【レビュー】第8世代Coreプロセッサー搭載『VAIO S11 ALL BLACK EDITION』で4K動画編集!
本日発売になった第8世代Coreプロセッサー搭載の「VAIO S11 ALL BLACK EDITION」を早速ですが開梱レポートしたいと思います。
今回は時間をかけてベンチマークを取りまくっていますが、パフォーマンスがスゴいんです。タイムラプス、4K動画編集にかなり威力を発揮するモバイルノートになっていると思います。
こんにちは、店員佐藤です。
現在の「VAIO S11」「VAIO S13」は昨年の9月に発売されています。期待されていた第8世代Coreプロセッサーの搭載は見送られて第7世代プロセッサーでの登場だったのですが、それから4ヶ月後にリフレッシュモデルが登場。
第8世代Core プロセッサーの搭載に加えて、冷却機能をチューンナップして実現する「VAIO TruePerfomance」なる独自チューンも発表。さらに加えて、Core i7プロセッサー&第3世代高速SSD搭載モデルにのみ「ALL BLACK EDITION」を用意。
プロセッサーを最高スペックにしたり、メモリーも8GB以上、SSDも第3世代高速SSD選択が必要、指紋認証搭載必須など、フルスイングに近い仕様で購入する必要がありますが、こういうスペシャルモデルはVAIOファンにはたまりません。
ノーマルモデルとの違いは天面のVAIOロゴがブラックカラーになっているのはシリーズで初めて。
ヒンジ部背面のオーナメントも通常のシルバーからブラックに変更され、見た目はオールブラックボディになります。
細かいことを言うと端子部にシルバーカラーが残っていますがここをブラック塗装すると使っているうちに剥げてきてしまいそうだし、これがベストな仕様なんでしょうね。
本体の他、ブラックのクロスが付属するのと、パッケージも特別仕様のブラックパッケージになっています。
パソコンの箱って下取りに出すことも考えて、ずーっと取っておくことが多いと思います。到着したときのワクワク感も演出してもらえますが、もしかすると下取りに出すときも、こんな特別なモデルのオーナーだったんだと感じさせてくれるかもしれません。
さて、このモデルは外装だけが注目ではなく第8世代Coreプロセッサーの搭載というのも大きな魅力です。
デュアルコアプロセッサーだったモノが4コア8スレッドのクアッドコアになり、さらにVAIO独自の冷却チューンによりターボブーストが従来よりも最大パフォーマンスを長くしており、持続可能なパフォーマンスを向上させているとのこと。
設定は特に気にする必要は無く、VAIOの設定にて「CPUとファン」の設定で「パフォーマンス優先」にするだけです。
電源接続時とバッテリー駆動時で別々の設定にすることができるため自宅のデスクトップで使う時は最大パフォーマンスで、バッテリー駆動時は「静かさ優先」にすることで電力消費を小さくして使うことができます。
VAIO Zでは「パフォーマンス優先」と「静かさ優先」の2種類だけですがVAIO S13/S11では「標準」という選択もできます。パフォーマンスも欲しいけどスタミナ性能も削れない、という状況のときにオススメです。
今回はこれらのパフォーマンス選択も全てベンチマークでテストしてみます。手間は3倍になるのですが、PCの使いこなしを考えると、こういうのって一度、自分でテストしてみないとわからないですからね。
今回はベンチマークソフトにMAXON「CINEBENCH」というソフトウェアを使ってみました。グラフィック性能とプロセッサー性能を比較することができます。
当店にあるVAIO Sラインのモデル全機種と、VAIO Zの新旧も一緒に比較しています。VAIO Zの旧型モデルというのは2015年発売モデルで私が仕事で使っているモデルです。常駐ソフトもたくさん入っている状況でついでに計測しているので、これは参考までに、というところですが、計測した結果が下記のモノです。
パフォーマンスに大きな違いが出た値ははじき、最低3回計測してその平均値を出しています。
計ってみてビックリだったのですが、このベンチマークだけ見ると、なんと標準電圧版Hプロセッサーを搭載したVAIO S15に迫る値を出してくれます。(グラフが長い方がパフォーマンスが高いことになります。)
なんと、4K動画をするならデスクトップPC並みのパフォーマンスを誇るVAIO S15がオススメ!と、言いまくってきた私ですが、VAIO S11/S13の第8世代Core i7プロセッサー搭載モデルであれば、それに匹敵する処理をしてくれそう。
ということで、早速、動画編集ソフトの「Vegas Pro」をインストールして、α7S2などで撮影したXAVC S 4K動画ファイルの編集を「VAIO S11」でやってみるのですが、すごいですね。
プロキシファイル編集(編集用にダミーの小さいファイルを作って編集すること)設定をしなくてもそのままで4Kファイルを普通に再生して編集することができます。
さすがクアッドコア。タスクマネージャーからリソースモニターを開くとスレッドが8個も出てきます。こんなモバイルノートで4K編集がバリバリできるってスゴいですよ。
と、スゴい、スゴいと言ってもなにも伝わらないので、ベンチマークソフトではなく実際の編集でどれくらいの速さになるのか試してみましょう。
1月22日に関東地方に4年ぶりの大雪が降りました。当店は日曜、月曜定休のため、その日はお休みだったのですが、自宅で降り始める前からタイムラプス撮影をしていました。
朝の9時過ぎから17時頃まで8時間を3000枚の写真で撮り続けています。防水機能のあるアクションカムに4Kタイムラプス撮影機能が搭載されているおかげで、アクションカムならではの撮影ができました。(電源はパッキンしたポータブル電源からひいています)
このアクションカムで撮影した3000枚の4KフォトからXAVC S 4Kの動画ファイルに変換する作業をVAIO各モデルのすべての動作設定でレンダリング時間を手動計測しました。(動画ファイル作成にはソニーのPlayMemories Homeを使っています。)
その後、書きだしたタイムラプス動画にテロップを載せて、最後にクレジットを入れる編集を「Vegas Pro 13」で行います。完成動画は1分30秒ほどのものなんですが、このレンダリングに非力なマシンだと1時間くらいかかったりするんです。
さて、VAIO S11の第8世代Core プロセッサーではどれくらいの時間で処理をしてくれるでしょう。
今度はグラフが短い方がパフォーマンスが良いことになります。結果がこちら。(これも複数回レンダリングして平均値を出しています。1日がかりでした。)
いやー、すごいですね。本当にVAIO S15並みです。
ベンチマークテストでもそうでしたが「パフォーマンス優先」と「標準」設定でそれほど大きな差が出ないこともわかりました。
「VAIO S15」の魅力はCドライブに高速SSDを搭載しつつ、データドライブとしてHDDを同時搭載してそちらを2TBなどに換装すれば、編集素材用ドライブと完成品収納ドライブを同時に持ち歩けるのがメリットでもあるのですが、VAIO S11を1TBドライブにしてしまって、これを編集用マシンに。あとは外付けのモバイルHDDでも用意すれば、ほぼ同じ様な編集環境を作れそう。
しかもVAIO S11だったら旅先に持ち歩くのも楽ですよねー。VAIO S15は本体質量が約2.5kgになるのですがVAIO S11なら本体質量は850~870gです。1/3です。
デジタル一眼”α”と一緒に写真旅行に行って、その帰りにはすぐにストレスのない編集作業ができそうです。
モデルチェンジではないラインナップ・リフレッシュとなっていますが、これは大注目です。
「ALL BLACK EDITION」は数量限定ではありませんが、どうせ買うなら最高スペックにしてブラックエディションにしておきたいところですね。
そうそう、VAIO S11で編集した4K動画映像はこちらです。
ソニーストアでのオーナーメードモデルも若干内容が変更になっているので、変更点をピックアップして紹介したいと思います。
ソニーストアでのオーナーメードモデルも若干内容が変更になっているので、変更点をピックアップして紹介したいと思います。モデルは「VAIO S13」で選択します。ベースモデルの価格は104,800円~となっていて、ここから自分で必要なスペックのパーツにアップグレードさせていき自分だけのVAIOをオーダーします。
プロセッサーは従来の第7世代Coreプロセッサーも選択が可能。価格は上記の様になります。キャンペーンもあり差額がたったの5,000円であればCore i5選択なら第8世代プロセッサーを選びたいところです。
そしてマイクロソフトOfficeの選択が変更になりました。事情はわからないのですが、今まであった最新版に無償アップグレードが保証されていた「Office Premium」が終了しており、Office 2016のみになっています。
「Office Premium」の代わりに登場したのが「Office 365 Solo 購入特典付き」というものになります。こちらはデスクトップアプリではなく、マイクロソフトアカウントが必要なユニバーサルアプリケーションでさらにOffice 365 Soloサービスへのアップグレードをディスカウント価格で利用可能というものになっています。どれくらいの特典になるのか不明ですので、これは後日、当店でもお知らせしたいと思います。
Office Premiumにあった最初の1年間は無料でOffice 365サービスが使えるなどの特典もなくなっているようなので、先にOffice Premiumで購入されていた方の方がお得度は大きいのかも。
ちなみに次期Officeの「Office 2019」は今年後半に登場するという噂です。販売形態がまた変わるのかもしれませんね。
そして新規アプリの販売ソフトウェアが増えています。バックアップソフトウェアの「Acronis True Image」と、動画編集&写真編集ソフトウェアとしてCyberLinkの「PowerDirector 16 Ultra」「PhotoDirector 9 Ultra」が選べる様になりました。
☆Acronis「True Image 2018」商品紹介はこちらから
「Acronis True Image」はイメージバックアップソフトウェアで、OS、アプリ、設定、ファイル等全てをバックアップして復元することが可能な機能を持っています。amazonでのPCバックアップソフトとしては売れ筋ナンバーワンなんだとか。
通常購入が5,480円ですがVAIO購入時にオーダーすると1Computer版が2,980円とお得な購入ができるようになっています。
ソフトウェアのプレインストールではなく、自分でダウンロード&インストールし、同梱のプロダクトキーでアクティベーションをとるスタイルになります。
☆サイバーリンク「PowerDirector」商品紹介はこちらから
動画編集ソフト「PowerDirector 16 Ultra」と静止画編集ソフト「PhotoDirector 9 Ultra」のセットも同時購入が可能。PowerDirectorはビデオ編集ジャンルでは35%のシェアをもつ、こちらも人気第1位のソフトウェアとなっています。(BCNビデオ関連ソフトとして)
通常購入すると14,380円+8,800円(現時点でのキャンペーン価格)=23,180円となっていますので、こちらも1万円近くオトクに購入ができるとなっています。
両ソフトとも360度カメラの編集機能が充実しているようなので、360度カメラをお持ちの方は良いかもしれませんね。
今なら「新生活応援!最大18,000円」のキャッシュバックキャンペーンも利用が可能。VAIO Sシリーズ購入で1万円のキャッシュバックがもれなくもらえるのと、学生さんでしたら学割でさらに8,000円のキャッシュバックがあるそうです。
昔と違って、モデルサイクルが長くなっているVAIOです。どうせ買うならハイスペックにしてながーく使うのがオトクです。
☆ソニーストア「VAIO 買い換え応援キャンペーン」のご案内はこちらから
VAIO買い換え応援キャンペーンも開催。すでに販売開始から3年が経つVAIO(株)製PCもいよいよ買い換えタイミングに入ってきていて、VAIO(株)製VAIOの下取りで、ソニーストアお買い物券で受け取る場合は通常の下取り額に加えて+20,000円お得になる買い換えができます。
これらのキャンペーンも利用しつつパワーアップしたVAIO S11/S13の購入を是非オトクにゲットしてください。
当店店頭にてオーダーいただければ、ワイド保証3,000円オフクーポンもプレゼントできます。
パーソナルコンピューターVAIO VAIO S13 ALL BLACK EDITION |
ソニーストア価格: 189,800 円+税~ |
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発売日 | 2018年1月26日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 3年ワイド:8,000円+税 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 送料無料(~2/14) VAIO買い替え応援キャンペーン(~4/26) プロセッサーUGキャンペーン(~2/28) |
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テックスタッフ 店頭購入特典 |
テックスタッフ4周年記念品ポーチプレゼント ワイド保証3,000円引きクーポンプレゼント |
パーソナルコンピューターVAIO VAIO S13 VJS1321 |
ソニーストア価格: 104,800 円+税~ |
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発売日 | 2017年9月29日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 3年ワイド:8,000円+税 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 送料無料(~2/14) VAIO買い替え応援キャンペーン(~4/26) プロセッサーUGキャンペーン(~2/28) メモリーUGキャンペーン(~2/28) |
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テックスタッフ 店頭購入特典 |
店頭にてお試し頂けます。 テックスタッフ4周年記念品ポーチプレゼント ワイド保証3,000円引きクーポンプレゼント |
☆当店blog 2017.10.4「LTE搭載『VAIO S13』開梱&セッティングレポート」
☆当店blog 2017.9.21「VAIO 2017年モデルが登場! 天面カーボン採用やLTE搭載モデルの増加も!」
パーソナルコンピューターVAIO VAIO S11 ALL BLACK EDITION |
ソニーストア価格: 189,800円+税~ |
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発売日 | 2018年1月26日 | 商品情報ページはこちら | ||
延長保証 | 3年ワイド:8,000円+税 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 送料無料(~2/14) VAIO買い替え応援キャンペーン(~4/26) プロセッサーUGキャンペーン(~2/28) |
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テックスタッフ 店頭購入特典 |
テックスタッフ4周年記念品ポーチプレゼント ワイド保証3,000円引きクーポンプレゼント PCケースプレゼント(数量限定) |
パーソナルコンピューターVAIO VAIO S11 VJS1121 |
ソニーストア価格: 104,800円+税~ |
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発売日 | 2017年9月29日 | 商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 3年ワイド:8,000円+税 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 送料無料(~2/14) VAIO買い替え応援キャンペーン(~4/26) プロセッサーUGキャンペーン(~2/28) メモリーUGキャンペーン(~2/28) |
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テックスタッフ 店頭購入特典 |
店頭にてお試し頂けます。 テックスタッフ4周年記念品ポーチプレゼント ワイド保証3,000円引きクーポンプレゼント PCケースプレゼント(数量限定) |
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☆当店blog 2018.1.18「VAIO S13/S11に第8世代Coreプロセッサー搭載モデルが登場 」
☆当店blog 2017.9.21「VAIO 2017年モデルが登場! 天面カーボン採用やLTE搭載モデルの増加も!」
☆VAIO(株) 開発ストーリーVol.6「VAIO TruePerformance」
☆VAIO(株) VAIO S13/S11 ALL BLACK EDITION 商品案内はこちらから
☆ソニーストア「VAIO S13 ALL BLACK EDITION」商品情報はこちらから
☆ソニーストア「VAIO S11 ALL BLACK EDITION」商品情報はこちらから
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