【レビュー】新世代のスタンダードサウンドバー『HT-S400』ショールーム実機レポート
5月21日発売予定のサウンドバー「HT-S400」がソニーストア銀座にて先行展示されています。実機の様子を拝見させてもらってきましたので、レポートしたいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
液晶テレビの音質を補完するサウンドバー製品はソニーからも多数発売されていて、しかも割と頻繁にモデルチェンジもしていきます。テレビの買い換えと一緒に導入される方は割と多く、このモデルも50型前後のモデルをターゲットに開発された製品となります。
ソニーのサウンドバーは製品として現時点で5製品がラインナップされていて、それぞれのクラス分けは下記の通りとなります。
ソニーストア価格 | eARC対応 | サブウーファー | |
HT-A7000 | 176,000円 | ○ | 内蔵+オプション |
HT-G700 | 74,800円 | ○ | 別途付属 |
HT-X8500 | 52,800円 | ○ | 内蔵 |
HT-S400 | 41,800円 | × | 別途付属 |
HT-S200F | 27,368円 | × | 内蔵 |
当店でご案内するときは主に上記の様な違いでご案内をしています。サウンドバー自体をみるとスリムなんだけど別途大きなサブウーファーが必要だからナー、というのは昔の話で、今はサウンドバー自体にサブウーファーを内蔵しているモデルもあります。
もちろん、別途用意されてウーファーがあった方が重低音が鳴るのですが、マンションなどにお住まいでそれほど大きな音が出せないので低域の音がある程度鳴るのであれば、それで充分、という方なら、問題はないかと思います。
我が家も今使っているのは「HT-X8500」を使わせてもらっています。
今回発売される「HT-S400」はサブウーファーが付属するモデルで、eARC対応ではないモデルとなっています。
はて、ARCは聞いたことがあるけど「eARC」ってなんでしたっけ? これはARCの上位規格でより高音質な音声が楽しめる規格になっているもの。HT-X8500が発売になった際に、今後はすべてeARC対応になるかと思いきや、HT-X8500の発売以降で初めてARCのみの対応モデルが発売されたことになります。
「ARC」と「eARC」の違いについてはソニーサイトで詳しく説明されています。
簡単に説明すると、ARCとはテレビからの音声信号を受けとる規格で、これのおかげで、BDレコーダーやPS5などのゲーム機をテレビにつないでも、サウンドバーにつないでも音が出るようになっています。
ですが、ARCでは対応している音声フォーマットが基本的なものしかなく、非圧縮の5.1ch / 7.1chや、HDオーディオ(Dolby Atmos、Dolby TrueHD、DTS:X、DTS-HDなどの高音質フォーマット)などはテレビから伝送されません。
eARC対応のテレビ、ホームシアターシステムの接続なら、これらの高音質フォーマットも高音質で楽しめる、というものになります。
eARC対応のものでなくても2chステレオなどにダウンコンバートしてテレビからARCで伝送されるので音声が出ない、ということはありません。これらの音声フォーマットのことがよくわからない、という方は、普通に楽しめる様にはなっています。
なので、eARCのコトをご存じで、これらの高音質フォーマットをちゃんと楽しみたい、という方は「HT-X8500」以上のモデルを狙い、そうでない方は「HT-S200F」「HT-S400」などを視野に検討されても良いかと思います。
このモデルの相性が良いのは2021年モデルのブラビアです。ブラビア「A90J」「A80J」「X95J」「X90J」「X85J」「X80J」シリーズと接続するとブラビアのクイック設定からサウンドバーの操作が可能。
まるでテレビのスピーカー設定を操作するかの様に「HT-S400」を使うコトができます。
昔のAVシステムの様にテレビとオーディオ製品を別々に電源を入れて操作する、という必要もなく、今はHDMI接続により、テレビの電源を入れると自動でサウンドバーの電源も入れてくれるし電源を切るときもテレビを切れば周辺機器はすべてオフになります。
サウンドバーの存在を意識することなく操作できるんですが、ナイトモード、ボイスズームモードなどもテレビのメニューから操作ができるのは純正感がかなり高まります。
2021年モデルのブラビア以外のテレビと接続する際も、こんな簡単そうなリモコンが付属します。これもよく考えられていて、ボイスモード、ナイトモード、サブウーファーの音量、消音機能という、使用頻度の高い機能だけが並べられています。
サウンドフィールドのオン/オフというボタンもあるんですが、これがなかなかの効き目。
サウンドバーの真ん前の特等席で聞くと、スピーカーが前方にあるだけとは思えない、完全なサラウンド音声が体験出来ます。
こうしたフロントサラウンドについては、枯れた技術というか長年ソニーさんも製品として作っているので、すでにやりきった技術と言えます。昔の様に「これはサラウンドなんだ!」と思い込むとそう聞こえるし、冷静になると前方のスピーカーから鳴っている様に聞こえる、とか言うレベルのものではなくなっています。
え、今時のフロントサラウンドってこんなことになっているの!?という体験をさせてもらってきました。
「HT-X8500」ではランプのみで動作状態をモニターするとなっているのですが「HT-S400」には情報量は少ないモノの文字表示が出るので、HT-S400の状態がわかるようになっています。
今ってナイトモード(夜の視聴に向いた音量が抑えられるモード)になってるんだっけ?というときもボタンを押すと、状態が表示されます。これはナイトモードがオンになっているときですね。
これだけで安心して使える様になります。2021年モデルのブラビアでなくても、それなりに使いやすい設計がされていました。
サブウーファーは割と大きめのサイズのものが付属します。さすがソニーストア銀座さんというか、ディスプレイ展示する際に、こうしてサブウーファーと同じ大きさのローボードを選ぶとショールームチックになりますね。
テレビを買い換えて、サウンドバー「HT-S400」も追加購入しよう、ついでだからテレビ台も買い換えよう!というときはサブウーファーのサイズ(幅192mm×高387mm×奥行400mm)をメモってから探しに行かれると良いかも。
サウンドバーは50型テレビとサイズ的にマッチするように設計されています。50型のテレビをお持ちでとりあえず、テレビの音声をパワーアップしたい、もっと良い音でテレビを楽しみたい、という方は是非、ご検討になってみてください。
サウンドバー HT-S400 |
ソニーストア価格: 41,800円税込 |
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発売日 | 2022年5月21日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証サービス | 5年ワイド:4,400円(税込) 3年ワイド/5年ベーシック:2,200円(税込) 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 24回払いまで分割払手数料【0%】 |
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テックスタッフ 店頭購入特典 |
3年ワイド保証半額クーポンプレゼント テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
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【比較検討したい上位モデルはこちら】
サウンドバー HT-G700 |
ソニーストア価格: 74,800円 税込 |
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発売日 | 2020年6月13日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:6,600円 3年ワイド/5年ベーシック:3,300円 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 24回払いまで分割払手数料【0%】 |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
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