α7 Vをもっと知る!セミナー後に寄せられた質問と回答まとめ
先週末は新橋のソニーショップテックスタッフへご来店いただき、発売前の新型カメラ「α7 V」の新製品セミナーにご参加いただき、ありがとうございました。
セミナーの最中にいただいたご質問で、当日返信できなかった点について回答させていただくのと、セミナーの最中にちょっと理解が追いつかなさそうだった部分の補足説明をさせていただこうと思います。

こんにちは、店員佐藤です。
重ね重ねになりますが土曜日はご来店ありがとうございました。途中参加された方も含めて熱心にお話しをきいていただいたのと、いろいろなご質問をいただいたことに感謝です。
その場で返答できなかったことなどについて、レポートしたいと思います。皆さんのご興味はこういうところにあるんですねー、というのが販売店としてもとても勉強になりました。
まずは、新製品セミナーの冒頭でもご案内しましたが、新しい画像処理エンジン「BIONZ XR2」と部分積層型CMOSセンサーがかなり注目されていて、このあたりのご質問が一番多かったように思えます。

セミナーの中でも紹介しましたが、こちらはメーカー公表値がないので、海外のサイトで実測されたというセンサーの読み出し速度の目安です。メーカーからは公開されていないデータですので、あくまで目安になりますが、実際の値と比較してもそう大きく違ってはいないと思います。

実際に当店店頭で撮影ができるモデルで、ミニ四駆にて撮影した比較画像がこちらになります。グローバルシャッター採用のα9 IIIは理論的にローリングシャッター歪みは発生しないのと、α1 IIもほぼひがみが見られないほどの画像になっています。初代α9についても、メカシャッターと遜色ないレベルと言われていましたが、確かにグローバルシャッター機に近い描写になっています。
1200万画素のα7S IIIがかなり健闘していて、読み出し速度について動画撮影時のものしかデータが見つけられなかったのですが、静止画での全画素読み出しの場合は部分積層型のα7 Vとほぼ同程度までいきそうです。
こうした高速で移動する被写体などはメカシャッターを使えば歪みはほぼ出ない(幕速があるのでメカシャッターでも若干歪みはでます)ので、どういうシーンでこの威力が発揮されるのかというと、動画撮影のシーンでしょうね。
α7S IIIもローリングシャッター現象に強い機種となっていましたが、α7 Vについてもかなり期待ができるかと思います。
そして、ここでいただいたご質問ですが「電子シャッターでフラッシュは使えるんですか?」とことで、その場では調べられなかったのですが、ソニーのサイトで調べた結果が以下になります。
電子シャッターではフラッシュが使用できないカメラがあります。というのがフラッシュの説明ページあり、主な機種ごとに調べてみたところ、電子シャッターでフラッシュが使えるのはα1 IIと、α9 IIIの2機種しかないことがわかりました。
α9 IIIはご存じの通りメカシャッターを搭載していませんので全速同調で撮影しているフラッシュは電子シャッターで動作しています。
α1 IIについては同調速度に制限がありフルサイズで1/200秒、APS-Cで1/250秒となっています。α1も同様です。
これらの情報は各機種のヘルプガイドに掲載があります。α7 Vに近いスピードのα7S IIIでも電子シャッターの際はフラッシュ撮影ができなくなっていました。
ゲームチェンジャー「α9」でも電子シャッター設定時はフラッシュ発光ができない、となっています。
現時点ではα7 Vのヘルプガイドが公開になっていないため、実際のα7 Vの動作については不明です。α9でも対応していないので、電子シャッターでのフラッシュ発光はできない可能性があるかと思います。詳しくは製品発売後にヘルプガイドにてご確認ください。
【追記】
α7 Vのヘルプガイドが公開されていました。ヘルプガイドによると電子シャッター時のフラッシュ発光はできないそうです。
センサー関連の話では16ストップのダイナミックレンジについてもご質問がありました。メーカーサイトには静止画のメカシャッターで実現となっていますが、動画撮影時も16ストップを実現していますか?とのことでしたが、こちらは公表値がありませんでした。
動画撮影の場合は記録時にノイズリダクションなどの画像処理もされるので一概に同じとも言えないかと思います。それでもセンサーの性能が向上しているので、なにかしらのメリットは期待できそうですね。
そして、ご案内しているところで首をかしげている方が多かったのが「コンポジットRAW」と「エクステンデッドRAW」のくだりでした。これらの機能はα9 IIIとα1 IIで登場してきたかなり新しい規格で、そこに加えて今回はα7 Vに新搭載機能として「エクステンデッドRAW」が登場しているので、α7 IVやα7C II、α7R Vユーザーさんからすると知らない規格がふたつが一度に出てきた感覚になってしまいます。
「コンポジットRAW」と「エクステンデッドRAW」は別々のものなんですが、共通するのは撮影後にソニーのRAW現像ソフト「Imaging Edge Destop」にて合成処理を行うこと、となります。
これらの機能を利用可能な機種で、搭載されている機能をまとめたものが下記になります。
| α1 II | α9 III | α7R V | α7 V | |
| コンポジットRAW(要撮影時設定 4、16枚の重ね撮り後、PCにて合成処理) | ||||
| ピクセルシフト マルチ(三脚必須) |
〇 | ✕ | 〇 | ✕ |
| ノイズ低減用設定 | 〇 | 〇 | ✕ | 〇 |
| HDR用設定 | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 |
| エクステンデッドRAW(通常のRAW撮影後、PCにて合成処理) | ||||
| ノイズリダクション | 〇 | ✕ | ✕ | 〇 |
| Hi-Res | 〇 | ✕ | ✕ | 〇 |
.
セミナー当日もこれでご案内すればよかったですね。コンポジットRAWのピクセルシフトマルチはα7Rシリーズに搭載されていた1ドットごとにピクセルを動かして撮影した解像度を最大4倍にあげられる撮影機能です。現在は動き検知機能も搭載しているので、海岸で撮影した際の波の動きなども不自然にならないように処理できます。

※画像はα1 IIのメニュー画面です。ピクセルシフトとノイズ低減が利用できます。
ノイズ低減設定はRAWデータを重ね撮りして、あとから合成してノイズを減らす撮影方法です。4枚、16枚での撮影ができます。
コンポジットRAWのHDR用設定というのはα7 Vで初めて搭載された機能になります。輝度差のあるシーンで最大16枚の撮影を露出を変えて行い、あとから「Imaging Edge Destop」にて合成処理を行い、1枚のHDR写真を出力します。
いずれも撮影時カメラをコンポジットRAW撮影のモードに入れて記録する必要があります。
エクステンデッドRAWは、α1 IIとα7 Vでのみ利用が可能な機能です。「Imaging Edge Viewer」にて処理を行うことでノイズリダクションとH-Res処理ができます。すでに「Imaging Edge Destop」の対応版が配信されているのでα1 IIで実際に試すことができます。
この2機種以外のRAWファイルでも処理ができないか試してみたところ、対応機種以外のモデルでは処理がスキップされてしまい処理作業はできませんでした。
コンポジットRAWと違い、エクステンデッドRAWは撮影時に特別な設定をする必要がありません。今まで撮影したRAWファイルを処理することができます。
こちらはα1 IIで撮影されたISO12800での撮影画像です。Imaging Edgeを使ってデフォルトで出力したファイルをトリミングして掲載しています。
こちらはImaging Edge ViewerにてエクステンデッドRAW現像(NR)処理を行ったものです。ノイズがぐっと低減されていてざらつき感がほとんどありません。
こちらも同様に処理したものと、無調整のものを並べたところです。これが使えるならα7 Vでの高感度撮影も怖くないですね。Lightroomなどの現像ソフトにも同様の機能が搭載されていますが、Imaging Edge は無料で利用できるというメリットもあります。
つづいてはHi-Res現像です。

ILCE-1M2+SEL2470Gm2 F5.0 1/1.6秒 ISO100
夏に撮影してきた湿原の写真なんですが、真ん中の赤枠のところを拡大してみます。

これがHi-Res化したものを等倍に拡大したところです。
解像度がすごいことになっていて、α1 IIでの撮影の場合は17280✕11520ドットというファイルで出力されていました。

こちらは普通現像のものです。等倍にすると画像が小さくなってしまうので2倍に拡大しています。なので、当たり前ですが画像はにじみます。元の画像は下のものなので、ここからエクステンデッドRAW現像処理のおかげで上記の写真まで情報量を増やせる、という機能になります。
今まで、上位機種でしか利用ができなかったコンポジットRAWがスタンダード機の「α7 V」で利用ができるのと、新たにエクステンデッドRAWが使える様になる、というのが「α7 V」になります。
これらの機能は順次、α9 IIIやα7R Vでも使える様になるんですか?とのご質問をいただきましたが、現時点では情報はなにもありません。
そして、これは最後になりますが「新型のα7 Vのメモリースロットは新規格の『CFexpress 4.0』に対応していますか?」とのことでしたが、こちらはサイトに記載があり、対応はしていないそうです。メモリーカードは「CFexpress 4.0」に対応した新モデルに置き換わりましたが、カメラ本体の対応はまだのようです。
ご参加いただき、ご意見、ご質問をいただいた皆様、ありがとうございました。
■α7 Vの予約販売は12月9日(火)10時から

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クーポン発行まで最長で24時間かかるので、早めにくじを引いてておくことをお勧めします。
※月曜日の10時以降ではクーポン発行は予約開始時間に間に合いません
ソニーストアでの予約販売は12月9日(火)10時から開始されます。当店も明日の火曜日は9時30分から開店して特別早朝営業を行います。ご出勤前に予約購入をご希望の方は店頭まで、お気軽にお越し下さい。
※ご予約注文を確実に行う保証をするものではありません。
※現在、ご予約注文の予約者様が予定数に達しています。ご予約時に少々お待ちいただくことになる可能性がありますので、ご了承ください。
実機についての追加情報が得られましたら、また追ってblogやXにてお伝えしたいと思います。
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||||
| デジタル一眼カメラ α7 V ILCE-7M5 |
ソニーストア価格: 416,900円 税込 |
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| 発売日 | 2025年12月19日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
| 延長保証 | 5年ワイド:41,800円 3年ワイド/5年ベーシック:20,900円 3年ベーシック:無償 |
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| ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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| テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
☆テックスタッフ店頭ご利用特典 | |||
★ソニープレスリリース「ベーシックモデルの基準を刷新する、フルサイズミラーレス一眼カメラ『α7 V』 発売 ~新世代のAI認識性能とスピード性能で、大切な瞬間を意のままに切り取る~」

★ソニー α Universe「α7 V Debut Redefine basic 塗り替えろ。」
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