【レビュー】”α7R3″ショールーム展示レポート
本日よりソニーストアにて先行予約販売がスタートした”α7R3″と、αレンズ「SEL24105G」。朝から当店にも多数のお客様がご来店くださり、ご購入いただいてます。
夕方になってから、ちょっとご来店のお客様の切れ目があったので、一瞬の隙をついて、ソニーショールーム/ソニーストア銀座へお邪魔して、実機の様子を拝見してきました。
超簡単に展示の様子をレポートします。
こんにちは、店員佐藤です。
今回も猛烈な盛り上がりを見せてくれている新型αボディのα7R3。発表時からお問い合わせは近年に一番の盛り上がりをみせていて、当店では”α99 II”をしのぐ盛り上がりを見せています。
これは銀座も盛り上がっているんだろうななぁ、と、お邪魔してみると平日にも関わらずかなりの列をなしていました。
お一人様5分制限が発動しているので人数を観れば大体の待ち時間はわかるのですが、私も20分ほど並んで5分だけタッチさせてもらってきました。
■”α7R3″実機レポート
まずはα7R3のボディから。レンズはSEL2470GMが装着された状態で展示されています。撮影画像の持ち帰りも可能ですが、画質は最終調整がされたものではない、となっています。
私もカードを入れ替えて画像を持ち帰る予定だったのですが、誤ってSDカードをフォーマットしてしまい、お見せできる写真データはなくなってしまいました。すみません。というか、たいした写真は撮れていないので、今回は機能のご案内だけです。
まずは「ピクセルシフトマルチ撮影」です。1ドットずつずらして4回の撮影をして1億6千万画素相当から4240万画素の全RGB画素を揃えた写真を作り出す、というもの。
機能の呼び出しをして使うモノとなっていました。
機能を選択すると撮影間隔の指定があり最低で1秒、最高で30秒の感覚となっています。使い方は三脚にしっかりと固定してサイレント撮影で行うモノで手持ちで使う機能ではないことは、この撮影間隔の秒数を観てもわかります。
撮影はRAWデータでの記録になり、4枚の撮影をして5枚目を合成して作り出す、というものになります。撮影したデータの持ち帰りができなかったのでどんな作りになるのかわからないのですが、撮影方法は上記の様な感じになっています。
美術館でのアーカイブ撮影、商品撮影などで使うプロ向きの機能なんですね。
α9ではメカシャッターと電子シャッターの切り替えがあり、さらに電子音の切り替えなどがありましたがα7R3では、α7R2の延長線上にあるようでメカシャッターと電子シャッターの切り替えは「サイレント撮影機能」の入り切りのみで行います。
α9の様に電子シャッターにした上に、シャッター音をわざと出したりする設定はできないようです。こういうところはα9との違いになります。
個人的に気になっていたカメラアプリの存在ですが、やはり搭載されていませんでした。これでα9、RX0、RX10M4に続き4連敗です。カメラアプリはやはり無くなってしまうのかな?と、スタイリストさんに話したら、まだそういう話は聞いていませんが上位機種からはなくなってもエントリーモデルには残るかもしれないですよね、という希望のあるお答えをくださいました。
優しいですね。
カメラアプリがなくなって一番痛いのが「タイムラプス撮影」ができなくなることなんですが、その代わりになる機能があることはあります。「スロー&クイック設定」というもので、動画撮影を通常とは違う時間感覚で撮影するモードがα7R3には搭載されています。
フレームレート「1fps」にすると1秒間に1枚だけのフレームレートで撮影をしてくれます。今までのカメラアプリ「タイムラプス」みたいに撮影間隔を1秒から60秒まで1秒単位で変更することはできませんが、これなら枚数制限、時間制限がなく1秒間隔での撮影のタイムラプスが可能になります。
うん、これでカメラアプリがなくてもタイムラプス撮影はできるかな。
その他、フリッカーレス撮影機能も搭載されました。α99 IIにあって、α9でドロップした機能だったのですが、なんだ、ミラーレスカメラの”α7R3″でも搭載できたじゃないですか。
というところで、あっという間に5分の時間が過ぎてしまいました。
その隣にあるのがα7R2に装着された「SEL24105G」です。
77mmのフィルター径のおかげでかなり重そうなレンズに見えますが、見た目ほど重さは無く取り回しの軽そうなレンズです。
テレ端に延ばしたところがこちら。それほど、ズームでレンズがせり出すこともありません。
マニュアルフォーカスでフォーカスを合わせてみますが、ピントがつかみやすいですね。105mm F4のボケはこんな感じ。すっきりとクセのないボケが楽しめます。
同じところで奥にフォーカスを合わせてみると手前の前ボケも柔らかくなります。単焦点レンズではありませんし、F値も4.0とそれほど明るいレンズでもありませんが105mmの焦点距離と最短撮影距離の短さのおかげで、かなりボケを楽しめるズームレンズになっています。
当店での今日のオーダーも、α7R3とほぼ同数のオーダーがあり、夕方には入荷次第出荷ステータスになっていました。α7R3ボディも同時期に一度在庫がなくなったのですが、その後、ボディは復活しています。SEL24105Gの方は在庫が切れたままなので、このまま品薄製品になっていく可能性があります。
以上、今日のソニーショールーム/ソニーストア銀座の展示レポートでした。今日のところはかなりお客様が並んでらしたので、落ち着いた頃にまたお邪魔して詳細のレポートをさせていただこうと思います。
最後になりますが、当店経由でα7R3、SEL24105Gをお買い上げくださった皆様に心より感謝をいたします。お買い上げありがとうございました。
両製品とも当店の店頭で展示予定です。製品版が出荷されましたら、その後の使い勝手もレポートしたいと思います。
デジタル一眼カメラ α7R III ILCE-7RM3 |
ソニーストア価格: 369,880円+税 |
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発売日 | 2017年11月25日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:37,000円+税 3年ワイド/5年ベーシック:19,000円+税 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 送料無料 【期間限定】 購入時の下取宣言で最大【+8,000円】(~11/27) 24回分割払手数料0%キャンペーン(~1/15) 残価設定クレジット 分割払手数料0%キャンペーン(~1/15) αあんしんプログラム 入会金無料キャンペーン中!(~1/15) 同時購入でストアオリジナルアクセサリーがお得!(~1/15) |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 オータムフェア店頭購入特典あります 開店4周年記念品プレゼント中 “α7R3″ご成約記念品プレゼント |
☆当店blog 2017.10.28「3分でわかる新型デジタル一眼”α7R3″スペック解説 これはバーゲンプライスモデルかも! 」
☆当店blog 2017.10.27「“α7RIII”の新商品ニュースが緊急入荷! 10月31日は9時半より臨時営業します」
☆当店blog 2017.10.25「秒10コマ高速連写の”α7R3″がソニーからプレスリリース 」
デジタル一眼カメラα [Eマウント]用レンズ SEL24105G |
ソニーストア価格: 149,630円+税 |
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発売日 | 2017年11月25日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 サービス |
5年ワイド:15,000円+税 3年ワイド/5年ベーシック:8,000円+税 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
送料無料 ソニー提携カード決済で3%オフ 残価設定クレジット 分割払手数料0%キャンペーン(~1/15) 24回分割払手数料0%キャンペーン(~1/15) αあんしんプログラム入会金無料キャンペーン中!(~1/15) |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 オータムフェア店頭購入特典 開店4周年記念品プレゼント中 |
☆当店blog 2017.10.30「“α”の新しい標準ズームレンズ『SEL24105G』店員解説」
☆当店blog 2017.10.25「新レンズ『SEL24105G』のプレスリリースと『400mm F2.8』開発発表 」
α6000 love
2018年4月9日 @ PM 2:28
文中に、
「その他、フリッカーレス撮影機能も搭載されました。α99 IIにあって、α9でドロップした機能だったのです」
とありますが、この前ソニーストアのαテクニカルアドバイザーに
「なぜα9にフリッカーレス撮影機能が搭載できないのか」と聞いたところ、
「グローバルシャッター(全画素同時読み出し)ではないので無理」とのことでした。
α9IIはぜひグローバルシャッターを搭載してきて欲しいです。
店員佐藤
2018年4月10日 @ AM 11:03
コメントありがとうございます。
”α99II”も”α7R3”も”α7III”もグローバルシャッターでは
ないので、なにかしら別の要因があるように思えます。
”α99II”のTTL位相差AFでそれを検知していて、”α7R3”や
”α7III”の像面位相差AFがそれを代替えできるようになった
のでは?と、予想しています。
グローバルシャッター採用のセンサーも開発をしていると
思いますが、なかなか出てきませんね。