ブルーレイ『THIS IS IT』観ました。
昨年11月にたった2週間の限定上映(その後、延長戦もありましたが)に行けず、すぐにディスクで発売されるだろう、と思ったら1月に発売。
当店店頭での景品用に大量にディスクが届きましたので、そのうちの1本を私も開封して観させてもらいました。
視聴したのは自宅のブラビアで、日曜日に妻と一緒に鑑賞会。あっという間の111分でした。
内容についてはAV Watchさんですばらしい内容紹介記事があるので、そちらでご覧いただくとして、ひとつ思ったのは、これ、映画館に行かなくて良かったなぁ、ということ。
映画上映をしているときに知り合いに「これって映画館で観た方が良い?どう思う?」と聞いて回ったんですが、誰も「これは映画館で観るべき!」とは言わなかったんです。思い入れがあるなら行った方がよいんじゃない?という感触。
ブルーレイを自宅で観て、その理由がわかりました。これは大画面で観なくてはならないというものではなくて、それよりはむしろ自宅で好きなように声を出して観るべきだったようです。映画館の客層にもよるんでしょうけど、映画館だとみんなシーンとして観ているので、そこで興奮してきて「ヒャッホー!」なんて叫ぶとひんしゅくを買いますからねぇ。(^_^;) 思う存分、作品を楽しむならこれは自宅でブルーレイで楽しむべきだと思いました。
内容はご存じの通り、ロンドンツアーに向けてのリハーサル風景を撮影したものをつなぎ合わせて、関係者のインタビュー、リハーサル前の説明風景で補完して、さらに一部は簡単なCGで舞台装置の説明を加えて、ロンドン公演のライブを再現したもの、という感じ。
作品中でもマイケルが語るようにまだコンディションを調整しているところで、マイケルも全力では歌っていません。声をセーブして半分くらいのところしか歌っていないんですが、それでも声を出しているところはレコーディングされた時のサウンドにそっくり。レコーディングされたときから20年くらい経っているのに、ここまでオリジナルに近い音が、生歌で出るというのに感動してしまいました。
これもマイケルが作品中に言っていましたが、オリジナルと同じ音でなければダメなんだ、観客が求めているのはレコーディングされた時の音なんだ、を忠実に行っていて、そういうところにも感動してしまいます。おそらく、口パクというかマイケルの声を他から持ってきて流しているのは「スリラー」だけじゃないですか?
前半はある程度、リハーサルが完成してきている楽曲がならべられ、最後の方はサウンドチェックだけで、まだ舞台になにもない状態での映像になります。そこでマイケルがスタッフのためだけに?ダンスをつけて披露してくれる「ビリージーン」を観て、この人はやっぱり天才なんだなぁ、と思い切り感動してしまいました。
20年前に東京ドームができたばかりの時に、BADツアーというのがあって、私はそのときに初めて東京ドームへ行ってマイケルのコンサートを観ることができました。あのとき、あまりにも完璧にダンスも歌も行うので、これはきっと口パクだろうし、下手するとダンスシーンだけ替え玉が用意されていて踊っているに違いない、とか思っていたんですが、その疑念は今回の「THIS IS IT」で完全に払拭されました。
すぐにウォークマンでコンサート通りの曲順にプレイリストを作って、オリジナル楽曲を一度聴き直して、もう一度ブルーレイを観よう!って思ったんですが、あいにく自宅のデスクトップVAIOは現在、リカバリーのまっただ中でした。(T_T)
さて、マイケルのブルーレイですが、本編映像以外に160分以上の特典映像が収録されているそうです。そっちは別に自宅のブルーレイで観る必要もないか、ってことで、昼休みにでも観てみよう!ということで、昨日、VAIO Sシリーズをセットアップしたという事情もあります。
今日はスリラー、スムーズクリミナルのフィルム映像とメイキングまでを観ることができました。こんな調子で今週はマイケルジャクソンウィークになりそうです。
そのVAIO Sシリーズでブルーレイディスクを再生して知ったんですが、NVIDIAのグラフィックボードを搭載していると、ディスク再生中でもほとんどプロセッサーに負荷はかからないんですね。
ターボブーストどころか、CPUメーターすら10%にも行かない状態で再生をしています。
これなら楽勝でブルーレイソフトの再生もできるし、いつでもマイケルを持ち歩く事ができるなぁ。。。
★ソニースタイル PS3×『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』 Special Pack
K
2010年2月3日 @ PM 8:09
おじゃまします
私も家にあるので、これ観ました^^。
画面サイズがころころ変わるのが気にならないほど、見入ってしまいました^^。
gizmomo
2010年2月4日 @ AM 12:30
先日、放送されたNHK「SONGS」も多くが本映画からの抜粋でした。
でも最後にディスクに収録されてない、ビリージーンが!
ムーンウォークに釘付け。
店員佐藤
2010年2月5日 @ AM 12:31
♪Kさん、こんばんわ。
解像度が変わったり、洋服が替わったり、画角も変わったり
するのが最初は気になっていましたが、慣れますね。(^_^;)
スリラーのあたりではもうそれが普通みたいな。
これがメイキング映画だったら、完成度100%のライブが
あとで見られるのに、この未完成度さが本当に悔しい。。。
店員佐藤
2010年2月5日 @ AM 12:33
♪gizmomoさん、こんばんわ。
それ、私も途中から見ました。
普通だったらソフトの発売日にあんなに本編の映像を
流されては。。。とか、思うところですがソフトの売れ行きを
みるとまったく関係がありませんでしたね。
知り合いと話ても、みんなディスクを発売日に買って
いるし。。。すごい盛り上がりです。
T
2010年3月23日 @ PM 11:47
突然失礼しますが、
「THIS IS ITは約三カ月のリハーサルの映像と音声だけで
つくられている。この点だけは絶対に守りたかったんだ。」
と、監督ケニー・オルテガが何かのインタビューで言っていましたよ。
店員佐藤
2010年3月24日 @ PM 12:53
♪Tさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
マイケル・ジャクソンの最後の3ヶ月を集中的にみることが
できつつ、またコンサートの気分も味わえる最高の作品
でしたね。用意された素材だけでよくぞここまで作れた
ものです。