「プリ撮影」機能搭載の“α9 III”でサッカーチーム『ソニー仙台』の応援&撮影に行ってきました
先週の土曜日11月16日はお休みをいただいて武蔵野陸上競技場へ、今シーズンで活動を終了するJFLのサッカーチーム「ソニー仙台」の応援に行かせてもらってきました。
応援レポートをお届けしつつ、“α9 III”のプリ撮影機能を使って選手の姿を撮影させてもらってきたので紹介したいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
2024年シーズンをもってJFLから退会するという「ソニー仙台」の応援に行ってきました。チームとしての活動は1968年からということで56年の歴史のあるチームで、以前は「JFLの天井」と呼ばれていた強豪チームだったんだとか。JFLはJリーグの下位リーグになるんですが、強豪のソニーとホンダに勝たないと上位のリーグに昇格できないとか、そういう風に言われていたチームだと川崎フロンターレ推しのお客様から教わりました。
Jリーグの試合は何度か観戦しに行ったことはありますが、JFLの試合は初めて。現役最年長記録を更新中のカズ選手も現在はJFLでプレイしており数試合前にはソニー仙台と対戦もしているようです。
この試合は横河武蔵野FCのホームゲームでソニー仙台FCはアウェイで武蔵野陸上競技場へやってきた、という試合です。
三鷹駅からバスで10分、入場料1000円で入場してきました。
さすが、ソニーのチームらしく入口ではタブレットに書いた応援メッセージがボードに表示されるなどの仕掛けたあったりします。
横河武蔵野FCのホームゲームなのに、入口の見た目はソニー仙台のホームゲームみたいになっています。
入場すると横河武蔵野FCの応援グッズしか販売はされていないのですが、入場口の手前にソニー仙台のグッズショップも出張してきていて、応援グッズの無料配布、公式グッズの販売などの行われています。
ホームページで見たら、ホームゲームでしかグッズ販売はないということでしたが、この日はソニーの社員さんにも声がかけられていて、最後の東京近郊のゲームということで動員がかかっている模様。
チームがなくなってしまうのは残念ですが、記念にレプリカユニフォームやタオルを買わせてもらってきました。ユニフォームは受注生産になるそうで発送まで1~2か月かかるとのことですが、到着したらお店に飾ろうと思います。1着12,000円でした。
こちらはアウェイチームの応援席です。グランドに向かって右側がアウェイチーム、左側がホームチームの応援席になっています。
試合は13時キックオフなんですが、横河とソニーのOBの選手達が集まってレジェンドマッチというエキシビジョンが10時から開催されるということで、9時半の開場と同時にたくさんの人が入っていました。
午前中のレジェンドマッチについてはどうみてもソニー側の方が応援席の人数も多いような。
私の座った席の右隣には小さな女の子の応援団長が来ていて、WBCの時の「レッツゴージョージ!」さながらに「ゴーゴーソニー!」というかけ声をし始めると、スタンド全員で拍手と声出しで「ゴー!ゴー!ソニー!」の応援がスタート。
いやー、すごい気持ち良かった。大好きなソニーさんの名前を恥ずかしげも無く、大きな声で連呼できるって素晴らしー!
そのうち「頑張れパパー!」というのも始まって、あ、そうか、チームの応援ではなく選手の家族の方々の応援でもあったんだな、というのに気づきました。お父さんはピンクのユニフォームを着ているという話だったので、ゴールキーパーの選手さんのお子さんだったみたいです。
いやー、良い席で応援できたなー。
10時になるとOB選手達が出てきてエキシビジョンマッチがスタートします。右半分の白と青のユニフォームがソニー仙台。左半分の青と黄色が横河武蔵野のOB選手です。
30分ハーフで前半は横河がホームユニフォームで後半はソニーがホームユニフォームでプレイしてくれるそうです。
良かった、アウェイ戦なのでビジターユニフォームしか見られないと思っていたんですがホームの姿も見られます。
前半戦はなにごともなく0-0で終了。後半戦はやや体格の絞れたOB選手が出てこられて、だんだんヒートアップしていきます。
こちらはソニー仙台の先制点ゴールを決める瞬間のショットなんですが、よく見ると選手達もにこやかに笑いながらプレイしているみたいです。
ゴールが決まったあとも、横河武蔵野FCのOB選手も笑っているし。w 和やかなエキシビジョンマッチです。
その後、横河武蔵野FCもゴールを決めて同点になり、再び、ソニー仙台にチャンスが。
13番の選手が決定的なチャンスをものにしてキック!
“α9 III”のプリ撮影を使って撮影しているんですが、このあとのキックが決まった!と、思った瞬間にシャッターボタンを押しても、時間をさかのぼって記録してくれるおかげで、こうしてキックする前からのシーンが連写で残ります。
キックした瞬間もこうしてバッチリ。
その後、キーパーをすり抜けてゴールネットを揺らすんですが、なるほど、キックした瞬間を捉えていても、それがベストショットということはなく、キックした選手が一番かっこいいカットとかがほしくなりますね。
野球だとピッチャーがボールをリリースした瞬間とか、バットがボールに当たった瞬間などが決定的シーンになりますが、サッカーは難しいなー。
横河武蔵野FCも何度かチャンスがありましたが、最終的にはソニー仙台OBチームが2-1で勝利。久しぶりに生のサッカーの試合を楽しむことができました。
「ソニー せんだい! ドドンガドンドン」とか「ゴーゴー!ソニー!ドンドンドン」とか、応援が楽しすぎて試合はあっという間でした。
13時のキックオフまで1時間半以上の時間が空いているので、その間にキッチンカーがあるというので、ご飯を入手。
ソニー仙台戦限定メニューの「ホタテ入りスンドゥブ、うどん&たまごトッピング」(1,000円)をゲット。まるでキムチ鍋をカップですくってきたみたいな美味さで、これは痺れた。
キッチンカーまで行ってみたら、観戦スタンドの反対にある芝生席にも行く事ができるのを知り、13時からの本番ですが前半だけ芝生席からの撮影をすることにします。ソニー仙台がこちら側のゴールに攻撃してくるので、ここならソニー仙台のゴールが間近で見られます。
なお、この日の入場者数は1300人ほどとのこと。もっと人がいっぱいいるように思えましたが、最初から席が少ないんですね。ここは。
ということで、ここで“α9 III”のプリ撮影機能についてご案内したいと思います。
“α9 III”はソニー初のグローバルシャッター搭載のデジタル一眼カメラで、時間をさかのぼって撮影する事ができる「プリ撮影」が初めて搭載されたカメラでもあります。
プリ撮影を利用する際はドライブモードの中にある「プリ撮影設定」から事前に設定を行います。
シャッターを切った瞬間にどれくらいの時間をさかのぼって記録するのかが「プリ撮影記録時間」になります。
最高で秒120コマの撮影が可能な“α9 III”なんですが、なんとたった1.6秒でバッファがいっぱいになってしまうため、プリ撮影を1秒とかに設定してしまうと、あとは0.6秒しか記録できないことになってしまいます。
反応速度のにぶい私の経験からすると「あ!」と、思った瞬間にシャッターを切ったとして0.3秒遅れくらいになるようです。それに少しゆとりを持たせると「0.5秒」設定くらいが良い感じみたいです。
これだとほんの一瞬ためらっても撮れます。あと、シャッターを押した瞬間に0.5秒分の記録がされてしまい、最高の120コマ秒とかにしていると、その一瞬だけで60枚のカットが記録されてしまうことになります。
あとからの整理が大変なことになってしまうんです。設定は要注意なんです。
プリ撮影の記録時間は最短で0.005秒からとなっています。きっと失敗することのないプロの方とかだと、これくらいの設定を使われるんでしょう。
そして、連写スピードはボディ上面左のドライブモードで決めるのですが、上記がデフォルトになっています。
シマリスなどの野生動物だと秒120コマとか設定したくなるんですが、人間の動作、サッカーの撮影であれば秒30コマくらいあれば良い感じみたいです。今回はHiモードの秒30コマで撮影してきました。
設定をするとシャッター半押し、もしくはAF-ONボタンを押すとプリ撮影が始まります。バッファが貯まると画面右下のアイコンが緑になり、プリ撮影をしているという状態がわかります。
この状態でシャッターを切れば、時間をさかのぼって撮影記録ができます。今回は試合中、全部のシーンでプリ撮影を使って撮影しています。おかげでレジェンドマッチの横河のゴール以外は全部、ゴールの瞬間を撮影出来ています。
“α9 III”ですが、スポーツ撮影に使っても神のカメラですね。後出しジャンケンをしている感じで撮れないモノがないんじゃないかと思えてしまいます。
他に「連写速度ブースト」という機能もあり、こちらはレンズ脇のボタンを押すと、瞬間的に秒120コマ連写にすることができるというもの。
私は使っていません。というか、指の届きにくいところにあるのと、これはある程度訓練しないと使いこなせないと思います。ここぞというときにだけ連写スピードを上げる、というのは野鳥撮影とかでも必要な機能なんでしょうけど、ある程度練習してから使うのがキモなんじゃないですかね。
13時になって本番がキックオフになりました。さきほどのエキシビジョンマッチと違ってスピードがぐんと上がっています。それとエキシビジョンマッチでも激しく当たって(いるように見える)二人でひっくり返ったりしていましたが、その後は二人で笑いながら立ち上がっていたり、わざとコンタクトを派手に演出しているのか?という感じでしたが、本番はなかなか倒れません。本気度がこんなに違うんですね。
こちらはSnakeKingさんから提供いただいた「ナイスキーパー」です。“α1”+SEL300F28GMで撮影されています。
こちらもSnakeKingさんの「敵ながら頑張っていました」です。“α1”+SEL300F28GMでゴール裏から撮影されています。
サンニッパのボケはやはり強い!
SnakeKingさんの「ゴール前のアシスト 01」です。ペナルティキックからセンタリングされて。。。
こちらは“α9 III”+SEL100400GMで撮影したそのセンタリングに合わせたヘディングシーン。秒30コマ撮影でしっかりとヘディングの瞬間が撮れていました。
そのまま連写でゴールに吸い込まれていったシーンまで激写!
いやー、サッカーの撮影、たのしー! 撮れるモノですねー。
前半は1-0で折り返します。
後半が始まり、ペナルティエリアでファールがあり、ペナルティキックになります。ペナルティキックはキーパーが逆方向に飛び、そのままゴールが決まります。
これで1-1の同点です。応援に力がはいります。(私の隣にいた応援団長はパパと一緒に帰ってしまった模様)
終了間際に13番の選手のヘディングが炸裂。
キーパーの横をすり抜けていきます。
これが決勝弾。ソニー仙台が再び2-1でリード。
このままソニー仙台が守り切って、この日はソニー仙台の勝利となりました。たくさんのファンが駆けつけていて、記憶に残る試合になりました。
ソニー仙台の応援団も良かったですね。
でも、この応援フラッグもソニー仙台のロゴもこれで見納めになると思うと、残念。
なお、試合が終わった後に知ったんですが、横河武蔵野FCも現在JFLの最下位に位置していて、このままだと入れ替え戦で下部リーグに降りていく危機なんだとか。ソニー仙台もJFLから去ろうとしているし、来季はJFLで見られない2チームの戦いになっていたのかもしれません。
横河武蔵野FCは最終節で現在1位のホンダと対戦するとのこと。最後まで頑張ってください。
☆宇都宮徹壱ウェブマガジン:【無料公開】ソニー仙台を見送りつつ、JFL最終節に思いをめぐらせる(2024年11月16日@ムサ陸)
なお、試合の詳細はこちらの記事にてご覧いただけます。さすがプロというか、ソニー仙台の見送り記事として掲載されている写真がすごく良いものばかりです。応援団と選手をまとめて撮られているとか想いが詰まっているなーと思いました。
ソニー仙台の選手、関係各位の皆さん、お疲れ様でした。楽しい試合をありがとうございました。また、いつかどこかで会える日を楽しみにしています。
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