Caputure One for Sonyが配信開始
フォトキナ2014で発表されたRAW現像ソフト「Capture One for Sony」ですが、すでにサイト上でダウンロードして利用することができました。
Phase Oneのサイトで日本語の案内ページでのダウンロードが可能になっています。
ソフトウェアサイズは615MB。ダウンロードの際にはメールアドレスと国の選択が必要になります。メールアドレスの着信確認などはないのでどんなメールアドレスの入力でも大丈夫そう。
ダウンロード中にサイトを確認すると、RAW現像ソフト「Capture One Express」で利用できる対応ソニーカメラの案内もあります。
「Capture One Express」は有料のソフトウェアなのですが、ソニー製の対応カメラの場合は無料で利用が出来る、というアナウンスがされています。
こちらが対応カメラの一覧になります。α7シリーズを始めα99やα77 IIの名前が並びます。
ずらっと並んだカメラの名前にはソニーのデジタル一眼カメラ1号機「α100」の名前もありました。ということは、ソニーの"α"シリーズのカメラは全部対応ってことですね。NEXシリーズも初代のNEX-5の名前があったのでバッチリです。
サイバーショットについてはRXシリーズはもちろん、なんとDSC-R1まで対応するとのこと。ソニーがデジタル一眼カメラを発売する以前のサイバーショットまでフォローしてくれるそうです。
と、なると、今まで進化してきたソニー製のRAW現像ソフト「Image Date Converter」はここで開発終了とかになっちゃうですかね。カメラの機能がそのまま操作できる感じで私みたいな初心者にはわかりやすかったんですが。
さて、Capture Oneのインストールが終了しました。
初回起動時には上記の画面が表示されます。無料で利用できるのはExpress版のみ。Pro版はアップグレード料金を支払うことで格安に利用ができるらしいんですが、この画面が出たのが初回起動時のみで、ここでExpress版を選んだ私はPro版の確認ができずにいます。
サーバーエラーという表示なので、また後日見ることができると思います。そのときに内容を確認したいと思います。機能面の違いもわかりませんが、それまでにExpress版をある程度使える様になっておきたいところです。
【追記】
ホームページに「Capture One Pro(Sony用)」のアップグレードの案内がありました。23ユーロでPro版(Sonyカメラ限定)のアップグレードができるそうです。Express版との違いがわからないのでそれが安いのかどうか、判断がつかないかもしれませんが、Sonyカメラ縛りのないPro版が206ユーロとなっているので、相当な差があるようです。1ユーロ138円計算で3,174円と28,428円となります。これは安い!!
「Capture One Express(Sony用)」を起動した画面がこちら。RAWファイルを読み込んで1枚、1枚開いて現像します。一度に開ける写真データは12枚までとなっていました。
まずはクイック編集でパラメータをざっといじって、その後、各項目の詳細のタブを操作するという流れになっているみたいです。
はじめてこのソフトを使ってみましたが、独特のレベルカーブがあったり面白いですね。試しているのはα7Sの12Mサイズの写真ということもありサクサク利用できるかと思いきや、値が反映されるまではやや時間がかかるようです。
編集したイメージの出力時にファイル名を自動でつける機能もあるんですが、ファイル名に絞り値やISO感度、シャッタースピードなどのデータを記載することができるそうです。こういうの比較撮影するのには便利かも。
ヘルプはオンラインになっているのですが、こちらの説明は日本語での案内がちゃんと用意されています。チュートリアルビデオとかはすべて英語だったので使えなさそうに思えたんですが、ヘルプをざっと見たところではちゃんとした日本語になっていてわかりやすいし、これを見ながら操作を覚えれば、大体の操作は覚えられそう。
というか、そもそもRAW現像をすることってあまりなかったので、これで設定パラメーターの意味とか勉強して使いこなせるようになりたいですね。
ソニー製カメラをお使いの方はチェックしてみてください。
☆Phase One「Capture One Express(ソニー用)」のご案内はこちらから
☆ソニー報道資料『世界最大規模の写真・映像関連の展示会「Photokina2014」出展のご案内』
☆当店blog 14.9.16「ソニー報道資料に『Photokina 2014』出展のご案内」
☆当店blog 14.9.16「ソニーストアUKにて『SEL1635Z』が販売開始」
☆当店blog 14.9.16「『SEL1635Z』他、αアクセサリー新製品などが海外で発表に」
★ソニーストア デジタル一眼カメラ"α7s"のご案内はこちらから
☆当店blog 14.8.24「特別トークショー『福田健太郎が語るα7Sの世界 ~沖縄~』」
☆当店blog 14.8.9「”α7s”で撮る『2泊3日 木曽駒ヶ岳の天の川テント泊』」
☆当店blog 14.7.25「"α7"シリーズで撮る稲妻タイムラプス」
☆当店blog 14.7.18「α7sで撮る『孤独のグルメ・銀座編』聖地巡礼」
☆当店blog 14.7.9「"α7s"を持って虎ノ門ヒルズへ行ってきました」
☆当店blog 14.6.22「α7sで撮る夏至の『東京タワーライトダウン』」
☆当店blog 14.6.20「"α7s"で高尾山のムササビを探しに行ってきました」
☆当店blog 14.6.19「デジタル一眼カメラ『α7S』開梱レポート」
☆当店blog 14.5.25「デジタル一眼“α7S”イベント展示レポート」
☆当店blog 14.5.16「ISO409600の超高感度"α7s"発表」
☆当店blog 14.1.22「α7Rで撮る『三十槌の氷柱(みそつちのつらら)』」
☆当店blog 13.12.3「デジタル一眼カメラ『α7』『α7R』比較研究」
※α7本体を短期間だけですが使うことができました。当店店頭で比較のために使っていた写真作例を公開
☆当店blog 13.11.29「“α”レンズがお得に購入できる『αフォトライフサポート』」
☆当店blog 13.11.19「α7シリーズ スペシャルカタログの話」
☆当店blog 13.10.26「小澤忠恭氏の“α7”トークショーがYoutubeで公開」
☆当店blog 13.10.20「映像作家・貫井氏が登壇 特別体験会2日目レポート」
☆当店blog 13.10.19「New α 始動 特別体験会 イベントレポート」
☆当店blog 13.10.18「新型“α7”シリーズ 商品コンセプトの話」
※たまたま銀座ソニービルショールームで商品担当の方からお話を聞いたインタビューレポートです。必見です!
☆当店blog 13.10.17「α7R、α7 銀座ソニービルショールーム展示レポート」
☆当店blog 13.10.16「誰も作らなかったカメラ、フルサイズミラーレス『α7』シリーズ発表&発売」
Holly
2014年9月17日 @ PM 11:37
HELP→ライセンス情報→Expressの起動終了
でふり出しに戻れますので、再びProの体験版を選べるようになりますよ
バトルホーク
2014年9月18日 @ PM 10:19
インストールは、64ビットのWindowsに限られるようなので、ご注意ください。最初、デスクトップ機(Win7の32ビット)で試したら、ダウンロードはできますがインストールはエラーとなりました。VAIO Z(Win8.1の64ビット)では、インストールOKでした。
店員佐藤
2014年9月18日 @ PM 11:35
♪Hollyさん、こんにちは。
アドバイスありがとうございます。
できました! これで60日間、Pro版の体験版が使えます。
と、そのまえにExpress版を使い込んでから移行して
みたいと思います。
たったの3,174円でアップグレードできるならちょっとした
違いでもアップグレードしたくなります。どうせ”α”しか
使わないので正規版は必要ないですし♪
店員佐藤
2014年9月18日 @ PM 11:39
♪バトルホークさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
サイトが自動でこちらのOSを判断して64bit版を
用意してくれているのかと思いきや、そうではないんですね。
VAIOの場合はWindows 8搭載モデルからは64bit版しか
ないかと思うんですが、確かにWindows 7時代は初期に
32bit版がありましたね。