CEATEC JAPAN 2013 店員レポート

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10月1日から開催しているアジア最大のエレクトロニクス見本市「CEATEC JAPAN 2013」へ今年も行ってまいりました。3日遅れでの参加になってしまいましたが、毎年恒例のことですので、レポートさせてください。

 

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さて、いつもはソニーブースを中心にレポートしていますが、今回はちょっと趣向を変えて、私が見てきた順番にそのまんま見た目だけでレポートしていきます。

まずは入場をしてから第4ブースあたりに降りていくと、あれ?モーターショーだったっけ?という状態で自動車メーカーさんやClarionさんの看板が目に飛び込んできます。

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そういえば、昨年も日産のブースで広いスペースを利用して自動運転する自動車のデモをしていましたが、今回もこうしてものすごい広いスペースを利用してトヨタ、ホンダ、日産の3社で体験試乗スペースを用意しています。

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なんの試乗ができるのかと思ったら、トヨタ、ホンダ版のセグウェイが登場していたんですね。時間があれば整理券をもらって参加するところなんですが、今回は時間がないのでそのまま素通り。

土日とかはこれは混むんだろうなぁ。

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戻って家電通りに行ってみると今回は各社さん、4K対応テレビのオンパレード。数年前にこんな景色を見たなぁ。。。そうだ、3D対応テレビの時だ。

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紛らわしいのがシャープさんで4Kテレビかと思いきや、フルHDパネルに4K相当の高精細表示を画像エンジンで行うそうですが、これは単に超解像技術の展示になっているだけでは。。。4原色とかもまだやっていたんですね。

うちは普通の電器屋さんではなくソニーショップなもので、こういう機会にしか他社製品の様子を見ることがないんですが、勉強になりました。

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パナソニックさんも4Kイチオシ。

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4K有機ELパネルの試聴コーナーがあったんですが、みなさん、視聴時間が短いので、ちょっとした列の長さにはなっているんですが、それでも5分程度で見られるとのこと。

私も見てきました。

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3枚のパネルがあり、それを1m以上離れたところから見ているという状態。

なんでしょうね。あまり近づいて見られるとまずいことがあるのかな? 暗い暗室での表示になっていますが、これは有機ELのコントラストを出すための演出なんでしょう。

4Kブラビアの液晶表示もきれいですが、有機ELになるとさらに色の鮮やかさ動きの滑らかさがあがりますね。

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移動中に小さなブースなんですが、新しい著作権保護技術の「SeeQVault」のブースを発見。

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新しいポータブルワイヤレスサーバーとSeeQVault対応マイクロSDカードが並んでいます。説明員さんがすごく詳しい方で、ゼロから仕組みを聞いてきたんですが、なるほど、それでやっとこの製品の意味がわかりました。

これはちょっと話が長くなるので、後ほど別エントリーでご案内したいと思います。

いやぁ、幕張まで来た甲斐がありました。

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そしてやっとソニーブースに到着です。むむむ、ブースの形は去年のものとほとんど同じかも。なんか決まりの形ができたんですかね。

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こちらが今年のブースのマップです。昨年はVAIO、デジタル一眼、タブレットなど全カテゴリーから商品がきていましたが、みてびっくり。ブラビアとXperiaを軸にした、これだけの展示になっています。

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そんな中、展示の目玉がこちらの4K対応有機ELテレビなんですが、ここもやはり近づくことができません。アテンダントさんが「下がってみてください」と、お願いをしていてみんなパネルに近寄ることができません。

さすがにこれは何かあるのかと思い、近づけない理由を聞いてみると。。。なんでも、そのときだけたまたまVIPの方がこられるそうで、そういう案内をしていただけでした。うーん、残念。

ちょっと待っていてVIPの方が来てから近づいて見させてもらおうと思っていたんですが、結局、時間がなくて再度立ち寄ることはできませんでした。夜景の映像が流れていましたが、あれ、近くで見たかったなぁ。。。また、機会があることを祈るばかり。

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その他、4Kハンディカム「FDR-AX1」の展示もあるんですが、こちらもシューティングコーナーなどはありませんでした。ま、これはちょっと触ってみて違いがどうこうわかるレベルのものではないですしね。

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11月8日から出荷開始であと1か月。間もなくこれが世に出てきます。ソニーショップでも再来週、勉強会の予定があるので、楽しみです。

カメラ本体の性能もそうですが、周りの編集環境や再生環境がこれからどうなっていくのかわくわくです。

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あとは、人だかりができていたのがレンズスタイルカメラです、ソニーブース全体がXperia Z、Xperia Z1の展示オンパレードですが、ひときわ人の数が多かったのがこちらのコーナーでした。

DSC-QX10は約3日、QX100も1週間ほどでソニーストアの初回入荷分が完売していますが、商品が潤沢に回る様になるのはいつになるのかなぁ。年内は難しそうな空気になってきましたね。

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PlayMemories Onlineの展示もありました。PlayMemories Homeが入ったCD-Rを配布しているんですが、赤バックに「無制限」「無料」というインパクトはでかいですね。配っているものがあると手を伸ばしてついもらってしまうのがCEATEC JAPANです。私もいただいてきました。

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PlayMemories HomeのバージョンアップがあってPlayMemories Onlineのサービス開始は知っていましたが、Windows 8アプリの「アルバム by Sony」もアップデートをしていることは知りませんでした。これも先月からアップデートしていて、ソニーのVAIO縛りがなくなっていて、Windows 8 PCであれば誰でも利用ができるようになっているんだそうです。

私が持っているのはすべてVAIOなんですが、Windows 7搭載VAIOをWindows 8にアップグレードしたものがVAIO扱いになっていなくて、アルバムアプリのインストールができないでいました。今日、自宅に帰ったら早速試したいと思います。

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というところで、なんか物寂しいんですが、これでソニーブースは大体一回り。Xperia Z1を楽しみに見に来ている方には時間がいくらあっても足りないんでしょうけど、銀座ソニービルショールームでじっくり遊ばせてもらってきちゃったからなぁ。

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そのソニーブースの反対側にあるのがドコモさんのブースです。

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一回りしているとドラクエのスライムを発見。

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なんと、タブレットでドラゴンクエストXをプレイしているではないですか。クラウド型のゲームで、映像の作りこみはサーバー側で行っていてタブレット側はYoutubeを見てるような状態で送られてきた映像を移しているだけなんだそうです。でも操作をするとちゃんとリニアに動くし、うわー、これはすごいな。

ドラクエ9まではニンテンドーDSを買ってついていっていたんですが、さすがにWiiは買っていないのでドラクエ10はあきらめていたんですが、Windowsでもできるし、ドコモのdタブでもできるし、いずれ、Androidタブレットでもできるようになるでしょうから、いつか遊べるようになるかなぁ。

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ドコモさんのプレゼンブースでは未来の通信規格になる5G通信についての説明を聞くことができました。あ、お姉さんが持っているタブレットはXperia Tablet Zみたいですね。

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5G通信は非常に高い周波数帯域を使うので電波の到達距離が短く、近距離通信のできる基地局を大量に設置して実現する規格とのこと。

こうやって現状の1000倍くらいになる可能性がある未来のトラフィックを支えるんだとか。そうか、市街地で元々混みあっていないところをどうにかするのではなく、人工密集地ではこういう方法は効き目がありそう。

頭の良い人は先の先を考えてくれているんですね。

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このドコモさんの5G通信が、今年の総務大臣賞を受賞したそうです。そうか、いつも初日に来ているので、こういうトロフィーとか見たことがないんですが、後からくると、こういう受賞をした技術がどれなのか見て回ることができるんですね。

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あとはブースをあてもなくブラブラしていると、おお、これは話題になりそう。デロリアンの電気自動車が展示されています。

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EV車の技術展示らしいんですが、バッテリーは150V-60Ahだそうです。9Kワットですね。1.21ジゴワットには遠く及ばないので、これではタイムトラベルはできなさそうです。

電源設計さん、頑張ってください。

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毎年お楽しみのムラタセイサク君、セイコちゃんは今年はステージがなく展示のみ。それでも姿を完全に消しているわけではないところが憎いですね。これでお別れになるのかなぁ。

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今年のCEATEC JAPANのグランプリを射止めたもう一つの技術がこちらでした。京セラさんのピエゾフィルムスピーカー。

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薄さ1mmのテレビスピーカーで世界最薄なんだそうです。コイルを使わない新しい構造のスピーカーなんだそうです。これ、流行るのかな?

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そしてニュースを見てて、一番、自分の目で見たかったのがこちら。日本電気硝子さんの見えないガラスです。

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これが見えないガラス。はい、確かに見えませんでした。しきりに周りの人はガラスは薄いの?って聞いていましたが、いやいや、ガラスの厚さが薄いから見えないのではないんです。表面反射が少なくて見えないんです。

確かにこれは写真にも写っていませんが、自分の目でみてもまったくわかりませんでした。

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こうして横に回りこんで、周りの照明を写しこんだり、しゃがんで天井の明かりを写しこむとわかるんですが、すごい不思議感覚です。

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こういうガラスコートがいずれ、ソニーのαレンズとかにも採用されたりするんですかね。視感反射率0.08%という数値が出ていますが、カールツァイスのT*コーティングとか何%くらいになるんでしょうね。

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ということで、今年のCEATEC JAPANは2時間ちょっとでまわってきました。CEATEC JAPANの賞ですが、レンズスタイルカメラでソニーさんも受賞をしていました。

すでに増産体制を作っているとは思いますが、これ、出荷状況が改善するといいですね。

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☆当店blog 13.9.12「レンズスタイルカメラ『DSC-QX100/QX10』発表&発売!【実機レポートも追記】」 

 

CEATEC JAPAN 2013は10月5日の土曜日まで開催しています。当日なんの準備もせずに行くと入場料が1,000円かかりますが、まだ事前登録申し込みを受け付けています。また、土曜日は入場無料になっています。

お時間のある方は幕張メッセまでどうぞ。日本版セグウェイの体験乗車を狙っている方は早めに行って、速攻で整理券をゲットしてください。

 

☆CEATEC JAPAN 2013 公式ホームページはこちらから

☆ソニー(株)報道資料「CEATEC JAPAN 2013出展のご案内」

 

【CEATEC JAPANの当店関連blog記事】

☆当店blog 12.10.2「CEATEC JAPAN 2012 店員レポート」 
☆当店blog 11.10.4「CEATEC JAPAN 2011 店員レポート」 
☆当店blog 10.10.5「CEATEC JAPAN 2010 店員レポート」 
☆当店blog 09.10.6「CEATEC JAPAN 2009 店員レポート【ソニーブース編】」 
☆当店blog 09.10.7「CEATEC JAPAN 2009 店員レポート【ソニー以外編】」 
☆当店blog 08.10.2「CEATEC JAPAN 2008 店員レポート」
☆当店blog 07.10.2「CEATEC JAPAN 2007レポート【ソニーブース編】」
☆当店blog 06.10.3「CEATEC JAPAN 2006レポート【ソニーブース編】」 
☆当店blog 05.10.4「CEATEC JAPAN 2005速報」 
☆当店blog 04.10.5「CEATEC JAPAN 2004へ行って参りました」 

 

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