αレンズキャンペーンのおすすめ『SAL135F28』

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さて、今回のαレンズキャンペーンのソニーポイント7%特典対象からは残念ながら漏れてしまったんですが、それでもどうしてもおすすめしたいのが、こちらのSTFレンズです。先週末にちょっとだけ使ってみましたが、α77でSTFレンズを使うと、これがまたすごい威力。

α900と合わせると最強!とか言っていましたが、α77と使ってもかなり良い感じだと思います。

 

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さて、STFレンズって何だ?というところですがプロカメラマン馬場先生の話によるとソニーのαレンズにだけある特殊なもので、レンズの周囲にわざとぼけを綺麗にするための特殊な加工を施しているとかで、ぼけが異常に綺麗に出るレンズと聞いています。

その効果はもう誰がみてもわかるんですが、上が通常のズームレンズです。背景がぼけていますが、背景の点光源がわっかになっていてぼけの周囲に枠が見える感じです。

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それがSTFレンズにするとこうなります。まるで水彩画などのようにジワッとぼかしたような効果が出て、理想的な背景ぼかしができてしまう感じ。すごい威力なんです。

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その代わり、というか、機能はちょっと特殊になっていて絞り、フォーカスがマニュアルになります。絞りはオートにすることでカメラで制御することもできるんですが、STFレンズ独特のぼけを活用する際はF4.5~F6.7に絞りリングで調整をして、さらにマニュアルフォーカスで撮影をします。

マウントアダプターを使っても何を使っても、このレンズだけはオートフォーカスが効きませんのでとにかくマニュアルで撮影するしかないんです。

で、STFのぼけを最大限に活用するには絞り値をF4.5に合わせてマニュアルフォーカスを最短撮影距離にして、あとは被写体に近づいて、フォーカスが合うところをカメラ本体を前後させて探す、ということをするとのこと。(お客さん伝いでソニースタイル大阪さんの説明員さんからうかがった方法)

ま、そうやってマニュアルでフォーカスを合わせる必要があるので、ファインダー性能が高いα900だったらすごく使いやすいよ!という話だったんですが、なんのなんの。α77の有機ELファインダーも威力あるんです。

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 この写真ではライブビューで説明しますが、α77には「ピーキング表示」という機能があり、フォーカスが合ったところに色をつけてくれる、ということをしてくれます。範囲は大中小の3段階。色はホワイト、イエロー、レッドの3色を設定できます。

私は範囲小のイエロー表示にして使っているんですが、これがなかなか良いんです。範囲を中にしてしまうと盛大にピーキング表示が出てしまい、ひどいときは構図のチェックの邪魔になるくらいなんですが、範囲小にするとホンのわずかしか表示がでません。

↑この写真の場合だとモモちゃんの目のところのボタンに黄色いチラチラがわずかに出ているだけ。

このピーキング表示を使わなくても十分フォーカスが合っているところはわかるんですが、超微妙なフォーカス合わせのときはこれが重宝するんです。

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α350+SAL135F28 F4.5 1/400秒

それと、こういう花の写真なんですが、STFレンズの最短撮影距離は約87cmとなっていて、実はあまり寄ることができません。これでマクロ撮影ができたら最強!とか思えるんですが、近づくのはあまり得意ではないんですね。

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α77+SAL135F28 F4.5 1/500秒 露出補正+0.7EV

ですが、これ、α77で撮った、うちの近所で狂い咲いてしまった桜の花なんですがだいぶ寄ってますよね。これはα77のスマートテレコン機能を使って撮影しているんです。

135mmのレンズなのでAPS-Cの場合35mm換算で202mmになります。そこからさらに最大2倍のテレコン状態にすることができるので400mm相当のレンズとして使えるんです。

スマートテレコンと言っても要はトリミングをしているだけではあるんですが、それでもα77は2430万画素もあるので多少寄るくらいで画素が目立つなんてこともありません。最大に寄っても6Mサイズでの撮影ができるんです。

α77と組み合わせて使うSTFレンズはかなり良い感じかもしれません。

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α77+SAL135F28 F4.5 1/320秒 露出補正-0.3EV

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α77+SAL135F28 F4.5 1/400秒 露出補正-0.3EV

ピーキング表示がでるのはエッジ部分なので、こういうときは歯の輪郭に合わせるか、もしくは自分の見た目で葉脈にフォーカスを合わせます。2通り撮ってイメージに近い方を使う、ということをしています。こういう写真はマニュアルフォーカスならではです。

α77の有機ELファインダーの威力ってすごいなぁ。。。

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α100+SAL135F28 F4.5 1/3秒

イルミネーションの撮影などをしたときも、STFレンズだとこういう風に独特のぼけ方をしてくれます。こういう写真が撮れるのはソニーのαだけ。ちょっと変わった写真をSTFレンズで挑戦してみては?

 

販売価格は147,000円です。AV商品10%オフクーポン+5%オフクーポンを使うと22,050円のお得になります。通常なら14,000~15,000円のワイド保証料が10月31日15時までは無料で付いてきます。来週いっぱいまでは36,050円ほどのお得になります。

ソニーポイント7%特典がなくても今が買い時です!

 

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★ソニーストア STFレンズ「SAL135F28」のご案内はこちらから

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☆αレンズ特集「SAL135F28」作例集はこちらから

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☆αレンズ特集 プロカメラマン桃井一至が語るαレンズ第一弾STFレンズ編

 

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