スカパー!HD『第二期』の展開
インプレスさんのAV Watchでちょっとワクワクするニュースが掲載されていました。「スカパー!HD『第二期』に向け新キャンペーンなど展開」とのことです。
「スカパー!HD」というのはBSデジタル、CS110度デジタルとは別の134度にあるスカイパーフェクトTVがCS向けに放送している放送サービスのハイビジョン放送。
ちょっとややこしいんですが、BSデジタルとは別に、従来のスカパー!放送の方でも昨年からハイビジョン放送が始まっていて、それがこの秋から大々的にパワーアップしますよ、という話なんです。
昨年の放送開始当時で15chだったんですが、1年後の2009年10月には70ch以上になる予定ですよ、なんて触れ込みで放送が始まっているんですけど、この9月の段階でまだ18chにしかなっていません。
本当にそんな一気に70chものハイビジョンチャンネルができるの?というところだったんですが、本当にそういう多チャンネルになるそうです。
ちょっと間に合わなかったのも事実で10月段階では58chにしかならず、2010年春に70ch以上を実現、と後ろ倒しにはなっているんですけど、それでも現在の18chから58chになんと40chも増えるそうです。
スポーツチャンネルが現在の3chから7chに。映画が4ch→9chに。海外ドラマが1ch→10chに。アニメ4ch、音楽5chなどの新しいジャンルのチャンネルもスタート。アダルトも2ch→4chに増えるみたいです。
これに合わせて各種お得なセットパックが発表されているわけで、とにかくSDはもう見る気が起こらない! ハイビジョンでないと!! という方にはここで一気に視聴チャンネルを増やすチャンスがやってくる、というわけです。
で、この「スカパー!HD」を視聴するのになにが必要かというと、スカパー!HD対応のチューナーが必要になります。アンテナは従来の134度のスカパーが受信出来る衛星アンテナがあれば、それを使う事が可能。スカパーチューナーをHD対応のソニー「DST-HD1」に入れ替えるのがまず第一歩。(スカパーのアンテナが無い方は、スカパーのアンテナを立てるところからスタートになりますが。。。)
そして、そのスカパー!HDの放送を録画する手段が今までなかったんですけど、この秋に発売される、ソニーの新型BDレコーダーはLAN経由での録画機能が搭載されています。(BDZ-RX50以上のモデルのみ) ちょっと不思議なんですがHDMIやD端子経由ではなく、スカパー!HDはLANを経由しての録画でのみ、ハイビジョン録画ができるようになっているんです。
先週開催されたソニーディーラーコンベンションでは、早速実機が展示されていてそれらのデモを拝見することができました。基本的な操作はすべてDST-HD1側で行うことができて、スカパー!HDチューナー側で予約を入れると、BDレコーダーの「録画2」を使ってDRモードで録画してくれるそうです。予約段階でその録画2の枠を抑えるそうですので、BDレコーダー側で普通に録画1を使って録画しているのなら、重複せずに録画ができそう。
再生時もDST-HD1からBDレコーダー内の録画番組をのぞいて、DST-HD1側で再生をすることができます。まるっきりソニーのBDレコーダーを外部ドライブ的な使い方にして利用することができるので、複雑な操作を覚える必要もありません。
コピーワンスなどでディスクに書き出せる番組についてはBDレコーダー側でディスク出力をすることもできるそうです。
使いこなすためにはスカパーのアンテナ、DST-HD1、ホームネットワーク、ソニーBDレコーダー「BDZ-RX30」以上の機種、と、かなりの設備投資が必要になるのですが、これで10月からハイビジョン番組が58ch増えますからねぇ。
史上最強のハイビジョン生活が空からやってきますよ。
なお、現時点でソニーのスカパー!HDチューナー「DST-HD1」が「入荷待ち予約可」ステータスになっています。まだ対応BDレコーダーが発売される前なので、ここからさらにオーダーがエキサイトするはずです。
スカパー!HD導入を狙っている方は今のウチに、まずはDST-HD1の予約をされておいた方が良いかも!
★ソニースタイル スカパー!HD対応CS放送チューナー「DST-HD1」のご案内はこちらから