『エコポイント』の話
ゴールデンウィーク明けのトップニュースですが、今日はこれですかね。5月1日に環境省、経済産業省のホームページに「エコポイント」のお知らせが掲載されたことです。
「エコポイント」というのは平成21年度補正予算案に盛り込まれている政府案で、エアコン、冷蔵庫、地デジ対応テレビなどのエコロジー家電の買い換えを促進させる目的で、購入額の5~10%を政府が負担して後押ししてくれますよ!という制度です。
4月になったとたんに、この案が出てきて、それから一気にテレビ購入の買い控えがスタート。このままでは消費刺激策どころか、テレビなどの家電購入が冷え込む一方、ということになり、4月下旬になって、制度は5月15日からスタートします!と発表になっていました。
そのお知らせが今まで、テレビなどのニュースメディアからのものばかりだったんですが、政府のホームページにそれが一般国民向けに案内されるようになったというわけです。
家電販売の業者向けにもメッセージが送られていて、このエコポイントのことを消費者の皆さんに周知してくださいとのこと。早速、blogエントリーでお知らせです。
まず、エコポイントの対象製品なんですが、なんでもかんでもOKということではありません。統一省エネラベルというものが用意され、それの4星製品以上のもので、エアコン、冷蔵庫、地デジ対応テレビが対象になるとのこと。
で、この上の画面だけで、不透明な部分が2つほど見つかります。
まずは「平成21年度補正予算が国会で成立することが条件です」という一文。そう、現在、補正予算案は審議されていて、これが成立しない場合は、5月15日以降にテレビを買った人もエコポイントは手にすることができません。
それと対象製品を購入された方には「様々な商品・サービスと交換可能なエコポイントが付与されます。」となっていますが、様々な商品や様々なサービスって何?というのがまだ発表になっていません。
案としては同様にエコロジーな商品でなくては使えないとか、鉄道券にしてはどうか?などのアイデアがあるそうなのですが、あまり使える範囲が限定されてしまうと、あまり魅力ある制度にはならなくなってしまいます。どういう範囲で使えるポイントなのか、それはこの告知PRでも不明なままでした。
それと、このエコポイントを利用できるのはどうやら制度が確立する夏以降になりそう、というもの。こうして5月15日以降にテレビ購入をされた方は上記の保証書、領収書、レシート、家電リサイクル券の排出者控えをとっておいてくださいとのこと。
販売店はこれらを捨てないように呼びかけるようにしなくてはいけないそうです。皆さん、捨ててはいけませんよ!
そして、これもまだ未定のまま、と言って過言ではないと思うんですが、付与するポイントは購入額の10%ではなく、製品の大きさによりカテゴリーをもうけて、一定の額を設定するとのこと。テレビの場合は間違いなく40型クラスとか、32型クラスとかにされそうです。
価格だけで画質は二の次という、買い方になってしまいそうで、ちょっと心配です。(^_^;)
それと、対応するテレビですが、プラズマ、LEDバックライト液晶テレビ、ワイヤレス液晶テレビなども対象になるようです。有機ELなどは非対応になるのですが、ブラビアXR1やZX1などの様にLEDを光源にしているテレビも実はエコロジー表示がまだ出来ていない分野のテレビなんです。
今回はそれも対象にするということなので、意外と範囲は広いモノになりそう。
結局、政府発表のチラシが出ても、なにも新しい事実はなかったんですが、これ、5月15日までにもうちょっと情報が出てくるんですかね?
5月15日と言えば。。。そう、ソニースタイルで「定額給付金クーポン」の販売が終了する日です。安心して定額給付金クーポンをガツンと購入できるようになっていると良いですね。
☆環境省ホームページ「エコポイントの活用によるグリーン家電普及促進事業の実施について」
★ソニースタイル「定額給付金を使ってお得なクーポンキャンペーン!」
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