3Dディスプレイ搭載VAIOがサイドバイサイド対応へ
VAIOアップデートのお知らせです。対象モデルは3Dディスプレイ搭載のVAIO Fシリーズと、VAIO Lシリーズです。
これでサイドバイサイド映像の再生に対応することになります!
今回のアップデートによる追加機能はこの通り。ブルーレイディスクのサイドバイサイドと、動画ファイルのサイドバイサイドに対応となっています。
ちょっと信じられないんですが、3Dディスプレイ搭載モデルのVAIO Fシリーズ、VAIO Lシリーズではフレームパッキング方式の動画再生に対応しているだけで、BSデジタル放送で使われているサイドバイサイド方式の3Dファイルには再生対応していなかったんです。
それが先ほど公開されたアップデートファイルにより、3D再生にようやく対応とのこと。
早速、試してみました。私が実験した16時頃ではまだオートアップデートが始まっていなかったので手動で試しています。
※コメントをいただいてから気がついたんですがVAIO FシリーズのF23シリーズが対象になっていて初代のF21シリーズは今回のアップデート対象になっていません。ですが、自分でダウンロード&インストールするとアップデートパッチがあたり、3D再生ができてしまうようです。メーカー、当店では動作保証ができませんが、以下、それでも使えましたという当店展示機での個体レポートになります。
アップデートが終わったところで、ソニーBDレコーダーで録画しておいたBSデジタル放送のサイドバイサイド方式で収録された「THE 世界遺産 3D」のBD-Rを再生してみます。
自動でWinDVDが起動してディスクの再生が始まると。。。
おっと、サイドバイサイドの映像がそのまま表示されてしまいました。
サイドバイサイドというのはこうして一画面に左右の目の両方の映像を横方向に圧縮して同時に表示する方式です。これを再生機器のほうで横方向に伸ばして左右の目に別々に表示することで立体視をします。
このままでは立体視はできません。
ということで、WinDVDのツールを押して「3D再生」のボタンを押します。
ここでサイドバイサイド方式のコンテンツの再生方法が指示できるようになっているので2Dから3Dへラジオボタンを移します。
写真ではわかりませんが、これで立体視できました。屋久島の森にぐっと奥行き感が出ています。横方向の解像度は半分になっているので、フレームパッキング方式の3Dディスクと比べると画質では劣りますが、なんせBSデジタル放送は無料で見ることができます。
これで視聴コンテンツが一気に増えます。
ついでに、3Dファイルの再生もサイドバイサイド方式に対応とのことなので、それも試してみましょう。用意したのはブロギー3Dの「MHS-FS3」で撮影した動画ファイルです。MHS-FS3は2つのイメージャーを内蔵していますが、記録しているのはサイドバイサイド方式なんです。
ファイル再生の場合は自分でエクスプローラー風メニューから再生ファイルを探し出してファイルを指定して再生させます。
同様に3D再生に切り替えると。。。
写真では全然わかりませんが、3Dメガネを通すとこれがしっかりと奥行き感のある立体視になります。
いやぁ、ようやくサイドバイサイドの3D再生ができるようになりました。MHS-FS3ユーザーさんはそんなに多くはないと思いますが、3D対応VAIOを再生機器として考慮することができるようになりましたね。
というよりは、3D対応VAIOをお持ちのユーザーさんにMHS-FS3を手軽な3D撮影機器として購入する道筋が見えてきましたね。
対象の3D対応VAIOをお使いの方、早速アップデートを試してみてください。
☆VAIOサポート「Corel WinDVD BD Ver.10.0.6.124」アップデートプログラム」のご案内はこちらから
★ソニーストア 3D対応可能なボードPC「VAIO Lシリーズ」のご案内はこちらから
★ソニーストア 3D対応大画面ノートPC「VAIO Fシリーズ」のご案内はこちらから
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☆当店blog 11.4.1「VAIO Fシリーズ(3D)のTVチューナー付きモデルを狙え!」
☆当店blog 11.3.30「VAIO Fシリーズ(3D)の3Dゲームインプレッション」
☆当店blog 11.3
.25「VAIO Fシリーズ(3D)の3D視聴インプレッション」
☆当店blog 11.3.24「VAIO Fシリーズ(3D)の開梱レポート」
★ソニーストア モバイルHDスナップカメラ「MHS-FS3」のご案内はこちらから
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☆当店blog 11.4.21「アナグリフ3Dメガネの話」
☆当店blog 11.4.19「SPコンテンツ登場 ブロギー3Dで3D撮影を楽しもう!」
☆当店blog 11.4.19「『ブロギー3D アクティブセット』の検証もしてみました」
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☆当店blog 11.4.15「ブロギー3D『MHS-FS3』導入会レポート」
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☆当店blog 11.1.14「1分でわかる新型ブロギータッチ」
k-tune
2011年11月24日 @ PM 6:03
良いですねー。VAIOZにも対応してもらえるとうれしいのですが・・・。
としぞう
2011年11月25日 @ AM 12:34
初代Fシリーズ(3D)には対応してないんですね・・・。
喜んで損した。
店員佐藤
2011年11月25日 @ PM 4:10
♪k-tuneさん、こんにちは。
今回のはVAIOがアップデートというよりもWinDVDが
アップデートした、ってかんじですよね。PowerDVDの
バージョンアップに期待しましょう。
そんなに難しいモノには思えないんですが、サイドバイサイドへの
対応、ずいぶん時間がかかったので、大変な技術を使って
いるのかもしれません。
店員佐藤
2011年11月25日 @ PM 4:12
♪としぞうさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
コメントをいただいてから私も気づいたんですが
当店で展示しているのは春モデルの初代3D対応Fです。
VPCF21なんですが、アップデートプログラムのインストールは
普通にできてしまいました。
オートアップデートにはならないかもしれませんが、上記の
リンクからプログラムをダウンロードして手動でインストール
してみると対応してしまうかもしれませんね。
かっきい
2011年12月7日 @ PM 2:09
中古ですが、念願の3D対応のVPCL22AJを購入しました。
このアップデートを適用して録画していたサイドバイサイドの番組とブロギー3Dの動画が再生できるようになったのですが、ブルーレイに保存しておいた番組の方が音が途切れたり、再生が遅れたりします。
世界遺産とパナソニックの音楽番組でどちらも同じ症状です。
そちらではこのような症状はないでしょうか?
CPUはi7の2630QMですが、過負荷なのでしょうかね。
何か情報があれば教えて下さい。
よろしくお願いします。
店員佐藤
2011年12月7日 @ PM 11:49
♪かっきいさん、こんにちは。
VAIOやPCのBD再生ではソフトウェアによりデコードを
行います。バックグランドでなにかしらソフトウェアが動作して
いると再生が途切れたりすることがあるようです。
バックグランドで動作しているソフトウェア(特にVAIOの
場合は解析系のソフトウェア)をチェックするのと、それと
ソフトウェアアップデートがすべて行われているかチェック
されるとよいと思います。
ソフトウェアのチェックについてはこちらに記載があります。
http://qa.support.sony.jp/solution/S0307070014209/
かっきい
2011年12月8日 @ AM 12:47
店員佐藤さん
コメントいただきありがとうございます。
バックで動いているソフトウェアがないかなど調べてみます。
ブロギー3Dの動画は問題なく見れているので、撮りためたものがやっと見る事ができてうれしいです。
店員佐藤
2011年12月8日 @ PM 6:33
♪かっきいさん、こんにちは。
ブロギー3Dの本体画面で立体再生ができるとはいえ
やはり画面が小さすぎなんですよね。(^^;)
是非、3DライブラリーをVAIOの中にお作りくださいませ。
かっきい
2011年12月12日 @ PM 11:28
WinDVD BDでサイドバイサイドの番組をBDRに焼いたもので再生が遅くなったり、音声が途切れたりする問題が解決しましたので報告しておきます。
バックで動作しているものはなさそうでしたので、WinDVDの設定(アドバンスではなく右クリックでの設定)をのぞいてみると、ハードウエアデコードにはチェックが入っていました。
他に関係しそうな設定を探してみると、「Windows Aeroを有効にしてbルーレイディスクを再生する(Windows7の一部環境のみ対応)」というところにチェックが入っていましたので、このチェックを外してみたところ、再生の遅れや音声の戸切れがなくなりました。
やはり、Aeroを有効にした状態ではまともに再生はできないようです。
他にも同じ症状の方がありましたら、これを試してみたらいいと思います。
ちなみに、機種はVPCL22AJでCPUはi7の2630QM、メモリは8GBで、3D対応のモデルです。
店員佐藤
2011年12月13日 @ AM 12:05
♪かっきいさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
3D表示をするときは全画面表示にするので
Windows Aeroとか関係がなさそうに思えますが
影響するんですね。
検証、ありがとうございます。できればWinDVD側の
方で、そういう制御までしてくれるといいですね。