VAIO ZでフライトシミュレーターXの4面ディスプレイに挑戦

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VAIO Xがやってきたら、一度はやってみたかった4面マルチディスプレイ。デイトレーダーさんとかがやる4面ディスプレイですが、そこまで大量のデータを注視することは私の場合ありません。

で、一度はやってみたかった4面マルチディスプレイによる「Microsoft Flight Simulator X」を今日はやってみました。

 

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「Microsoft Flight Simulator」って昔からありますよね。私の記憶にあるのは98年に買った初代のモノとそれと2000です。2000の時はプレゼント抽選に当たってJASの国内どこにでも行けるチケットを1枚もらって沖縄まで行った覚えがあるので強烈に覚えています。

今回のVAIO Zの4面マルチで何をやりたいか?と思ったときに真っ先に思い出されたのが「Microsoft Flight Simulator」で、最新版だとどんな進化をしているんだろう?と、買ってみたんですが、どうやら2007年に発売された「Microsoft Flight Simulator X」というものが最後の版になっているそうで、これでシリーズは完結しているんだそうです。

なんだ、残念。。。と、思うとともに、最後のバージョンがまだ新品で買える状態で気づいて良かったです。

 

ちなみに「Microsoft Flight Simulator」はゲームと言うよりは純粋にシミュレーターになっていて、ゲーム要素はほとんどありません。飛行機を飛ばすのって難しいんだなぁ、というのをつくづく感じさせてくれるゲームソフトです。

クルマの場合坂道を登るときにはアクセルを踏まないと登らなかったり、下るときはスピードがでるからブレーキを踏むじゃないですか。飛行機でも同じコトがあって、上昇するときはスピードが落ちるのでスロットルを開けて、下降するときはスピードを落とすためにスロットルを絞る、ということが必要になります。そういう物理的なことから理解しないと飛行機って飛ばすことができないみたいで、今回もそういう覚悟をいてソフトを購入しました。

Microsoft Flight Simulator X

Microsoft Flight Simulator X

  • 出版社/メーカー: マイクロソフト
  • メディア: DVD-ROM

実際にプレイしてみたら、チュートリアルとかちゃんと用意されているし、解説もしっかりとしてくれているので、昔よりだいぶ親切。飛行機の操縦は相変わらず難しいままなんですが、解説本必須、ということはなくなっていました。

グラフィックスも格段によくなっていて、風防に機内風景の写り込みまで再現されているのには驚きましたが。。。これをVAIO SAシリーズにまずはインストールして練習。今回はVAIO Zにインストールしてマルチディスプレイ体験をしてみます。

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「Microsoft Flight Simulator X」の動作条件はWindows Vistaまでになっていて、Windows 7の記載がなかったんですが、私が試したところでは64ビットのWindows 7にもインストールすることはできます。

ただ、付属のインストーラーは使えなくて、自分でエクスプローラーからディスクの中をのぞいて、それでSetupファイルをダブルクリックしてあげる必要があるんですが、それだけであとは普通にインストールが可能。

マイクロソフトさんのサイトで調べるとService Packが2つ出ているので、1と2を順番にインストールしました。これでVAIO Zの準備は完了。

インストールの際にPower Media Dockのドライブを利用しましたが、プレイするときはディスクは不要になるので、Power Media Dockなしでもプレイはできます。(昔のゲームソフトにはそういうソフトがあったんです。ディスクを入れていないとプレイできないとか。)

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そして、続いてはVAIO Zの周辺環境を作ります。今回はメインディスプレイにVAIO Lシリーズを使います。VAIO LにはHDMIで接続。その他にD-sub25ピンのアナログRGBで接続できるディスプレイを2台用意します。

本当はフルHDディスプレイをずらっと3台並べてフルハイビジョンの4K状態?をやりたかったんですが、左右のアナログディスプレイは1280×1024ドット解像度になりました。

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特に冒険はせずメーカーさんの勉強会で教わってきたとおり接続します。VAIO Z付属のPower Media DockにHDMIケーブルとアナログRGBのケーブルを接続。

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そして、VAIO ZのアナログRGB端子にも1本接続。こうすることで外付けグラフィックスのPower Media Dockの方で2台のディスプレイ、VAIO Z本体の内蔵グラフィックスで1台の外付けディスプレイと本体ディスプレイを駆動させる仕組みになります。

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これでディスプレイ解像度の設定画面を開くとおもしろいことになっています。ここに4台のディスプレイが並んでいるのを見るのはさすがに私も初めてです。

こんなことになるですか。

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「識別」ボタンを押すと、一時的にディスプレイに番号を表示してくれるので、これでどのディスプレイが何番なのかわかります。

ディスプレイ解像度の画面に戻って、実際にディスプレイが並んでいる順に画面をドラッグ&ドロップで並べ直します。

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これでVAIO Zのディスプレイ設定も完了です。

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せっかくなので、音もちょっと良くしてみよう、ということになり東和電子さんのOlasonicスピーカーを用意。USB接続だけで電源が必要ないのが助かります。

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★ソニーストア ウォークマンドックスピーカー 東和電子製「TW-D7WM」
 

☆当店bl
og 11.4.14「Olasonic『TW-D7WM』店員の声」
 
☆当店blog 11.3.4「ウォークマン用スピーカードックOlasonic『TW-D7WM』発売」
 

 

続いては「Microsoft Flight Simulator X」のセッティングです。これが結構難しかったです。

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まずはソフトウェアの設定画面を開いて、表示グラフィックスのデバイスオプションをしっかりと設定します。デバイス名をクリックするとディスプレイの数と同じデバイスが表示されるので、これでそれぞれのディスプレイの解像度をちゃんと設定。私の場合はIntelの0が本体ディスプレイ、Intelの1が本体につないだ外部ディスプレイ。Radeonの0がHDMI接続で、1がアナログRGBディスプレイのものでした。

これでゲームをスタート。私はまだチュートリアルをやっているところなんですが、いったん、これでゲームを開始します。

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ゲームを開始しても自動ではマルチディスプレイにはなりません。ゲームのたびに自分でメインディスプレイに新しいウインドウを開いてはドラッグして他のディスプレイに持って行き、窓の風景を設定していく必要があります。私の試したところでは、この設定を保存できるところがなかったので、おそらく、毎回この作業は必要。

メインウインドウでaltキーを押すとウインドウメニューが表示されるようになるので「表示」>「新規表示ウインドウ」>「コックピット」>「仮想コックピット」で窓を開いていきます。

その窓をマルチディスプレイに持って行って、テンキーの4、6、8、2を使って風景の見える角度を調整して、これでゲーム準備が完了。

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左右に17インチディスプレイが2枚、メインに24インチ、手前のインフォメーション用に13.3インチの4面マルチウインドウがついに完成。

言葉だけではその感動は伝わりにくいと思うので、動画撮影もしてみました。ゲームをスタートしてマルチウインドウに窓をそれぞれ開いていき、チュートリアルをこなす姿が5分ほどの動画でごらんいただけます。

これをやるのにあたり操縦桿も用意しようと思っていたんですが、探してみても昔ほど種類がないというかそもそも販売をあまりされていないみたいで、あきらめてしまいました。

私は「マウスヨーク」という画面内をマウスで操作してそれを操縦桿替わりにする機能を使っていますが、最初の方はこれで十分というか、キーボードの十字キーを使うよりはよっぼとこっちの方が雰囲気がでると思います。

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あとはF1~F4キーでスロットル操作をすることを覚えればチュートリアルの中くらいはなんとかこなせそう。それよりも、この4面マルチディスプレイがすごい。。。

昔の、私が知っているFlight Simulatorはもっとカクカクした動きで画もテクスチャー感のないバリバリCGな画像だったのに、これは写真みたい。ガラスの写り込みもそうだし、よく見ると地面に自分の影とかも見えたりして。。。

私の知らない7年間でソフトウェアだだいぶ進化したのと、10年間でVAIOの方も超進化。なお、10年前にFlight Simulatorをするのに使っていたのもVAIOでPCV-S710というモデルでした、ディスプレイ無しで35万円。今のVAIO Zと価格は変わりません。

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Flight Simulator以外の使い道だと、普通の通常業務に利用ができないか考えるところですが、作業用ディスプレイが1枚とあとはTwitter表示、写真サムネール表示、あとは地図表示して使うくらいしか使い道が思い当たりません。

テーブルのスペースさえあれば、せっかくだから4面マルチでVAIO Zを使い続けたいんだけどなぁ。。。

あ、今思い出したんですが、VAIO ZとブラビアをHDMI接続して、それでFlight Simulatorというのも良いかも。メイン画面のズーム倍率を落とせば40型ディスプレイの相当広い範囲を映し出せると思いますので、そういう使い方も良いかも。

また、やってみよっと。

 

せっかくなので「Microsoft Flight Simulator X」のマルチディスプレイ環境は今週いっぱい、店頭展示をしたいと思います。来週月曜日に片付けますので、ご興味ある方はそれまでにどうぞ!ちなみに明日は店舗営業はお休みです。m(_ _)m

 

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