『HUIS』リモートコントローラーがBluetoothクレードルと一緒にソニーストアで販売開始
こんにちは、店員佐藤です。
ソニーのクラウドファンディング「First Flight」発の学習機能搭載マルチリモートコントローラー「HUIS」がソニーストアで販売開始になりました。
同時にBluetooth機能搭載のクレードルの発表、また画面デザインをパソコンで行う「HUIS UI CREATOR」のリリースも同時発表されています。私の自宅での購入後の試用レポートも合わせて紹介します。
「HUIS」リモートコントローラーはソニーのクラウドファンディング「First Flight」のクラウドファンディング第1号商品でした。2015年7月1日にプロジェクトが発表になり、出荷になったのが2月15日。
現在もFirst Flightで販売を行っているのですが、本日からソニーストアの取扱商品になりました。
「HUIS」リモートコントローラーはちょっとユニークなテレビリモコン。画面に電子書籍Readerなどで使われている電子ペーパーを採用しており、液晶などとは違って表示に使われる電力が非常に少なく、画面も表示しっぱなしでOK。
1日100回程度の操作をしたとして1ヶ月ほど使えるというスタミナ性能で電源はUSB充電で行う、というスタイル。
最初からプリセットされているデータでテレビやBDレコーダー、照明、オーディオ、プロジェクター、セットトップボックス、扇風機などが操作できるようになっています。
画面の表示設定などもある程度自由度があり、カスタム機能を使うと1画面でテレビのボリューム、チャンネル操作、BDレコーダーの再生停止ボタン、エアコンのオンオフなどのボタンをまとめて表示させてみたり、リビングにある家電製品の電源ボタンを全部まとめて1画面に表示させて、電源を一斉に切るとき専用リモコン的にも使えます。
また、このリモコンは縦置きができるのでスペースも取りません。20年ほど昔のソニー製品でダルマリモコンなるものがあるんですが、それと同様、平置きしないで済むのでダイニングテーブルの脇にちょこっと立てておいても邪魔になりません。
実際の使い勝手ですが、こうした通常のリモコンの方がやはり操作性に優れていて、携帯電話からスマートフォンに移った直後の、あの文字入力の煩わしさみたいなのは最初、あるんです。
非常に便利そうだから、ということで自腹購入して自宅で使うつもりでいたんですが、当初はあまり使用頻度がありませんでした。画面を見て操作ボタンをタップしないといけないというのが煩わしく、ブラビアやBDレコーダー付属のリモコンの方が使い慣れている分もあってすぐに操作ができるんですよね。
ですが、使い勝手がガラッと変わったのは夏になってからでした。
そうなんです。エアコンを使う様になったら急に「HUIS」が便利になってきたんです。
もともと、我が家ではチャンネル権は私にはなく妻にあります。ダイニングにいるときもリモコン類は知らず知らずのうちに妻の手元に集まっていき、私がちょっと音量を変えるときにも妻の元へ行ってリモコンを借りてくる、というスタイル。
エアコンのコントロールも同様で温度を変えるときは妻におうかがいを立てるスタイルだったんですが、そこに「HUIS」がひとつあると生活が激変します。
妻にはこのリモコンがなんだかわかっていないので手に取らないため、いつでも私の手元にあります。BDレコーダーでCMカットなどの動画編集操作をするのに「HUIS」を使うというのはちょっと考えたくもありませんが、テレビの音量を変える、とか、エアコンの温度設定を1度変える、とかの軽作業であれば全然これで充分。
数ヶ月間、部屋に置いてあるだけだったのですが7月下旬の梅雨明けから一気に使用頻度があがりました。
4Kメディアプレーヤーの「FMP-X7」などの特殊な機器はさすがに簡単設定では使えないので、自分で学習機能を使って覚えさせるんですが、これもやってみたら超簡単。
ホーム画面から「+」 ボタンを押して登録機器を増やす操作をし、あとは画面に表示されているキーを押してはFMP-X7のリモコンの該当するボタンを押して赤外線を「HUIS」に飛ばすだけ。覚えさせたい必要なキーだけを記憶させていくだけなので、あっけないほど簡単に新しいリモコンの設定をすることができます。
本体ソフトウェアのアップデートはすでに2回行われています。ちょっと変わったアップデート方法をするんですが、PCでアップデートファイルをダウンロードして、それをUSB接続した「HUIS」のメモリーにコピーしておいておきます。
そしてHUISのメニューからアップデートコマンドを呼び出して本体側でインストールをする、というスタイル。
最新版では当初学習機能を利用していたケーブルテレビ用のセットトップボックスの簡単設定ができるようになりました。
そんなわけで購入してからしばらく使っていなかった「HUIS」なんですが、今月は大活躍、そのうちレポートしようかな、と、思っていたら今日になってソニーストアで販売開始になっています。
同時に予告されていたBluetooth クレードルの予約販売の案内もスタートしました。Bluetooth クレードルというのはどういうものかというと。。。
HUISの泣き所というか、リモコン本体には赤外線リモコンしか内蔵をしていないためPlayStation機器などのBluetoothを使った機種の操作は今までできなかったんです。それを補うためにBluetoothの中継器を、今後開発します、というのは最初のHUISの開発の時から発表していたのですが、それがいよいよ実現します。
HUISのバージョンは現在2.0.2なのでこのクレードルが発売になるまでに、本体のソフトウェアアップデートがあるみたいですね。対応バージョンは3.0以上になるそうです。
従来はリモコン本体の底面にあるマイクロUSB端子を使って充電していたものが、クレードルに載せることで充電が可能。我が家では充電は2ヶ月に一度くらいで充分なので、そんなに使用頻度はないと思うのですが、それよりもBluetooth機能を使えることの方がメリット。
新機能としてBluetoothキーボードの機能を利用できるようになるそうです。ブラビアなどの音声検索機能とは別にどうしても文字入力をしたいシーンってありますので、そういうときに手元のリモコンで文字入力ができるようになると、これは超便利そう。
リモコンが見当たらないときにクレードル側から呼び出して、バイブレーション機能を使ってリモコンを探す、ということもできるそうです。(リモコンにバイブレーション機能が内蔵されているため、タップ操作をしたときにもカチッという操作感を得られるんですが、それを利用しています。)
そして、こちらも今日発表になりました。
8月30日にPC用ソフトウェアとして「HUIS UI CREATOR」がリリースされます。
電子ペーパーを採用しているため画面デザインの自由度が高いHUISです。自分で好みのデザインを作ることができるそうですが、こうしてサンプルを見るとだいぶこれで印象が変えられそう。
デザイン力は自分にはないし。。。という方も、壁紙を自分の好きな写真とかにするのはやってみたいのでは? 好きなキャラクターとか並んでいるリモコンとか作ってみたいかも。
プレスリリースによると『2016年8月30日から2016年9月30日までの間、「First Flight GINZA」にHUIS REMOTE CONTROLLER(ご自宅の機器を登録済みのもの)をご持参いただきました方には、専門スタッフがお客様のお好みに合わせて、リモコン画面のカスタマイズをお手伝いします。(予約不要。)』と、あります。HUISリモコンユーザーさんはこちらを利用するのも良いかも。
PC用ソフトウェアは無料で提供されます。
さて、その「HUIS」ですが昨年夏のクラウドファンディングスタート時点では価格は25,000円でした。その後、クラウドファンディングに成功し商品としての販売が始まったときの価格は27,950円(税込)。
ソニーストアの販売価格は税別25,880円ですので、価格は一緒なんですが、なんと、AV商品10%オフクーポンが適用できることが判明。
新発売のBluetoothクレードルも同様に割引対象製品になっています。リモコン本体が永込みで25,155円になりますが、これだとクラウドファンディングしていたときとほぼ同じ価格で買えることになります。
マルチリモコンでたくさんのリモコンをひとつにまとめるだけではなく、デザインも自分でカスタム出来る新しいリモコンです。
いつもは自宅で使っている「HUIS」ですが、今日からしばらくの間、店頭に展示しますので実機をお試しになってみた方は当店店頭までどうぞ。是非、この機会にお試しになってみてください。
リモートコマンダー HUIS-100RC |
ソニーストア価格: 25,880 円+税~ |
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発売日 | 2016年2月15日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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当店店頭入特典 | 開店3周年記念品プレゼント |
ハウス Bluetooth クレードル HUIS-200CR |
ソニーストア価格: 6,880 円+税 |
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発売日 | 2016年8月30日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |