Xperia Z4 Tabletでアクションカムの動画を編集
こんにちは、店員佐藤です。
今回はアクションカムの動画編集をタブレットでやってみた、という話なんですが、これすごいんですよ。なんかタブレットで編集作業をすると思うと操作が難しそうに思えますが、アプリがすごいよく出来ているんです。
それなりに時間と手間をかけた方が良いものが出来るのですが、手間をかけたくないときは「ハイライト動画編集」。すごく良い画が撮れてしっかり編集したいときは「Action Cam App」という使い方ができます。
はっきり言って、これはPCでの編集ではできない使い勝手です。アクションカムをお持ちの方は是非、おつきあいください。
さて、話の始まりは先週まで店頭で行っていたタイムラプス撮影セミナーでした。セミナーの中では「アクションカムでもタイムラプス撮影はできるけど、それを編集するソフトはソニーからは出ていない」という話をしていたんですが、お客様から「あれ?そうだったっけ? 確か合ったと思うだけど」というお声をいただいています。
PlayMemories HomeやPC用のアクションカムソフトにはそういう機能が実装されているのは知らなくて「後で調べてみます」ということで宿題になっていたんですが、その後、調べてみたら、ありました。
なんと、スマートフォン、タブレット向けに提供されている無料アプリで「Action Cam App」がそれでした。今年の9月のアップデートでタイムラプス動画の編集機能が搭載されていました。
こちらが「Action Cam App」のホーム画面で、確かに「タイムラプス作成」というボタンがあります。
まさか、PC用のソフトではなくAndroidタブレットに機能が搭載されているとは。。。というか、タブレットのアプリで動画編集なんて私はしたことがありません。思い込みも激しかったんですが、タッチパネルで動画編集なんてできるわけないじゃない、とか、思い込んでしまっていたんですが、これをきっかけに使ってみると、これがなかなかイケてるんです。
というか、PCの動画編集というとじっくりと腰を落ち着けてパワーのあるマシンで長時間かけて作業をする、というイメージですが、タブレットでこれができると、通勤途中でもどこででもちょっとずつ編集作業ができるんです。やってみて驚きました。
動画編集というと、時間も手間もかかるし、今度休みの日に時間を作って。。。とか、考えてしまうですが、これならスマートフォンで片手でちょこちょこと作業が可能。
あ、脱線しましたがタイムラプス動画作成、簡単でした。アクションカムのインターバル撮影で動画を900枚くらい撮影をします。それを「Action Cam App」で取り込みます。
900枚の写真を取り込むのではなく、アプリ上では「1グループ」として素材をひとまとめで扱ってくれるので、その塊を取り込むだけ。
あとはそれをタブレット上で動画変換させるだけです。720pと1080pの2つの解像度が選べて、BGMもタブレットに取り込んだMP3楽曲などを自由につけることができます。
完成させられる動画は30秒のものになり、たくさんの素材を用意しても完成品は30秒になるようにデータを間引きされます。
アクションカムのインターバル撮影2秒で1100枚の静止画を撮り、それをBGM無しでタイムラプス動画にしたものがこちらになります。
すごいですね。PC無しでアクションカムとタブレットだけでタイムラプス動画を作成できてしまいました。
お見それしました。これなら旅先でもPCを使わずにその場でタイムラプス動画を作ることができます。スマートフォンなどでもこれは使えるし、これはすごいなぁ。
感動してしまいました。
で、せっかくタブレットでの動画編集のきっかけを作れたので、それ以外の動画編集機能も試してみました。
まずはこちら。PlayMemories Mobileから起動できる「ハイライトムービー機能」です。2015年モデルのアクションカムに搭載されている機能になります。
これはスマートフォン、タブレットとアクションカムをWiFiで接続して使うアプリです。画面上ではタブレットの操作をしているように見えますが、あくまでもリモートコントロールしているだけで実は編集はアクションカム本体で行っています。
そのため編集作業中はずっとタブレットとアクションカムを無線通信させ続けておくことになります。また、回線が切れるとそれまでの編集設定作業はすべて消えてしまうので、量の多い動画の編集の時にはちょっとしたコツが必要になります。
BGMは本体に入っている8種類の中から選びます。試し聞きができないので適当に選ぶことになるんですが、PCと接続して専用ソフトを使うことで8つのスロットに自分で好きな曲をMP3などで入れ替えることが可能。
AKB48でもテイラー・スウィフトでも、テンションの上がる曲を先にアクションカムに入れておくのがオススメ。
ビデオ音声とBGMのミックス具合も調整ができます。
これで、あとはアクションカムの中から気に入ったシーンを抜粋して、自動編集をさせます。ファイルが50コ以内ならフォルダごとまるごと指定することもできます。
先日の東京マラソン下見ウォーキングのビデオは実はこの編集で作っています。BGMは4番あたりを使って11月1日と11月3日と2日にわけて撮影をしているのですが、2日分のフォルダを指定して、あとは自動で編集出力してもらっただけなんです。
アクションカムの自動編集だけでここまで出来ちゃうってスゴくないですか!? 自分で言うのもあれなんですが割と良いシーンばかりチョイスしてくれています。
すごい、優秀。
出力には10分程度かかるのですが、完成したファイルはアクションカムの中に出来ているのと、コピーしてすぐにスマートフォン・タブレットで見ることもできます。
キャンプの時など、遊んでいるときに撮影をしておき、最後の片付けが始まったところで全部まとめて選択してハイライトムービー作成をしてしまえば、帰り道に編集が終わって動画作品の完成品がBGM付きで見られるようになります。
さすがにこういう
ことはPCではできません。すごいぞ、アクションカム。
これはハイライトムービー機能を搭載したFDR-X1000VやHDR-AS200Vと、PlayMemories Homeをインストールしたタブレット、スマートフォンで使える機能になります。
で、話は再び「Action Cam App」へ戻ります。こちらのアプリはハイライトムービー機能というアクションカムの中にある機能を使うのではなくて、データをタブレットやスマートフォン側に持ってきて、アプリの中で編集することになります。
ホーム画面には「取り込み」と「動画作成」と「タイムラプス作成」の3つのボタンがあるだけなんですが、画面下にプロジェクトが並んでいます。この大きなアイコンが編集設定を記録したプロジェクトファイルになっていて、ここを開いて動画編集の設定をしていくことになります。
まずは動画の取り込みからなんですが、ここはさすがにじっくりと時間がかかります。また、タブレット、スマートフォンの内蔵メモリーにデータを移すので、それなりにメモリーに空きが必要かもしれません。
いざ、動画編集を始めるとこの画面になります。上にあるのが編集画面で中段にあるのがタイムラインになっていて、ここを指で左右に動かすとシーンが変わっていきます。
下段にあるのが編集ボタンで左から「素材追加」「ワンシーン拡大編集」「動画カット」「再生速度編集」「上下反転」「左右反転」「削除」というボタンになってます。
これだけで動画編集はできます。残念ながらテロップを入れたりシーンの変わり目をディゾルブにしたり、ということはできないのですが、基本的なカット編集はこれだけでOK。
BGMもアクションカムに入れる必要は無く、タブレットの中に入っているMP3楽曲を利用することが可能。
ちなみに上限反転機能はアクションカムにあるフリップ機能です。撮影時に私はいちいちフリップ機能のオンオフをして撮影していましたが、そんなことをしなくても後から編集で簡単に上下入れ替えができるなら、そんなことしなくて良かったのに。。。
で、このアプリの一番すごいところは編集時間がずーっとモニターして見られるところ。
編集のコツとして編集で使うシーンを全部タイムラインに並べてしまうんです。楽曲をみると曲の長さが書いてあるので、この曲は4分31秒だから、タイムラインに並んでいる映像を4分31秒まで短く詰めていけばいいんだな、という目安ができます。
あとはその時間に向けて、とにかく無駄なシーンをさがして切っては削除、切っては削除の繰り返しで編集作業をしていくんです。
編集作業の途中でアプリをやめてもそれまでの設定作業は全部残っています。また後でアプリを開くと編集作業の続きができるようになっているんです。
これだったら通勤途中とか家で時間が空いたときにちょっとずつ編集作業を進めていくことができます。
なるほど、タブレットやスマートフォンで行う動画編集ってこういうスタイルなのか。よく出来ているなぁ、と、一体、何回感心したことか。
編集作業が終わったら最後に書き出しを行います。出力は720pと1080pが選択できます。オープニングとエンディングにはアクションカムのCMなどでみる、あの「ピロリン」という映像がつけられます。2タイプ用意されていてFDR-1000VとHDR-AS200Vの映像とどちらかを入れられます。
これであとは書き出しです。タブレットに動画データはできているので、あとはムービーアプリなどで見るだけ。
私が半日で手動で編集した動画がこちらになります。(BGMは著作権の絡みもあるのでPCの動画編集ソフトで消してしまいました。)
自動で編集したものと違って、私がピックアップした走っているシーンだけを残した動画にできました。
これがタブレットだけで編集できちゃうんです。アプリを今まで使わなかったことが悔やまれます。4K動画などの高画質編集は別としてスマートフォンやタブレットで見たり、YouTubeやFacebookにアップロードする動画だったらこれで全然OKですよ。
うわー、これでますます、アクションカムの利用シーンが増えてきそうです。
店頭でいつでもデモができますので、いまいちイメージがわかないんだけど。。。という方は当店までお越しください。このアプリだったらすぐに使える様になりますよ。
アクションカム FDR-X1000V |
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ストア価格:55,880円+税 | |
ソニーストア長期保証選択: ・5年ワイド:5,000円+税 ・3年ワイド:3,000円+税 ・5年ベーシック:3,000円+税 ・3年ベーシック:無償 |
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発売日:2015年3月13日 | |
ソニーストア購入特典: 3年ベーシック無償 |
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テックスタッフ店頭購入特典: 長期保証半額クーポン AV商品10%オフクーポン プレゼント中 開店2周年記念ソニーオリジナルポーチプレゼント オータムフェア特典購入プレゼント(詳しくは店頭にて) |
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アクションカム HDR-AS200V |
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ストア価格:37,380円+税 | |
ソニーストア長期保証選択: ・5年ワイド:4,000円+税 ・3年ワイド:2,000円+税 ・5年ベーシック:2,000円+税 ・3年ベーシック:無償 |
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メーカー商品情報ページはこちら 製品サポートページはこちら |
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発売日:2015年3月13日 | |
ソニーストア購入特典: 3年ベーシック無償 同時購入でアクションカム専用ペリカンケース26,800円+税 |
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テックスタッフ店頭購入特典: 長期保証半額クーポン AV商品10%オフクーポン プレゼント中 開店2周年記念ソニーオリジナルポーチプレゼント オータムフェア特典購入プレゼント(詳しくは店頭にて) |
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アクションカム HDR-AZ1 |
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ストア価格:31,380円+税 | |
ソニーストア長期保証選択: ・5年ワイド:4,000円+税 ・3年ワイド:2,000円+税 ・5年ベーシック:2,000円+税 ・3年ベーシック:無償 |
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発売日:2014年10月24日 | |
ソニーストア購入特典: 3年ベーシック無償 |
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テックスタッフ店頭購入特典: 長期保証半額クーポン AV商品10%オフクーポン プレゼント中 開店2周年記念ソニーオリジナルポーチプレゼント オータムフェア特典購入プレゼント(詳しくは店頭にて) |
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