キットレンズの次の1本!『SEL85F18』展示レポート

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2月23日からソニーショールーム/ソニーストア銀座で展示されている、新発売の85mm単焦点レンズ「SEL85F18」を触らせてもらってきました。

 

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こんにちは、店員佐藤です。

「CP+2017」でSTFレンズ「SEL100F28GM」が5本展示されている横に2本展示されていたのが「SEL85F18」です。STFレンズは長蛇の列で触る方がいらっしゃいましたが、85mm単焦点は割と楽に、それほど並ばずに触れたのではないでしょうか?

STFレンズはソニー”α”として10年ぶりに発売されるレンズですし、G Masterブランドだしで、話題騒然だったのですが、こちらの85mm単焦点はキットレンズ(本体に付属のズームレンズ)の次に使っていただきたい2本目のレンズ、というスタンスです。

ウォークマンでいうところのSシリーズモデルみたいな感じになります。それでもフルサイズEマウント対応レンズです。

“α7″や”α7 II”のボディを購入されたばかりの方にオススメのレンズになります。

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銀座での展示は今のところ1本だけ。ショーケースに入った状態になっていますが、アテンダントの方にお願いするとケースから出して、自分の”α”に装着したりボディもお借りしての試し撮りが可能。

撮影データの持ち帰りもできるので、自分のSDカードを持っていくことをオススメします。

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キットレンズの「SEL2870」よりもやや太めのレンズになりますが371gとそれほど重いレンズではありません。ちなみにキットレンズの「SEL2870」が295gで、同じ85mm単焦点の「SEL85F14GM」は820gになります。

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絞り羽根は点光源のボケなどで形が出てしまうところですが、キットレンズ「SEL2870」が7枚なのに対して9枚と、より円形に近い形ができるようになっています。

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キットレンズの「SEL2870」との一番の大きな違いは、絞りがF1.8と大きく開くため、被写界深度の浅い、いわゆる一眼カメラらしい写真が撮れるようになること。

絞りと被写界深度の関係は、ちょっとググってみるとおわかりいただけると思いますが、絞りの数値に連動してピントが合う奥行きの範囲が少なくなっていきます。絞り値が大きくなるとフォーカスが合っている部分が増えていき、その方が写真写りがよくなるように思えますが、そうすると写真表現独特の奥行き感が出なくなります。

3次元の世界のものを2次元で表現するときに、こうして絞りをいじって前後をわざとぼかして立体感を表現するのは写真ならではの技です。

ここでは「SEL85F18」の絞りをいじって、その効果を試してみます。

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これは絞り値「F1.4」ということで一番絞りを開いた状態。一番被写界深度という、フォーカスが合っているように見える範囲が狭くなっている状態です。

手前の枝にフォーカスを合わせているのですが、その奥にある枝が一番ぼけてみえて、さらに天井のLED照明も大きな丸ボケになっています。

ラグビーボールの様な形になっているのは口径食と言って、大口径レンズでよく見られる現象。これは絞り数値を大きくしていくことで円形になっていきます。

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絞り値を「F2.8」に変更しました。

このあと、ドンドン、写り方が変わっていきます。

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絞り値を「F4.0」にしました。だいぶ天井のLEDのボケが円に近くなってきています。

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絞り値「F7.1」です。画面左隅のLEDだけ、まだ口径食が残っています。背景になっている奥の枝は形までわかるようになってきました。

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絞り値「F8.0」です。これで口径食が端までなくなったようです。右手奥の枝も最初はぼけていましたが、はっきりと写るようになりました。

これがF値の変化による写りの違いです。

キットレンズの「SEL2870」はF値が3.5~5.6となっています。広角側ではF3.5から使えるのですが望遠側ではF5.6からのスタートになります。

絞り値「F1.8」や「F2.8」の大きく背景をぼかした写真は「SEL85F18」でないと撮れないことになります。

 

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こちらは2月に開催された「CP+2017」で展示されていたレンズでの試し撮りのものです。背景をぼかして人物を撮る「ポートレート写真」でSEL85F18を使うとこうした立体感のある写真が撮れます。

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人物にはしっかりとフォーカスが合っていますが、背景は大きくぼけているので浮き上がって見えてきます。

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自分で写真に撮りたかったのは「これです!」という主張をすることができます。

キットレンズを買ってそれだけで使っていると「なんかでっかいサイバーショットを買っただけみたい」と、思えてしまうかもしれませんが、そういうときに、こうした大口径の単焦点レンズを使ってみると、きっと想像していた「フルサイズデジタル一眼カメラ」の写りが楽しめると思います。

 

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ちなみに、こちらは昨日のソニーショールーム/ソニーストア銀座の桜の様子です。先週お邪魔したときはもっと咲いていて、先週末には一度開花してしまっていたらしいのですが、あくまでも3月10日に開花するようにしたいらしく、桜の木を入れ替えたんだそうです。

昨日の状態でまだひとつも咲いていない状態に逆戻りしていました。今週末はチラホラ咲いているくらいに逆戻りしているかも。

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日産ショールームの方にある吉野桜も数輪咲いていたモノが今はまたつぼみだけに戻っています。

来週末あたりに来ると華やかになってそうです。

ソニービルの「It’s a Sony 展 -Part.2-」も、そうですが、こうして来るたびに姿が変わっているのって行くのが楽しみになります。うちのお店でもこんなイベントができたらいいなぁ。

 

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以上「SEL85F18」の展示レポートでした。

 

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