RHT-G1000の究極セッティング

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明日から(正確には今日から?)スタートするグランツーリスモ4のオンライン実験バージョンに向けて、本日、店員コトー君と特訓をしつつ、ドライビング環境のさらなるセッティングの煮詰めを行いました。


見つかりましたよ。究極のドライビング環境が!!




はっきり言って、ドライビングチェアの調節なんてすぐできちゃうし、BRAVIAの画質なんかも、ちょっといじれば良い画が簡単に出ちゃうんですよ。以前も言いましたが、リアプロ映像の立体感、奥行き感は他のプラズマ、液晶にはない究極映像です。


グランツーリスモにはこれしかありません!!


が、もうちょっとセッティングを煮詰められないの?って思うのが、シアターシステムスタンドの「RHT-G1000」です。


音はいじればいじるだけ変わっていくので、答えがなかなか出てこないというか、目に見えないだけに、自分の耳だけを頼りにする部分があり、結構難しいんですよね。


で、今回はよりサラウンド感をドライバーが強く感じられるようなセッティングを目指して、いじってみました。


 


まず、最初はこんな感じ。これ、何をしているのかといえば、RHT-G1000の中にはスピーカーが左右2個ずつ、4個入っており、近くで音を拾うと、前面に出ているものと、左右の側面に出ているものと2方向、左右あわせると4方向に出ているみたいなんです。


なので、その側面側のスピーカーをこうして、分離させることで、サラウンド感が向上しないか!という実験です。


もともと、RHT-G1000はフロントだけでサラウンド感を出してくれるし、スイートスポットもかなり広く、1.2mから向こうは全部ストライクゾーンみたいな感じではあるんですが、その広範囲のスイートスポットを崩して、狭い範囲しかスイートスポットがなくても、より強烈なサラウンド感を味わいたい!っていうのが今回の狙い。


この方法だと、部屋全体の広がり感はあるものの、指向性はちょっと損なわれるみたいです。



こうやって、板を大きくしてみてもあまり効果は上がりません。


ちなみに、店員コトー君と交代でライセンスを取りながら、あいている方がいろいろセッティングを変えてみる、ってことをやっています。



で、結果から言って、究極のセッティングはこんな感じです。側面に出る音を反射させて前に持ってきてしまう方法です。


フロントサラウンドのS-Forceは反射音を利用せずにサラウンド音声を作り出しているので、本来はこんな反射板とかは必要ないんですが、これはより、前方のドライバー席にサラウンド音声を集約させるためのセッティングです。


これをやると、ドルビープロロジックIIから生成されるリア音声がさらに鋭い指向性で後ろから聞こえてくる感じになります。これで本当にフロントサラウンド?って感じです。



大体の方向性が決まったところで、次はドライバーチェアの位置です。いろいろ耳で試しながら10cmずつ、移動させたりして、一番効果のある距離を探していきます。


 


近づけてみたり、遠ざけてみたり。。。説明書によると1.2mから先がスイートスポットってなっていますので、その1.2mから探してみたんですが。。。



一番、効果が高いのは耳の位置が、RHT-G1000のスピーカー面から1.7m離れたところでした。


これはスピーカーからの距離というよりも、高さによるところもあるのかもしれません。RHT-G1000の前面スピーカーは上に載る大画面テレビの画面の高さに合わせるため、11度、上向きにスピーカーが取り付けられている、という話を聞いたことがあります。


なので、その11度上向きのスピーカーの向きと、1.7mの試聴距離というのが交差するのがここなのかもしれません。


普通にドライブするよりも、かなり指向性のあるリアサウンドがこれで楽しめます。ただし、本来はとても広いRHT-G1000のストライクゾーンは犠牲になっているので、このドライビングシートから離れると、いつものサラウンド感がちょっと弱まるかも。


大きめの反射板と、1.7mの視聴距離が、今回のグランツーリスモ4、ドルビープロロジックIIサラウンド体験の当店的究極セッティングです。


あとは、車種によってサラウンド感が異なるというか、多気筒エンジンの方がサラウンド感が出るような気もします。一番エンジン音にサラウンド感があるクルマ選びも、セッティングのウチです。グランツーリスモに求めるのはスピードだけではないんですよ。こういうリアル感を追い求めても良いじゃないですか!(一番効果が高いレースはダート系の様です。)


さぁ、あとは扇風機も持ってくるか!!



ちなみに、50型のワイドリアプロテレビの画角もかなりこれでマッチしていて、道路の距離とかサイズ感がかなり現実に近いモノがあります。運転に慣れてくると思うんですが、若干、グランツーリスモの画作りで車高が高く感じられるんですけど、これはゲーム性を優先している、って事なんでしょうね。


あんまり車高が低いと、目線が低すぎてコーナーが見づらくなり、ゲームがつまらなくなってしまいますからね。


 



この後、スゴ録に録画してあるサラウンド番組とかも試してみたんですが、このスイートスポットのサラウンド感はゲームだけでなく、通常のサラウンド番組でもすごいモノがあります。


今週、デジタルWOWOWで「亡国のイージス」とか録画しておいたんですが、ハープーンミサイルが飛んでいくシーンで、頭上を通り過ぎたミサイルが通り過ぎた後に右後方に向きを変えていく音とか、フロントサラウンドだけで、わかってしまうんですよ。


こういう画面の外の出来事というか、映っていないところの描写はサラウンド環境でなければわかりません。それを、ズバッとわからせてくれるには、このセッティング、かなり良いかも!!


 


さぁ、これで「RHT-G1000」のセッティングも完璧です。明日はグランツーリスモ4の通信対戦開始日でもありますが、サラウンド番組の効果の高い見本探しとかも時間をかけてやってみたいなぁ。。。


 


SONY ホームシアター G-1000
店員佐藤オススメ! インテリアとサラウンドを両立するならコレです!コレ!

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