ハイレゾ対応ワイヤレスヘッドホン『MDR-1ABT』開梱レポート
こんにちは、店員佐藤です。
昨年3月21日に発売されたLDAC対応のワイヤレスヘッドホン「MDR-1ABT」の開梱レポートをお届けします。
発売から1年近く経っていて、なんで今さら!?なんですが、当店の店頭展示スタート時にタイミングが悪く、開梱レポートの記事化をすることができずに今日まで来てしまいました。本当に今さらなんですが、商品の紹介をしてみたいと思います。
ソニーのハイレゾ対応プレミアムヘッドホンとしてMDR-1Aシリーズが一昨年、登場。それまでのMDR-1Rシリーズにアルミコーティングした液晶ポリマー振動板を搭載。音の正確がMDR-1Rとはガラッと変わって、よりクリアな音質が楽しめる様になり、一体、MDR-1Rはなんだったんだ状態だったんですが、そのBluetoothワイヤレスヘッドホン版がMDR-1ABTになります。
パッケージに同梱されるアクセサリーは上記の通り。専用ヘッドホンケーブルとマイクロUSBケーブル、キャリングケースなどとなります。
ワイヤレスヘッドホンではありますが、有線ケーブルを使うこともできて、バッテリー切れの時にはケーブル接続により通常のハイレゾ対応ヘッドホンとして利用が可能。
MDR-1RBTの時はステレオミニジャックがカバーに隠れていたのですが、MDR-1ABTではジャックは隠れていなくて、いつでもそのままアクセスが可能。
マイクロUSB端子はヘッドホンの充電のためにあります。満タン充電まで約4時間。1時間の充電で8時間の利用が可能。
連続再生時間は約30時間と、かなりのスタミナ性能です。毎日1時間の通勤で使うとしても往復で2時間、一週間で10時間。2週間くらいは充電せずに使えそうです。
利用時に右側ハウジングの表面がタッチセンサーになっており、Bluetooth接続時は指でタップしたりスワイプすることでリモート操作をすることもできます。
最初はこれがなかなか慣れないのですが、当店のお客様でもあるariettaさんが非常にわかりやすいムービーを作ってくださっているので紹介すると。。。
と、まぁ、こんな具合で操作をすることができます。ポケットにウォークマン、タブレット、スマートフォンを入れていても無線操作ができるので、特に音量を調整するときなどに重宝します。
付属のキャリングポーチに入れれば、ご覧の通り、すっぽりと収納ができます。
これが製品の全てなんですが、比較検討するのはやはり有線接続専用の「MDR-1A」です。Bluetooth通信によりワイヤレスで使えるのは「MDR-1ABT」の大きなメリットで、普段は気軽にワイヤレスで音楽や動画再生を楽しみつつ、新しいハイレゾ楽曲を購入したときは有線接続にして気合いを入れた音楽再生がしたい、という向きにも使えるわけです。
果たして、その有線接続の時に「MDR-1A」と同等の音が本当にしっかりと鳴っているのか?が、気になるところ。
ということで、並べて試聴。というか、お正月からこっち、この2つのヘッドホンを通勤時に交換で使わせてもらってずーっと聞いていました。そんなに大きく性格の違うヘッドホンではないんだろうな、とか思っていたんですが、いざ、比較してみると差はあるものですね。(ちなみに写真左がMDR-1Aで写真右がMDR-1ABTです。)
まず、違いその1ですがハウジングの材質が違います。MDR-1Aは金属製のハウジングなんですが、MDR-1ABTは樹脂製。このハウジングの中にBluetooth通信のためのアンテナやNFCのセンサーなどがあるので、これは仕方がないところ。それでもドライバーユニットは同じモノを使っているんですからそれほど大きな差はないと思うんですが。。。いざ、聞き比べてみると違うんですよね。
MDR-1Aの方がダイレクト感があるというか音が一歩前に出てきてくれる感じ。MDR-1ABTはそれよりもやや響きのある音という言い方ができるかも。
ハウジングの違いだけではなく、上記の通り、ケーブルも違っています。
MDR-1Aの付属ケーブルは4極端子になっており、ケーブルの中も4芯の独立グランドケーブルを使っています。MDR-1ABTのケーブルは通常の3極ケーブル。
ケーブルの太さもこうして並べてみるとだいぶ違っています。
独立グランドケーブルというのは通常のケーブルとは違い、3本のケーブルで伝送するのではなく、機器側のジャックのところから左右で完全に信号を分離させて4本のケーブルで伝送するケーブルを指します。
ヘッドホン側が4極端子になっていないと意味がないわけで、付属ケーブルを見るとMDR-1ABTは独立グランドケーブル対応にはなっていないんでしょうね。
MDR-1AとMDR-1ABTのケーブルをそれぞれのヘッドホンで入れ替えて使うこともできるんですが、音の違いが感じられるのはMDR-1Aの方だけかも。
なるほど、こういうところでの差があって、同じ振動板を使っていても音質に差が出るわけです。
MDR-1ABTの対応コーデックはベーシックなSBCの他、AAC、aptX、LDACに対応。音質面では990kbpsで伝送ができるLDACがもっとも有利で、ウォークマンZX100やA20シリーズで使えるなら、LDAC(音質優先)で使いたいところ。
LDAC非対応のXperia Z3 Tablet Compactの場合も、aptXで接続ができます。TV SideViewアプリによる動画再生時にも通常のSBCよりも高音質で利用が可能。
高音質で楽しみたい!というときはハイレゾ対応のウォークマンなどをステレオケーブルで続すれば、すぐにBluetoothから有線接続に切り替わります。
LDACの音と、有線接続の音質、ここの差はやはり大きいかも。
なお、Bluetooth接続の際はDSEE HXやClearAudio+などのウォークマン側の音声調整機能はなにも利用ができないみたいです。その代わりにMDR-1ABTの方に「DSEE」機能が搭載されているそうですので、MP3フォーマットの曲などのCD音質並のアップコンバートはヘッドホン側でしてくれることになっています。
音質優先で考えるとやはり「MDR-1A」を選択することになるんですが、ワイヤレス接続もやはり使って観ると非常に便利なんですよね。気合いを入れて聞くときの有線接続の音質がMDR-1Aよりもやや劣る感じはあるものの、これも好みの問題とも言えるくらいの差ではあるので、判断はやはり実際に聞き比べてみてから、というのが良いかも。
当店店頭にてじっくりと聞き比べができます。
有線接続のみの「MDR-1A」はソニーストアで27,750円。Bluetooth接続が可能な「MDR-1ABT」は39,500円となっています。1月末まででしたら「dケータイ払い+」で割引率クーポンに重ねて、さらにお支払い金額の10%ポイントバックで購入ができます。
是非、この機会にご検討ください。
ワイヤレスステレオヘッドホン MDR-1ABT |
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発売日:2015年3月21日 | |
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ステレオヘッドホン MDR-1A |
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ストア価格:27,750円+税 | |
ソニーストア長期保証選択 ・5年ワイド:3,000円+税 ・3年ワイド:2,000円+税 ・5年ベーシック:2,000円+税 ・3年ベーシック:無償 |
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発売日:2014年10月24日 | |
ソニーストア購入特典: 送料無料 ソニーカード決済で3%オフ 3年ワイド無償 |
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