VAIO Cシリーズ(14型)を自宅で使ってみました

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週末、新型のコンパクトノート「VAIO Cシリーズ(14型)」を持ってかえって使ってみました。その感想を簡単にレポートしてみたいと思います。

 

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グリーン、オレンジ、ピンク、ブラック、ホワイトのラインナップは先日受注が終了してシリーズが終わったVAIO Pシリーズとまったく同じカラーバリエーション。マット塗装をしていたVAIO Pに対して、VAIO Cシリーズはテカテカの光沢ボディですから質感こそ違うモノの、色についてのコンセプトって同じなんでしょうね。

自宅へ持ち帰ってVAIO Pと並べてみると、グリーンの場合はほとんど同じカラーイメージになります。VAIO Pのグリーンモデルを持っているからなんでしょうけど、なるほど、このカラーラインナップで揃えたい気分満点です。

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VAIO Pと一緒に買ったマウスはVGP-BMS15CというBluetoothレーザーマウスのマットグリーンでした。並べてみても全然違和感なし。

VGP-BMS15Cはモバイルマシン用に用意している小型マウスになりますので、メーカーさんが本来、VAIO Cシリーズ用に用意しているのは、一つサイズ上のマウスで「VGP-BMS20」がそれに相当するんだと思います。

先代のVAIO Eシリーズのボディカラーに合わせたカラーバリエーションを用意していたんですが、Cシリーズの発売に合わせて「マットオレンジ」「ライトピンク」「マットグリーン」の3色を用意しています。

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これのマットグリーンがベストマッチ、ということになっているんだと思いますが、このVGP-BMS20って個人的にはあまり好きではないというか、色は違いますがブルーのVGP-BMS20を持っていて、それの質感がちょっとやわいんです。

なんかきしむというか、プラスチックをはめ合わせてボディを形成しているんですが、微妙に遊びが大きくてカチッとした感じがあまりしません。

それよりはサイズが小さくなりますがVGP-MBS15Cの方がカチッとした感じで使えるので個人的にはオススメ。

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VAIO Pのカラーイメージと似ているので、VGP-BMS15Cを合わせて購入する場合もグリーンでしたら「マットグリーン」、オレンジでしたら「マットオレンジ」のカバーを合わせるとよいと思います。

 

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さて、そのVAIO Cシリーズの、この集光板を使ったボディが実際にどんな見え方をするか、なんですが、光源を積んでいるわけではなく周りの明るさに合わせてそれで光るだけですので、邪魔な感じとかまぶしい感じはしません。

写真で見るといかにも蛍光色でライトセーバーの様に光って見えますが、そんなにけばけばしい感じでもありません。

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+5,000円で搭載出来るキーボードバックライトも点灯するのはかなり暗いシーンでだけ。しかも常時点灯ではなく、デフォルトでは操作後10秒間だけ点灯、となっているのでこれも目障りな感じではありません。

自宅では蛍光灯をつけている時にはバックライトキーボードが反応することはなく、夕方、日が暮れて部屋が暗くなってきたときにだけ点灯するという感じでした。キーボードの文字が判別できないくらいの暗さにならないと点灯はしないようです。

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VAIOの設定を操作すると10秒ではなく30秒、1分間の点灯をさせることも可能。暗いシーンでは点灯し続けて消灯しないという設定もできます。

ディスプレイ出力端子としてPCディスプレイ端子、HDMI端子を装備しているので、これをプレゼン用のマシンとして使うなどする人は、バックライトキーボード設定で消灯しない、という設定にする人もいるんでしょうね。

 

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使っていて使いやすさを感じるのがディスプレイ。この手のホームノートPCの価格帯が低いモデルは解像度が低かったり、明らかに液晶の色再現性が低かったりするんですが、VAIO Cシリーズではそれを感じません。

+10,000円でアップグレードした1600×900ドットのVAIOディスプレイの搭載のおかげなんですが、14型で1600×900ドットってなかなか良いサイズなのかも。表示される文字が小さすぎる感じもしません。

普段はフルHD解像度のディスプレイを2面使って仕事をしていますが、ブラウザを何枚も同時に開いたり、写真編集をしたり、Adobe Premiere で本格的な動画編集をするとかでなければ、これくらいが一番使いやすいかも。

 

それと、Core i3プロセッサーですが、なるほど、こういう感じか、と、1日だけですが使って見て納得しました。

お借りしているVAIO CノートはプロセッサーがCore i3-2310M(2.10GHz)で、メモリーが2GB、ストレージは320GBの5400回転/分という性能的には最低スペックのものになるんですが、これが意外にもスムーズに動いてくれます。

2GBメモリーなんていうと、Windows Vista時代ではなんかいろいろなシーンで固まってしまいそうなイメージがありますが、Windows 7になってからメモリー管理がうまくできるようになったというか、メモリー使用率はすぐにいっぱいになってしまうものの、動作自体に引っかかりはあまりないんです。

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これがWindows エクスペリエンス インデックスなんですが、見るとどの値もかなり高いんです。

ただ、比較してみると全体には遅い感じもします。いつも使っているCore i7搭載のVAIO Zや、Core i5搭載のVAIO Fノートと比べるとアクションを起こしたときの反応がワンクッション遅い感じもします。新しいプログラムを起動したり
、ブラウザを開いたときの反応速度がやや遅い、というのが体感的にわかります。

新型VAIO Lと同時にセッティングをしてみたら、確かにCore i7クアッドコア搭載のVAIO Lの方がソフトのインストールも速いし、全体的な動作は遅いんです。私の感覚的にはスポーツカーとリッターカーみたいな違い。

快適に走行はしてくれるんだけど、信号での発進とか高速での加速とかでは差がついちゃうってところでしょうか。Core i7とかCore i5プロセッサーの高速な動作環境を知らなければ、Core i3でも全然快適なんじゃないですかね。

とにかく引っかかる感じがなく、スルスルと動作してくれるので、このスピードに慣れてしまえば処理が遅い!という思いはしないんじゃないでしょうか?

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それと、これはメリットになるかわかりませんが、Core i3プロセッサーの排気って全然熱くないんです。ちゃんと温度計で測っているわけではありませんが、この排気口に手をかざしても涼しいくらい。

写真を読み込ませるとVAIOの場合は解析作業に入るので、一時的にプロセッサーが全開で動いて、その熱を排気するためにファンがぶんぶん回るんですけど、ターボブースト機能搭載のVAIO FやVAIO Zではパンとか暖めることが出来るくらいの熱い風がでてくるものの、Core i3搭載のVAIO Cではむしろ涼しいくらいの風が吹いているくらい。

逆に言えば、Core i5やCore i7に搭載されているターボブーストって、そこまで熱を持つほどのオーバークロックで計算処理をしてくれていて、Core i3では全然無理をしない、という気もするんですが、なるほどなぁ、こういうところで差がつくんですねぇ。

つねにいつでも全開状態だったCeleronプロセッサーとはイメージがかなり違います。これはいいわ。妻に買ってあげたいというよりは、私のホームノートのサブ機にしておきたいくらいです。これがベースモデル価格:64,800円+ディスプレイアップグレード10,000円+キーボードバックライト+5,000円=79,800円ですよ。

せめてメモリーを2GB→4GBにはしたいんですが、それも+5,000円で可能。これは安いですよ。

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あと、気がついたところではメモリーカードスロットが、このマシンではメモリースティックとSDカードがひとつになっているんです。

たまにSDカードスロットにメモリースティックDuoを挿してしまって、取れなくなって慌てる、なんてことがあるんですが、それもこれだったらありません。

いいなぁ。これ。ガチャピンのステッカー、貼っちゃおうかな。

 

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