うちで本物の映画を観よう!『Fukushima 50』
今、自宅で本物の映画が観られるといのはご存知ですか? 3月6日公開になったばかりの日本映画「Fukushima 50」が現在、期間限定でVODにて配信されています。
本来、まだ映画館で上映されているはずの映画を早くも自宅で観ることができます。
こんにちは、店員佐藤です。
制作側の立場に立つとこの時期の映画公開は本当についていないというか、今まで全力で作ってきた映画が公開になったとたんに外出自粛要請、営業自粛要請で上映する場がなくなってしまい、本当に無念だと思います。
観る側にしても、2011年のあの東日本震災で大ニュースになっていた福島原発の裏側、特に内部にいらした人たちのドラマは実際にどんなものだったのか気になっていたはず。私もこの映画は上映されて機会があれば映画館で観たい、と、思っていたのですが、国家非常宣言が出る中ではさすがに見に行くことはできませんでした。
ところが、期間限定で有料ストリーミング配信を4月17日からスタートしていました。
配信サービスでは1,900円とのことで、VODサービスとしては異例の価格設定になります。しかし、これはまだ本来であれば上映中の作品です。二人で行けば4,000円ほどかかるところが半額になる計算だし、なにより映画作品を応援する意味でこれは是非、支払いたい金額とも思えます。
我が家でも先日、amazon プライムビデオで拝見させていただきました。
子供のころ、戦争でつらい思いをしたという話を聞くたびに、未来ではそんなことはもう起こらないで、と思っていたのですが、2011年の東日本大震災で経済活動がこんなにも簡単に止まるのか、というのを実感し、今回の新型コロナウイルスも、これだけ時代が進んでいるのにあっという間に全世界の人の命が危険になるなんて、いったい、どうなっているんだ!?という思いがありましたが、この映画の結論で吉田所長演じる渡辺謙さんの最後のセリフがすべてを物語っていたかな、という気がしました。
その後の字幕テロップも東京●●●●●●2020が延期になってしまった今、あまりにもタイミングの悪い話で、ピンチは最悪のタイミングでやってくる、というのは、この映画のためにあるような気がしました。
冒頭、地震と津波のシーンがあるので、それらにトラウマのある方にはおすすめできないのですが、東日本大震災の記憶があるうちに見るべき映画だと思いました。
映画をビデオで見たのではなく、しっかりと映画を観た感覚が残る作品でした。
さて「Fukusima 50」はamazonだけではなく、いくつかのVODサービスで配信しているので自分が普段使っているサービスを利用して鑑賞することになります。4Kブラビアがあれば配信サービスは選び放題になります。
こちらはダイニングに置いている2017年製のブラビアX8000Eシリーズです。動作はやや重いのですが安定したOSになっていて、たまにこうしたVODサービスを利用するのには不満はまったくなし。
というか、昔だったらこうした新しいビデオサービスを利用しようとしたら、スカパーチューナーなり、外付けのBSチューナーなりを用意しないと観ることができなかったのに、今はアプリのインストールだけでサービスを追加できるっていう、すごい時代になりました。
そのすごい時代のちょっと前に購入したのがリビングにある2013年製のブラビアでX9200Aになります。Android OSを搭載する直前のモデルで、このときにもすでにアプリケーションのインストールという概念はあったのですが、ソニーの独自OSで動作しているため、ソニーさんがアプリケーションを開発&配信してくれないとサービスは利用できません。
今見るとすごい懐かしいです。huluとかdTV、TSUTAYA TVなどのサービスが始まる前は「アクトビラ」というサービスが先行して始まっていて、これを見るためだけのネットワークボックスなども10年以上前にはあったんです。
ま、こういう機器の開発を乗り越えて、今のAndroid TVなどがあるわけです。便利になる前にはこういうのもあったんだよなー、と、今は思えるのですが、そう、ここに肝心の「amazon プライムビデオ」がありません。
ダイニングで「Fukushima 50」を有料配信で申し込んで観始めたんですが、これは本物の映画だった!というのに再生を初めて5分くらいで気づき、本腰を入れてみるか、ということでリビングに移ってきて続き再生をしようと思っていたんですが、これでは我が家のリビングでは見られません。
しかし、ちゃんと回避方法は用意しています。
その方法1はPlayStation 4です。
「STAY HOME」週間に入る前から大人気でソニーストアでも品切れになってしまっているゲームマシン「PlayStation 4」ですが、こちらにもアプリが多数用意されています。
「テレビ&ビデオ」というフォルダに、やはり各種VODサービスが用意されていて、利用したいサービスがあったらアプリをインストールして再生することができます。
amazon プライムビデオもあるので、これで上映です。
画質はハイビジョン画質ですが、4Kブラビアにはアップコンバート機能が搭載されていてハイビジョン映像も4Kにアップコンバートして再生します。
2000年12月に放送が始まったBSハイビジョン放送のときからこうしたアップコンバート機能は搭載されているのですが、当時はまだ地上波アナログ放送でした。ムチャクチャきれいなBSハイビジョン放送と比べると、ノイズだらけの地上アナログSD放送の画質はあまりに汚く、ノイズ込みでアップコンバートされた映像はお世辞にも綺麗とは言えず、当時はよく「このテレビ壊れている、BSデジタルに比べて地上波(あなろぐ)放送が汚すぎる」と、クレームを言われた覚えがあります。
ところが同じSD画質でもDVD、特にピクサーシリーズのCG映画を再生するとハイビジョン映像と見間違えるほどの画質になり、そのときに「アップコン機能ってノイズに弱いんだ」というに気が付きました。
今回の4Kテレビへの移行で、地デジ放送が汚すぎる、とか、BSハイビジョン放送の粗が目立つという話はほとんど耳にしません。
VODサービスの映像も十分きれいにみられるのが4Kブラビアなんです。
そしてVODサービスの再生環境その2というのがBDプレーヤーです。
我が家の4Kブラビアには4Kチューナー「DST-SHV1」と、UHD BDプレーヤー「UBP-X800」も接続されていて、BDプレーヤーにも実はVODサービスの利用機能が搭載されているんです。
Android TVやPlayStation 4 ほど対応アプリは多くありませんがNETFLIXやamazon プライムビデオ、YouTube程度なら対応します。
インターフェイスはほぼ一緒です。
ご自宅のテレビがAndroid TVではなく、なにかしらVODサービスが見られるものを用意しなくては、という場合、一番安価に揃えられるのはGoogle Castやamazon Fire STICK TVになるかと思いますが、PlayStation 4でゲームができるようにするのも手ですし、UHD BDプレーヤーで4Kディスクを購入してきて超高画質に映画を楽しむというのもありです。
特にUHD BDプレーヤーがあると、海外で先行されて発売されるUHD BDソフトが安く手に入れられて、ちょっと早めにみられることもありますよ。(日本語字幕もたまに入っている作品があります)
ソニーのUHD BDプレーヤーにもこうしたVODサービスのアプリ対応機能があるというのはあまり知られていないと思うのですが、映画好きな方にはおすすめです。
「Fukushima 50」は5月6日までの期間限定で早期配信をしているそうです。ゴールデンウイーク中に記憶に残るイベントを作るのにいかがでしょうか?
Ultra HD BDプレーヤー UBP-X700 |
ソニーストア価格: 29,880円+税 |
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発売日 | 2018年6月23日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証サービス | 5年ワイド:3,000円 3年ワイド/5年ベーシック:2,000円 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
テックスタッフ 店頭購入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 |
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Ultra HD BDプレーヤー UBP-X800M2 |
ソニーストア価格: 44,880円+税 |
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発売日 | 2019年7月6日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証サービス | 5年ワイド:3,000円 3年ワイド/5年ベーシック:2,000円 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭購入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
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