駅からハイキング「小山・DSC-H3編」

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今日はJR「駅からハイキング」で栃木県の小山へ行ってきました。

 

「小山」というと、キンゾーさんが昔やっていた「おやぁま、ゆーえんちぃ~」というのを思い出しますが、そう、その小山です。遊園地には行っていませんが、史跡と曼珠沙華を見てきました。「曼珠沙華」というと、山口百恵さんの有名な歌を思い出すんですが、なんかどれをとっても昔の話ばかりですね。

どんな花なのか、しっかり撮影してきたいと思います。

撮影といえば、今週、いろいろな打ち合わせがあって、この当店BLOGなんですが、ハイキングとかメタボリックな話とかソニーとは関係のない話でそれでBLOGの読者さんは喜んでいるのか? 読み飛ばしているんじゃないの? という、厳しい話を耳にしていたりします。

でも、今回のハイキングレポートですが、これは後日お届けするサイバーショット新型モデルのレビュー記事作成のためのロケでもあるんですよ。まぁ、それでも確かにソニーファンが多い当店BLOGの方には特に面白くもないハイキングレポートになってしまうのは、もったいないので、製品の紹介を織り交ぜつつ、話を進めていきたいと思います。

このエントリーに掲載されている写真ですが、これはすべて新型サイバーショット「DSC-H3」で撮影した写真です。どんな写真が撮れるのか、サンプルとしてご覧ください。

「DSC-H3」の最大の特長は、コンパクトボディに光学10倍ズームを搭載しているところ。上の写真は一番広角側で撮影した写真なんですが、これを最大ズームにすると。。。

通路、奥の「駅からハイキング」受付まで、ここまで寄れてしまいます。画角は35mmフィルム換算で38~380mm。400mm近い望遠レンズはα100でも持っていないので、この高倍率ズームの威力はこうして駅前で堪能できてしまいます。

もちろん、光学手ぶれ補正機能が搭載されているので、この機能を常時オンにしておけば全然手持ちで撮影可能。動きブレ(被写体が動いてしまってぶれること)さえ、なければ室内でもブレのない写真が撮れてしまうんですねぇ。

ということで、10時半過ぎ。いつものことながら一番遅い受付をすませて(駅からハイキングって、大体9時から11時がスタート受付になっています)、今回の地図と小山のパンフレット、それと毎度、参加記念品の缶バッジをもらいます。ちょっとプレゼントということで「米パン」もいただきました。

で、今回はおみやげだらけの旅。出発して小山駅商店街の和菓子屋さんでは。。。

いきなりおまんじゅうのプレゼント。こういうものをもらってしまうと、心情的に何か買っていってあげなきゃな!とか、思うんですが、あいにくスタート地点に近すぎます。ここでおみやげ買って、荷物にするのはちょっとつらいので、今回はパス。すみません。いただくばかりで。

そして、今回のハイキング、最初の立ち寄りポイントは「祇園城跡」です。15世紀なので今から600年ほど前にお城があったところ。今は廃城となっていて跡地だけになっているみたいです。

で、いきなりここにも曼珠沙華が咲いています。そうか、このあたりはどこにでも咲いているんですね。ハイキングマップによるとゴール地点付近にたくさん咲いているところがあるらしいのですが、ここから花の撮影の練習です。

望遠ズームレンズ装備、というと、まぁ普通は運動会に強いデジカメ!みたいに思えてしまうんですが、望遠側を使って近い被写体を撮影すると、ご覧の通り、デジタル一眼風に被写界深度を浅くして、背景をぼかすことも簡単にできます。

運動会シーズン以外でも、こうしてデジタル一眼風の写真を撮れるのが、高倍率ズーム搭載モデルの最大の魅力ですよね。

さて、続いてのポイントは「小山評定跡」と、なっています。場所は小山市の市役所広場なんですが、なにやら、今日は「おやま開運まつり」というのを開催しているとのこと。

市のお祭りと大量の送客が可能な「駅からハイキング」でコラボレーションしているんですね。

ちなみに、この写真。すごいでしょ。井伊直政との記念写真です。(^_^;)

小山評定というのは、1600年7月に開かれた軍議だそうで、石田三成が徳川家康打倒のための兵を挙げたことをしり、この地で徳川家康が対抗策を決めたところ。その後9月に関ヶ原の合戦があり、見事勝利しているわけです。

なので、この地は運勢を切り開く開運の街ということになっていて、今日はその時の軍議に参加した28人の武将に扮した地元の方々があちこちにいるんです。いやぁ、徳川家康を捜していたんですが見つかりませんでした。

その後、地元では有名だという須賀神社にお参りをして(天下泰平)、川沿いにコースが続いて行きます。

この川では鮎が釣れるんでしょうか? やたらと長い竿を使っている人が大勢います。これは川の対岸近くの写真なんですが、光学10倍、380mm相当の望遠ズームは威力絶大。

高倍率ズームの威力はこうした生き物の撮影にも便利。これは別に死んだ魚とかではなく、生きています。川底のえさを食べているのか、横になって泳いだりしているようです。なんの魚かわかりませんが、平和そうですねぇ。このあたり。

これは水面をバックに撮影したトンボ。ちょっと離れたところにいても、望遠を使うと、それなりによることができます。

普段、単焦点マニアというか、広
角系、標準系の単焦点レンズを使うか、サイバーショットも3倍程度のズーム機しか使っていないので、この380mm望遠が楽しくて仕方がありません。

他にも鳥などを撮影したりしているんですが、散歩の際に動物を撮影するのには良いですねぇ。DSC-H3。同じようなコンセプトのDSC-W200とはやはり使い方が変わってきます。

河川敷から小山総合公園を横断して日光街道を目指します。で、このあたりでへばり始めます。

なんせ、この日は季節外れの真夏日。このあたりでも気温は32度以上を記録しており、しかもコースの大半が舗装路なので、かなり暑さにやられています。

しかも、今回のハイキングコース、全長11kmくらいらしいのですが、須賀神社から次の立ち寄りポイントまで5kmほど離れています。そう、コース全長の半分くらいの期間、なにもないところを歩くことになっていて、この区間が飽きるんですよ。

なんか「駅からハイキング」に飽きた瞬間が来たのかも。(^_^;)

暑さにふらふらしながらコースはJRの線路付近まで戻ってきます。コースは日光街道に入ります。東海道などの五街道に数えられる「日光街道」です。東海道でもおなじみの、この日本橋からの距離標識もありました。

こういうのを見つけるたびに「小田原宿」~「箱根宿」をやらなきゃなぁ、と思うんですが、うーん、きっかけがつかめません。どうも、話し的にしばらく大がかりなロケはできそうもない雰囲気だし。。。

などと考え事をしつつ、てくてく、無言で歩いていきます。妻もつらそうです。

ということで、須賀神社から歩くこと1時間ちょっとでやっと、第4ポイントの「西堀酒造」へ到着。

酒造見学ができるということで、私たちも見学させてもらいました。かなり暗いところなんですが、DSC-H3のフラッシュ、かなり強力になっているとかで、最大14mまで離れても光が届くとか。

最大光量が多いだけだとなんか白飛びしそうなイメージがありますが、こうして帰ってきてチェックしてみると「顔キメ」が効いているので、しっかりきれいに写真が撮れています。雰囲気が壊れるので、極力、フラッシュは使わない撮影をしている私なんですが、いやいや、こうして人物をきれいに撮りたい、とかだったらこれは使った方が良いですね。

酒造見学が終わったら、ここにもありました。試飲コーナー。「門外不出」とか古米、赤米で作った日本酒がオリジナルで用意されていて、端から試飲させてもらいました。普段は日本酒なんて滅多に飲まないんですが、無料だし、酒造元で飲むものはなんでもおいしい!

妻も飲むぞ! って言っても、彼女はお酒をほとんど飲めません。そんな人のためにここでは濾過した醸造水の試飲もできるコーナーがあります。妻が飲んでいるのはお水です。

さぁ、ここで一休みしたら、道中、あとは半分弱です。

間々田八幡宮という、これまたロケーションの良いところを通り過ぎて、さぁ、あとはラストスパート!ということろで、こんな田んぼ地帯を通り抜けることに。

店員コトー君も言っていましたが(彼の実家も田んぼがあるんだそうです)、今は刈り取りの真っ最中なんですね。

前回の白岡ハイキングの時は、まだ重そうな穂ではなかったのですが、今はすっかり頭が下がっています。その向こうを歩いているのが駅からハイキングの参加者さん。

うん、こんな写真を私も誰かに撮ってもらいたいなぁ。

田んぼ地帯を抜けると、最後の山下通り。ここに5万本の曼珠沙華が群生しているそうです。

たくさん咲いている中から個体のきれいなものを探して、これはプログラムモード、ビビッドカラーに設定して撮影したもの。せっかく群生しているんですが、個体自体が複雑な形をしているのでこうしてひとつずつ撮影した方が良さそうですね。

花の写真って難しいです。

これは曼珠沙華に落ち葉が落ちていたところ。そういえばソニースタイルのデジタル一眼αページでα700発売記念でフォトコンテストをやっています。テーマは「秋」です。こういう秋を感じさせる写真も撮って帰らなければ!!

と、ふと後ろを見れば、また知らない鳥が。。。花に続いて、これは鳥の名前も調べるようにしないといけないかもしれません。「DSC-H3」を買ったら。(^_^;)

最終チェックポイントの到着は予定よりも30分ほど遅れて14時半だったんですが、ここでサービスしてもらえるはずだった湯茶サービスは撤収の真っ最中。まだ、後ろからやってくる人は結構いたと思うんですが、皆さん、暑さで遅れているんですよねぇ。うーん、間に合わなくて残念。

しかたがないので、ここで缶ジュースを買って飲むんですが、こっちの方では「Dr.ペッパー」が普通に売っているんですね。子供の頃、これが嫌いで、それいらい全然飲んだことがなかったのですが、妻が大好きだったそうで、いきなりDr.ペッパーを買ってしまいます。

私も味を思い出しつつ、ちょっと飲ませてもらったんですが。。。あれ? 今飲むと別に変な味はしないですね。フルーツフレーバーです。大人になって、もっと変な味のものを経験するようになって、Dr.ペッパーも許容範囲内になってしまったのかも。

大人になって変化した味覚を感じた一瞬でした。

そして、ゴールは宇都宮線の間々田駅。初めて来た駅です。ここでお昼ご飯を食べてから帰ろう!とか思っていたんですが、はい、この駅も駅前は全然お店がなくて、なにも食べられません。コンビニすらありません。五日市のときと同じ状況です。

仕方がないので、ここでの食事はあきらめて地元に帰ってから、どこかでご飯です。

ビールをいただきつつ、今日の反省会。反省もなにも、今日も暑すぎでした。本当にこれで最後の夏気分になるんでしょうか?(^_^;)

サイバーショット「DSC-H3」の使い心地はこれで大体つかめた気がします。もうちょっと細かいところをいじってみて、レポート記事を作りたいと思います。近日中にメルマガでお届けしたいと思いますので、お楽しみに。

しかし、このカメラが39,800円というのはちょっとお得ですよね。

 


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