マルチポッド『VCT-MP1』開梱レポート
今日はハンディカム用のアクセサリーとして今日から出荷が始まったマルチポッド「VCT-MP1」の開梱レポートをお届けします。
まだ届いたばかりで実際の撮影に使ってはいないんですが、とりあえず開梱シーンだけレポートします。
ところでこの製品の名称なんですが、私は今まで「マルチポット」と呼んでいたんですが、どうやら正解は「マルチポッド」なんだそうです。到着した製品のパッケージにも「マルチポッド」と書かれていました。
「ポット」は湯沸かし器とかに使う言葉で「ポッド」は脚という意味があるみたいです。意味を知っていればわかる話ではあるんですが。。。(^^;)
ちなみに「テトラポッド」は登録商標。aikoの曲で「ボーイフレンド」に出てくるのは「テトラポット」でこれは登録商標ではないそうです。テトラが4つという意味でなるほど、テトラポッドは四つ脚になるわけですか。ググってみるといろいろわかります。
それと、ついでに、こちらはマルチポッド「VCT-MP1」の対応商品なんですが、ここにデジタル一眼カメラ“α”の記載がありません。
あらら、この製品の話を聞いたときには2kg以下のカメラに使えるので“α77”とかも標準レンズとかの装着であれば使えるというのを、非公式に耳にしていたんですが、いざ発表になってみると“α”対応の記載がWEBページにはないんです。なにか不具合があるのかな?と、思って心配していたんですが。。。
到着したパッケージを見ると“α”ロゴもサイバーショット、ハンディカムと並んで記載されています。
“α”対応は特にうたわれていないんですが、これだけロゴがいっぱい掲載されているなら使えないわけがないですね。(^^;) 思えば“α”アクセサリーとしてはソニーから三脚も発売されていません。
対応、非対応とかではなくデジタル一眼“α”は三脚、一脚系には対応商品として記載をしない、とかいう方針なのかもしれません。
理由はわかりませんが、ま、そんなところで、デジタル一眼“α”にも使えますのでご安心を。
そんなわけでパッケージを開けて内容物を並べてみます。これが同梱品のすべてです。マルチポッド本体が組み上がった状態で入っているのと、それとキャリングケース、キャリングポーチ、そして取扱説明書が入っていました。
銀座ソニービルショールームであれだけ苦労してネジを回しても取ることができなかったのに、製品で試したらあっけなくネジが回りました。試作品だからというレベルではなくボンドで固めてあるみたいな固さだったんですが、使い方がわからなかったというのもあるんだろうなぁ。。。
ちなみにモノポッド本体の伸縮ですが、ねじる方向もわかりやすくできています。知っていればなんてことのない話なんですが、↑この写真はロックされている状態です。よくみると筒に縦ラインが1本入っていますが、これがずれている状態だとロックがかかっています。
この縦ラインを揃えるとフリーになります。この状態で伸縮させて希望の長さでねじるとロックされます。
それ以外のパーツはすべて普通のネジなので「の」の字に回すとしまって反対に回すとゆるみます。
雲台は自由雲台になっていて、クイックシューはこんな形。ソニーの三脚だとクイックシューはプラスチック製のものが多いんですが、今回は金属製になっていました。
最小スタイルで組み立ててみるとこんな形になります。マルチポッドの使い方は4通りありミニ三脚と雲台、モノポッドを必要に応じて使い分けていきます。
基本的には一脚として使って、ビデオ撮影に使うならキャリングケースを折りたたんで腰に立てて使うこともできます、というスタイル。
最大に伸ばして自立させることもできるんですが、見ての通り脚がこれだけ狭いので床の状態によって不安定になるのと、固さがあってもあまり高くするとカメラはグラグラ揺れます。半分くらいの高さにして使うのが動画では限界ですかね。
総重量で1kgを切りますので、山に持って行くミニ三脚代わりにするのには良いかも。
さて、それでは収納するケースなんですが、写真左のキャリングケースと写真右のキャリングポーチと2種類入っていました。キャリングケースは器用に3つに折りたたむことができる構造になっています。一番伸ばした状態が↑写真の通りになっていてこれだとモノポッドに三脚を装着したままで全部をすっぽりと収納することができます。
単純にモノポッドとして持ち歩くときは三脚部分を外してキャリングケースもひと折りすることでこんなサイズで使うことができます。ここで何に使うのかわからなかったキャリングポーチが登場して、三脚部分はこのキャリングポーチにしまうモノ、ということになるんだと思います。(他の使い方が私には思いつきませんでした。)
さらにもう一度キャリングケースを折ると外側にポケットがついているので、ベルトを肩掛けにして腰にもってくることでモノポッドのビデオ撮影の際の保持スタンドにできる、という訳です。
ということで、マルチポッドの価格としては18,711円がちょっと高めに感じるかもしれませんけど、キャ
リングポーチ代で3,000円くらいはするのかな?という感じです。
デジタル一眼「NEX-7」を使う様になって、急に三脚を使った撮影をしたくなっていたんですが、これで固定して撮影をする、というお手軽な方法で三脚撮影に挑戦してみようかな。
三脚だと平行を出すのにいつも苦労するんですが、自由雲台なので、これだったら見た目に平行をだせそうだし。
これをちょっと使い込んでから今度はレポートしてみます。
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☆当店blog 12.2.10「自立する一脚マルチポッド『VCT-MP1』が先行予約販売開始」
けんじ
2012年2月17日 @ PM 9:04
昨夏に弟夫婦に買って上げたPJ40用に良いなぁ。
義妹の誕生日に買って上げようかな…
DAI
2012年2月18日 @ PM 12:09
SONYの一脚・三脚っていろんなギミックがつまってて面白いですよネ!
かなり以前に廃番になってしまいましたが、VCT-1MPSというモノポッドを今でも愛用してます。
普通の一脚としても使えるし、縮めた状態で簡易3脚にも使える便利モノ。
ライブ撮影の時は長さを調整してショルダーや脇で固定したり、時にはクレーンのように使ってマス(*^^)v
廃番になった後は国内外の色んなメーカーのを使ってみたけど、SONYのが一番しっくりきて使いやすい!
最近はヤフオクにもめったに出品されないので、是非ともこちらも再発売してくれないかなぁ(^^ゞ
店員佐藤
2012年2月20日 @ PM 1:27
♪けんじさん、こんにちは。
どうやらこれ、三脚を立てるのがいけないような場所で
活用できるみたいですね。たとえば卒業式、入学式で
これだったら場所を取らずに使える一脚扱いになる
ようです。
お子様ビデオ撮影に良いかも。
店員佐藤
2012年2月20日 @ PM 1:44
♪DAIさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
そういえば昔はソニーにありましたね。モノポッド。
週末にVCT-MP1を試用してきましたので後ほど
レポートします。