「VAIO type T」のスタミナ設定

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さて、今回の「深夜バスの旅」の目的である「VAIO type T」のスタミナテストなんですが、どんな設定で行うのか、ちょっとご説明します。


上は普通の電源管理画面ですね。バスの発進とともに、電源を入れてそこから16時間半後の博多駅到着時に「VAIO type T」が使えているかどうか。メーカー公表値の大容量バッテリーでの16.5時間のスタミナ性能が本物かどうかをテストするわけですが。。。




そうなんです。大体の方がおわかりの通り、設定次第ではこれを遙かに超えるくらいのスタミナ性能も発揮できるし、光学ドライブを使ってDVD鑑賞を最大輝度で見たり、ワンセグチューナーを使ってしまえば、あっという間に、おそらく半分以下の時間でバッテリーを使い切ることもできてしまいます。


以前type Uのプロセッサー比較レビューをしたときに、Core SoloとCeleronの処理速度と同時にスタミナテストもしているんですが、なんか、その時に測定の仕方次第で、どうにでもなっちゃう感じがしました。


ということで、今回のスタミナテストで「VAIO type T」をどんな設定にしていくのかというと。。。


まずは最初の写真の通り、自動では「休止モード」にも「スタンバイモード」にも入らなくします。私が居眠りしてしまってもスタミナテストは続行です。



そして、それ以外の設定は徹底したスタミナ設定にします。i.LINKポートや、内蔵光学ドライブ、内蔵モデムなどの使用しないハードウェアは全部電源オフ。プロセッサーも当然省電力優先動作にし、とにかくロングライフ設定に全部します。


結果。。。


 


AC電源駆動時は左で、右がバッテリー駆動時の設定になります。液晶の明るさが最大になっていますが、これは手動で設定します。輝度は周りの環境に寄って明るくも暗くもする必要があるので、この電源管理で設定してしまうのは実はとても使いにくかったりするんですよね。


私は液晶の明るさは「変更しない」にしています。


ちなみに、type TのLEDバックライトの威力はすごいんですよ。


 


これは明るいところでの新型type TのLEDバックライトと、旧型type Tの蛍光管バックライトの比較テストのときの写真です。左の写真は最大輝度で、右は最低輝度です。


 


そして、これは暗いところでのテスト。左が最大輝度で、右が最低輝度。


並びはすべて左のモデルが新型type T で、右が旧型type Tです。LEDバックライトにすることのメリットが省電力なところでもありますが、こうして目立たないポイントなんですが、より暗くできる、というのもメリットなんです。


これだけ輝度が下げられるなら、いかにもバッテリー消費を少なくできそうですし、深夜バスの中でも他の方の迷惑にはまずならないだろうと、思えているわけです。(深夜バスの中は決して真っ暗ではありませんので、どれくらい目立つのかは、実際に乗ってみてから再度検討して迷惑なようであれば、夜間のスタミナテストは中止します。)


それよりも心配なのが実は音。音声についてはヘッドホンを使って周りに迷惑がかからないようにしますが、キーボードを打ち続けることになるので、キータッチの音が周りに聞こえてしまうのが迷惑かなぁ。。。と。。。



そこで、キーボードの保護カバーを買ってきました。これでタッチタイプの音を極力抑えてみたいと思います。



あとは、前回、かなり寒かったので、暑さ対策は必要がないと思っているんですが、それでも、万一暑かったらどうしよう。。。って、ことで、念のためUSB扇風機とかも買ってきてみました。


 


で、使ってみたんですが、あまりにも音がスゴイので、これは却下。職場で使いたいと思います。(T_T)


 



それと、最後に、こんな設定項目もあるんですよってことで「バイオの設定」なんてのもあるのをご存じですか? type Tの専売特許ってわけではないんでしょうけど、他のモデルにはこの設定があるモデルってないんじゃないですかね?


省電力設定とは別にスタートボタンから「バイオの設定」というソフトウェアを使うことができて、ここの「パフォーマンス設定」でメモリバスの周波数設定を変更することができます。


購入時は400MHzという省電力設定になっており、ここを自分で開いて設定を変えないと、パフォーマンス優先のクロック数をアップさせた設定にはなりません。



今回、私はスタミナ重視の省電力優先で使いますが、それほどスタミナ性能を必要としない方、AC電源駆動をさせることが多い方は、メモリバスをここでクロックアップさせると、ちょっと快適になるかもしれませんよ!!


 



ということで、スタミナ「深夜バスの旅」仕様でのバッテリーパフォーマンスですが、電源投入直後で、バッテリー残量100%、残り時間8:45とかになっています。


ふふふ、これならなんとか16時間半くらい、楽勝でいけそうですよ。


え?残り8:45って半分くらいしかないじゃないかって? 大丈夫です。これ、ワンセグ受信中の最大輝度で使ってのスタミナ残量ですから。当日は最低輝度で使いますので、相当いけますよ、これ。


 


 
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さぁ、いよいよ出発は今夜です。荷物の内容はまた明日エントリーします!


 

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