「VAIO type T」と八丈島旅行記

LINEで送る
Pocket

こんにちは、店員佐藤です。先日のVAIO type Tスタミナテストの旅のレポートを掲載します。

今回のエントリーは。。。なんと140枚の写真を使用しています。ナロー回線をご利用の方はご注意ください。最終的な仕上げは帰ってきてから会社のPCで行っていますが、写真選別、文章入力の大半は帰りの道中にモンスターモバイル「VAIO type T」で書きました。

旅PCとして利用した新型の「VAIO type T」! その臨場感をお楽しみください!!

 

今回のtype Tスタミナテストの旅ですが、type T本体の製品レビューについてはメルマガ、および当店ホームページにてご案内させていただく予定です。こちらのエントリーでは「旅そのもの」のレポートをいたします。

短期間に素人がパソコンのレビューをすると言っても、そんなにスキルが高いわけでもなく、なにか目的を持ってPCを操作する必要があり、だったら、そういう状況を自ら作ってしまおう、というのが、このスタミナテストロケの目的です。

この「旅のレポート」を作成するためにtype Tを使っているわけで、type T本体のレビューレポートについては、当店メルマガにてお楽しみくださいませ!! 当店メルマガは基本的に毎週金曜日配信で週1通、スペシャルネタが入ったら、即時発行。配信無料。配信停止もすぐに行えます。

★当店メルマガの配信申し込みはこちらから

 


さて、時間は日曜日の夜の話になります。

早めの夕飯を済ませて、19時過ぎに自宅を出発。まずは地下鉄を乗り継いで新橋まできました。新橋といえばゆりかもめ線の始発駅にもなってますね。


ゆりかもめ線といえば、私の場合、ソニースタイルショールームへ行く際にいつも利用させていただいているんですが、その途中駅で、いつも気になる駅がありました。竹芝駅なんですが船のマストのようなものがあり、ここ、なんの施設なのかなぁ?


と、思っていたんですが、ここが東海汽船の竹下桟橋。伊豆・小笠原諸島への船の出発駅だったんですって。今回のスタミナテストの旅は、この竹芝桟橋がスタート地点になります。


インターネットで予約すると1割引になるとのことで、出発の3日前に予約を入れていました。初めて利用する際はいろいろ調べなければいけないこと(たとえば二等には椅子席と、和室の2種類があるとか。)があるので、これ、窓口でいろいろ聞きながらチケットを買うんだと、ちょっと大変。

インターネット窓口利用なら、一度プリントアウトしたものを持って行けば、それで用件は全部伝わるようになっているので楽です。


私の目的地、八丈島は三宅島と御蔵島を経由していくんですが、御蔵島については条件付き運行となっていました。これは波が荒いと接岸できない可能性があり、もしかしたらすっ飛ばしてしまうかもしれませんよ。という運行。そう、天気予報だと晴れにはなっているんですが、どうも波が高いとか風が強いとかいうことになりそうなんです。今回の船旅。


これが購入したチケット。通常だと八丈島までの片道が8,080円なんですが、それが1割引になっています。チケットの半券には住所、電話番号などの連絡先を記入する欄があり、この半券は乗船前にもぎられて窓口においていくことになるようです。

つまり、船が沈没してしまったときはこの半券の情報を元に「行方不明の方を発表します」があるんでしょうね。なんか、一瞬、怖い思いをしました。


チケットの記入が終わったら、あとは竹芝桟橋のターミナル見学です。出港30分前には手続きを済ませておきましょう、とガイドブックにあったので、それを実践しつつ、さらに30分前にゆとりをもってきているので、ターミナル冒険です。


今日はガラガラという雰囲気ですが、ガイドブックによると夏場はものすごい混みようになるそうで、ここも人であふれかえるんでしょうね。船は基本的に全席指定のチケットになっているんですが、混雑時には通路席など、指定席のないチケットも発行されるんだそうです。


こちらはターミナル内にある売店。ちょっとしたおみやげも売っていますが、メインは船旅の道中で必要な飲み物やお菓子類を事前に買っておくというスタイルのお店です。私もここでガムを買いました。


こちらはレストラン。1軒しかありませんが、普通にアルコールなどをとりつつ軽食が楽しめるようになっています。価格は特に高くもなく安くもなく。


ここはチケット売り場のあるロビーとは別にある広めの待合室。もしかして台風とかで船が欠航してしまうとかそういう時はここに、船に乗れなかったお客さんが臨時で泊まるとか、そういう時のためのスペースなんでしょうか?

オンシーズン前なので、集まっている人の数と比べると、施設がどこも広すぎる印象です。


こちらはロッカー。ロッカーも多めにあるんですが、これらはどちらかというと島から東京にきたときに利用するためのものなのかな? 船旅を快適にするグッズ類をここでロッカーにしまって、街に繰り出していくとか。。一番小さなサイズのもので300円になっています。


時間があまっているので、おみやげ屋さんで時間をつぶすんですが、ありました、ここにもキティちゃんが。東海汽船限定バージョンだそうです。こういうのを集めると、いったいどれだけの数の地域限定キティちゃんっているものなんでしょうね?


そんなおみやげ類と一緒に物騒なものも販売されています。これはガスマスク。船内は比較的密封された空間であり、大量の人間から発せられるオナラから、自分の身をまもるためのグッズ。。。

ではなく、2000年に噴火した三宅島が、まだ危険地域の指定を受けており、このガスマスクを携行しないと島に降り立つことができないんだそうです。価格は2520円と、それほど高いものでもありません。でも、身近にこういう危険地帯って本当にあるんだなぁ、と実感。


こちらはフォトコンテストの写真作品が飾られているコーナー。私もこんな写真を撮るべく、デジタル一眼のα100を持ってきたんですが、さてさて、どうでしょうね。今日はこれからどんな写真が撮れるかな。


竹芝ターミナルから外に出てみると、これから登場する船の外観をみることができます。八丈島へ行くのは「さるびあ丸」です。ずいぶん長い船だなぁ、ってところですが、最大800人以上の人を運ぶことができるそうです。


これはまた、もう1件ある別のおみやげ屋さん。このガスマスクなんですが、おみやげにもいいかもしれませんね。ちなみに何にでも聞くわけではなく、火山性のガスのみのものの様です。


三宅島の火山の付近は危険地域に指定されていて立ち入り禁止になっているほか、海沿いまでの2つのエリアでガスの濃度が高い危険区域指定場所もあるんです。この危険区域では自動車で通り抜けることだけが許されている地区とガイドブックにはあるんですが、さるびあ丸が停泊する、港もこの高濃度地区の中にあります。

船に乗っているだけなので危険がせまるわけではないんですが、ガスマスクが欲しくなってきました。


さて、そうこうするうちに出航時間40分前になりました。場内アナウンスがあり、出発カウンター前に並びます。なお、全席指定になっているので、並んで早く乗ったからといって、何かメリットがあるのかといえば、何もありません。ゆっくりと並んで載っても全然OKです。

ただ、後でわかるんですが、飛行機みたいに時間がくるまで出発をしない、ということはなく、どんどん急いでお客さんを乗せてしまい、早めに全員乗ったらすぐ出発というルーズさが船にはあるようです。飛行機以上に早め早めの行動をしないと、いけないのが船のルールみたいですね。


さぁ、いよいよ、八丈島までの11時間、そこからとんぼ返りしての22時間の旅がスタートします。中はどんな風になっているのかなぁ。。。


えーと、中は客船独特の多重構造の作りになっていました。客室だけみると5階建てになっているようです。下2つが2等客室で一番上は特等とか1等の客室。上に行くほど料金と階層があがるわけです。

ちなみに乗ってみてわかったんですが「2等」となっている部屋は窓が基本的についてません。1等以上だと小さくでも窓があります。そういう違いで後は和室なのか個室なのかみたいな違いになってくるようです。なるほど。こういうのは一度経験してみないと、わからないものですね。


ということで、私は2等の椅子席を取っています。そちらの部屋に行ってみましょう。


なんか映画館の様に席がズラッと並んでおり、その中の一つの座席を利用して良い、という使い方になります。なんか深夜バスと変わらないですねぇ。


一見、窓があるので、これで外が見られるのか? ラッキー!! だったらここで各種GPSのデータを取っていこう!なんて思っていたんですが。。。


このカーテンは開けると荷物置き場になっています。はい、暗い穴蔵に押し込められてしまうんです。2等椅子席は。


で、あとで館内アナウンスがあり、23時半に消灯し、消灯時間が過ぎたらパソコン、ゲーム、携帯電話などの電子機器の使用はご遠慮ください、という状況になることを知ります。

ええ!? それじゃ、スタミナテストができないじゃん!! 困る、困る!!

ということで、実はこの後の航海で2等椅子席に戻ってくることはありませんでした。この時に撮影したのが最後。どうしていたかというと。。。それはまた後ほど。


この2等椅子席があるDデッキにはシャワールームもあります。当然脱衣所もセットになっており、10分で200円だそうです。試そうと思っていたんですが、結局、最後まで忙しくて、それどころではありませんでした。ちょこっとのぞいたところでは清潔そうな感じでしたし、コイン式のシャワーというのは初めてみたので、感激したりもしていたんですけどね。


そのまま、船内探索の旅にでます。これはアイスの自動販売機。800人も乗る船なので、売店とかあるんだろうなぁ、と思っていたんですが、売店は船内にはありません。あるのは自販機のみ。


アイスクリームの自販機はひとつ300円とちょっとプレミアムな価格になっていますが、ドリンク類は350mlが120円、500mlが150円と普通の価格。


観光地価格を覚悟してペットボトルとかを持ち込んできたんですが、そういう必要はありませんでした。


お菓子類も売っているんですが、変わったところでは、唯一おみやげっぽいものになる、さるびあ丸タオルが320円。


テレホンカードが500円。テレホンカードなんて今時、買わないでしょう!とか思えがちですが、船内には船舶用電話の用意があり、それがテレホンカード専用機になっています。なので、緊急の用事で電話をかける必要がある際はこのテレホンカードの出番ってことになります。

なお、携帯電話なんですけど、島の姿が間近で見えるようなシーンでは普通に使えました。携帯電話の電波ってかなり強力かもしれません。


自分のフロアの探索がすみましたので、客室最下層のEデッキを探検。


これが2等和室の部屋。区切り線がありますが、これが個人個人に与えられたスペースになり、50cm×170cmくらいのスペースで11時間を過ごすことになります。敷き毛布が500円、掛け毛布が100円でレンタル可能。東京発八丈島行きの夜の便ではこっちの和室の方が良さそうですね。

起きているなら椅子席の方が快適に思えます。(ごろごろしている方が楽という方もいるかもしれませんが、11時間ごろごろするのは、なんかつらそう。。)

こんな部屋がEデッキにはたくさん小分けにされてあちこちにあります。椅子席よりは人気があるようです。(それはそうか。。。みんな乗っている間は寝ているんです)


これは上に上がってCデッキ。ここにはホットメニューなんていう、高速道路でおなじみのチキンとかポテトがあります。これだけ選べると売店がなくても満足、満足。


カップラーメンの自販機も発見! カップヌードルがひとつ200円。この給湯設備の話はWEBで調べて、ほかの方から情報を得ていました。なので、自分でカップラーメンをひとつ持ち込んでいます。明日の朝、いただいてみましょう。


これはCデッキの最後部にあるレストラン。レトルトなんでしょうけど、カレーとか牛丼とかが1000円前後で食べられます。売店がないかわりにレストランかぁ、と思いつつ、これも後で知るんですが、このレストラン。異常に営業時間が短いので注意。営業時間は4回くらい細かく設定されるんですが、それぞれ1時間程度の営業時間になっています。

とても本気で営業しているとは思えません。あれかな?修学旅行とかがあると、それで大盛況になるので、普通の営業はそれほど、力を入れないってスタイルなのかも。


さて、そんなわけでまだ船の探索途中なんですが、22時半になったようです。出航です。ボォッボォォォォォ、という汽笛とともに、この大きな船が動き始めました。ディーゼルのドドドドドという振動が足下からびんびん伝わってきます。

こういうサイズの船でもエンジンの揺れってこんなに大きくでるものなんですね。


そうだ、忘れてた。出航30分前に飲まなければいけなかったのに。。。酔い止め薬を酔う前に飲んでおきます。特に乗り物酔いに弱いとかいうことはないのですが、なんせ、これからずーっとPC操作をするので、下を見るづけることになります。酔い止め対策はしっかりやっておかないと、その後のテンションがぐっ下がりますからね。

人間、酔ったら終わりです。特にスタミナレビューの場合は。


竹下桟橋から離れました。さぁ、行ってきますよ! 22時間、新型VAIO type T TZノートのスタミナレビューレポート作成ロケに!!

※長文エントリーにおつきあい下さっている皆様、本当にありがとうございます。ここでようやく出航です。ここからが旅の本番です。


まず、最初はレインボーブリッジをくぐります。


これはレインボーブリッジを下からのぞいた図。普段、観ることができない角度からの写真ですので、気合いを入れてシャッターを切りたいんですが、なんせ夜ですからねぇ。この暗さで手持ちで、しかも揺れる船の上で、風も吹いてきていて、若干雨も混じっているみたい、なんていう状況では無理ですって。


それでも根性です。これはAデッキ最後尾の室外テラスなんですが、まずはここに基地を構えて、東京湾見学です。2等客室では一切景色が楽しめませんので、寒かろうが風が強かろうが、ここでまずはがんばるんです。


さて、ここはどこでしょう? 羽田空港の手前なので、なにかの貨物ターミナルなんでしょう。オレンジ色の光が綺麗でした。


こちらは羽田空港。上空から見ると綺麗に滑走路がライトアップされているんでしょうけど、こうして海面からみると、当たり前の話しながら一直線になっているだけです。

出発前はこの辺りが一番盛り上がりを見せる撮影スポットとか考えていたんですが、予想以上にどうにもなりません。


もうちょっとデッキにいたいので、携帯電話のつながりもチェック。うん、羽田空港からはかなり距離がありますが、電波って意外とつながりますね。距離があっても海上だと、障害物がないので、電波の飛びがむちゃくちゃ良いのかも。

ここでエントリーしたのが「スタート」というエントリーでした。

ちなみに、なんでこんな風に甲板にいるのかというと、ここで体を慣らすためです。ものの本によると、乗り物酔いは視覚情報と体の情報が合わずに錯覚を起こして始まってしまうモノなので、乗船してからしばらくの間、景色をみたりして、揺れに合わせて地面が動く経験を自分にさせることで酔い止めになるとか。

なので、少なくとも東京湾から出るまでは甲板にいようと思っていたんですけど。。。いやぁ、ちょっと寒いんです。寒いというか風がかなり強いし、ときおり小雨の雨も降っているような気がします。


ということで、出港から30分頑張ったんですが、ここで船内に退却。もう、体も慣れたことでしょう。


で、船内に戻って、落ち着いたのがこちら。Bデッキのロビーです。船内各フロアにたばこを吸うための休憩所があり、そこにソファが2脚くらい用意されていたりします。ここのBデッキのロビーは館内でも一番広いスペースがあり、6人分のソファもあるので、ここに定住することに決定。

比較的、今日は空いているのかロビーが満席になることはなかったので、結局ここで朝を迎えることになります。


では、荷物の中から、アレを取り出しますか。


時刻は23:05です。前置きが本当に長くてすみませんが、いよいよモンスターモバイル「VAIO type T」起動です。これから、明日まで、スタミナ18時間のロングランテストです。

いよいよ戦いの幕は切って落とされたのです!!


ちなみに、今回はバッテリー残量のログをとってくれるフリーソフトを用意していますので、これでログファイルを見れば、何時間使った、その時のバッテリー残量、その時の予測スタミナ残り時間がわかる仕組みになっています。

なので、私は何も考えず、このスタミナ18時間仕様のモンスターtype Tを、ただひたすら使ってバッテリーを消費させれば良いのです。なんてラクで楽しいロケなんでしょう。

乗り物酔いと、バッテリーを使い切るまで寝てはいけないというルールがなければ、いつまででもやっていたいロケです。

まずは、フジテレビのF1中継、この日は伝統のモナコグランプリを放送しています。これは見逃せません。ワンセグで、そのF1中継が。。。はい、しっかりと見られます。携帯の電波も良いんですが、このワンセグ放送の方も、海上だと絶好調ですね。


ちなみに、今、どの辺りを航行中なのか調べるのには、このPSP「みんなの地図2」が便利。当然WLANの電波はありませんので、GPSユニットを使って測位します。


今、こんな東京湾の真ん中を抜けて、三浦半島沖を航行中。こんなところででもワンセグは船内で普通に見られるんですねぇ。すげぇな。ワンセグ。


で、レース終了、あと20分というところで、映らなくなってしまったため、甲板に出ます。船の中は密閉性がかなり高いので、こうして船外に出ることで、まだまだ余裕で受信ができるようになります。風さえ無ければ、甲板デッキで見ていたかったんですが、ゴールシーンまで見届けて、これでとりあえずF1観戦は終了。


つづいてはDVD鑑賞ですね。

前回のスタミナテスト「16.5時間 深夜バスの旅」では、なんとかバッテリーを長時間持たせようとして、なるべくモーターを回さない使い方とかを無意識のうちに行っていたんですが、今回はそういうことは全然気にしません。

もちろん、無駄な電力は全部、細かく切る設定を行っていますが、私は今回はやりたいことをやらせてもらいます。長距離移動って、最初の深夜バスの時に思い知ったんですが、結構、大変というか、ヒマなんですよ。もう、今回はやりたい限りのことをやらせてもらいます。(って、別にたいしたことはしないんですけどね。)


まずは、発売されたばかり(レンタル開始になったばかり)の「007 カジノ・ロワイヤル」のDVD視聴です。まさかレンタル屋さんも、自分のところで貸したDVDが海を渡って八丈島まで行って帰ってくるとは思っていないでしょうねぇ。

ノイズキャンセリングヘッドホンを使って、騒音を消して(船のエンジン音と空調の音が結構すごい。)サラウンドエフェクトをちょっとだけ利用して、映画館気分です。

動画、写真を見るときはやはりちょっと輝度が必要なので、ここで液晶の輝度を2コマほどアップさせます。


2時くらいに大島付近を通過するということだったので、一旦外に出てみるのですが。。。


うん、確かに、今。大島沖にいるんでしょうね。まっくらで何もわかりませんので、帰りに期待。夕方くらいの通過になるでしょうから、夕日に沈む大島、みたいな写真が撮れたらラッキーです。


はい、今は何も見えませんから。


夜中の3時半頃になりました。興奮のうちに「007 カジノ・ロワイヤル」の鑑賞会は終了しました。着々と予定をこなしていきます。

ロビーには私一人。さすがにぶっ続けでVAIO type Tの相手をするのも厳しいですし、道中は22時間あるんです。スタミナ性能が18時間持ったとしても、私には計算上4時間ほど休憩時間があります。ここで一旦休憩を入れて、仮眠しましょう。

グーグー。


というのもつかの間。45分後の4:30頃には空がなにやら明るくなってきました。こうして外の明るさで起きられるのも、ロビーならでは。2等客室では窓が一切無いので、外の様子は一切わかりません。

次回、また乗ることがあるなら、1等客室に泊まらせていただきたいです。(でも、そうすると飛行機とほとんど変わらない値段になるので、飛行機を使うかな(^_^;))


明るく白んできた空の下には、まもなく到着する、三宅島が見えます。


うわぁ、惜しいなぁ。日の出までもうちょっとというところで、三宅島の影に入ってしまいました。残念ながら日の出は拝めません。


早朝5時。三宅島に到着。

すっかり私の寝床にしてしまっているBデッキロビーなんですが、三宅島ではここの扉が開かれて、ここが搭乗口になります。この三宅島で大半のお客さんが下船されました。


埠頭について、皆さん、たくさんの荷物をもって歩いて行かれます。観光で来られている方もいらっしゃるんでしょうけど、考えてみたら、これは島民の方も大勢いらっしゃったんですね。週末を都内で過ごして、月曜日の朝、島に帰ってきたということでしょう。


持ってきた75-300mmの望遠レンズを使って島の様子を見てみると、あ、あそこに「おみやげ」の看板とかあります。あそこまでダッシュで降りていって、おみやげ買って戻ってくる、とか出来ないかなぁ。


ちなみに、この港がある地区も高濃度ガス地区に指定されています。自動車で通り過ぎることのみが許可されていて、原則立ち入り禁止。よく見ると、山の方には溶岩の黒い姿もすぐそこに見えるし、それよりも枯れ木がなんと多いこと。

火山性のガスのおかげで森林が影響を受けているみたいですね。

なるほど、これはガスマスクも必要なわけです。


そして、到着から10分ほどですぐに出発。


続いては御蔵島です。砂浜などはなく、断崖絶壁の島。この御蔵島のすぐ脇には深さ8,000mの海峡があるわけで、それを思えば、この御蔵島とかはエベレストのてっぺん部分みたいな見方もできるわけで、どんな島なのか、ちょっと興味津々。

下船するためには宿の予約が必要とのことなので、今回は降りることが出来ませんが、いつか行ってみたいです。


三宅島で人の出入りがあったからなのか、船内も動きが活発になってきましたね。で、ここでアナウンスがあります。

気象条件悪化のため、御蔵島は寄港せず、このまま八丈島に向かうとのこと。


あらら! 御蔵島が一気に遠のき始めました。

この島は桟橋が波の状態を受けやすいらしく、こんなに天気がよいんですが、波の高さ、風があるため、パスすることになってしまったようです。大騒ぎしているお客さんもいないので、普段からこういうものみたいですね。

なるほど、幻の島になってしまいました。1カ所だけ、見所があって、それを撮影したかったんですが、残念です。(写真撮影ポイントとしては、今回の旅でナンバーワンクラス。本当に残念。)


ここがBデッキのロビーでした。私はここの向かって右奥に陣取ってtype Tを広げてスタミナテストをしつつ、どこか見所が見つかったら、αを持って出撃、ということをやっています。

混んでいる時はさすがに、こういう使い方はできないのでしませんが、こうして船旅で写真撮影を楽しみたいなら、1等客室に泊まるのは絶対条件ですね。

でないと、下の2等船室から30分ごとに上に上がってきて、外の景色をチェックすることになりそうです。

ここでまた2時間ほど仮眠をとります。


7:30に起きると、ついに八丈島が見えてきます。

太陽がずいぶん上に上がってきたので、なんかスカッと夏の空になってきているんですが。。。それよりもなんか波の高さがずいぶん大きくなってませんか? っていうか、船がかなりの揺れ幅で上下に動くんですが、これ、気のせいではないですよね!?

ガイドブックには御蔵島と三宅島の間に黒潮が流れており、外洋を航行するため、大きく揺れる場合があると、なっていましたが、これは確かにすごいことになっています。

そんなわけで、ちょっと船内の探索に出かけてみましょうか。


この広い、Aデッキの甲板もだれも人がいません。


屋上へ上がると、そこは艦橋デッキ。運転席と同じ高さ。艦尾の方へ行くと、こうして煙突も見られます。夏場、混んでいる時期だと、ここにも人があふれるそうですが、この風の強さもあって、そういうのってちょっと考えたくないですね。


で、船内をふらふらしていると、Cデッキで給湯器を発見。そうだ、そろそろ朝ご飯にしないと!


実は、カップラーメンは持ってきていたんですが、お湯は当然持ってきていないのと、お箸を持ってくるのを忘れていたんです。カップラーメンは万が一の時に食べよう!とか思っていたんですが、お箸も自動販売機のところで見つけていますので、これで準備万端。


これから行くのは八丈島で、沖縄ではないのですが、これも気分、気分。インスタントの沖縄そばをいただきます。


ちなみに出てくるお湯の温度が85度とちょっと低め。なので、麺がやや固いまま食べることになります。うーん、いまいち。

ちなみに焼きそばやパスタなど、お湯を切る必要があるカップ麺の場合ですが、このDデッキの給湯器、Bデッキの給湯室なら台所でお湯を切ることが可能。(他の給湯室にはありません。)

食べ残しのスープなどはトイレにある汚物流し(船内のトイレには各所にリバース時の大型汚物流しがあります。)で流すことができます。

温度が低めに設定されている点を除けば、カップ麺の持ち込みも十分いけます。


朝ごはんが終わって、外に出てみると、これまたきれいな島が見えます。でも、これ、見るからに小さいんですが、八丈島ってこんなに小さいの?


と、思っていると、この島はすぐに通り過ぎました。これは八丈島のすぐ近くになる八丈小島みたいです。


はい、これが八丈島。今回のスタミナテストのゴールというか、折り返し地点というか。。。八丈富士をこんな晴天の下でみることができました。相変わらずゆれはすごいんですが。。。


ちなみにどれくらいゆれているかというと、このなんでもない、通路があるじゃないですか? ここは1等客室の通路なんですが、この廊下を歩くのに手すりなしだと、左右の壁にぶつかりながらでないと進めません。まるで、泥酔している状態くらい平衡感覚がなくなってしまっていて、手すりにしがみついて歩く感じになります。

おそらく、ちゃんと窓があって、水面が見えていればバランスが取れるんでしょうけど、まったく外が見えないので、どうにもならないんです。


ここはCデッキ前方にある特2等の部屋。2等和室の個室バージョンって感じです。プライバシーがここならある程度保てそうなんですが、窓がないのは相変わらずです。


こちらはなかなか営業時間にあたらないレストラン。館内放送でレストランの営業時間は案内されているんですが、タイミングがあいません。今も準備中。

ちなみに、私は今、何をしているのかというと、八丈島上陸を直前にして、ちょっと興奮していて、落ち着きを取り戻すために船内探索をしているところです。(^_^;)


レストランのお迎えには、ラ王(350円)や、ごんぶと(300円)、スパ王(300円)などの大型カップ麺の自動販売機も発見。なんだ、カップヌードルだけではなかったんですね。食事はこれで済ませてしまうってのもありですね。


さて、先ほどの沖縄そばのカップ麺の後味を消したくて、アイスを買ってみました。ハーゲンダッツが300円。これを食べながら、到着までの時間を甲板で過ごしましょう。至福の時間です。やっと船から下りることが出来ます。


ちなみに、到着時間なんですが、本来は9:30到着予定。そして10:10出発予定になっていて、30分前には乗船手続きをしましょう、と、ガイドブックに載っているので、滞在予定時間は10分だけ。というのが当初の予定。

そう、11時間の船旅を終えて、10分遊んだら、またすぐに11時間の船旅に出る、というのが今回の旅なんです。

それが30分早く到着してくれるので、なんと船が港にいる時間は1時間10分。しかも私の上陸時間も最大60分くらいには出来そう!! なんか八丈島に降りるだけで、すぐに帰ってくる予定だったのが、ちょっと遊べそうです! これは嬉しい! ハイテンションになってしまいますよ!!


ということで、待ちきれない、八丈島への上陸。桟橋が近づいてきました。早く接岸してくれないかなぁ。ワクワク。この時間をハーゲンダッツのアイスと一緒に過ごすわけです。


タラップというのかなぁ? 桟橋から船に橋を渡してくれます。二人のお巡りさんもお手伝いしていますが、そういうものなんですかね? もしかして、こういう離島とかって、犯罪者が逃げ込みやすいとかで、それをチェックしに来ているのかも?とか思いつつ、その様子をアイスを食べながら見学。


はい、八丈島に上陸!! 八丈富士をバックにして、今まで全景を撮影することができなかった、乗ってきた「さるびあ丸」の姿も撮影。

乗客の皆さんもお疲れですが、この船って、また1時間くらいで出航して、向こうに到着したら、また1時間くらいで出航してを繰り返しているわけで、かなり使い込まれてるんですよね。すごい回転率です。


さて、本来であればここで、レビューレポートページに使うための「VAIO type T」の商品撮影をする「キメ」のポイントだったりするんですが。。。断念。なんせ、写真では伝わりませんが、ものすごい風で、台風並の突風が吹き荒れているんです。

皆さん、平気な顔で荷物の積み卸しをしていますが、type Tの場合、あまりにも本体が軽いので液晶を開いて置いたら、そのままどこかに飛ばされてしまいそうな勢いだったりします。ここでtype Tが海に消えたなんていうと、洒落にならないので、ここは断念。


八丈島探索の旅にそのまま出かけます。ここはまだ防波堤の中。まずは島の地面の部分に上陸してみましょう。


えーと、どうやらここが島と防波堤の境目のところになるみたいです。右にある建物は「東海汽船八重根待合所」となっています。ここで乗船手続きをしたりするんでしょうか? まずは帰るときの算段だけつけておかないといけません。


これは先ほどのおまわりさんのパトカーですね。わかりにくいんですが、ナンバーは品川ナンバー。東京から250kmも離れた島なんですが、そうなんです、ここは東京都なんです。しかもクルマは品川管轄ってことになるんですね。

なんか不思議です。


ここは港の前のロータリー。ロータリーと言ってもお店は1軒もありません。


ちょっと離れたところに「おみやげ」の文字が入った建物があるんですが、これは明らかに営業をしていませんね。ガイドブックによると、港にはおみやげ売り場はなくて、空港に行かないとダメなんだそうです。

そこまでタクシーでもあれば、行ってみたいところなんですけど、走っていそうもないですねぇ、タクシー。呼べばくるのかな?


こちらには「中華料理」という文字が見えるんですが、見るからに普通の一軒家。シーズン中はこういうところがにぎわうのかもしれません。


で、唯一、港の周りでみかけたお店がこちらの釣具屋さん。ジュース、たばこの自動販売機がずらっと並んでいます。ここが唯一のお買い物チャンスなんですが、ジュースとかは船の中でも売っているしなぁ。。。結局、私は八丈島でお金を落とすことはできませんでした。

なにか八丈島に来た、証を残していきたかったんですけどねぇ。


あとは、空港まで、多分、この道をまっすぐ歩いて行けばつくんでしょうけど、時間が心配。今回はあきらめます。

で、そのまま港の周りの民家を見学続行。


うーん、なんか不思議。ここは昔、釣具屋さんとか、小料理をやっているお店だったんでしょうか? 軒先にこんな水槽があるんですけど、何が入っていたんだろうなぁ。


ここは港から一番近い民宿。こういうところに泊まってみたい!! で、台風とか来たら、その迫力を思い切り楽しんでみたいです。


これは三原山へ続く道。八丈島にはハイキングコースもいくつかあるみたいなので、夏場ではなく、こういうシーズン前の比較的涼しい時期にやってきて、島歩きを楽しむというのも魅力。万が一、帰りの便は波が高いため欠航になります、なんて話になったら、このまま歩いて行きたいところです。


民家の庭に一輪だけ咲いていたハイビスカス。夏場はこの八丈島もハイビスカスでいっぱいになるそうです。


民家一ブロックを回って帰ってきました。道の向こうに海が見えるってシチュエーション。海のない埼玉県に住んでいる私には、これだけで魅力的な構図になってしまいます。


唯一見つけた郵便ポスト。なんとなくレインボーアルバムを1枚の写真で作ってみました。海の青と、電話の緑、郵便ポストの赤。


港の区画に、こんな風に海まで降りられるところを発見。砂浜までは遠いのですが、ここなら八丈島の海に直接さわることができるかも!!


ちょっとかがんで、海をなめてみたりして。。。綺麗な海ですねぇ。沖縄の様なエメラルドブルーではありませんが、濃いブルーの海で、これはまたこれで綺麗です。

このまま飛び込みたい。。。


ということで、港周辺一回りの旅は終了。あっという間の30分だったんですが、とりあえずここで一度待合所に戻ります。出航は10:10ということで、まだ30分以上あるんですが、ガイドブック通りに30分前には搭乗手続きをしておかないと。

で、それが功を奏します。


ちょっと信じられないんですが、9:30に待合所に行ったら、そのまま、急いで乗船するように言われます。皆さん、一列になって船にまた向かいます。


せめて最後に八丈島の思い出に、PEログだけでも取得しておこう!と、思ったんですが、こんなところで無線LANの電波が飛んでいるわけもなく、結局、この旅ではどこにもPEログ取得の記録をできませんでした。

PlaceEngineは都内では威力を発揮しまくりますが、こうして田舎に来ると全然だめですね。ただ、GPS付きなので、これで自分の位置を特定することができたのは助かりまくりでした。


で、乗船したらすぐに船が出てしまいます。ええ!? 就航予定は10:10なのに、9:40にはすでにごらんの状態です。

あのまま、島の中をふらふらしてギリギリの時間まで遊んでいたら、かなりやばいことになっていました。っていうか、こんなにアバウトな時間で運行されているものなんですか? ガイドブックに従って、30分前に搭乗手続きをしておいて、本当に良かった。(ちなみに、このとき、携帯電話に船会社さんから電話がかかっていたようです。知らない番号だったので、全部無視してしまっていたんですが。)


うわぁ、どんどん八丈島が遠ざかっていってしまいます。なんの思い出も作れませんでしたが、また、きますね!! 待っててくださいねぇ!!


ということで、また船内探索の続き。これは船舶公衆電話です。電話ボックスになっています。使っているのを見た人はいませんでしたね。携帯があれば、島影が見えるとき、デッキで通話ができるので、それほど必要性が今の時代はないのかもしれません。


ここが帰りの私の席。行きと同じく2等椅子席です。ガラガラなので好きなところに座らせてもらえます。(手続きというか係の方に申告すると、席を移動させてもらえます。)


帰りは、こちらの2等椅子席でおとなしくすることにします。窓に見える物置も自分で占有。そうそう、一人で旅をしていて、こうしてモバイル製品などの貴重品を大量に持っているわけですが、置き引きが怖くて、常にすべての機器をリュックに入れて持ち歩く必要があるんです。

ここまで、非常につらかったんですが、こうして一カ所に居場所を固定すると、そういう思いからも解放されます。なんか楽になってきました。


さて、帰り道はただ、おとなしくしているわけでもありません。まだ持ってきているDVDで観ていないものもあるし、メルマガ、blogの話もこうして書く必要があるわけですし。

それに、八丈島まで行ってきましたが、撮影ポイントとしては、実はまだ最高のところをチェックしていないんです。α100の写真旅行的には、これから、最大の見せ場がやってきます。


その最高の見せ場というのは、御蔵島にありまして、そこに着くまでは、船内でだらだらと暇つぶしをします。お菓子も買ってきてみました。サッポロポテトの小袋が110円。今度くるときは買ってきます。


実は、そうそうバッテリー事情は、無駄遣いしまくっているためかなり厳しくなっているんですが、容赦なく電気を使い続けます。次は映画「フラガール」が登場です。

またまた、のめり込みつつ、見ていると。。。先ほどまで最大級の波の高さ&揺れで、これは酔うだろうなぁ、と思っていたのが、いつのまにか、ほとんど揺れがなくなってきました。船のスピードもかなり落ちているようです。


デッキに出てみると、なるほど、御蔵島が近づいてきているんですね。でも、まだずいぶん距離があるのに、なぜ、こんなにゆっくり航行しているんでしょうね。さっさと、接岸してしまえば良いのに。


で、ここで、すべての謎が解けました。

こうしてゆっくりと、御蔵島沖を航行しているわけですが、これで接岸のタイミングを探しているんですね。八丈島を出発したのが早かったのも、こうして御蔵島沖での滞在時間を少しでも長くするためで、ここで波の高さが落ち着くのを待って、チャンスがあったら、すぐに着岸、ということをしているみたいです。

うーん、船旅は奥が深いですねぇ。


ゆっくりと時計回りに御蔵島を回っていくんですが、あ、見えてきました。今回の旅の最大の見所です。


この撮影をするためにα100をもってきているんです。デッキ最上部にあがって、そのチャンスを待ちます。ここでの撮影をするために300mmの望遠ズームを持ってきたんですが、ちょっと風が強すぎて、それは無理そう。

平和に見えるデッキの写真ですが、α100を構えてもそのカメラが吹き飛ぶくらいの強風が吹いています。デッキ最上部にいるのに、波しぶきが飛んでくるくらいですから。


そして、その撮影ポイントで撮れたのがこれ。煙突ブースの影に隠れて、風をよけながら標準ズームレンズで撮影した写真です。

何が写っているのかというと、白滝という滝。断崖絶壁の御蔵島なんですが、ここは落差80mある崖で大きな滝が落ちているというところ。

島の中から観ることも行くこともできず、こうして船の上からみることしかできない滝だそうで、これが運行ルートによっては観られるかな? α100で撮影できるかな? と期待していたイベントだっただけに、ちょっと感激。


本当はもっと近寄ってくれたら、とか、望遠レンズが使えたら!と思うところなんですが、またそれは次回来たときのお楽しみにしておきましょう。

こうして、船旅だけとはいえ、ちゃんとガイドブックなどで下調べをすると、見所スポットって見つけることができるんですよ。


しばらくすると、急に船がスピードアップします。そして、御蔵島がどんどん遠ざかっていきます。結局、天候状況がよくなることがなく、接岸できずに帰りも欠航ということになりました。

その遠ざかる島を観ながら、今日は行くことができない、という連絡をする人たちがデッキのあちこちにいます。接岸率の低い御蔵島も、いつかきてみたいですね。ここにもハイキングコースがあるみたいですし、ちゃんと宿をとって。。。


ここからはまた船はスピードアップ。大きく揺れ始めて、Cデッキのドアは閉め切りになります。


ますます、波は高く、しぶきも派手になっていきます。

出発前には波の高さは3mくらいの予報になっていましたが、いったい、今、どれくらいの波の高さになっているんでしょうね? 船酔いはおかげさまで、奇跡的に全然感じないんですが、それでも気持ちが良いものではありません。

やっぱ、ここで船酔い状態とかになっちゃうのかなぁ。。。


なんとか、気を紛らわしたい、ということで、ようやくタイミングが合って、営業中のレストランに行ってみます。13:00~13:45の営業に間に合いました。


お客さんは私一人。閑散としている船内なんですが、ここだけ妙に演出が派手。昔はここはレストランではなくてバーとかだったんでしょうか?


お願いしたのはスタミナ丼900円です。メニューは6種類くらいしかなく、そのうちの半分はカレー、残りはこういう牛丼系でした。

味は。。。レトルトを温めるだけでしょうから、特にうまくもまずくもありません。ちょっとご飯が多めなのが嬉しいくらいです。なるほど、これがレストランですねぇ。


食事が終わったら、またさっきの続きで「フラガール」のDVDを鑑賞します。

でも、1時間もしないうちに今度は。。。


三宅島に接近です。夜明けとともに三宅島到着だったので、島影しか見えませんでしたが、今度ははっきり見えますね。


あいにく雄山の頂上は雲に隠れてしまているみたいですが、枯れ木が本当にこの島は多い。いまだに火山性ガスが出ているってことなんでしょう。


ここの三宅島での乗り降りが一番多く、ここでも、またたくさんの人が乗船になり、船内は一気に賑やかになります。人を乗せたらすぐに出港。

あとは東京・竹芝桟橋を目指して、最後の航海にでます。時間はまだ2時過ぎ。8時頃には船を下りられる予定なので、あと6時間。いやぁ、船旅ってスケール感を感じます。


映画「フラガール」もこれでエンディング。なんか映画を見に来たような旅です。最近はDVDを観るというと、自宅のWEGAで観ることが多いんですが、こうしてtype Tの11.1型ワイド液晶で観ても、まったく同じ感動が得られてしまいますね。

あらためて見直してしまいました。ちなみに、スタミナバッテリーですが、まだ保っています。東京出発以来、継ぎ足し充電なしで、使い続けています。いったい、どんなことになってしまうのか、結末は当店メルマガにて。。。


夕方16時頃には大島沖に接近。この距離で、携帯電話が使えます。メール受信をすると、会社からあしたばと焼酎のおみやげをリクエストされているんですが、いやいや、八丈島におみやげ屋さんはなかったんですよ。(^_^;)

ま、いっか。竹芝桟橋で帰りに買っておけば。

この大島のあたりで夕焼けとかを観られたら絵になるかなぁ、と期待していたんですが、ちょっと時間が早すぎましたね。あと2時間くらいしないとだめですね。


で、その2時間後の話になりますが、東京湾に入ったところで、なんと潜水艦を発見!! 海上自衛隊の潜水艦が併走してくれています。

別に私が発見したわけではないんですが、船内アナウンスで、本船左舷に自衛隊の潜水艦が航行しています、と教えてもらえたので、撮影ができました。実際に航行している潜水艦をこの目で見るのは初めてのこと。

うわぁ、なんかすごい揺れてそうな気がするんですが、潜水艦も考えてみたら全く窓がないんですよね。酔いそうだなぁ。。。


そして、夜20時に竹芝桟橋に戻ってきました。結局、最後まで酔うことなく、今回も私はモンスターモバイルVAIO type Tに勝てたかも!?

 

さぁ、肝心な話「VAIO type T TZノート」の実機レビューの方は、これからメルマガ作成です。一応、船内で原稿は書き上げてきているんですが、なんか私、かなりヤラレてしまっているようで、文章がめちゃくちゃになっています。これから全部書き直したいと思います。(^_^;)。

 


★ソニースタイル「VAIO type T TZシリーズ」のご案内はこちらから

 

ソニーストア
★ソニーストアのご利用はこちらから

 

LINEで送る
Pocket