60倍ズームまで使えるサイバーショット『DSC-HX200V』受注開始
光学30倍ズーム、全画素超解像ズームで60倍までいける超望遠ズームレンズ搭載モデル「DSC-HX200V」の受注もスタートしました。
光学30倍もすごいんですが、超解像で60倍って一体、どれくらいの焦点距離なんだ!?というモデルです。広角側が4:3で27mm相当とのことなので30倍ズームだと810mmになり、超解像60倍ズームで1620mmということになります。
1620mmのズームって一体どんなことになるんでしょうね。
シチュエーションがわからないのでなんとも言えませんが、デジタル一眼“α”のAPS-C機で500mmレフレックスレンズを使って750mm相当になります。デジタル一眼の超望遠状態よりもまだ焦点距離が長いことになります。
さらにそこから全画素超解像ズームで1620mm相当。なるほど、こうなると運動会需要ではなくて、野鳥撮影とかに使うカメラになります。1620mm相当って野鳥観察用のテレスコープでも難しいのでは!?
で、そんな超望遠だと普通は三脚必須になるところなんですが、そこを手ぶれ補正でぶれを吸収。新開発のジャイロセンサーを搭載することにより手ぶれ補正の精度をあげているそうですが、これも実機でどれくらいの効果があるのか試してみたいですねぇ。
ちなみに今年のサイバーショットでは「ピタッとズーム」というキャッチコピーが使われていますが、これはピントが合いやすい、というのもあるんでしょうけど、見ての通り手ぶれ補正の精度アップ、そしてシャッターを半押しにしなくても常時手ぶれ補正を効かせるのでズーム時も構図が決めやすい(なんとズームしている最中も手ぶれ補正を効かせているそうです)、そして高速AFですぐにシャッターが切れる。
これらの効果を合わせて「ピタッとズーム」とネーミングしているようです。
AF性能はデジタル一眼“α55”が登場したときからドンドンレスポンスが上がっているみたいです。コントラストAFでもTTLの様に被写体への距離を推定する方法でフォーカスを合わせている様子で以前とは違ったロジックを採用しているようです。
ハードウェア的には昨年モデルのDSC-HX100Vとあまり変わっていないんですが、ソフトウェアの進化がこれは期待できます。これも使ってみたいなぁ。。。作例写真が野鳥ばかりなので、私も野鳥撮影に一度で良いから持って行きたいです。(>_<) (昨年モデルはすごい品薄モデルになってしまい、そんなお願いができるモデルではなかったんですが、今年はどうですかね。)
それと、このモデルが使うバッテリーは「NP-FH50」というバッテリーです。一見したところデジタル一眼NEXシリーズと同じバッテリーか?と、思えるんですが、NEXシリーズが使っているのはWシリーズのバッテリーです。
HシリーズのバッテリーというのはHDR-TG5とかHDR-CX12、HDR-CX500V、α330、α380などのちょっと古い世代のハンディカム、“α”で使われていたバッテリーになります。現行モデルではDSC-HX200Vしか使っていないのでご注意を。(お客様から質問があって判明しました。)
このバッテリーがNEXシリーズと共通だとより買いやすいと思うんですが、それはできません。
ソニーストアでは49,980円にて販売中。デジタル一眼カメラを使う自信がない、より手軽に本格的な写真を撮りたい、という方にお勧めです。
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