【レビュー】バランス接続対応のハイエンドモデル『NW-ZX507』実機レビューレポート

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ストリーミングサービスもハイレゾ級高音質で楽しめる2019年モデルのウォークマン。バランス接続対応のハイエンドモデル「NW-ZX507」のファーストインプレッションをお届けします。

 

こんにちは、店員佐藤です。

ウォークマンのハイエンドモデルとしては「NW-ZX2」以来のAndroid OS搭載モデルとなります。ZXシリーズとしてはZX300シリーズ登場から2年ぶりのフルモデルチェンジになります。

ZX300からZX500の発売の間にDMP-Z1という85万円もするデジタルミュージックプレーヤーが発売になっていて、そのエッセンスを取り込んだ高音質モデル、ということになります。

機能面としてはウォークマンA100シリーズ同様でWi-Fi搭載、Android OS採用によりストリーミングサービスに対応できるウォークマンになったことがもっとも大きな進化となります。ZX300からの進化ポイントをまとめると下記の様な違いがあります。

  • Wi-Fiネットワーク機能搭載
  • ストリーミング音楽サービス対応
  • PCレスで楽曲転送
  • USB type-C端子搭載
  • 3.6インチ大画面化
  • 銅の切削加工により容積3.2倍の銅切削ブロックでデジタルGNDを強化
  • バランス出力用アンプにDMP-Z1で採用した高分子コンデンサ「FT CAP2」を4基搭載
  • アンバランス出力側コンデンサの体積8.2倍 4基のPOS-CAP容量47μF→100μF
  • 内部構造改良により振動耐性向上
  • 高音質はんだに金を添加しチューニング
  • トレータイプ microSDスロット

デザイン的にはキープコンセプトでイメージはそのままですが、中身の進化は今回もかなり多岐にわかります。

外観の違いですが写真左がZX300、写真右が新型のZX500になります。ボディサイズはほぼそのままで、横幅が1.3mmほど大きくなっています。画面サイズはZX300が3.1インチ(800×480ドット)から大型化して3.6インチ(1280×720ドット)になっています。

W.MusicアプリのUIはウォークマンA100シリーズ同様で、従来モデルのウォークマンUIとほぼ完全に一致しています。

ボディ下部ではZX300(写真左)にはWMポートがあるのですが、新型ZX500(写真右)ではスッキリとしたデザインになっています。ストラップホールもボディ左側面に移動しました。

上面から見ると見分けはほとんど付かないほど同じデザインになっています。天面には3.5mmのアンバランス出力ステレオミニ端子と、4.4mmバランス標準端子が並びます。

こちらは最初の電源投入時に案内される「高音質ガイド」です。

普通は読み飛ばしてしまうようなウンチク話に思えますが、ここにすごく重要なコトが書かれています。

毎回、話題になりますが「エージング動作」と呼ぶ、慣らし運転をすることで音質が安定するということが説明されています。

ここでエージングには200時間必要があり、アンバランスとバランス端子とヘッドホンジャックそれぞれで行う必要がある、ということが書かれています。それぞれ200時間ずつで400時間の慣らし運転をする必要があります。

前回のZX300の時に店頭展示モデルをすぐにエージングして、その後、新品で購入されたお客様のウォークマンZX300と聴き比べをしたことがあるのですが、なるほど、確かに低域の音質がフニャフニャした印象だったものがエージングすることでかっちりと鳴る、というのを試したコトがあります。

効果はあります。

なお、従来モデルのZX300では設定画面の本体情報の中に、個体での再生時間表示があるため、エージング動作をするときに、これを目安に行うことができたのですが、ZX500ではその項目が見つけられませんでした。しっかりとエージング時間を計りたい、ということでしたら、購入時にエージングを行って、8日間、音楽再生をし続ければ時間をしっかりと計れます。バランスとアンバランスで8日間ずつなので、購入してから16日間、2週間以上、使えないというのはちょっとした試練になりそうですね。(^_-)

SDカードスロットですが、従来はフリップを外して中にあるメモリーカードスロットにマイクロSDカードを挿す、という使い方でした。新型ZX500ではスマートフォンのSIMカードでよくあるトレー方式に変更されています。トレー部分にフラップも付いています。

ZX100の時からよくあるのですが、フラップがガバガバになってしまい、締まらなくなる、というのはこれで防げそうです。

こちらはボディの右側面で再生停止やボリューム、電源のハードウェアスイッチがあります。一番下にホールドスイッチがありますが、ここのところにマイクが隠されているそうです。「OK google」をどこに向かって話せば良いのかというと、このホールドボタンの部分なります。

ZX300(写真左)とZX500(写真右)のぞれぞれの背面です。フラッシュの映り込みがあり、わかりにくくなってしまいましたが、ZX300ではNFCロゴが白で着色されているのですが、ZX500では彫り込みのみで着色はされていません。

よりスッキリしたデザインになっています。

 

ZX300にあって、ZX500ではなくなってしまった機能もあります。ウォークマンA100シリーズ同様にBluetoothレシーバー機能が非搭載になっているのと、PCと接続してUSB-DACとして利用する機能がなくなっています。ZX500シリーズ自体がネットワーク対応になったので、これらの機能は不要、という考え方になります。

これらの機能をZX300で使っている方がZX500に乗り換える際はご注意ください。

蛇足ながらウォークマンA100シリーズとのサイズを比較するとご覧の通りです。画面サイズ3.6インチは同じですが高音質回路の搭載により、かなり大きさ、重さが異なってきます。

バランス出力とアンバランス出力の2系統の出力を持っており、さらに大容量コンデンサをそれぞれで用意しているなど、音質にこだわったモデルになっていますので、それが、このサイズの差となります。

 

ウォークマンZXシリーズと言えば、やはり2013年発売の「NW-ZX1」のインパクトがすごいですよね。すっきりとフラットだった歴代ウォークマンのデザインだったものが音質を優先させてもっこりと膨らんだボディデザインで登場。

自分で高音質パーツを従来ウォークマンにつけて改造して聴いていたソニー社員さんに、それを製品化したらどうなるの?ということでゴーサインが出て登場したモデルでした。ウォークマン本体の価格が7万円を超えたモデルは衝撃的で「7万円もするウォークマンを誰が買うの?」という声がある中、ものすごいセールスを記録したモデルになっています。

実はその後、登場した「ZX300」も128GBモデルの「ZX300G」と合わせて大ヒット。セールス的には初代「ZX1」に並ぶ大ヒットモデルになっているんだそうです。「ZX300」は手軽なバランス出力が楽しめるウォークマンとして登場しており、4.4mmバランス出力を体験してみたい、ということでヒットしたんでしょうね。

新型のZX500の音も短時間ですが楽しませてもらっています。ウォークマンA100シリーズ同様にウォークマンアプリでカセットテープ再生画面などの演出で楽しませてくれるのですが、最大の特徴はやはり、その音質です。

バランス出力時に楽しめる締まりのある力強い低音域は、初代ZX1を彷彿とさせてくれます。そうそう、元々出てきたZX1の音のバランスが好みだった、という方はZX500もそれに通ずるバランス感があると思います。

カセットウォークマンの再生画面を見ながら楽しむウォークマンの音ですが、アナログアンプの音を再現する「DCフェーズリニアライザー」やアナログレコードの豊かな音質を再現する「バイナルプロセッサー」などのアナログエフェクトとも呼べるこれらの機能をすべて使って鳴らしたくなります。

当時カセットテープに入れて楽しんでいた音楽が、今はハイレゾで配信されているので、それらをあえてアナログの音にして聞いてみる、というのも良いかも。

現在、ハイレゾ音源が楽しめるストリーミング配信サービスは「amazon music HD」とPC向けに行っている「PrimeSeat」のみとなっています。ただ、mora qualitasにて2019年春からサービス配信予定だったものがこの秋に延期になっていたりするので、近日中に複数のサービスからハイレゾストリーミングを選ぶことができるようになりそうです。(現時点ではamazon music HDのみ)

数百万曲のハイレゾ音源が月額1,980円で聴き放題というのは、ハイレゾアルバムをダウンロード購入するよりも圧倒的にたくさんの音と出会えそう。

こういうサービスを見てしまうと高音質ハイレゾもストリーミングサービス対応で使ってみたくなりますね。

 

「NW-ZX507」はソニーストアにて11月1日発売で予約販売中です。一番新しいウォークマンZXシリーズの音を是非お試しください。

 

ウォークマンZXシリーズ
NW-ZX507
ソニーストア価格:
80,000 +税~
発売日 2019年11月2日 メーカー商品情報ページこちら
延長保証 3年ワイド:8,000円+税 
3年ワイド/5年ベーシック:4
,000円+税
3年ベーシック:無償
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