【新製品】5分でわかる!HDMIマイクロ端子搭載、5G対応のプロ向けスマートフォン『Xperia PRO』
ソニーストアにてXperiaとして初めて第5世代移動通信(以下、5G)のミリ波帯に対応したプロ仕様のSIMフリースマートフォン『Xperia PRO』の先行予約がスタートしました。
HDMIマイクロ端子を搭載しており、ミラーレス一眼カメラαなどの外部モニターとして接続することや、撮影中の映像データを5Gミリ波通信で即時にストリーミング配信することが可能です。
こんにちは、店員よねっちです。
ソニーストアで取り扱い中の「Xperia」SIMフリーモデルに新たなプロ向けモデル『Xperia Pro』が新登場しました。常連のお客様からの問い合わせが非常に多かったモデルがようやく正式発表です。
大きな特徴としては28GHz帯などの高周波数帯やSub6(6GHz未満の周波数帯)にも対応した、360度全方位の5Gミリ波通信が可能になっているのと、スマートフォンとしては世界で初めてHDMI入力に対応しています。
ストア価格は227,091 円+税で、2月10日お届け見込みとなります。
■Xperia PRO(XQ-AQ52)詳細
■通信面から、プロの仕事を支える
「Xperia PRO」は28GHz帯の高周波数帯「ミリ波」や6GHz未満の周波数帯の「Sub6」といった帯域に対応する5G通信対応のスマートフォンになっています。
直進性が強く減衰しやすい5Gミリ波については筐体の上下左右4か所にアンテナを装備。このソニーによる独自設計により、360度全方位をカバーし受信感度を高めて高速・安定通信を実現しています。
また、5Gミリ波を受信している方向や通信のデータ送受信速度を可視化できる「Network Visualizer」を搭載し、画面上でスループットとヒストグラムを画面下部に表示。信号の受信方向は視覚的にわかるように画面上部で示され、より安定した通信環境が維持できるようサポートします。(上の画面では本体上部のアンテナで受信していることを示しています)
■ハイパフォーマンスを支えるハイスペック
圧倒的な通信速度と処理能力を誇る高速CPU Qualcomm Snapdragon 865 5G Mobile Platform、Android 10、RAM 12GB/ROM 512GBの大容量メモリ、さらに4000mAhの大容量バッテリーを搭載。防水・防塵にも対応しているので、野外の現場においても高いパフォーマンスを発揮します。
ソニーストアの「Xperia PRO」はSIMフリーモデルなので幅広い対応バンドに対応しており、通信事業者の各キャリア回線を自由に選ぶことが出来ます。(対応周波数はXperia 1 II以上)
また、デュアルSIMに対応しているので、例えば仕事とプライベートで2つの電話番号を持ったり、音声通話とデータ通信でプランを使い分けたり、好みに合わせてカスタムが可能。DSDS、DSDVに対応しています。
■世界初、カメラとのHDMI接続を実現
スマートフォンとしては初めて、HDMIマイクロ端子(タイプD)からの入力に対応。
デジタル一眼カメラやカムコーダーの撮影用外部モニターとして活用できるほか、Xperia PROからアプリを利用してライブストリーミングする際にソニーの“デジタル一眼カメラα”などを外部カメラとして使用可能です。
■小型・軽量ながら、プロが求める忠実な色再現の外部モニターとして機能
外部モニター機能を使うことで、小型・軽量の4K HDR対応のサブモニターとして利用できます。21:9シネマワイドディスプレイは、HDR規格、BT.2020色域、10bit入力に対応。ソニーのマスターモニターで培った技術により、クリエイターの意図した色調を忠実に再現します。
また、ピンチイン、ピンチアウトで簡単に画像の拡大縮小ができ、細部のフォーカスや忠実な色確認が直感的な操作で可能です。
■一眼クオリティの映像美で、どこからでもライブストリーミング
YouTubeなどストリーミング用アプリでの配信時に、ソニーのデジタル一眼カメラαなどを外部カメラとして使用することができ、どこからでも外部カメラの映像クオリティでライブストリーミングが可能です。
撮影中の映像データを5Gミリ波通信で即時にストリーミングできるので、こだわりのカメラでのライブ配信も、今まで以上にスムーズになります。
Xperia PROとUSBテザリングに対応した撮影機材をUSBケーブルでつなぐことで、静止画や動画ファイルを高速かつ安定的に転送可能。
さらに、5Gミリ波通信を介すことで、より高速のファイル転送を実現します。αの[撮影時自動転送]機能をONにすれば、撮影中自動バックグラウンド転送ができ、現場でのワークフローの高速化に貢献します。
本体横には利用したいアプリをすぐに呼び出せるショートカットキーを搭載。時間短縮につながります。
“ミラーレス一眼α”のハイエンドモデルにも採用されている技術と操作性を継承しているため、サブカメラとしても使える撮影性能と使い勝手を保有しています。
レンズは「ZEISS(ツァイス)」製を採用。階調、色再現、透明感、立体感、ぼけ味など、被写体の微細な質感までを忠実に再現します。
3つ搭載されているレンズのうち、標準レンズでは「最高20コマ/秒のAF/AE追従高速連写」が可能。動く被写体に瞬時にピントと露出を調整してくれます。また、「リアルタイム瞳AF」では、人物や動物の瞳にピントを合わせ続けるので、美しいポートレートを撮影できます。
なお、望遠レンズ、超広角レンズは、最高10コマ/秒のAF/AE追従高速連写になります。
“ミラーレス一眼α”から継承されたUIによって、α”と同様の使用感を実現。各種モードの選択、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランスなどさまざまなマニュアル設定ができるほか、ファイル形式は「RAW」「RAW+JPEG」「JPEG」から選択可能です。
最高20コマ/秒のAF/AE追従高速連写やリアルタイム瞳AFなど、プロレベルの撮影体験や描写力を発揮します。(カメラ機能としてはXperia 1 IIと同等のものが搭載されています。)
ソニーの映画撮影用カメラ開発チームが監修したシネマ撮影専用機能を搭載。4K HDR動画撮影や、なめらかな色階調表現を実現する10bit記録、「CineAlta」で培ったノウハウを色相・画作りとして反映したLookによって、本格的なシネマ撮影体験を実現します。
比較モデルになるであろう5G通信対応のSIMフリースマートフォン「Xperia 1 II」と比較するとおサイフケータイ機能や、ワイヤレス充電機能がドロップされています。
2機種を比較すると下記の様になります。
Xperia PRO | Xperia 1 II | |
ストア価格 | 228,000円 | 124,000円 |
ストア発売日 | 2021.2.10 | 2020.10.30 |
サイズ | 171×75×10.4mm | 166×72×7.9mm |
重量 | 225g | 181g |
バッテリー容量 | 4000mAh | 4000mAh |
CPU | Snapdragon 865 5G Mobile Platform |
|
ディスプレイ | 6.5インチ 21:9 4K HDR 有機ELディスプレイ |
|
メモリー | 12GB RAM 512GB ROM |
12GB RAM 256GB ROM |
リアカメラ | 1200万画素 トリプルカメラ 16mm/24mm/70mm +3D iToFセンサー |
|
Wi-Fi | 802.11ax | 802.11ax |
Bluetooth | ver.5.1 | ver.5.1 |
おサイフケータイ | - | 〇 |
情報取得/リンク | NFC | NFC |
生体認証 | 〇(指紋) | 〇(指紋) |
3.5mmオーディオジャック | 〇 | 〇 |
フルセグ/ワンセグ | -/- | -/- |
ワイヤレス充電 | - | 〇 |
デュアルSIM対応 | 〇 | 〇 |
外部メモリー | micro SD(最大1TB) | |
外部デバイス | USB type C HDMIマイクロ |
USB type C |
.
ディスプレイサイズやプロセッサー、搭載カメラがXperia 1 IIとは共通化されているので、持った感じはやや厚みのあるXperia 1 IIという印象になるかと思います。
Xperia 1 IIと比較した対応バンド表はこちらになります。
Xperia 1 II | Xperia PRO | |||||
Xperia 1 II | SO-51A | SOG01 | XQ-AT42 | XQ-AQ52 | ||
docomo | au | ソニーストア SIMfree |
ソニーストア SIMfree |
|||
ドコモ、ソフバンの メインバンド |
Band 1 | 2.1GHz | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
楽天のメインバンド | Band 3 | 1.7GHz | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ソフバンのプラチナバンド | Band 8 | 900MHz | 〇 | 〇 | ||
Band 11 | 1.5GHz | 〇 | 〇 | |||
auのメインバンド | Band 18/26 | 800MHz | 〇 | 〇 | 〇 | |
ドコモのプラチナバンド | Band 19 | 800MHz | 〇 | 〇 | 〇 | |
Band 21 | 1.5GHz | 〇 | 〇 | 〇 | ||
各社プラチナバンド | Band 28 | 700MHz | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Band 41 | 2.5GHz | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
Band 42 | 3.5GHz | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
5G | n77(sub6) | 3.7GHz | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
n78(sub6) | 3.7GHz | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
n79(sub6) | 4.5GHz | 〇 | 〇 | 〇 | ||
n257 (ミリ波) |
28GHz | 〇 |
.
ここでは日本で使われているバンド帯だけでの比較になります。各キャリア版のスマートフォン「Xperia 1 II」では自社で使う周波数帯を中心にした対応にしていますが、ソニーストアで販売しているSIMフリーモデルのXperia 1 IIは対応周波数もより広くなっており、どこのキャリアでも対応ができることがわかります。
Xperia PROではさらに対応周波数が増えており、5Gの28GHz帯を使ったミリ波にも対応します。
ただ、ニュースサイト・インプレスPC Watchの記事によると発売時にミリ波が使えるのはauだけで、ドコモはアップデート対応(発売日前にアップデートされる見込みで発売日にはドコモも使える予定)、ソフトバンク、楽天モバイルは未定となっています。sub6については発売時よりドコモ、au、ソフトバンクに対応し、楽天の対応は未定だそうです。
『Xperia PRO』は1月28日(木)より、ソニーショールーム/ソニーストア 銀座、ソニーストア 札幌、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪、ソニーストア 福岡天神、および一部の家電量販店にて商品展示が行われる予定です。
ぜひ最寄りのソニーストアでその威力をお試しください。
☆ソニープレスリリース『プロフェッショナル向け5Gミリ波帯対応デバイス『Xperia PRO』を日本国内市場で発売』
Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia PRO |
ソニーストア価格: 227,091円+税 |
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発売日 | 2021年2月10日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
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