるとかいうレベルではなく、完全に昭和時代のお店のそのもの。テレビだけが仕方なく地デジ対応の薄型テレビになっているだけで懐かしいラーメン屋さんとも食堂ともいえるたたずまいになっています。

ここでいただきたいのが「やきそばフライ」(500円)です。

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これは焼きそばフライの大盛りで600円。フライというのは行田名物の地元グルメでお好み焼きとクレープの中間の様なモチモチした小麦粉の皮のこと。それで焼きそばをくるんだのがこのお店のオリジナルの「焼きそばフライ」となっています。

写真ではわからないと思いますが、すごいでかさでした。都内でこれを出されたら800~1,000円くらいになるんだろうなぁ。。。と、思いながら一気にいただきます。

あらかじめグルメ情報を下調べしておくんですが、どこのお店がおすすめとか、実際に言った人から話を聞けるとそういうのが一番安心なんですよね。

お店のテーブルには新聞で紹介されたときの記事があったんですけど、77歳のおじいちゃん、おばあちゃんと、20代のお孫さんでお店をしているそうです。今日はお孫さんの姿は見えません。ですが、お店の前では工事をしていて駐車場を整備して作っている様子。そうか、お孫さんのためにお店を拡大していく方向で手を入れているみたいです。良いお店だなぁ。 

 

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と、おなかがいっぱいになったところで、また公園内に向かいます。公園内にある「さきたま史跡の博物館」へお邪魔します。


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入場料は200円。駐車場も完備の博物館です。ここに来れば、なにかしら「のぼうの城」に関する情報が得られるかな?と、思っていたんですが。。。

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その狙い通りでした。ギャラリー展示ということで丸墓山古墳と石田堤のことをやっていますが、この二つとも、もろに「のぼうの城」で出てきまくりますからね。

石田堤がどこに作られたものなのか文献で調査したものをまとめた資料があったり、ここでたくさんの情報を得ることができました。立ち寄ってよかったです。

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映画の撮影風景も写真で紹介されていたり、季節ごとの丸墓山の風景も紹介されています。桜のライトアップはテレビの企画によるもので普段はライトアップはされていないとのことで、貴重な姿がここで見ることができます。

本来であれば映画の公開は今年の秋のはずだったんですが、映画の中での一番のクライマックスが「忍城の水攻め」になるはず。震災で津波の被災にあわれた方がいられることを考慮して公開を1年延ばしたんだそうです。

なので、これらの行田市での映画に関する展示もおそらく今年の秋までの予定だったものが1年先延ばしになっての展示になるはず。映画公開までこうした特別展示がしばらく続けられるのは地域にとってはメリットかもしれませんね。

 

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博物館を出発して、次は「古代蓮の里」を目指します。サイクリングロードがあるわけではないのでやや狭い一般道を走ります。歩道の整備がされていない道もある上に、意外と交通量も多い道。注意して自転車を進めていくのですが、なんせ、この日は暑い。


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距離がちょっと短すぎますが、すぐに休憩ポイントへ。休憩ポイントは「ミニストップ」です。

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ミニストップは行田市でサイクリング支援をしているそうで、空気入れの貸し出しなどを行っているそうです。ご存じの通り、ミニストップは店内に休憩所も用意してくれているので、ここでソフトクリームでクールダウン。

ルート確認をしながら涼ませてもらいました。

 

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で、走って10分も立たないうちに到着。古代蓮の里です。


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ここにも無料の駐車場が用意されているので、実は自転車で回らなくても車で回ることもできるんです。自転車で爽快なのは春と秋の短い間だけなので、これからやってくる夏の間は自動車で回るのも良いかもしれません。

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で、ここはちょっと入場料が高めなんですが大人一人600円で入ります。(公園内は無料。展望台を含む、建物の入場料が有料になっています。)

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展望台の高さは50m。それほど高いわけでもないんですが周りは畑ばかりなのですごく遠くまで見渡せる感じ。

この畑には3色の麦だか稲を植えるそうです。私も見覚えがあるんですが昨年はここに小説「のぼうの城」の表紙が描かれていたんですが、あれは色違いの植物で再現するんだとか。7月になると見頃を迎えるそうです。その頃にまた来てみたい。

天気が良いとスカイツリーも見えるらしいので、台風一過の空気が綺麗なときにまた来たいと思います。

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会館の中では写真展もやっていたんですが、これは望遠レンズを使って展望室から見える山をひとつひとつ丁寧に撮影した山の写真がかざってありました。

ここでは360度の風景が見られるわけですが、そうか、これはうちのマンションでもできるなぁ。今度、やってみよっと。山をひとつひとつ丁寧に撮って、山の一つ一つを写真作品にするの。「山々写真展」ですね。

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図書室では現在の行田市の地図に、昔の忍城を重ねた今昔地図なども用意してくれていました。これはわかりやすい! というか、これ持って帰りたいくらいです。(>_<)

昔のお堀は今ではほとんどなくなっていて、ほぼすべて街になってしまっているんですが、そうか、小説の通りで島があちこちに浮いているような「浮城」だったんですねぇ。イメージしやすいなぁ。

 

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ということで、ここから忍城を目指します。途中にはまたミニストップがあったんですが、そうそう休んでばかりいると暗くなってしまいますからね。

徐々に賑やかになっていく街の風景を楽しみながら、市役所を抜けると。。。

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到着しました。忍城址です。今まで行ったことのある松本城、小田原城と比べるとかなりスケールが小さいんですが、支城ってこういうものなんですかね。

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ぐるっと一周しながら駐輪場を探していくと、こんな歴史のありそうな本丸址の碑が見つかりました。ということは、ここは長らく何もなくて城址だけだった可能性がありますね。


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今や郷土資料館があったり、復元された忍城がありますが、だいぶ賑やかになってきているのかも。

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郷土資料館があるんですが、今回はそこには入らず、周りを歩いて1周して見学して終わりです。また、やってくることがあると思うので、そのときの楽しみをとっておきました。

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駐車場もあるし、こうして広い駐輪場も用意があります。

なんか行田の街って良いですねぇ。自分たちが公園ばかり巡っているからそう思うだけなんですが、公園とか歴史のある街で自分の街を紹介するときにこれだけネタが用意できているのがうらやましいです。

この街の住人になりたい。。。

 

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さぁ、あとはお土産を買って帰ります。水城公園前で見かけたこのお店で名物のゼリーフライを買っていきます。


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いかにも歴史のありそうなお店でゲット。さきたま古墳公園の駐車場近くの売店でもゼリーフライを販売していたんですが、そこは1個80円でした。ここは60円。大きさなどが違うかもしれませんが、ここで買った方がお得。

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おみやげをバックにいれたら、さきたま古墳公園に戻ってきて、これでゴールです。いやぁ、暑いサイクリングでした。もうちょっと気温が低ければ快適なんですが。。。自転車遊びができるのは1年でも本当に短いシーズンしかないですねぇ。

 

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そして、帰りに車で立ち寄ったのがこちら。石田堤です。


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さすがに400年も前の話なので、28kmにも及ぶと言われる石田堤ですが、そのままの形を残しているのはここにある数百メートルのところだけなんだそうです。

ここに説明看板があって、当然石田三成の水攻めのことも書いてあるんですが、どうやら小説はやや演出が入っているようで、水攻めの実際の様子はやや違っていたみたい。

当初水攻めをしたときはあまり城には水がたまらなかったそうで、それよりも別のところに水があふれて、増水で決壊したときには石田軍側に被害が出たんだとか。そうか、決壊させたのはのぼう様ではなかったのか。。。(^_^;)

 

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それと、ほど近いところに堀切橋というところがあります。


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どういう考察があるのかまでは知りませんが、資料によると、この堀切橋のあるあたりが決壊した場所になるんだそうです。

なるほど、小説を読んでいるとちょっとその風景が思い浮かびます。400年もの時間を旅するサイクリングもこれで終了です。

小説を読んでいない妻ですが、向かう道中にほぼすべての話を私が集約して教えてあげているので、それなりに楽しんだ様子。甲斐姫のラブストーリーも絡められているし、こうして土地勘が付くと映画そのものも楽しめそう。

公開は2012年秋になるそうですが、映画館で絶対にみたいと思います。 

 

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こちらはお土産で買ってきた「ゼリーフライ」です。10個、大人買いしてきました。土日で全部食べてしまったんですが、中身はおからです。ヘルシーなんです。

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そして、今回の旅で活躍してもらったのがこちらのソニー製品でした。

こういうサイクリング旅のお供にはNEX-5は最強カメラですね。これにワイコンを装着して使っていましたが、ワイコンはなくても良かったかな。18-200mmのズームレンズと一緒で「ここぞ」というときだけ使う感じで良かったかも。

電子書籍きっかけで旅をしてくることができましたが、今度はもうちょっと遠くの旅を楽しみたいなぁ。次はどの本をダウンロード購入しようかな。

 

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