カールツァイス『SEL24F18Z』で西沢渓谷を撮ってきました

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NEX-5R+SEL24F18Z F2.0 1/1000秒 プログラムオート

今日は山梨県の「西沢渓谷」というところへ初めてのハイキングへ行ってきました。

発売から1年半ほど経って、ようやくソニーストアでも販売が正常になった、Eマウントレンズのカールツァイス「SEL24F18Z」を持って、これ1本で渓谷を巡るハイキングです。

 


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西沢渓谷の場所はこちら。またテレビ番組に感化されて行ってきたんですが、先週の日曜日の早朝に放送している「大人の山歩き」という番組で紹介されていて、今が一番、水の透明度が高いということで、早速出発。

埼玉県の奥の方にある秩父を通り抜けて「雁坂トンネル」をくぐって山梨県側に出たすぐのところにある渓谷です。

非常に楽しい場所だったので旅のレポートもしたいんですが、まずは当初の目的というか、発売から1年半経っているカールツァイス「SEL24F18Z」のテスト撮影というか、私の練習作例を掲載。

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NEX-5R+SEL24F18Z F4.0 1/60秒 プログラムオート

24mm単焦点レンズということで、今までだと絞り開放にして背景をぼかした写真を撮って遊んでいたんですが、先日、フルサイズセンサー搭載のサイバーショット「DSC-RX1」を使ってみて、ちょっと絞ってあげることで全体にすごくシャープな写真が撮れること。端までくっきりと解像される画質の良さに打ちのめされてしまいました。

DSC-RX1は手ぶれ補正がついていないんですけど、比較的早いシャッタースピードで使うことを意識したり、あとはしっかりとホールドすればぶれないことも知ります。

で、それ以来、一度試して見たかったんですが、35mm換算で36mmの画角になるEマウントの「SEL24F18Z」でもRX1と同様の撮り方をしてみたかったんです。

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それと、先週から銀座ソニービルショールームで始まっている「4Kブラビア プライベート体験」イベントで、“α550”とDSC-RX1の画質の圧倒的な違いも体験していて、機会があれば、今回のNEX-5R+SEL24F18Zの写真も持って行って見させてもらいたい(そんなことしてないで4Kブラビアを買えば良いじゃないか、とも思うですが、まだ我が家もちょっと準備ができていません。)なぁ、とは思っているんですが、そういえば「トリルミナスディスプレイ」による広色域というのもどんなものなのか自分で感じてみたいと思っています。

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サンプルの画像を見せていただいても実際の風景を見ていないので、そういうのって何とも言えないじゃないですか。西沢渓谷で流れる水の色がまさにその広色域のテストにばっちりと思えて、実際に見てきた風景の色にどこまで近寄れるものなのかを勝手にテストさせていただきたい、というわけです。

銀座ソニービルショールームでの4K体験もしてみたいところですが、それと6月21日から始まるソニーフェアでも同様の体験会を開催する予定となっているので、そのための素材も作りたかったんです。(うまく説明ができるかどうかはわかりませんが。)

なので、今回は後から色の調整を自分なりにできるようにということで、全部の写真をJPEG+RAWで撮影してきています。

ここで掲載するのは現地でパラメーターをいじっただけのJPEG画像だけなんですが、一応、こんな写真を撮ってきました。

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NEX-5R+SEL24F18Z F4.0 1/60秒 プログラムオート 円偏光フィルター +0.3EV

西沢渓谷は1周10kmほどのコースになっている渓谷の周遊コース。これはその最初に到着する滝で「三重の滝」です。

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NEX-5R+SEL24F18Z F4.0 1/60秒 プログラムオート 円偏光フィルター

水の色がとても青く見えますがこれは花崗岩という岩を川が削り取って白い砂を川底に堆積させているからなんですって。その砂に光が反射するとこういう色になるとのこと。

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NEX-5R+SEL24F18Z F8.0 1/15秒 プログラムオート 円偏光フィルター

まるでバスクリンを上流で混ぜているんじゃないか?という様な色なんですが、周りの深緑の色も反映されてとても神秘的なところでした。

渓谷沿いに上流に向かって歩いていくんですが、ちゃんと道も整備されていて歩きやすくなっているし、下流から滝を眺めて、その後、滝の上からまた滝を眺めて、ということがいくつもできるようになっています。

なんて、渓谷観光に向いたつくりになっているんでしょう。感動しました。

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NEX-5R+SEL24F18Z F4.0 1/60秒 プログラムオート 円偏光フィルター

ちなみに、さすがに滝の撮影にくるのは初めてで、SEL24F18Zの1本だけでは不安だったため、広角や望遠撮影がしたいときはサイバーショットの「DSC-HX50V」で撮ろうとサブカメラも持ってきていたんですが、滝の撮影がすごく楽しくって、DSC-HX50Vは妻にずーっと使われたままになっていました。

でも、SEL24F18Zの1本でもなんとかなります。滝に近寄ることができず望遠で撮りたいときにちょっと困るくらいで、あとは自分の立ち位置でなんとかなるもの。遊歩道があるおかげで比較的自由に滝を眺める場所を移動できるので、かなり自分では満足しています。

DSC-RX1の時もそうでしたが35mm相当の画角があれば、なんでも撮れてしまいます。

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NEX-5R+SEL24F18Z F4.0 1/60秒 プログラムオート 円偏光フィルター +0.3EV

こちらは「龍神の滝」です。龍が滝の上に向かってうわー!っと飛んでいくような雰囲気のところ。

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NEX-5R+SEL24F18Z F4.0 1/60秒 プログラムオート 円偏光フィルター -0.7EV

この滝の向かって右側の岸をずーっと歩いていきます。時折、沢に降りることができる場所もあるので、こんな雰囲気の写真も撮れます。

渓谷の撮影、たのしー!

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NEX-5R+SEL24F18Z F5.0 1/80秒 プログラムオート 円偏光フィルター

そして、ここが最終目的地になる「七ツ釜五段の滝」です。ここからだと3段しか見えませんが、上流の方に歩いていくと、残り2段も見えてきます。

日本の滝100選に選ばれている滝で、7つのお釜に貯まる水がとてもきれいでした。

ここまで普通に歩くと約2時間。。。らしいんですが、私はあちこちで写真を撮りながらでしたので3時間以上かけて歩いています。満足、満足。

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NEX-5R+SEL24F18Z F4.0 1/60秒 プログラムオート +0.3EV

渓谷の折り返し地点でお昼ご飯です。おいしい山ご飯とかの調理をする腕がないもので、カレーヌードルなんですが、そこにちょい足しレシピで、セブンイレブンで買ってきた焼き鳥をその場で焼いてカップヌードルに足してしまいます。

これがおいしいんです。

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NEX-5R+SEL24F18Z F4.0 1/60秒 プログラムオート

西沢渓谷のハイキングコースは基本的に一方通行。帰りは沢の反対岸を歩いて帰ることになっていて、その道というのが、昔、木材を運び出すためのトロッコの廃線跡を利用しています。

トロッコが通るくらいの道なので全然険しいアップダウンもなく、なだらかなルートを歩いて帰れます。まっすぐ歩いて85分だそうです。

これで1周のハイキングコースになって10kmとなるそうです。

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NEX-5R+SEL24F18Z F2.5 1/160秒 プログラムオート -0.3EV

帰りは沢沿いの道ではないので、往路ほど撮影スポットはないんですが、それでも何カ所か見所を探せばフォトジェニックな感じのものもあります。

なるほど、この西沢渓谷、本当に良くできています。都内からだと約3時間ほどのドライブでやってくることができるし、とても楽しいところでした。

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今日は天気が晴れたり曇ったりという変化があったので、良い滝を見つけたら撮影をする、というよりは陽が出たらシャッターを切る、という感じでした。

これはまたピーカンの晴天の日にきてみたいなぁ。

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