【これを読めば全てわかる!】標準ズームレンズの新たなスタンダード! 超広角20mmから70mmまでカバーする『SEL2070G』総まとめレビュー
超広角20mmから70mmまでカバーしながら高い描写力やAF性能、優れた操作性を小型・軽量デザインで実現した標準ズームGレンズ「SEL2070G」に関する当店の記事をまとめたページになります。機能や実機の様子、実際に「SEL2070G」で撮影した店員による作例などをご覧いただけます。
4.「SEL2070G」画角比較&「SEL24105G」サイズ比較
■「SEL2070G」の機能まとめ
- 小型・軽量デザインで超広角20mmから70mmまでカバー
- ズーム全域で開放F値4の明るさを実現
- 小型・軽量による高い機動性
- Gレンズならではの高い描写性能
- 大きく柔らかい自然なぼけ描写
- 優れた近接撮影性能
- 静止画・動画問わずボディの高速性能を引き出すAF性能
- ズーム全域で圧倒的に高速・高精度なAFを実現
- 高い映像品位を実現する動画性能
- 高性能手ブレ補正「アクティブモード」に対応した超広角
- なめらかで静粛な高性能動画AF
- リニア・レスポンスMFにも対応
- フォーカス・ズーム・絞りの3つの操作リングを搭載
- カスタマイズできるフォーカスホールドボタン
- AF/MFを瞬時に切り換えられるフォーカスモードスイッチ
- アイリスロックスイッチ
- 各種フィルターが装着可能
■「SEL2070G」詳細
「SEL2070G」はズーム全域で開放F値4の明るさを実現し、Gレンズならではの高い描写力に加え、高速・高性能AFを備えています。
また、フォーカス・ズーム・絞りの3つの操作リングを搭載するなど優れた操作性を実現。超広角20mmから70mmの幅広いズーム域をカバーし、高い総合性能を備え、静止画・動画を問わず、風景からポートレートなど様々な撮影シーンをより自由な画角で捉える事が可能です。
20mmから使えるズームレンズは他社からも発売されていますが70mmまで使える高倍率な標準ズームレンズはソニーが初となるかもしれません。
既存モデルにSEL24105Gという望遠側を広げたレンズはありましたが、超広角が使えるズームレンズはユーザーの選択をさらに広げてくれることとなりそうです。
ズーム全域で開放F値が変動しないため、意図した絞りで撮影を行えます。望遠側もISO感度を必要以上に上げることなく、速いシャッタースピードでの撮影が可能です。
9枚羽根の円形絞りと球面収差の最適化により、Gレンズならではの美しく柔らかいぼけを表現。
高度非球面AA(advanced aspherical)レンズをはじめとする光学設計の最適化によって、ズーム全域で短い最短撮影距離(AF時は0.3(W)-0.25(T)m※)での近接撮影が可能で、最大撮影倍率も被写体を大きく写すことができる0.39倍を実現しています。
これにより、小さな花や、料理の撮影などに加え、浅い被写界でぼけを活かした印象的な撮影が可能です。
※MF時はズーム全域で最短撮影距離は0.25m
動画撮影時には16:9やシネスコサイズでの演出をすることもあり、写真撮影よりも画角が狭く感じられてしまうのですが、20mmが使えるのは静止画撮影での24mmくらいの感覚での撮影が動画でできるイメージになるかと思います。
高度非球面AAレンズを2枚、EDガラス3枚、ED非球面レンズ1枚を使うなど収差を良好に抑えており小型・軽量を実現。
また、最新のXDリニアモーター2基が、高い推力で高速・高精度なAFをズーム全域で可能にしています。これにより推力効率が従来機種より大幅に向上し、AF速度が従来比で約60%高速化。
さらに、動体への追随性能も従来比で約2倍に向上し、狙った被写体を高精度で滑らかに追随します。動画撮影時のフォーカス中の画角変動を抑制し、α7 IV、α7R Vに搭載のフォーカスブリージング補正機能にも対応します。
また、動画・静止画どちらの撮影でも使いやすいボタン位置のデザインに加え、撮影中の意図しない操作を防ぐアイリスロックスイッチなど、優れた操作性を実現しています。
■「SEL2070G」実機レビュー
「SEL2070G」は71本目のEマウントレンズにになります。すでにもうほとんどの焦点距離のレンズがズーム、単焦点ともにそろってきていて、突拍子もないレンズというのは開発が難しいと思うのですが、ここにきて20mm~70mmという広角側を広げた今までに無い標準ズームレンズが登場。
標準ズームレンズというと広角側は24mmからがスタート、もしくはキットレンズなどでは28mmスタートというものがほとんどで、それよりも広い画角での撮影が必要な時は広角ズームレンズ、広角単焦点レンズに付け替えるしかなかったのですが、それを1本で済ませてくれる夢のようなズームレンズになっています。
Gレンズということで製品にはキャリングポーチも同梱されていました。
こちらはショールームでの様子です。今やスマートフォンの3カメラ仕様モデルだと標準レンズが24mmで、それよりも広角なレンズを装備していてiPhoneでは13mm、Xperiaでは16mm相当画角のレンズを装備しており、スマートフォンの画角に合わせた標準ズームレンズがついに開発された、という印象でいました。
しかし実機を実際に触ってみての第一印象は全然そこではありませんでした。このレンズ、ものすごく寄れます。
ワンちゃんの置物ですが、この距離でテレ端での撮影ができます。
テレ端で最短撮影距離0.25m、最大撮影倍率0.39倍と言われてもピンとこないと思うんですが、70mmのテレ側いっぱいでここまで寄った撮影が可能です。
ネイルもップもここまで拡大撮影ができます。猛烈に寄った撮影ができて、これはもう半分マクロレンズと言っても過言ではないのでは!?
スパゲティパスタもここまで寄った撮影が可能。もうグルメ撮影とかなんとか言っている場合ではなく、グルメ撮影でのパーツ取りまでできてしまいます。
なお、こうして一番寄った撮影ができるのはいっぱいにズームしたテレ端になります。反対側の広角ワイド端にすると最短撮影距離は0.3mになります。
20mm広角端で一番寄ることができるところで撮影したものがこちらになります。普通はこうして広角側にしてマクロ撮影することはないかな?
先ほどの、ワンちゃんもワイド端での最短撮影距離をするとこれくらいになります。(フォーカスはα7R Vを使って動物AFを使って撮影しているので鼻先ではなく目の位置で最短撮影距離になるように撮っています)
こちらは野鳥の置物です。こちらもテレ端での最短撮影距離だと、こんなに大きく写せます。
撮影倍率の0.39倍というのは被写体の大きさが何倍の大きさで光学センサーに投影できるかを表しています。フルサイズセンサーの短辺の方に500円玉がいっぱいに写せるのが1倍で、ソニーのレンズの場合はマクロレンズでだけ、そういう倍率での撮影ができます。0.39倍だと、画面の短辺2/5くらいのサイズに500円玉が写せるくらいの倍率になります。
数字ではピンと来ていなかったのですが、実際に使ってみるとすごい寄れ具合です。
「ズームするとレンズは伸びますか?」というご質問をいただいていましたが、一番伸びている状態でこれくらいです。割と繰り出し量というか、レンズ全長の長さを考えると繰り出し率?がかなり大きめです。
あらためて外観の紹介です。20mmの広角撮影ができるズームレンズがこんなに軽量コンパクトになっているなんて、どういうからくり!?というところですが、前玉の大きなところにEDガラスを使っているところに秘訣かあるのかもしれません。EDガラスは通常のレンズよりも屈折率が高く、レンズを小型軽量化したときも収差を抑えられるようです。SEL2070GはEDガラスを3枚、ED非球面レンズを1枚、高度非球面AAレンズを2枚使うなど、ソニーのレンズ技術の総合力でコンパクトに設計しているレンズになっています。
写真左からフォーカスリング、ズームリング、絞りリングが並ぶ3連リング仕様になっています。絞りリングが搭載されているとカメラの電源を入れながら「被写体は風景だから」とか言いながら絞りをF8まで絞ったり、「動きの速い被写体だから」ということで絞り開放のF4に回して、カメラ起動後すぐにシャッターが切れる、という爽快感が得られます。
撮影タイミングを早められるメリットがあるんですが、ズームリングと間違えずに操作ができるように、写真の様に段差を付けていたりもします。いざ、使ってみると操作を迷うことはありません。
この3連リングは2021年発売のSEL70200GM2から搭載が始まっていて、SEL24105Gなどのズームレンズにはまだ装備されていません。これもSEL2070Gを使うことのメリットのひとつです。
「IRIS LOCK」というのは絞りリングの固定スイッチです。と、言っても絞りリングの動きをすべて止めてしまうのではなく「A」と「22~4」までの数値域の行き来ができなくなるスイッチです。
絞りリングですが、人によってはカメラ側のダイヤルで操作するのに慣れているので、カメラ側で操作をしたい、というケースもあり、そういうときはレンズ側の絞りを「A」にすることで、カメラ側のダイヤル操作にしてしまうことができます。そうしたときに誤って絞りリングが回らないようにロックするというわけです。
細かい機能ですが、撮影時にはこういうところの誤操作が命取りになることがありますからね。
AFとMFの切り替えスイッチも装備。フォーカスホールドボタンも左側と上側の2カ所に装備しています。たまにいまでも「このボタンは何に使うんですか?」という方がいらっしゃるのですが、デフォルトではAF時にAFが動作しないようにピントを固定してしまうボタンとして設定されています。
いろいろな機能にアサインすることができるので、ここに瞳AFを設定したり、なにかしらの切り替えボタンを配置したりして使われている方が多いようです。
あとは目立たないところになりますが「クリックオンオフ」というのがあります。絞りリングを回したときに「カリカリ」という感触と音がすると気持ちよいのですが、動画撮影時にはそれがマイクに入ってしまう可能性があるので、そういうときはクリックオフにすることでヌルヌルっと絞りの変更ができるようになります。
ということで、レンズの大まかな機能の紹介でした。ズームリングには焦点距離の表示があり、ここの「24」の隣に「20」という記載があるのが不思議な感じです。今まで見たことのない図です。
■「SEL2070G」画角比較&「SEL24105G」サイズ比較
こちらは大人気ベストセラーレンズの「SEL24105G」との比較です。望遠域が通常の標準ズームレンズよりも1.5倍も長い、ということで中望遠までカバーしてくれて、高画質なGレンズです。最高画質を誇る「SEL2470GM」を使うか、便利差をとって「SEL24105G」を使うか、という選択が今まではありましたが、より小型軽量で広角撮影ができる「SEL2070G」がその選択に加わります。
レンズの繰り出し量はSEL24105Gと同じくらいですが全体のサイズが短くなるので、SEL24105Gよりも一回りコンパクトな感じになります。
レンズフードを装着してみました。レンズ筒の直径がSEL2470Zよりも一回り太いんですがα7のカメラボディとのバランスを見ると、SEL2070Gの方が安定的な感じでバランスがよく見えますね。
持っていったレンズとのサイズ比較です。今まで「SEL2470Z」と「SEL1635Z」の2本を使っていた方は「SEL2070G」の登場のおかげで1本にまとめてしまうことができるかも。重量は半分くらいにできますね。
レンズ筒を伸ばしたところも比較してみました。
これでなんとなくのサイズ感が伝わったでしょうか? レンズ本体がメタル製のSEL2470ZやSEL1635Zと比較して樹脂製ボディになっているため、持ったときのヒンヤリ感はありませんが、こちらの方がキズに強いような。ツァイスはズームリングまでメタル素材になっていて、どこかに引っかけると塗装が剥がれてシルバー地が出てくるため目立つんですよね。
次は画角の差がどんなものなのか比較してみます。上記の写真がが20mm画角です。SEL2070Gで撮影できる一番ワイドな画角になります。この画角で原神のキャラクター5体がちょうと入るように撮影位置を決めました。
これが24mmの画角になると両端のキャラクターが切れてしまいます。
24mmのレンズでもこれより下がれば全体が写るのは間違いないんですが、ここは画角の比較なので、このまま画角を狭めていって、焦点距離別にどれくらいの差が出るのか見比べて行きます。
焦点距離28mmにしてみました。これがα7 IVなどのキットレンズについている「SEL2870」や、α7Cのキットレンズ「SEL2860」のワイド端です。20mmや24mmの焦点距離と比べると、かなり狭く感じます。
焦点距離35mmです。ソニーのサイバーショットが登場し始めの頃は単焦点レンズのカメラで、これくらいの画角のものがメジャーでした。ゆがみが少なくレンズが作りやすかったんでしょうね。
焦点距離50mmです。標準レンズというのがこの画角で、人間の見た目に近い画角と言われていますが、人間の目はもっと広角ですので、注目して見ているときの視界といった感じかも。 写真撮影で「風景を切り取る」という時にはこれくらいの画角だと撮影しやすい感じがします。
焦点距離70mmです。最初のあの広かった20mm画角から、ここまで被写体をアップすることができました。
スタートが20mmということを考えると70mmの画角までこれだけのバリエーションで撮影ができます。まさに標準ズームレンズに1本、広角単焦点を加えた感じです。
焦点距離20mmです。もう一度、別角度で焦点距離の違いを比較してみたいと思います。
焦点距離24mmです。カメラの両脇にあるプレートが見えなくなりました。
焦点距離28mmです。キットレンズのスタートだと、すでに左右のカメラも入りきらなくなってしまいました。
焦点距離50mmです。これでもセンターにあったジンバル付きのカメラが大きく写せていますが、充分寄れる感じではありません。
焦点距離70mmです。これだと、明らかにジンバル付きのカメラが主役になります。1本のレンズで広角からここまでの望遠撮影が可能。
なお、この広角な20mmのワイド端ですが動画撮影の場合も威力を発揮します。
動画撮影の際にカメラによっては「手ぶれ補正アクティブ」という、従来よりも補正幅を大幅に増やした手ブレ補正機能を利用することができます。手ぶれ補正量が多いため、補正をするためののりしろが必要になるため、若干、画角が狭くなります。20mm、24mm、28mmの画角で手ぶれ補正のオンオフを動画で実際に試してきた動画が上記になります。
たまたまですが、自撮りしてて手持ち無沙汰だったので、画面中で手を振っているんですが、これが反対側の手にも伝わって、シューティンググリップを持っている手が揺れてしまい、結果、手ぶれ補正アクティブの威力がよくわかる動画になってしまいました。
テロップで紹介していますが、手ぶれ補正アクティングを使うと20mm画角のものは24mm相当に、24mm画角のものは28mm相当になっている感じ。
従来の24mmスタートの標準ズームレンズだと28mm相当になってしまい、オジさんが大写しになってしまうところなんですが、20mm画角での手ぶれ補正アクティブが使えれば、本来の24mm相当画角での手ぶれ補正アクティブが使えるので、広い画角での自撮りができそうです。
三脚が立てられるようであれば手ぶれ補正をオフにしてより広い20mm画角での自撮りも可能。必要に迫られて撮影するときは良いかも。
ついでなので、α7R Vでの「手ぶれ補正アクティブ」の威力なども試してきました。この「手ぶれ補正アクティブ」というのはソニーの純正レンズでしか使えない機能で、他社製レンズではここまでの手ぶれ補正効果は得られません。広角撮影の場合はあまり手ぶれは気にならないという方もいらっしゃるかもしれませんが、ケースによってはジンバルに載せているのではないかくらいの効果が得られます。
前半はあまり良い見本ではないのですが、後半の前方に進みながらの撮影では相当スムーズな撮影ができていると思います。手ぶれ補正アクティブの効きですが、こうして前進しているときの効きが一番良いみたいです。
そして、フォーカスブリージングも試してきました。
フォーカスブリージングはフォーカスが移動したときに画角が微妙に変わってしまうこと。コンティニュアスAFで撮影しているときに被写体が微妙に前後したりすると、それに合わせて微妙にズーム操作しているみたいにビヨンビヨンと画角が変わってしまう現象があり、これがレンズによってあまり目立たなかったり目立ったりします。
α7 IV、α7R V、FX30などの最近のカメラには「フォーカスブリージング補正」機能が搭載されており、それをデジタルで補正してしまうことも出来るようになってきているのですが、対象レンズは限られています。「SEL2070G」はフォーカスブリージング補正の対応レンズになっているのと、そもそもレンズ自体があまりブリージングが出ないレンズでした。
フォーカスブリージング補正はα7 IVやα7R Vにしか搭載されていない機能ではあるんですが、他のカメラをお使いの方も、これならブリージングをそれほど気にせずに撮影ができると思います。まさにVlog撮影のズームレンズとしては神レンズ到来かもしれません。
■店員が実際に撮影した「SEL2070G」作例
α7R V + SEL2070G F4.0 1.6秒 ISO200 焦点距離20mm
α7R V + SEL2070G F4.0 20秒 ISO400 焦点距離20mm
α7R V + SEL2070G F8.0 1/40秒 ISO400 焦点距離70mm
α7R V + SEL2070G F5.0 1/800秒 ISO400 焦点距離52mm
☆当店blog 2023.2.22「【レビュー】新レンズ『SEL2070GでVlogを撮ってみた』」
■レンズ購入前に!ソニーストアおすすめサービス
ソニーストアでαレンズを購入してみようか?という方に、ソニーストアで購入することのメリットをご案内したいと思います。
メーカー直販のソニーストアでのレンズ購入というと価格が高いのでは?と思われるかもしれませんが、実は保証まで計算に入れるとかなりお得な価格設定になっています。
というのもソニーストアではかなり強力な保証サービスを付けて購入する事ができます。ただ、レンズ購入時にはちょっとしたコツがあり、それを知らないと損をしてしまうことも。そこで簡単にその内容をご紹介致します。
一番大きな魅力がレンズの長期保証のサービスで、3年ワイド保証/5年ベーシック保証が無料になります。
ワイド保証というのは通常のメーカー保証1年を3年に延長した上に、落下破損や水没などの事故の際も、無料で修理を受けられる保証サービスです。3年ワイド保証はレンズ本体価格の5%程度に設定されているのですが、それが無料。レンズが5%オフになる感覚で利用ができます。
で、レンズの価格ってわりと高いじゃないですか。3,710円が5%とすると74,200円以上のレンズを購入する時は、αあんしんプログラムに入会してからレンズを買った方がお得になる、というわけです。
盗難や、日本海溝に水没させてしまうなど、本体がなくなってしまった場合は補償されませんが、これが魅力でソニーストアでソニー製品を購入される方はかなり多くいらっしゃいます。
こうしたワイド保険が3年で本体価格の5%、5年で本体価格の10%で用意されています。是非、こちらに入って購入していただきたいところ。カメラ本体もそうですが高額なレンズもワイド保証に入れて購入できるのがソニーストア最大の魅力なんです。
レンズ購入時に、お得にワイド保証に入るにはどうしたらよいのか、というところですが「αあんしんプログラム」というソニーストアの会員サービスに入ってからαレンズを購入する方法があります。
αあんしんプログラムは2017年3月1日からスタートしたサービスで、入会金が3,000円、月会費が500円かかるサービスです。最低契約期間が1年という設定があるので年会費として考えると6,000円がかかります。
しかし、入会すると4か月後に3,000円のお買物券がプレゼントされ、以降、1年ごとに3,000円クーポンがプレゼントされるため、実質半額の3,000円が年会費という計算ができます。
年会費3,000円で購入したレンズの3年ワイド保証が無料、もしくは5年ワイド保証が半額になります。
ワイド保証の価格はレンズ価格に対して3年ワイドで5%、5年ワイドで10%に相当するため、15万円のレンズだと3年ワイドでも7~8千円に設定されます。なのでレンズ購入時に5%のお得が毎回得られることになります。
そのため、20万円クラスのレンズを1本購入すると、その時点ですでに「αあんしんプログラム」年会費の元が取れてしまう計算。ソニーストアでαレンズを購入するなら絶対に入会しておいた方が良いシステムになっています。
αあんしんプログラムの利用ですが、すでに会員になっている方はワイド保証を選ぶだけ。まだ入会されていない方はレンズ購入時に同時入会すれば特典を最初から利用することができます。(以前はレンズ購入前に入会する必要がありましたがサービスのリニューアルがあり、今は同時入会ができるようになりました。)
これらの保証サービスも計算に入れて、お得にお買い求めいただくのがお勧めです。
αあんしんプログラムに入会してから購入すると3年ワイド保証が「無償」になります。さらに延長した5年ワイド保証も半額で利用ができます。
高額なレンズ購入であれば、あるほどお得になるので、SEL2070Gの購入だと一発で元が取れてしまいます。
ワイド保証を利用するためのαあんしんプログラムの入会はレンズ購入と同時にできますが、My Sony IDの取得は無料で事前に出来ます。なのでαあんしんプログラムは購入時に同時入会するとして、まずはMy Sony IDを登録して10%OFFクーポンの取得をどうぞ。
そしてSony Bank WALLETをお持ちの方は現金を普通預金口座にご用意ください。提携カードで3%値引きと、ポイントバック0.5%~2%でもっとも安く購入ができます。
Sony Bank WALLETの発行には最短でも10日ほどかかりますので、ご注意を。
通常の分割クレジットと違い「残価設定クレジット」は2年後に返却するか、買い取りをするか選択する分割払いです。2年後のレンズの価値をあらかじめ決めておき、その額を引いて24回分割払いを行い、25回目に残価額を一括で支払うか、レンズを返却するか選択します。
シミュレーションしてみたところ、残価率は32.4%という割と高額な設定になっていました。通常の上限は35%なので、限界に近い2年後も価値の高いレンズ、という見方をしているようです。
AV商品10%オフクーポンを使って残価額「60,000円」を引いた総支払額を24回で分割すると月額4,400円での購入になります。(初回のみ5,450円)
そして2年後の2025年3月に60,000円で買い取りにするか、レンズを返却するかの選択を行います。
頭金を多少入れて、月々の支払額をもう少し安くしたい、という方には裏技も用意されています。「ソニーストアのお買い物券」を先に購入しておき、これを頭金にする、というコトができます。
「ソニーストアのお買い物券」は180日間の期限で、あらかじめ購入予定の商品を購入するためにクーポンを用意できるものになっていて、クレジットカードやd払い、PayPayなどで購入ができます。d払いやPayPayがキャンペーンを行っていて高率のポイントバックがあるときなどに、お買い物券で購入しておき、後日、欲しい商品を購入するときに使う、ということができるんですが、分割払いの際の頭金として使うこともできます。
ここで5万円の頭金を「ソニーストアお買い物券」で購入しておくと74,800,円の残価設定クレジットになるため、月額3,100円での分割払いにすることができます。
ソニーストアお買い物券 (1000円分) COUPON-1000 |
ソニーストア価格: 1,000 円 |
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・一度に購入できるお買い物券は20点(20,000円)までとなります ・購入後180日間、ソニーストアでのお買い物に利用できます |
ソニーストアお買い物券 (500円分) COUPON-500 |
ソニーストア価格: 500 円 |
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・一度に購入できるお買い物券は20点(10,000円)までとなります ・購入後180日間、ソニーストアでのお買い物に利用できます |
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ソニーストアのお買い物券は一度に20点しか購入ができないのですが、1000円クーポン20枚と500円クーポン20枚を同時に購入すると1回で30,000円までのお買い物券購入ができます。
残価設定クレジットの他、24回分割払い手数料0%の通常の分割払いででも利用ができる技ですので、是非、こうしたお支払い方法もご検討になってみてください。
■テックスタッフ店頭購入特典
また、東京、新橋にある当店テックスタッフでは、店頭にてソニー製品のご購入相談を頂いた方へ様々な特典をご用意しております。特典内容は上記リンクからご覧いただけます。
時期によって特典内容も変わってきますので、ぜひお得にお買い求め下さいませ!
G レンズ 標準ズームレンズ SEL2070G |
ソニーストア価格: 184,800円 税込 |
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発売日 | 2023年2月10日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 サービス |
5年ワイド:-18,700 円 3年ワイド/5年ベーシック: 9,900 円 3年ベーシック: 無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
発売後、実機を当店店頭にて展示予定 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |