ミラーレス一眼「α1」に全15項目もの大型アップデート「Ver.4.00」公開! フォーカス強化・操作性改善・安定性向上の全部入り

デジタル一眼カメラ「α1(ILCE-1)」本体ソフトウェアアップデート「Ver.4.00」が公開になりました。
全15項目の大型アップデートになっており、フォーカス強化・操作改善・安定性向上が行われます。

こんにちは店員よねっちです。
フラグシップミラーレス「α1(ILCE-1)」に大幅なアップデートが行われ、より便利に・使いやすく進化しました。
15項目に及ぶアップデート内容は以下の通りです。
<アップデート詳細>
- 画面に表示される撮影情報のレイアウトを、縦横どちらの向きにも対応しました。
- 「フォーカスエリア」の「スポット」に「スポット:XL」、「スポット:XS」を追加しました。
- 「フォーカスエリア」の「カスタム」に「カスタム 1」、「カスタム 2」、「カスタム 3」を追加しました。
- 「フォーカスエリア」の「トラッキング」に「トラッキング:スポット XL」、「トラッキング:スポット XS」 、「トラッキング:カスタム 1」、「トラッキング:カスタム 2」、「トラッキング:カスタム 3」を追加しました。
- メモリーカードのスロット1とスロット2に同時記録された画像を同時に「削除」、「レーティング」できるようになりました。
- 再生時にフォルダー名とファイル名が表示されるようになりました。
- FTP転送中にFTP転送予定の画像を選択して予約転送を中止できるようになりました。
- Transfer & Tagging から以下の設定ができるようになりました。
- 「FTP取り込み」からプロテクトした静止画を自動でFTP転送予約する設定
- 「FTPアップロードプリセット」からプロテクトした静止画・動画を自動でFTP転送予約する設定
- 「FTPアップロードプリセット」からFTP転送した静止画に自動でプロテクトする設定
* Transfer & Taggingは最新バージョンにアップデートしてください。国や地域によってはサービスを提供していない場合があります。
- Monitor & Control の機能に対応しました。
- フォーカスマップ表示
- アイリス操作バー表示
* Monitor & Controlは最新バージョンにアップデートしてください。国や地域によってはMonitor & Controlを提供していない場合があります。
- 真正性カメラソリューションで活用する、動画への「電子署名書き込み」機能に対応しました。
* ご利用にはライセンスのインストールが必要です。(有償)
一部の報道機関以外のお客様へのライセンス(有償)の提供時期は未定です。
国や地域によってはサービスを提供していない場合があります。詳しくはこちら をご覧ください。 - 「セキュリティ(IPsec)」機能に非対応となりました。今後はよりセキュリティ強度の高い「アクセス認証」機能を「入」にしてお使いください。
- 「WPA」 、「WEP」機能に非対応となりました。Wi-Fi接続時に「WPA」、「WEP」の選択ができなくなりました。今後はよりセキュリティ強度の高い「WPA2」または「WPA3」をお使いください。
- 連続撮影終了後に1~2秒間、連続撮影が再開できない場合がある事象を改善しました。
- 縦位置グリップのマルチセレクターが正しく動作しない場合がある事象を改善しました。
- 動作安定性を改善しました。
本機種のアップデートはメモリーカード版での提供となります。 Ver.1.32以前のバージョンからアップデートする場合は必ずVer.2.01にアップデートしたうえでVer.4.00にアップデートしてください。

※写真は「ZV-E10 II」のものです
アップデート内容について少しご案内すると、撮影情報のレイアウトの縦表示はVLOGCAM「ZV-E10 II」で初搭載されたものになります。それがアップデートによって「α1」でも使えるようになりました。
縦位置撮影のときにアイコンが縦位置メニューに切り替わります。操作切り替えメニューの「Fnメニュー」についても縦位置表示に対応します。

そしてフォーカスエリアの「スポット」と「トラッキング」に「XL」が追加され、より広いフォーカスエリアが利用できるようになりました。もはや「ゾーン」に近いサイズ感です。

再生時のフォルダー名とファイル名表示はご覧のようになります。これがあると講評会の時とかにお客様からカメラを預かって表示するとき、楽になりそうですね。

☆ソニーCreators’ Cloud「Transfer & Tagging」公式サイト
「Transfer & Tagging」は静止画転送ワークフローを高速化するスマートフォン/タブレット用のアプリケーションです。
スマートフォン内にこのアプリだけでFTPサーバーを作ってくれて、スマートフォンのテザリング機能でデジタル一眼カメラ”α”とつながって、カメラ側のFTP転送設定までアプリが全部やってくれるという優れものなんです。
要は「FTP転送ってなんぞや?」というのを理解しなくてもアプリの設定だけすれば、知らず知らずのうちにFTP転送ができる、というわけです。

「Transfer & Tagging」を使うとなにができるのか、という話ですが、まずは最も基本的な使い方ですが、カメラで撮影した写真データ(JPEGのみ)をスマートフォンに転送できます。
自分で転送したい写真にマークを付けてそれだけをまとめて転送するか、撮影した写真データを全部リアルタイムに転送するか、という設定が可能。

スマートフォン内に取り込んだ写真データをまたまたFTPでレンタルサーバーにモバイル通信でアップロードしたり、自宅や事務所にもどってPC内に設定したFTPフォルダにスマートフォンから転送することも可能です。
☆2024.3.1 当店blog「【Tips】FTP転送ってなんだ? 今さらながら試していただきたい『Transfer & Tagging』アプリで楽々データ転送」
設定方法などは上記記事内でご案内しています。
「Creators’ App」や「Imaging Edge mobile」を使っても写真データの転送ができますが、カメラから取り込んだ写真を別のFTPサーバーに転送することは「Transfer & Tagging」ならではの機能です。
Monitor & Control」は動画撮影時の専用アプリになるんですが、ワイヤレスでAndroidスマートフォンやiPhoneをカメラのモニター代わりにすることができる機能があるのと、スマートフォンのタッチ画面を利用してフォーカスコントロールをすることが可能なアプリになっています。

今回のアップデートでフォーカスマップに対応し、モニター上の色で被写界深度を表示させることが可能になりました。
「フォーカスマップ」はフォーカスが合っている面は映像を普通に見せて、フォーカス面よりも遠いところは寒色、近いところは暖色で表示するというものです。
この機能はいままでFX6 / FX3 / FX2 / FX30 / α II / α7S IIIしか使えませんでしたので、これは嬉しいですね。

アイリス操作バーは絞り操作を行う画面です。画面上に絞り操作のバーが表示されるのでこれを指で操作して絞り値を変更します。
「α1」ユーザーの方はぜひアップデートして新しく搭載された機能をお試しになってみて下さい。
★デジタル一眼カメラ“α1(ILCE-1)” 製品別サポート情報はこちら
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| デジタル一眼カメラα1 ILCE-1 |
ソニーストア価格: 880,000円 税込 |
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| 発売日 | 2021年3月19日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
| 延長保証 | 5年ワイド:88,000円 3年ワイド/5年ベーシック:44,000円 3年ベーシック:無償 |
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