新型『VAIO type Z』モデルチェンジ店員レポート
この春、人気ナンバー2のハイパフォーマンスモバイルノート「VAIO type Z」もニューモデルが発表になりました。
私もこの春はVGN-Z91DSという、型番に私のイニシャルが入った記念モデル?を購入しているんですが、どのあたりが変更になっているのか気になるところ。ささっと内容を確認してみたいと思います。
VAIO type Zは1600×900ドットの高解像度ディスプレイを内蔵したモバイルノート。モバイルノートとは思えない別次元のデスクトップが利用できることと、ハイブリッドグラフィックシステムという、二つのグラフィックチップを搭載し、スイッチ切り替えでスタミナ性能を優先するのか、パフォーマンス性能を優先するのかを選択することが出来るのが特徴となっています。
モバイルノートとはいえ、性能は普通のハイスペックホームノート以上の能力を発揮するので、職場ではデスクトップマシンとして電源駆動でハイパフォーマンス利用。自宅、および外出先ではスタミナモードで持ち歩くという「メインマシンを持ち歩く」ということが可能なノートPCになっています。
今回のモデルチェンジで何が変わっているのかというと。。。ベースモデルのプロセッサーがCore 2 Duo P8600(2.40GHz)からP8700(2.53GHz)に変更。ストレージも250GB/5400回転から320GB/5400回転にアップグレードされていました。
その分のアップグレード価格が+10,000円になるわけですが、ベースモデル価格は179,800円と、2万円の値上げになってしまっています。あらら、1万円は何の分だ?と思いきや。。。
期間限定でモバイルノート発売キャンペーンを開催しており、こちらで1万円が値下げになるそうです。はい、今回のVAIO type Zは値下げというのはなかったようです。
そのほか、プロセッサーの上位カスタマイズがアップグレード。Core 2 Duo T9800(2.93GHz)がT9900(3.06GHz)へ。P9600(2.66GHz)がP9700(2.80GHz)へそれぞれ変更されて価格は据え置きになっています。
内蔵メモリーは4GB×2の8GBが登場。ストレージにSSD 512GB(256GB×2)が登場し、ストレージは大幅値下げになっています。
ワイヤレスLANにも選択項目が登場しました。「MIMO 3×3」と「MIMO 1×2」とありますが、これはワイヤレス通信の時のアンテナの数を指しています。ワイヤレスLAN通信では通常1本のアンテナ同士で通信を行いますがMIMOでは複数のアンテナを使って帯域を増やして通信の高速化を図ります。802.11n規格の中心になっている技術で「MIMO 3×3」なら送受信両方向で450Mbpsを実現するんだとか。
たった+3,000円なので絶対にアップグレードしておいた方が良さそうです。
ボディカラーにはボルドーが登場。また「ドットマトリックス」「カレイドスコープ」という新しい柄バリーエーションが登場。それと従来はアルミのヘアライン丸出しのパームレストでしたが、どうやらブラックパームレストも追加になっているもようです。
そして、キーボード選択でついにあれが出てきました。「日本語配列(カナなし)」です。VAIO type Gでしか選べなかったすっきりキーボードがついにtype Zに登場。正直、これが一番悔しいアップグレードかも。。。(>_<)
すでにソニースタイルでは先行予約販売がスタートしています。6月6日頃お届け目安にて受注がスタートです。いいなぁ。。。。カナなしキーボードのtype Z。。。
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