3Dヘッドマウントディスプレイ『HMZ-T1』の謎に迫る!

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先週末から楽しませていただいている3Dヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T1」ですが、いろいろ使ってみて新たに発見したことがたくさんありました。

また、使ってみて「あらら?」という点もいくつかあって、それを今日はいろいろ調べてみました。HMZ-T1の謎だった部分に迫ってみたいと思います。

 

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と、言っても調べは簡単につきました。サポートページにHMZ-T1のQ&Aが掲載されているので、ここで調べてみたらあっという間に全部解決します。

ま、私が使ってみて「おや?」と、思ったところをここでレポートしてみたいと思います。

 

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まず、最初はこれです。PS3のディスプレイ設定画面なんですが、3Dディスプレイを接続すると接続されたディスプレイのサイズを聞いています。この場合は初期値で72インチになっていますが、そういえば、HMZ-T1の場合は何インチに設定するんでしょう?

設計上は30m離れたところにある750インチスクリーンということでしたが、もしかして750インチと設定するのが正解なんでしょうか!?

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ちゃんとQ&Aにもそれが掲載されていて750インチと設定するのが正解なんだそうです。

これ、PS3のコントローラーで設定するとかなり時間をかけてスクロールすることになります。PS3と接続される方はがんばってください。(^^;)

 

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これもてっきりできるものと思っていたんですが、パススルー接続をしても映像が出力されるのは1系統だけなんだそうです。

たとえばPS3→HMZ-T1→ブラビアと接続しても、一度に映像が見られるのは1台だけで、HMZ-T1とブラビアで同じ映像を同時にみることはできないそうです。

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同様にHMZ-T1を複数台、パススルーで接続しても同時に同じ映像が見られるわけではないとのこと。道理で、3Dディスプレイを接続してHMZ-T1の出力されている映像を撮影しようとしても観られないわけです。

納得。

 

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私は3Dブラビアを使っているので、特に迷わなかったんですが、フレームパッキン方式(3Dブルーレイソフト)はオートで3D表示になるものの、BSデジタルで放送しているサイドバイサイド方式の3D映像は手動で切り替えないと立体映像にはなりません。

これもわからない方にはわからないんだろうなぁ。。。設定は難しいものではないのですが、やり方がわからないとできないですからね。メニューを呼び出して3D設定を選んで「左右分割方式」を選択するだけです。

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同様に、HMZ-T1を観て「立体感が感じられない」とか言う場合も、それはHMZ-T1のせいではない可能性が。。。元々立体感が出るのはソフトウェア側の問題なので立体感の少ない、自然な3Dを目指している最近の映画ソフトではあまり飛び出した感じなどもしないと思います。

HMZ-T1で最初に楽しむのには立体感バリバリのソフトを用意しておいた方がよいかも。

私がおすすめするのはこれ。

“make.believe” 3D Music Clips e.p. [Blu-ray]

“make.believe” 3D Music Clips e.p. [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: SMR(SME)(D)
  • メディア: Blu-ray

3曲入ったミュージッククリップで2,034円です。当店で3Dブラビアのデモをやっているときも、このソフトの受けが一番よかったです。ど派手な3Dが楽しめますので、これをファースト3Dソフトにするの、おすすめです。

 

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ブラビアには遅延をなくすために一部高画質処理を省いた「ゲームモード」というのがありましたが、HMZ-T1にはそれに相当するものはありません。おすすめはスタンダードモードだそうです。

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そして、これも私はちょっとはまったんですが、対応する音声フォーマットはリニアPCMのみで、ドルビーデジタル、 DTSなどには非対応です。PS3を接続するときはリニアPCM出力にしておく必要があります。

当初、グランツーリスモ5の音が出なくて悩んだんですが、ディスプレイ設定を最初からやったら自動でリニアPCMに切り替えてくれたようで、それで解決していたんですが、なるほど。そうだったのか。。。

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そして、これも意外だったんですがブラビアリンク非対応でした。今時登場したHDMI対応機器なので電源連動とかしてくれると勝手に思っていたんですが、リンク非対応なんですね。なのでPS3もHMZ-T1も個別に電源を入れたり切ったりする必要があります。

 

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そして、これも自分で先に結論を出していたんですが、遠近両用メガネとかではなく、ストレートな近視用メガネの方が使いやすいのでは?ですが。。。

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それもQ&Aに掲載されていて遠近両用はうまくいかない場合があるんだとか。

そうか、そうなるとHMZ-T1専用のメガネとか作りたくなってきちゃうなぁ。なるべく目からの距離が離れていなくてアーチというか曲面になっていないものが良さそうですよね。

本当は視度調整機能がついている方がありがたいんですが、そういうことをするとヘッドマウント自体の重さが増えちゃうというのもあるんでしょうし。

 

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あとは、取扱説明書をごらんになった方は皆さん疑問に思われるんじゃないですかね。消耗品の部品交換ですが、
パーツ代金。

当店でわかる範囲内で調べてみました。11月14日現在の部品価格は下記の通りです。(税別)

 

 イヤーパッド  900円
 イヤークッション  200円
 ノーズパッド  200円
 ヘッドパッド  2500円
 ヘッドパッドカバー  500円
 ヘッドバンド調整クリップ  不明
 ライトシールド(左右)  800円
 ケーブルホルダー  不明

サービスパーツの価格は予告なく変更されることが多いので、ご注文の際は最新の価格をご確認ください。ヘッドパッドは薄型も厚型も同じ価格でそれぞれ2,500円します。あとはイヤーパッド、イヤークッションなどは一つずつの価格になるので、両方2個1組にする場合はパーツを2個購入する必要があります。

ヘッドパッドがちょっと良い値段しますが、それ以外のパーツは安く設定されています。

 

以上、HMZ-T1の私が謎だった部分のレポートです。あとは次回入荷の情報などがわかればよいのですが。。。

 

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★ソニーストア 3D対応ヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T1」のご案内はこちらから

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☆ソニー製品情報 3Dソフトキャンペーンのお知らせはこちらから

☆当店blog 11.11.13「ヘッドマウントディスプレイ『HMZ-T1』の自宅セッティング」 
☆当店blog 11.11.11「3Dヘッドマウントディスプレイ『HMZ-T1』開梱レポート」 
☆当店blog 11.11.4「『HMZ-T1』のエントリー受注終了」 
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☆当店blog 11.9.28「ソニー3Dキャンペーンの予告掲載」 

☆当店blog 11.9.21「ヘッドマウントディスプレイ『HMZ-T1』を見てきました」 
☆当店blog 11.9.13「『ICO/ワンダと巨像 Limited Box』買いました」 
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☆当店blog 11.2.18「日本初公開のHDヘッドマウントディスプレイを見てきました」
 

 

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