ミニレビュー「ヘッドホン」
私の目標はソニーの全製品レビューです。その野望を達成するため日々頑張ってソニー製品で遊ばせていただいているんですが、今日はヘッドホンをいくつか試させてもらいました。
実は次々回あたりでレポート予定の「VAIO type F」を開梱したりしていじっているんですけど、ちょっとテーマ的にヘッドホンが必要になり、店頭展示用にということで、二つのヘッドホンを購入してもらっています。
まずはオーバーヘッドタイプ。とある理由で当店店頭では人気のあるヘッドホン「MDR-XD200」。ソニーの密閉型オーディオヘッドホンとしては下から2番目にあたるモデルで、ソニースタイルの販売価格は2,980円というお手軽なモデルになっています。
詳しくは「VAIO type F」のレビュー記事の時に書きますが、こうして部屋の中でくつろぎつつ、手軽に高音質を楽しみたい!って時にはこういう密閉型の軽いヘッドホンはバッチリなんですよね。
音質的にはちょっとこもった感じもしますが「VAIO type F」などに搭載されているSonicStage Mastering Studio オーディオフィルターとか使えば、それも解消できてしまったりします。ホームノートVAIOと一緒に使うんだったら、もしかしてベストマッチかも! ノートパソコンの貧弱なスピーカーの音をどうにかしたい!ってことなら、これかなりイイかもしれませんよ。とにかく価格が魅力なんですけどね。
それともうひとつはインナーイヤーの密閉型「MDR-NX1」というモデル。これはネットワークウォークマンなどで首掛け式にすることを前提にしたネックストラップ・ヘッドホンで、ここ最近(っていうかもうずーっと)ソニースタイルではメチャクチャ売れています。
ちょっと前にお伝えしたとおり、私は耳掛けタイプのインナーイヤータイプの「MDR-EX81SL」というのをここ1ヶ月くらい愛用しています。耳の奥に突っ込むタイプなので、ダイレクトに鼓膜に音が届く感じで、今まで使ってきたヘッドホンの中でも、最も音質が良い!って思えて気に入っています。
が、しかし! 先日、お台場ソニースタイルショールームへ行った際に、ちょっとだけ「MDR-NX1」を使ってウォークマンの音を聞かせてもらったところ、かなりNX1と音の正確が違うことが判明。NX1の方が圧倒的にパワフルな音がするんです。
パワフルな音。。。って言ってもボリュームを上げちゃえばパワフルになるんじゃないの?って思われるでしょうけど、そういうのとちょっと違うんですよね。具体的に音質を言葉で伝えるにはボキャブラリーが少なくて、困ってしまうんですが、主に中低音あたりでEX81SLは鳴りが少ない感じ。
で、今日、いろいろ聞き比べてみて、はっきりNX1の方が自然な音が鳴ることが判明。ショックを受けています。
まぁ、音っていうのは何かどっかいじっただけで印象がガラッと変わることがあります。NX1をよく見ると「MDR-EX51SP」あたりと同じヘッドホンに見えるんですが、同じ直径9mmドライバユニットを使っているのに、どうしてこんなに音質がかわってしまうんでしょうね。
おそらく、ヘッドホンから伸びているこのスティック部。ここのパイプ部分の長さ、形状が違い、ここで響き方が変わっているのでしょう。EX81SLは見るからに立派なパイプが付いているように見えますが、よく見ると、筒の部分は回転して装着感をアップするために根本でパーツとして分離しているんです。共鳴させる部分がほとんどないのかも。。。
うーん、またヘッドホンを買い替えたくなってきてしまっています。
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現在、ラッキーなことに入荷待ちになっています。入荷待ち状態のときに予約を入れると送料無料で買うことができますよ! 今がオススメです!!
ちなみにこの手のタイプには「QUALIA」モデルも存在します。2万円で買える最安QUALIA製品なんですが、あまりの人気のために、現在ソニースタイルでも受注を停止しています。ちょっと前に聞いた情報ですと、生産体制の見直しをしているそうで、6月くらいには受注を再開できる、と聞いたのですが果たしてどうなっているかな?
QUALIAのインナーヘッドホンを購入するのも手なんですよね。。
ところで今日気がついたんですけど、ソニーのヘッドホンって左が短くて右が長いコードになってるじゃないですか? バイオノートのtype T とか type F をみるとヘッドホンジャックが右側にいってしまっているんですよね。
これ左側についてた方が便利だと思うんですけど。。。(^_^;)