Gレンズで野鳥を撮ってみたかった!

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こんにちは、店員佐藤です。土曜日の樹氷ハイキングの話よりちょっと先に、日曜日の野鳥撮影の話をちょこっと。。。

今回、樹氷ハイキングにあたり、α900を無理言ってソニーさんからお借りしてきたんですが、ついでに70-300mmのGレンズもお借りしています。Gレンズはさすがに樹氷ハイキングにはもっていかなかったんですが、せっかくお借りしているのでこのまま返すのはもったいない。。。ということで、日曜日に、近所の野鳥園へ行って参りました。

 

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東京・練馬にある光が丘公園の中にある野鳥園。前回来たときはガラガラにすいていたんですが、今回は駐車場が満車になっていて、入場するのに時間がかかるし、何があるんだろう?とか、思っていたらどうやらフリーマーケットが開催されています。

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なるほど、こういう行事があるときは駐車場もかなり混むんですね。1日がかりで野鳥園で遊ぶときとかは、やはり電車か自転車でくるようにした方がよさそうです。

せっかくなのでフリーマーケットで物色してみたところ。。。

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こんな双眼鏡が1,000円で売っていたので買ってしまいました。ウチにある手ぶれ補正機能搭載の双眼鏡はちょっと重いのと壊れているのもあって、なにか手軽な双眼鏡が欲しかったんです。双眼鏡って新品で買うと高いし、ラッキーです。

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バードサンクチュアリーに来てみると、こちらも昨日は混んでいました。用意されている地上望遠鏡はどれも全部使用されているみたいです。時間帯もあるんですが、午後はこうして陽があたってポカポカしていることもあって、人出が多くなるのかも。

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さて、今回持ってきたのはこの二つのα。α900(左)には70-300mmのGレンズを装備。α350(右)には18-250mmの高倍率ズームレンズを装備しています。

カメラもレンズも違うので直接対決という風にはならないわけですが、α900のセットはこれ一式で427,225円。α350の方は144,480円になります。その価格差、3倍。

では、ちょっと試してみましょう。

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今回は妻に鳥探しをお願いして、野鳥が見つかったら私がα900とα350をとっかえひっかえ使って鳥比べ。。。違った、撮り比べをする作戦でいきます。

で、ついていないもので。。。

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これ、何の写真かというと、カワセミが水に飛び込んでいるシーン。こういう決定的なシーンをα900で撮影できればよかったんですが、今回、こういうシーンがあるのって、全部α350を使っているときばかり。運がありませんでした。(T_T)

ということで、先に今回、α900で撮影できた新しい鳥さんを紹介です。

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モズ、モズと呼ばれていたんですが、本当のモズは羽がもっと黒いみたいなので、これはアカモズという鳥みたいです。かなり離れている場所を撮影しているんですが、思い切りトリミングしています。

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こちらは「ハクセキレイ」です。その場で教えてもらっていたのは「セキレイ」という名前でした。返ってきてから野鳥図鑑を見てもセキレイという名前では掲載がなくて困っていたんですが、正式には「ハクセキレイ」という名前のようです。冷たい水に入って行水しています。

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そして前回に続いてカワセミです。これは水に飛び込んだ直後のシーンなんですが、口になにか小魚を加えています。こんな周りはマンションだらけの都内で見られるシーンとは思えません。

妻も、このカワセミが大好きでカワセミが出てくると、鳥探しではなく、カワセミをずーっとウォッチしているだけになってしまいます。もっとこれをトリミングすることもできるんですが、これよりもっとトリミングしてしまうとドットが見えてきてしまいます。このトリミングで画面サイズを1/9暗いにしている感じです。

画面いっぱいに映る鳥の写真を夢見ていたんですが、どうやら70-300mmの望遠Gレンズをもってしても、全然、倍率が足りないみたいです。α900とGレンズが悪いわけではなく、向き不向きですので、もっともっと、望遠撮影が出来るレンズが必要みたいです。

ですが、せっかく、こうして持ってきたα900とα350です。映りの違いをちょっと見比べてみましょう。

 

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まず、1枚目は先週撮影しにきたときのα350とSAL18250での撮影です。これもかなりトリミングしています。これ以上トリミングするとドットが見えてきてしまう、というところです。50mくらい離れているスズメ大の鳥さんの映りです。 

 

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これはα350に、今回持ってきたGレンズ「SAL70300G」を装着した写真です。どうでしょう。見比べてみると違いは一目瞭然ですね。背景のボケが全然違います。すごく自然にふわっとぼけてくれています。

これが普通のαレンズとGレンズの違いなんですねぇ。

SAL70300Gをこうして屋外で使うのは初めてなんですが、超音波モーターを使っているため、無音ですーっとフォーカスが合う様子はちょっと不思議。焦点距離が長いためなのか、フォーカスが合うまでにちょっと時間がかかる場合もあるんですが、コンパクトデジカメみたいに行ったり来たりしてフォーカスがあうのではなく、フォーカスがあっているところに向かってスーッと吸い込まれるようにピントが合うのが気持ち良いですねぇ。

そして、α900での撮影が次の1枚です。

 

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撮り比べ方がよくわからなかったので、可能な限り設定を合わせてあります。絞り優先でF5.6にしてISO感度が200です。

微妙な違いなんですが羽の模様まで見られる感じでα900の方が微妙に表現力に優れていると思うんですが。。。比較対象が1420万画素のα350なので、画素的な差はあまり出ないですかね? これが1020万画素のα200、α300との比較だったらもっと解像度の点で大きく差がでるのかも。

 

さて、そんなわけで野鳥撮影なんですが、ボディの差というのはあまり感じないまでもレンズ描写の差がものすごく大きく出ることがわかりました。

そういえば周りをみると。。。 

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こんなものすごい大きさのバズーカみたいなレンズを持ってきている人もいらっしゃるし。。。

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こちらはレンズのところにビクセンという望遠鏡メーカーのロゴが見えます。フィールドスコープという地上望遠鏡にアダプターをつけてデジタル一眼レフのレンズにしてしまっている方もいらっしゃいます。

そう、この現場で試してみるとわかるんですが、備え付けのフィールドスコープで見ると、野鳥がどれも視野いっぱいに見られるくらいの大きさで目に映るんです。

それがデジタル一眼レフαのファインダー越しに見ると、小さな米粒みたいになっていて、それを後からトリミングで拡大しているという感じなんです。これは明らかにレンズをちゃんと野鳥用にそろえないと、というコトになるみたいです。

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α700をお持ちの方も見かけました。靴下でカバーをつけていますが、この独特のレンズキャップは「SAL500F80」というレフレックスレンズです。α700やα350で使うと750mm相当になる超望遠レンズです。

そうか、これくらいのものを持ってこないといけないのか。。。

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こちらは何気なく撮った野鳥園の土手で、距離にして5mくらいのところ。こういう写真をGレンズで撮ると、ものすごくシャープに撮れるというか、くるくる巻いているところをトリミングしまくっても最後まではっきりと拡大ができます。

背景も綺麗にぼけているし、こういう撮り方するのがGレンズの得意なゾーンってことなんです。

せっかくの望遠Gレンズなんですが、うまい作例が撮れず、失敗。。。またお借りすることができるときのために、もうちょっと接近して撮影できる場所を探しておきます。

 

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