ソニーから09年型ブルーレイディスクレコーダー5機種発表

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本日13時にソニーさんから新型のブルーレイディスクレコーダー5機種が発表になりました。9月19日以降発売でおや矢沢さんから篠原さんにキャラクターが引き継がれるのかな?

簡単にプレスリリースなどを見て、内容をまとめてご案内したいと思います。

 

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ソニーのブルーレイディスクレコーダーはDVDレコーダー「スゴ録」の時から進化を続けて、正直、一昨年発売されたBDZ-X90世代でもう完成の域に達してしまっていると思っていました。

最強の録画機能「x-おまかせまる録」はオーナーの録画、再生、視聴履歴から好みの番組を割り出し自動で録画する、なんてことまでやってくれているし、リモコンについている「見る」「録る」も、押すだけで接続されているブラビアの電源を入れて、再生指定の画面、録画予約の画面まで自動起動してくれる親切さがあったり。

ハイビジョン録画での高画質、高音質もありがたいんですが、我が家ではこのブルーレイディスクレコーダーのおかげで、妻がビデオを録画したり予約をしてくれたりする様になってくれて、その操作の簡易さの方がありがたかったりもしています。

もう、これ以上、どういう進化をするの?という感じだったんですが、しましたねぇ。

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まずは、このらくらくスタートメニュー。今まではリモコンの「見る」「録る」だけが入り口だったものが、そこに「放送中の番組を見る」「ダビングする」「使い方を知りたい」という項目が増えて、アイコンからの操作ができるようなるそうです。

なるほど、こういう先進的な機器を使いこなせる人にはこういう機能は不要なんですが、それがわからない人にもこれらの機能を使いこなして欲しい、ということなんですよね。そういえば、ウチの妻も録画した番組を友達にあげたい、とか言うときのダビングは私にお願いしてきます。それすらも自分でできるようにする工夫が織り込まれている感じ。

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ダビングする、ではディスクtoディスクのダビングだけではなく、VHSビデオからのダビングの案内も掲載されているとか。

自分の身の回りではもうVHSビデオデッキを使っている人なんて全然見かけないんですが、これが実家に帰ると、突然VHSビデオの世界に戻ってしまいます。2011年のアナログ放送停波まであと2年弱。いよいよ、本腰を入れて全力でメーカーさんもデジタル化への動きをしている気がします。

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録画予約についても、いきなり電子番組表が出るのではなく、最初に日付がでるようなスタートメニューになっているみたいです。どうやったらユーザーがもっと楽になれるのか、今回のBDレコーダーはメニュー画面をみるだけで、それを徹底的に研究した跡が見られる気がします。

詳しくは製品情報ページに、その新しい「らくらくスタートメニュー」の紹介コンテンツがあるので、そちらで体感してみてください。

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☆ソニー製品情報ページ「らくらくスタートメニュー」はこちらから

 

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さて、機能面でも進化をしています。高画質回路CREASがバージョンアップしているので、より画質面で有利になっていることもあるでしょうし、録画モードがさらに低ビットレートのモードを用意しています。

放送されたビットレートそのままで録画するDRモードを筆頭にXR(15Mbps)、XSR(12Mbps)、SR(8Mbps)、LSR(4Mbps)、LR(3Mbps)がハイビジョン画質で録画できるそうです。我が家のBDZ-X90では6Mbpsが最低ビットレートだったんですけど、その半分まで行けるようになってしまいました。さすがに40型クラス以上のフルHD、大画面ブラビアでこれらの低ビットレートを使うのは厳しいかもしれませんが、32型以下のワイドXGAテレビならばそれほど粗も目立ちませんから、そういう方向けのモードなのかもしれません。

ドラマ全11話を録画して、それを丁寧にCMカットすると大体8時間前後になります。片面一層のBD-Rに書き出すときは6Mbps程度だとちょうど良いんですが、そういうコツみたいなモノはこの新型BDレコーダーを使っているうちにまた、見つかるんでしょうね。(そうか、片面2層ディスクを使って、XSRでコピーするとちょうど8時間くらいになりますね。)

 

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それと、これも目玉機能。BDZ-RX50以上のモデルに搭載されるそうですが、スカパー!HDとの連携機能がつきました。スカパー!HDチューナー「DST-HD1」との連動機能が搭載され、LAN経由でスカパー!HDのハイビジョンコンテンツをBDレコーダーに録画可能。

詳細がまだわからないんですが、スカパーチューナーで録画操作した番組をLAN経由でBDレコーダーに予約枠を用意して、そこにデータ転送で番組録画をしてくれるという機能なんでしょう。

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☆スカパー!「スカパー!HD」のご案内はこちらから

スカパー!HDですが、予定では再来月から70ch以上のハイビジョン番組を放送するみたい(現時点ではまだ18chです)なので、これを手に入れると一気に視聴できるハイビジョン番組が増える計算。

BDレコーダー単体ではなく、スカパー!HDチューナーが必要になる話ではありますが、最強のハイビジョン環境がこれで構築できてしまいます。

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★ソニースタイル デジタルCS放送受信セット「SAS-HD1SET」のご案内はこちらから

★ソニースタイル デジタルCS放送チューナー「DST-HD1」のご案内はこちらから

これもかなり大きなニュースになりそう。

 

< p>その他、細かいところを見ていくと、2番組同時録画時に、録画1はおまかせチャプター(CMとの切り替わり)が打たれるモノの録画2には等間隔チャプターしか打たれませんでした。これが録画2の方でもおまかせチャプターが打たれるようになったとのこと。

これで、CMカットしたい保存用録画は絶対に録画1に!とか、気にしなくてもよくなりそうです。(現在、日本テレビさんで放送している「20世紀少年」を永久保存用に録画中。)

 

それとプレスリリースの「おでかけ転送」の部分に気になる一文があったんですが「さらに、今後発売予定のauとNTTドコモの携帯電話や、ポータブルナビゲーションシステム"nav-u"(ナブ・ユー)の今後発売のモデルでも、本機で録画したデジタル放送の番組を転送できるようになります。」なんて記載があります。

そう、今日はBDレコーダーの発表なんですが、ついでにナブユーのニューモデルがデジタル放送コンテンツのおでかけ転送に対応する、なんて話まで一緒に出てきてしまっています。これも未来を買う、じゃないですけど楽しみな機能の拡充のひとつです。

 

発表された5機種の各機能、価格は下記の通りです。ソニースタイルではすでにメール登録を受付中。9月19日から順次発売される予定です。価格もすでに掲載されていますが、まだプレゼントされるソニーポイントの特典などの記載がないみたいですね♪

 

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★HDD 2TB搭載、ホームシアターユース向け「BDZ-EX200」【278,000円】

DRC-MF搭載、HDMI出力端子2系統搭載、金メッキ端子仕様など、ホームシアターユースを意識した、従来のXシリーズ相当モデル。

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★HDD 1TB搭載、ご家族での大容量ユース向け「BDZ-RX100」【178,000円】

メモリーカードスロット搭載、iLINK(DV)、USB2端子装備など、従来のLシリーズ相当になるカメラとの相性がよいモデル。ソニールームリンクなども搭載

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★HDD 500GB搭載、多機能モデル「BDZ-RX50」【148,000円】

DLNA、おでかけ転送、スカパー!HD録画対応など充実の機能を搭載したモデル。従来のAシリーズ相当。PS3との連携などを考えても、当店のお客様にはまず、このモデルをオススメしたい!

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★HDD 320GB搭載、Wチューナー搭載モデル「BDZ-RX30」【118,000円】

DLNAやおでかけ転送、などが外れたWチューナーのスタンダードモデル。とりあえずブルーレイディスクに録画したい、W録画は絶対したい!というこだわり派向けのモデルです。

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★HDD 320GB搭載、シングルチューナー搭載スタンダードモデル「BDZ-RS10」【94,800円】

シングルチューナーのスタンダードモデル。それでもCREAS2搭載、おまかせまる録というソニーの強みをしっかり搭載したお得モデル。

 

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