【レビュー】新型BDレコーダー『BDZ-FT1000』試用レポート

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先週の開梱&セッティングに続き、1週間、ソニーの新型BDレコーダーを店頭で利用させてもらいました。前回はセッティングのコツだけでしたが今回は操作編ということで、新型BDレコーダーの機能面について紹介させていただこうと思います。

非常に使いやすいモデルになっています。最新のソニーのBDレコーダーがどういうことになっているのか、是非、ご覧ください。

 

こんにちは、店員佐藤です。

先週のレポートではBDZ-FT1000の店頭展示機の設置について詳細をレポートしました。

☆当店blog 2018.5.24「爆速モデルに変身!新型BDレコーダー『BDZ-FT1000』開梱&セッティングレポート」

BDレコーダーのセットアップって言っても、HDMIケーブルでテレビとつないでアンテナつないでコンセントに電源コードを入れるだけじゃなかったっけ?というところですが、2018年モデルのソニーの新型BDレコーダーは4K Ultra HD BDソフトの再生対応をしています。

新しい輝度規格である「HDR」出力にも対応をしているのですが、その「4K HDR」で出力できるようにするのがかなり高いハードルになっています。

簡単に言うと「18Gbps」の伝送対応になっているとBDレコーダー自身が判断しないと4K HDR出力をしてくれない仕様になっています。

普通に何も考えずに4K ブラビアにHDMIケーブルで接続しても4K 出力はしてもらえるものの、4K HDRで映像を伝送してくれる可能性はちょっと低く、しっかりと対策して「正しい接続」をしなければ4K HDRでの映像伝送ができません。

4K HDR出力されていなくても4Kでは映像伝送してくれるのでこだわりがあまりないというか、そもそもHDRの映像がどういうものなのかご存じない方は、そのまま解像度だけ4Kでご覧になってしまうんでしょうね。

せっかくテレビもBDレコーダーも4K HDRに対応しているのに接続方法の間違いだけで最高画質で観られないのはもったいない!

というのが、前回のレポートの趣旨でした。

ちなみに18Gbps伝送で4K HDR映像を観られるようにするために必要なのは下記の項目です。

  • ブラビアの入力端子を拡張フォーマットが使える様にする(最新モデルのブラビアA1の場合はHDMI入力2と3のみ。1と4は非対応です。)
  • それでもだめな場合はプレミアムハイグレードHDMIケーブルを使う。
  • 拡張フォーマットが使えない場合はBDレコーダーのHDMI映像出力フォーマットの設定を「自動」→「YCbCr(4:2:2)」に変更する

これにより、ソニーのBDレコーダーから4K HDRの映像出力が出来る様になります。2018年モデルのソニーのBDレコーダーで4K映像を観るのは大変なんだ、というわけではなく、4K HDR映像を出力させるにはちょっと工夫が必要、というわけです。

 

で、前回はブラビア直挿しで、このあたりの検証をしていたのですが、本番セッティングをしてみたところ、またまた4K HDRの映像が出力されなくなってしまいました。一体、どこに原因があるのか、いろいろ試してみたのですが、原因はAVアンプにありました。

AVアンプ「STR-DN1080」は最新のソニーのAVマルチアンプで、UHD BDプレーヤーの「UBP-X800」やPlayStation 4 Proを使っている分には問題なく4K HDR映像が出力されていたのですが、BDZ-FT1000だけなにをやってもだめ。

うーん、困ったなーというところでガイドブックの記載で原因が入力端子にあることが判明。

STR-DN1080にはいくつものHDMI入力端子があるのですが、なんと「VIDEO1」の入力端子だけ9Gbpsまでの対応となっているんだそうです。普通、BDレコーダーがあって入力端子が「VIDEO 1」と「VIDEO 2」があったら「VIDEO 1」に挿しますよね。

アンプメニューからHDMI端子ごとのフォーマット設定をみると「VIDEO 1」だけフォーマット設定がなかったりします。なんと、こんなところに落とし穴があるとは。。。

「VIDEO 2」に端子を差し替えたらBDレコーダーを再び「かんたん初期設定」を使ってセットアップし直します。

これで18Gbps対応の出力に接続されているというメッセージが出たらOKです。4K HDRまでの道のり、平坦ではありませんでした。

 

なお、テレビがそもそもHDR対応ではなくSDRテレビだ、という場合も、ソニーのUHD BDプレーヤー同様、HDR作品をSDRに変換して出力してくれる機能が搭載されています。

変換レンジの設定も7段階で自分の手で調整することも可能。見え方をちょっとシミュレートしてみましょう。(HDRテレビに接続すると、画質設定にこの項目は出てこないのですが、今回はSDRテレビとして認識されたのでこういうテストができました。)

こちらがHDR→SDR変換レンジの設定「-3」の映像になります。コントラストも高く、はっきりした映像なのですが、明るいところが白飛びしてしまっています。

こちらがHDR→SDR変換レンジの設定「+3」の映像です。コントラストが下がりますが、白飛びしているところがなくなり、情報量がぐっと増えた感じになります。

HDR対応になっていないテレビでもこうして変換レンジを+3にして、テレビの明るさをあげてコントラストをつけることで、それなりにHDR映像が観られるようになります。変換レンジは絶対に広い方が良いと思います。

 

■ドルビーアトモスのためのセッティング【追記】

ついででセッティングの話に追記します。ドルビーアトモスのソフトを再生したときにSTR-DN1080がドルビーアトモスでの出力をしてくれなかったため、いろいろ調べてみたのですが、こちら、BD音声出力で、こちらが「ミックス」になっているとドルビーアトモスの信号が出力されません。

「ダイレクト」に変更すると問題なくドルビーアトモスで再生ができます。UHD BDプレーヤーだとデフォルトで「ダイレクト」になっているようなのですが、BDレコーダーとはこうした細かい点で違いがあるみたいです。

 

■新型BDレコーダーの予約機能を操作

2016年モデルからソニーのBDレコーダーはUIを刷新しています。それまでは伝統のクロスメディアバーを使っていたのですが、古い温泉旅館みたいな感じで機能面の増設を繰り返していった結果、目的の機能にたどり着くまで階層が深くなったり一覧性が悪くなったりしていたものを、新しいUIにすることで全機能へのアクセスをしやすくしています。

録画できるタイトルも数年前のモデルでは999タイトルまでとなっていたものが、現在は1万タイトルまで記録可能。

1万タイトルもどんな番組を録画するの?というところですが、TVCMをコレクションしている場合や、ニュース番組のお天気コーナーだけを録画してコレクションする場合とかには1万タイトルに迫る録画をするケースがあるんだそうです。(店頭でお客様からうかがいました。)

そういうリクエストにマジメに応えて進化してきたのがソニーのBDレコーダーです。

2018年の最新モデルで搭載されたのが「新作ドラマ・アニメガイド」です。

通常、電子番組表では1週間先までしかデータが送られてこないため8日間の番組表しかレコーダーが持っていなくて8日先の録画予約までしかできません。それ以上先の番組については電子番組表を使わずに録画日時とチャンネルを指定して録画することになっていたのですが、新機能の「新作ドラマ・アニメガイド」を使えば1ヶ月先まで録画予約ができるとのこと。

早速、「新作ドラマ・アニメガイド」のページを開いてみるのですが、えーと8日先までしか予約できる番組はないみたいです。

で、それもそのはずで、この時期はまだ次クールの番組のデータが配信されていないんです。

テレビ番組は4月、7月、10月、1月に番組改編期を迎えます。アニメや連続ドラマをみていると4~6月の12回前後の放送というのが多いはず。1年を4シーズンに区切って1クール事に番組を編成しているため、1年のうちの4回に新番組が集中するわけです。

その改編期の直前に用意されるのが「新作ドラマ・アニメガイド」の情報で、次は7月から始まる夏シーズンのデータ配信が6月中旬からはじまるため、そのときになると使える機能ということになっています。

あと2週間くらいしないと、この新機能は使えないわけです。

なお、掲載される新作ドラマ、アニメですが放送開始1ヶ月前では、どの地域で放送されるかが決定されてはいないそうで「日本テレビ系列」などのキー局情報だけで表示するそうです。その後、放送日が近くなると番組名でマッチングさせて正式予約に切り替える、ということをしているそうで、結構、難しいことをしているとのこと。

番組予約の1項目が増えただけ、という感じに見えますが開発するのはかなり大変そうです。

新作ドラマ以外にも予約ランキング、クチコミランキングなどが用意されています。新作ドラマ情報や、予約ランキングデータでは「ザテレビジョン」で有名なKADOKAWAからサムネイルデータなども提供されているとのこと。

クチコミランキングはSo-net運営の「Gガイド。テレビ王国」のクチコミ情報を元にしています。自分でクチコミを書き込みたいときは表示されるQRコードをスマートフォンで読み取ることで、自分も参加することができるようになっています。

従来から用意されている「ランキングから予約」も健在です。

こちらはソニーBDレコーダーユーザーさんの録画ランキングを、もっと細かいジャンルにわけて番組検索することができます。

ここまでデータが揃っているとテレビ情報誌とか必要なさそう。

そして、ソニーのBDレコーダーならではの機能が「おすすめ自動録画」です。学習機能を搭載しており、ユーザーの録画番組、再生視聴番組、番組データを元にソニーのBDレコーダーがユーザーの嗜好を分析して勝手に録画予約をしてくれる機能です。(昔は『x-おまかせまる録』って呼んでいました。)

2007年発売の初代機「BDZ-X90」から搭載されていて、今も機能は健在です。使っているうちに自分のうちだけのBDレコーダーに成長していきます。

特定の出演者、キーワードによる手動での録画も可能。番組表から検索するのではなく、決まったキーワードを決め打ちで設定しておくと、自動でそのキーワードに関する番組を自動録画してくれます。

6月下旬に、先週行われていたサイクルロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」の放送がある予定なのですが、こういうときにキーワード入力をしておくと自動で録画してくれます。この状態で録画が自動で行われるかテストしてみます。

これらのレコーダー自体で行う録画予約の他に、スマートフォンを使ってリモート予約もできます。通勤時に「Video & TV SideView」を使って番組チェックをして、録画したい番組があったらそのまま予約操作をすることで自宅のBDレコーダーに予約が入ります。

10年以上前にはソニーに「X Videoステーション」という全局録画するレコーダーがありましたが、今思えばあれはHDDの寿命を考えずにガリガリHDDを消費して録り逃しをしないようにしていた製品です。今は、ユーザーが録画したい番組をピンポイントでいかに高精度に予約録画するのか、という究極の方法をみつけにきている様になっています。

今回の新型モデルはBDレコーダーとして完成形を観ている気がします。

 

■BDレコーダーとしてのその他の機能

自分で録画ライブラリーを作るときに必要なのが編集作業です。これもソニーのBDレコーダーには昔から搭載されていますが「チャプター編集」というのを利用して編集します。

「チャプター編集」と、聞くとチャプターの位置を操作する編集機能に見えますが、そうではなくて、これは自動で打たれたチャプターを元にA-Bカットをしていく機能です。

こちらがチャプター編集の画面です。映像を確認しながら自動で打たれたチャプターを左右に移動して、その枠を指定して削除していく、というのが基本的な使い方。CMカットをしたいときは「2:00」とか「1:30」とかちょうど区切りの良い時間のところだけ選んでいくとほぼ正確にCMカットができます。

自分でコマ送りしていって新しいチャプターを打つこともできます。特定のTVCMをコレクションする場合はこれを使って本編を削除して残ったTVCMの中から目的のモノだけを切り出して編集する、ということもできます。

新型BDレコーダーでこれらの機能を試してみましたが、やっぱり動作がすごい速い。編集作業もこれなら全然ストレスになりません。

複数の番組を結合する機能も搭載しています。毎日放送してるニュース番組のお天気のお姉さんのコーナーだけを切り出して、まとめて「2018年5月分」というタイトルにすることもできます。

この機能を使えば、4Kハンディカムや、デジタル一眼”α”で撮影したXAVC S 4K動画とかの編集もできそうなものですが。。。

試してみたところMP4タイトルは編集もタイトル結合もできないそうです。残念。

ただ、編集はできないものの、再生時に撮影日時でまとめて連続再生する機能は搭載されています。

ハンディカムや”α”で撮影した4K動画はカットごとに一つのファイルができてしまい、それらが一つの番組として取り込まれてしまうため従来機種では連続再生などができず1カットずつ再生するしか方法がなかったのですが、2018年モデルでは連続再生機能を搭載しており撮影日付で分ければ、特定の日に撮影したカットをまとめて連続再生出来ます。

この映像は”α7R3”を使って4K HDRで撮影した映像です。BDZ-FT1000ではハンディカム、”α”のハイブリッド・ログ・ガンマによる4K HDRの出力ができませんが、SDRに変換した映像として再生することが可能。

しかもSDR変換が非常に優秀でほとんど不自然さがありません。4K HDRで撮ってしまうとSDR再生ができなくなってしまうのが不安、という方もこれなら全然OKかと思います。

 

3チューナー内蔵のBDZ-FT1000では3番組同時録画が可能。従来モデルでは2番組は圧縮録画ができるのですが、3番組目の圧縮が追いつかず、とりあえずDRモードで録っておいて録画終了後にAVC変換を行っていました。

最新モデルのBDZ-FT1000では3番組同時録画の同時AVC録画が可能。録画後の変換ではなく録画時にすぐにAVC変換を行います。

エンコーダーの働きを考えるとDRモードで録画しつつ同時にAVC変換をしているわけで6つの作業が並行して動作しているわけです。

設定のところに「本機状態確認」という項目があり、そちらを観てみると、なるほど、チューナーとメディアの状態を一覧で見られるようになっています。

録画ステーション的なマシンになっています。

ここで、さらに悪さをして、4K Ultra HD BDソフトを再生させてみます。すごいですよ、3番組同時録画している上にAVC変換をさせているところに、UHD BDソフトの再生を同時にするんです。

そもそもディスク再生ができるのかな?と、思って試してみたのですが、普通に4K 映像再生ができました。

ただし、ダビングモードで確認すると録画していた3番組はすべてDRモードになっています。DRモードで録画後にあとからAVC変換をすることにしたみたいです。

6つのデコードを同時進行でやっていましたが、4K映像の再生時にはそのうちの3つのデコード分のパワーを消費する、という計算になるみたいです。

 

ソニーBDレコーダーの初代機「BDZ-X90」を実はまだ我が家では使っているのですが、2番組同時録画をすると片方はAVC変換ができるものの2番組目はDRモード固定になりチャプターも固定幅にしかならずシーンチェンジとか探してくれないんです。制約だらけのBDレコーダーでしたが、増築&パワーアップの積み重ねで、こんなに動作の速い、ほとんど録画制約のないレコーダーになっています。

BDレコーダーは壊れてから買い換えるというのでは遅くて、5~6年使ってそろそろ寿命かな?というタイミングで「買い増し」をして、しばらく並行運用するのがコツということをメーカーさんから教わっています。

2018年モデルのBDレコーダーはこれほどの完成度になっています。買い増しをするのに、かなりオススメなモデルだと思います。

2017年モデルからは著作権保護技術対応のSeeQVaultが使えます。容量がいっぱいになってきたり、ライブラリーをしっかりと作りたくなってきたら、対応HDDを用意して、番組データのバックアップもできます。

買い増しをするなら今!ですよ。

当店店頭からオーダーいただければ、サマーフェア特典のプレゼントと、3年ワイド、5年ベーシック保証の半額クーポンのプレゼントができます。実機展示も行っていますので、是非、その快適操作をお確かめの上、ソニーストアへご注文ください。

 

ブルーレイディスクレコーダー
BDZ-FT1000
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発売日 2018年5月26日 メーカー商品情報ページこちら
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3年ワイド/5年ベーシック:3,000円
3年ベーシック:無償
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ソニー提携カード決済で3%オフ
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テックスタッフ
店頭購入特典
店頭サマーフェア特典プレゼント
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