Xperia 1 Vユーザーは買い替えるべき? 3年で進化したXperia 1 VIIIを徹底比較

Xperia 1 VとXperia 1 VIIIの背面カメラ部を並べて比較した写真

2023年発売のXperia 1 Vから、2026年発売のXperia 1 VIIIまで3世代が経過しました。4K・21:9ディスプレイやPhotography ProのMRモードなど失われた機能がある一方で、カメラ、AI機能、Bluetooth接続、スタミナ性能は大きく進化しています。

今回はXperia 1 Vユーザー目線で、Xperia 1 VIIIへ買い替えると何が変わるのかを実機で比較してみました。Bluetooth送信出力最大2倍とか3年の進化はかなりのものがありますよ。

こんにちは、店員佐藤です。

スマートフォンの買い替えサイクルですが当店店頭で様子を拝見していると多くの方が2~3年くらいで買い替えをされています。もちろん、もっと長くお使いになっている方もいらっしゃいますが、当店をご利用になる感度の高い方だと早くて2年、多くの方は3年くらいの買い替えサイクルに思えます。

なので、今回発売の「Xperia 1 VIII」の場合は2023年発売の「Xperia 1 V」や、2024年発売の「Xperia 1 VI」からの乗り換えをされることになります。思えば2023年発売のXperia 1 Vから3世代が経過しています。

Xperia 1 Vは今でも完成度の高いモデルですが、毎年モデルチェンジでパワーアップしていくXperiaではカメラやAI機能、通信性能、スタミナ性能などに大きな進化が見られます。

今回は実際に両モデルを使いながら、3年間でどこが変わったのかを比較してみました。

 

■Xperia 1 VとXperia 1 VIIIの主な違い

  V VI VII VIII
発売日(SIMフリーモデル) 2023.7.14 2024.6.21 2025.6.5 2026.6.11
SoC Snapdragon 8 Gen 2 8 Gen 3 8 Elite 8 Elite Gen 5
本体幅 71mm 74mm 74mm 74mm
本体高さ 165mm 162mm 162mm 162mm
重量 187g 192g 197g 200g
16mm 4800万画素 ×
1200万画素
×
1200万画素
24mm 4800万画素
望遠 4800万画素 ×
1200万画素
×
1200万画素
×
1200万画素
望遠レンズ 85-125 85-170 85-170 70/140
テレマクロ × 2.1倍 MF 2.1倍 MF 1倍 AF
ディスプレイアスペクト比 21:9 19.5:9 19.5:9 19.5:9
ディスプレイ解像度 4K FHD FHD FHD
ディスプレイ輝度 1.0倍 1.5倍 1.5倍 1.5倍
OSアップデート 2回
13→15
3回
14→17
4回
15→19
4回
16→20
セキュリティアップデート 3年間
~2026.5
4年間
~2028.4
6年間
~2031.4
6年間
~2032
連続動画再生時間 18時間 36時間 36時間 37時間
搭載メモリ選択 1モデル 3モデル 3モデル 4モデル

.
まずはざっくりとした主な違いの一覧です。こうしてソニーショップの店員をしていると、毎年、新型モデルに乗り換えをしてしまうので、直前のモデルとの違いばかり気になってしまうんですが、振り返ってみると、Xperia 1 Vは最後の4Kディスプレイ搭載モデルでした。

翌年、Xperia 1 VIが4Kの21:9ディスプレイからFHDの19.5:9ディスプレイに変更された際は大きな話題になっており注目度の高いモデルチェンジになっています。当時の当店記事を交えて、まずはデザインの変化から紹介したいと思います。

 

■本体デザインの変化

Xperia 1 Vからの大きな変化点としてはXperia 1 シリーズで採用していた21:9の特殊サイズのディスプレイが19.5:9というアスペクト比のディスプレイに変更されています。(写真はXperia 1 VI発売当時のものを使用しています)

また4K解像度(3860×1644ドット)だったものがFHD+(2340×1080ドット)にダウングレードしています。4Kから2Kへ1/4のドット数に減っているのかというとそうではなくて縦解像度は元々4Kには足りなかったこともあり半分弱くらいになる感じです。

実際に4KディスプレイのXperia 1 V(写真左)と見比べてみても解像度が落ちている感じはありません。元々、4K表示しているのはYouTube動画、amazon prime video、netflixなどの動画再生アプリと写真閲覧アプリのみで、ブラウザ表示やホーム画面などは解像度をFHD+相当に落として表示させていた、というのもあります。

映画ソフトの再生で見比べてみるとシャープネス感が落ちる感じはあるんですが見比べないとわからないレベルとも言えます。それよりは画面横幅が大きくなっている分、表示されるドットは大きくなっていてアイコンや文字が10%ほど大きく見える恩恵もあります。

アイコンなどの並びを変更するアプリグリッドの数も変更になっています。21:9のXperia 1 Vでは7種類のアプリグリッドが選択できるのですが、19.5:9ディスプレイでは4種類になっています。もっとも4列表示とかアイコンを大きく表示できるようにしているのが従来モデルで、新型はアイコンがそもそも大きめになるので4列5行表示とかは必要がないのかも。

デフォルトではXperia Vが5列6行で、Xperia VI以降は5列7行になるため、初期設定のままで使う場合はXperia VI以降の方がホーム画面に表示出来るアプリの数は多いということになりそうなんですが、実際には検索画面がホーム画面下に常時表示されずホーム画面側に入れなくてはいけなくなっています。

ボディサイズも変更されており、横幅が71mm→74mmへ大きくなり、高さは165mm→162mmと短くなりました。

片手で握った時のサイズ感がやや太くなり、親指での操作が画面横方向の操作がしにくくなる感じはありますが、19.5:9ディスプレイをすでに2年以上使っており、すっかり慣れてしまいました。

それよりも表示される文字のサイズが10%ほどですが大きくなるため、コンテンツが読みやすくなり、そっちのメリットの方が大きいように感じます。それとディスプレイの「19.5:9」というのはiPhoneの多くのモデルで採用されているアスペクト比で、アプリやWebページのデザインがそれを狙っているところが多いという話も聞いています。

個人的には映画視聴を主目的にしていたスマートフォンから、日常使いを重視したモデルへの変貌、と受け止めていました。

 

■カメラは3年間でどう進化した?

Xperia 1 Vは世界で初めて2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T for mobile」を搭載したモデルでセンサーサイズも1.7倍に拡大されカメラ機能が魅力のモデルでもありました。

  Xperia 1 VI
2024年発売
Xperia 1 VII
2025年発売
Xperia 1 VIII
2026年発売
超広角センサー
(16mm)
1/2.5 12MP F2.2
Exmor RS
1/1.56 48MP F2.0
Exmor RS
広角センサー
(24mm)
1/1.35 48MP F1.9
Exmor T
望遠センサー 1/3.5 12MP F2.3-3.5
Exmor RS (85-170mm)
1/1.56 48MP F2.8
Exmor RS (70mm)

.
「Exmor T for mobile」の搭載を起点にしてXperia 1の暗所性能はフルサイズセンサー搭載デジタル一眼カメラ並みという触れ込みで案内されるようになったのですが、Xperia 1 Vでは24mmセンサーのみ大型センサーになっていました。

現在のXperia 1 VIIIでは16mmの超ワイドカメラセンサーも、望遠カメラセンサーも大型センサーに代わり、3眼カメラがすべてフルサイズセンサー搭載デジタル一眼カメラ並みの暗所性能になっています。

望遠レンズは「ペリスコープ」構造のレンズを採用しています。入射した光を90度横方向に折り曲げて、その光をセンサーに届けるのですが、このときに望遠センサーは縦に搭載する必要があり、望遠カメラの大型センサーを搭載するためにXperia 1 VIIIではカメラバンプが作られ、その厚みを利用して1/1.56型センサーを搭載しています。

さらに、この望遠レンズですが従来は光学ズームを採用し85~170mmの焦点距離となっていました(Xperia 1 Vは85-125mm)が、Xperia 1 VIIIでは70mm単焦点レンズになっています。搭載されているセンサーが4800万画素のものになっているので望遠切り替えをすると中央部分の約1200万画素をクロップして利用するため画質劣化の少ないズームが可能。70mm/140mmの望遠レンズとなっています。

 
Xperia 1 VII 10.3mm(85mm画角相当) F2.3 1/125 ISO40

光学ズーム式のペリスコープでは点光源のボケに、開口部のケラレが発生してしまい、やや不自然な形になっていました。


Xperia 1 VIII 16.2mm(70mm画角相当) F2.8 1/160 ISO125

最新モデルのXperia 1 VIIIでは自然な丸いボケがエフェクトなしで作られます。また望遠単焦点レンズになったこともあり、解像感も上がっています。


Xperia 1 VIII 16.2mm(140mm画角相当) F2.8 1/250 ISO32

また、望遠レンズを使って接写を行う「テレマクロ」機能も搭載されています。Xperia 1 Vでは24mm、16mmを使った接写しかできませんでしたが、Xperia 1 VIIIでは望遠カメラを使った接写が可能で、デジタル一眼カメラ換算で約1倍のマクロ撮影が可能。

最短15cmの距離まで寄って、望遠ズームいっぱいでの撮影ができます。撮影時にはオートフォーカスが使えるのと、タッチフォーカスにも対応しているので昆虫などの動画撮影なども可能になっています。

カメラ性能はXperia 1 Vの進化から始まり、年々アップグレードしていった感がありますね。

  V VI VII VIII
16mm 4800万画素 ×
1200万画素
×
1200万画素
24mm 4800万画素
48mm 1200万画素 ×
デジタル
ズーム

クロップ対応

クロップ対応

クロップ対応
望遠 4800万画素 1200万画素 1200万画素 1200万画素
望遠レンズ 85-125 85-170 85-170 70/140
テレマクロ × 2.1倍 MF 2.1倍 MF 1倍 AF
統合カメラアプリ Photography
Videography
pro
AIカメラアシスタント × × ×
AIカメラワーク × ×
RAWマルチフレーム × × ×

.
カメラアプリは大きく変わっています。Xperia 1 Vでは「Photography Pro」や「Videography Pro」「Cinema Pro」という3つのアプリが搭載されていて、それぞれの設定を独立させて使うことができましたが、Xperia 1 VIIIではすべてが統合された「カメラ」アプリに集約されています。

一部、機能としてなくなっている部分もありますが、移行しても基本的な機能は利用できるようになっています。

統合されたXperia 1 VIIIのカメラアプリはデフォルトがオートモード撮影のモードになるのですが、それとは別に「プロ写真」「プロ動画」というモードが用意されていて、こちらが「Photography Pro」や「Videography Pro」にあたるモードという感じです。

完全再現されているわけではなく「Photography Pro」では設定を記憶させることができる「MR(メモリーリコール)」モードがあったものがなくなっていたりしますが、設定値を変更したときにバイブ機能を使って「カチカチカチ」という感触を伝えてくれる演出などは残っています。

いくつもの設定をMRに記録することはできませんが、プロ写真に設定しておいたマニュアル設定は、アプリを再起動してもそのまま残っているので、普通の写真は「写真」モードにしておいて、流し撮りは「プロ写真」モードを使う、という設定はできそうです。

進化したポイントとしてはAIカメラ機能がふんだんに搭載されています。「AIカメラアシスタント」はXperia 1 VIIIで初めて搭載された機能で、撮影中にクリエイティブルックやボケモード、レンズ選択などの提案をしてくれます。

撮影後に加工するのではなくて、撮影前に設定変更を提案してきてくれます。それってあとから変更するのでもよくないですか? と、思われるかもしれませんが、実際に使ってみるとルックが変わることで撮影する画角も変わるし、よりクリエイティブな使い方ができるようになる、というのを先週末に体験してきました。

こちらは、渋谷スクランブルスクエアというビルから撮影したスクランブル交差点の写真です。Xperia 1 VIIIを向けたところでパラパラ漫画のようなカードが登場し「こんな風にしたら?」というのが提案されます。

そのまま撮ると普通に夜景なんですけど、色味やコントラストを変更してくれて、あ、こういう色味だったらもっと交差点の中央に目が行くからこんな画角にして、少しズームして・・・というようなことを撮影前に行えます。

なるほどー、使ってみないとこういうのはわからないものですね。平凡な写真しか撮れない私でも、普段は選ばない色味や構図を試すきっかけになりそうです。

  V VI VII VIII
Ultra HDR撮影 × ×
Ultra HDR表示
シャッターボタンスクショ ×
電源キー2回押しカメラ起動

.
「Ultra HDR」は当店ではおなじみのコンテンツですが、Googleが推進している新しいJPEGの写真フォーマットです。HDR対応機種で見た時だけキラキラしたUltra HDRフォトが楽しめます。

Xperia 1 Vも対応デバイスになっていて、表示することは可能。Ultra HDR撮影機能が搭載されたのはXperia 1 VIIからで、Xperia 1 VIIIでも引き続き対応しています。

先日からはInstagramへの投稿もできるようになったのでUltra HDRフォトの発信も自由度があがりました。


Xperia 1 VIII F2.8 1/30 ISO320 70mm画角相当 Ultra HDR

これはXperia 1 VIIIで撮影してきたUltra HDRです。ジンギスカンの看板がやけに明るく見えていたら、それはUltra HDRの対応デバイスです。Xperia 1 VでChromeブラウザを使ってこの記事をご覧になっている場合はUltra HDRになっていると思います。(スタミナモードだとHDR表示はされませんのでご注意ください)

Xperia 1 VIII 実機レビュー第4弾 InstagramでUltra HDR写真投稿を試すXperia 1 VIIIで撮影できる「Ultra HDR」フォトを実機で検証しました。HDR対応ディスプレイで見ると、ネオンや木漏れ日、玉ボケの輝きが通常の写真とは違って見える新しい写真体験です。 今回はInstagr […]

Xperia 1 VIIIに乗り換えると、こうしたキラキラ写真の撮影とInstagram投稿ができるようになります。

地味なところではシャッターボタンにスクリーンショットの撮影機能を割り当てできるようになっています。これは「設定」>「システム」>「ジェスチャー」の中に設定項目があります。

カメラアプリが起動していないときに、シャッターボタンを押すとスクリーンショットを撮影してくれるという機能で、ブラウザで表示しているホームページや、乗り換え案内で表示された乗り換え手順、地図表示などをパッと記録しておきたいときに使うと便利。

私の様にこうしてスクリーンショットで記事を書いている人間には超絶ありがたい機能になっています。

 

■スタミナ性能は別物レベル

ソニーさんのサイトには「最新Xperiaに乗り換えるとこんなに変わる!」というスペシャルコンテンツが掲載されています。こちらでXperia 1 VとXperia 1 VIIIを比較すると「連続動画再生時間」というのがけた違いに増えているのがわかります。

4Kディスプレイを廃止したことのメリットの一つがスタミナ性能の向上に大きく寄与している点も見逃せません。

  V VI VII VIII
SoC Snapdragon 8 Gen 2 8 Gen 3 8 Elite 8 Elite Gen 5
画面リフレッシュレート 120Hz固定 1-120Hz可変 1-120Hz可変 1-120Hz可変
ディスプレイアスペクト比 21:9 19.5:9 19.5:9 19.5:9
ディスプレイ解像度 4K FHD FHD FHD
ディスプレイ輝度 1.0倍 1.5倍 1.5倍 1.5倍
両面照度センサー × ×
処理性能の効率化 × ×
連続動画再生時間 18時間 36時間 36時間 37時間
SONY PICTURES CORE × ×

.
上記の表はすべてメーカーサイトのスペック表から拾ってきている数値なのですが、連続動画再生時間がVからVIになったところで倍以上の時間になっています。

バッテリー容量はXperia 1 IVから5,000mAhで頭打ちになっていて容量は変わっていませんが、ディスプレイの他、全体の省電力化でスタミナ性能は年々延びています。ディスプレイ表示の4K解像度をやめたのと、それと120Hz or 60Hz固定だったリフレッシュレートを1Hzからの可変レートにするなどの工夫もされています。

こちらは「PCMark」というベンチマークアプリを使って、当店で実機を使って計測したバッテリーのベンチマークテストの結果です。ブラウザ表示、写真編集、動画再生などの日常的な操作を繰り返して一定のディスプレイの明るさで動作させたときにどれくらいの時間使い続けることができるのかを計測しているのですが、圧倒的なスタミナ性能になっているのがわかります。

3年の進化はすごいことになっています。

史上最強SIMフリースマートフォン『Xperia 1 VI』の実機レビュー総まとめレポート6月21日発売の新型SIMフリースマートフォン「Xperia 1 VI」の実機レビューレポートの総まとめレポートをお届けします。 なんせ、5月15日の発表以来、ほぼ毎日「Xperia 1 VI」関連のニュースがあり、その […]

当時のディスプレイ関連についての実機比較レポートは上記の記事でご覧になれます。ご興味ある方は是非、ご一読ください。

 

■3時間の4K 60P撮影が可能

スタミナ性能の向上とともに発熱を抑えることもいろいろな方法で行っています。Xperia 1 Vもすでに発熱はかなり抑えられた機種でしたが、その後「ベイパーチャンバー」という機構も搭載しています。

これは中空になっている金属製のシートで中に液体を封入し、本体上部に搭載されているSoC(プロセッサー)で発生する熱を、熱が発生しない下部に逃がす役割を果たしています。

その効果は動画撮影時にも発揮されます。

おととしの話ですがその年の最高気温を記録するような猛暑日に埼玉県の熊谷でテストしてきて、気温40度近い高温環境の中で4K 60Pの撮影をXperia 1 VIで30分以上続けられた、という結果があります。

こちらは当時の26度環境で撮影テストした結果です。

   Xperia 1 VI   Xperia 1 V    Xperia PRO-I 
4K 120P撮影 25分くらい 10分くらい 7分くらい
4K 60P撮影 1時間以上 27分くらい 11分くらい
4K 30P撮影 1時間以上 1時間以上 16分くらい

.
そういえば昔は4K動画撮影をすると本体が熱を持ってしまって、撮影ができなくなることがありましたね。いつのころからが、全然気にしなくなっていましたが、こういう進化もありますね。

ちょうど今、気温25度前後になるので、新発売のXperia 1 VIIIでの4K 60P動画撮影の長時間録画テストをしてみました。留守の間にずっと撮っていたので最後はソフトウェア上の制限で止まったのか、発熱防止でとまったのかがわからないのですが、バッテリー残量が20%を切っていたので、もしかしたら電力的にセーブをしたのかもしれません。

自動停止した動画記録は2時間59分29秒でした。なんと、最新モデルでは3時間の4K 60P動画撮影ができます。

なお、バッテリーは80%→20%になっていたのと、動画の記録ファイルサイズは201GBにもなっていました。

Xperia 1 VIIIでは搭載メモリーを4種類から選択できます。ストレージにあたるROMに1TBという巨大サイズの用意があるんですが、こうした長時間の動画記録をして、データとして保存しておく必要があるケースだと1TBストレージの威力はありそうですね。これなら4K 60P動画が最大で12時間近く記録できる計算です。

 

■Bluetooth性能は劇的進化


※画像はXperia 1 VIIの製品案内ページより抜粋しています

Xperia 1 VではBluetooth規格 Ver.5.3の搭載でしたが最新モデルXperia 1 VIIIではVer.6.0を採用しています。Xperia 1 VIIからは送信出力が最大2倍になっていて、1台1台の端末ごとに法規制の上限まで電力を高めて出荷しています。

これにより、当店のテストでは通信距離が飛躍的に伸びているのと、混雑環境での通信の安定性が格段に良くなっていました。

Xperia 1 VIII 実機レビュー第6弾 WF-1000XM6でBluetooth通信170m超を記録Xperia 1 VIIIとWF-1000XM6のBluetooth通信はどこまで届くのか。直近4世代のXperia 1シリーズと3種類のワイヤレスイヤホンを使い、見通しのよい公園で通信距離を実測してみました。 結果は予 […]

Xperia 1 VIII 実機レビュー第7弾 渋谷スクランブル交差点でBluetooth安定性を実測公園で170m以上のBluetooth通信を確認したXperia 1 VIIIとWF-1000XM6ですが、本当に知りたいのは混雑した場所で音が途切れにくいのかどうか。 そこで今回は、金曜日夜の渋谷スクランブル交差点で実 […]

このときの通信距離テストの結果がこちら。

  WF-1000XM6 WF-1000XM5 LinkBuds Fit
Xperia 1 VIII
(2026年モデル)
170m以上 約27m 約85m
Xperia 1 VII
(2025年モデル)
170m以上 約27m 約85m
Xperia 1 VI
(2024年モデル)
約100m 約25m 約60m
Xperia 1 V
(2023年モデル)
約130m 約25m 約60m

.
公称では10mとなっているソニーのワイヤレスヘッドホンの通信距離ですが、まわりに障害物がなく見通しが良ければ、なんと100m以上での通信も可能。170m以上となっていますが、公園の見通せる直線距離が170mしかなかったので、そこまでしか計測ができませんでした。もうちょっと長い距離での通信もXperia 1 VIIIなら可能かもしれません。

 
Xperia 1 VIII(2026年モデル)

Xperia 1 V(2023年モデル)

WF-1000XM6
2.8回 12.6回

LinkBuds S
17.0回 19.5回

WF-1000XM5
12.8回 9.8回

 

渋谷スクランブル交差点を横断しながら、電波が途切れる回数を測定したところ、4回の通行で途切れた平均回数は上記の通りでした。

渋谷スクランブル交差点で計測したのは金曜日の夕方~夜という一番賑やかな時間帯を選んでテストしてきたんですが、想像以上の電波環境でした。私のいつもの生活圏とは比べ物になりません。Xperia 1 VIIとWF-1000XM6の強力タッグの威力を思い知りました。

 

■Xperia 1 Vから失われた機能

3年の月日が流れ、なにもかもが進化した!と言いたい「Xperia 1 VIII」ですが、細かいところをチェックすると失われた機能などもあります。

表にしてまとめてみました。

  V VI VII VIII
統合カメラアプリ Photography
Videography
pro
外部モニターアプリ × ×
Vlog Monitor対応 × ×
Xperia Streame対応 × × ×
ディスプレイアスペクト比 21:9 19.5:9 19.5:9 19.5:9
ディスプレイ解像度 4K FHD FHD FHD
SONY PICTURES CORE × ×
押し込み式指紋認証 × ×

.
カメラアプリの変更は先に紹介したものになります。

外部モニターアプリというのは、デジタル一眼αの撮影モニター代わりにするためにUSB接続をして画像表示するアプリなんですが、動画撮影であれば「Monitor& Contrl」というソニー製のアプリが使えるので必要性がなくなったとも言えます。(代替えできるアプリもサードパーティ製であります)

VlogモニターはXperiaのメインカメラを使いながら自撮りするときのモニター機器です。外部マイクが使えるメリットもあったのですが、こちらはXperia 1 VIIから非対応になっています。

Xperia StreameはXperia 1 IVの時に登場したゲーミングギアアイテムで、これをXperiaに装着して本体を空冷ファンで冷やしながらゲームプレイをする、というアイテム。発熱の大きかったXperia 1 IVでは長時間のゲームプレイに必須のアイテムでしたが、発熱が抑えられたXperia 1 Vではその必要性が少なく、本体ボディサイズが変わったXperia 1 VI以降は非対応となっています。

「SONY PICTURES CORE」も非対応になっています。今年の2月でプロモーションが終了し、Xperia 1 VIIIではアプリのインストールはできるものの、ログインできない仕様になっています。

現在は、Amazon プライムビデオの中に「SONY PICTURES CORE」が用意されています。月額880円で楽しめますので、そちらで作品タイトルをご覧いただくことは可能です。(アカウントの引継ぎなどはありません)

これもまた地味なポイントになりますが「押し込み式指紋認証」が現在はなくなっています。これは指紋認証ボタンを触れただけでロック解除してしまうのを防ぐための機能で、電源ボタンを押し込まないとロック解除にならないようにする機能です。Xperia 1 VIIからなくなっています。

これもXperia 1 VIIが発売されたときに話題になっていました。私もこれだとポケットから取り出すだけでつかみどころが悪いと簡単にロック解除になってしまうのが嫌だった記憶があるんですが、今はもう慣れてしまったというか、どうせXperiaを操作するためにつかんだわけで、そのまま使ってしまえば問題ないのと、もう一度ボタンを押し込めばロックされるので、今は特に困っていません。

どうしても持っただけでロック解除されないようにしたいときは、触れてしまう指の指紋認証を外してしまうという手もありますね。(本末転倒で使いにくくなりそうですが)

■Xperia 1 VIIIで得られたもの

最後は最新モデルXperia 1 VIIIで得られる最新機能をまとめたものがこちらになります。

  V VI VII VIII
ディスプレイ輝度 1.0倍 1.5倍 1.5倍 1.5倍
両面照度センサー × ×
5G通信 Sub 6 Sub 6 Sub 6 Sub 6
&ミリ波
Wi-Fi Wi-Fi 6E Wi-Fi 7 Wi-Fi 7 Wi-Fi 7
Bluetoothバージョン 5.3 5.4 6.0 6.0
Bluetooth送信出力 通常 通常 Xperia史上
最高水準
最大2倍
Xperia史上
最高水準
最大2倍
OSアップデート 2回
13→15
3回
14→17
4回
15→19
4回
16→20
セキュリティアップデート 3年間
~2026.5
4年間
~2028.4
6年間
~2031.4
6年間
~2032
処理性能の効率化 × ×
連続動画再生時間 18時間 36時間 36時間 37時間
搭載メモリ選択 1モデル 3モデル 3モデル 4モデル

.
ディスプレイ輝度の1.5倍というのは使い始めるとすぐに実感すると思います。直射日光下でも普通にカメラ撮影ができるし、両面照度センサーと言って、カメラ側の面にも照度センサーがあるため、手前のディスプレイ側が暗くて、向こう側が明るいというシチュエーションでも明るいディスプレイで見られます。

カーナビとしてスマートフォンを使っている方でしたら、このありがたさがかなり得られるはず。屋外でのカメラ撮影の機会が多い、という方も、もうこれを一度味わってしまうと手放せなくなると思います。

「ミリ波」というのは5G通信の中でも周波数が高く、超高速通信が可能な通信方式です。今までは5Gというと「Sub6」という通信方式を中心に展開してきていたのですが、スポット的にミリ波の通信エリアも徐々に増えてきていて、Xperia 1 VIIIではSIMフリーモデルでもついにミリ波対応になりました。

Xperia 1 VIII 実機レビュー第2弾 ミリ波を探したら5G+で2Gbps超を記録Xperia 1 VIIIのミリ波通信を試すため、ドコモとKDDIの5Gスポットを現地調査。 ミリ波接続の確証は得られなかったものの、povo 2.0で2Gbps超の5G+通信を記録しました。 ■「ミリ波」 […]

先日、試用機を使ってミリ波通信を試しに行ってきましたが、これがなかなか難しく、アンテナは見えているし、2Gbps超えの超高速通信もできたのですが、ミリ波での接続は確認できませんでした。

競技場などの人が集まるスポットを中心に展開するというミリ波ですが、実際には駅ホームを狙った電波発射もしているようで、意外とこれから使えるシーンが増えてくるかもしれません。

いつもは数十秒かけて行っている通信速度測定ですが、2Gbpsでつながっていると瞬間的に測定が終了。電車に乗る前に駅ホームで映画を1本ダウンロードしておき、移動中はそれを楽しむ、という使い方ができるようになるかもしれません。

最後の最後に、OSバージョンアップは4回、セキュリティアップデートは6年対応というロングサポート体制になりました。Xperia 1 Vの頃はOSは2回アップデート、セキュリティアップデートは3年というのが普通でしたので、それもあって2~3年の買い替えサイクルにされている方が多いんだと思います。

これからは長いお付き合いになるXperiaになりそうですね。

 

■まとめ

以上、Xperia 1 Vと比較したXperia 1 VIIIの進化を深堀してみました。この2機種で比較すると単なるスペックアップではありませんでした。4KディスプレイやMRモードなど失われた機能もありますが、その一方でカメラ性能、AI機能、通信性能、スタミナ性能は大きく進化しています。

Xperia 1 Vが「尖ったXperia」だったとすれば、Xperia 1 VIIIは「毎日使いやすいXperia」へと進化したモデルと言えるかもしれません。

Xperia 1 Vの時はSIMフリーモデルとして販売されているのはRAM 16GB/ROM 512GBというハイスペック仕様の1モデルのみでしたが、Xperia 1 VIIIでは4種類のスペックモデルから選択して購入することが可能です。

より、自分にあったモデルとして購入することができます。

 

 

■Xperia 1 VIIIのお得な購入方法について


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ソニーストアご利用感謝 ラッキー抽選会のご案内はこちらから

ソニーストアでのXperia購入時ですが、7月1日まではソニーストアで行っている「ご利用感謝ラッキー抽選会」でプレゼントされるお買い物券が利用できます。抽選結果により最大で10万円!のお買物券がプレゼントされるキャンペーンですが、はずれはなく多くの方は5,000円のお買物券がゲットできます。

 

Xperia 1 VIIIの購入時にはぜひ、利用したいキャンペーンです。こちらのキャンペーンで5,000円のお買物券が当選したと仮定して、ソニーストアの分割払い価格をシミュレーションしてみました。ソニーストアでは36回払いまで金利0%での分割クレジットが利用できます。それぞれのモデルのお支払金額は下記のとおりとなります。

モデル RAM ROM 本体価格
(税込)
ラッキー抽選会
5,000円当選時価格
36回分割
(月額)
初回支払額
Xperia 1 VIII 12GB 256GB 235,400円 230,400円 6,400円 6,400円
512GB 251,900円 246,900円 6,800円 8,900円
16GB 512GB 268,400円 263,400円 7,300円 7,900円
1TB 299,200円 294,200円 8,100円 10,700円

 

さらに2年後に本体を返却するか、買取にするかを選択できる「残価設定クレジット」の用意もあります。こちらは月々の支払額をさらに抑えることができます。2年後の利用状況にあわせて、そのときに買取にするか返却して乗り換えをするかが選択できます。

モデル RAM ROM 本体価格
(税込)
ラッキー抽選会
5,000円
当選時価格
24回分割
(月額)
初回支払額 24回お支払い
総額
最終回
お支払い
(25回目)
Xperia 1 VIII 12GB 256GB 235,400円 230,400円 6,100円 8,100円 148,400円 82,000円
512GB 251,900円 246,900円 6,600円 7,100円 158,900円 88,000円
16GB 512GB 268,400円 263,400円 7,100円 7,100円 170,400円 93,000円
1TB 299,200円 294,200円 7,900円 8,500円 190,200円 104,000円

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こちらもラッキー抽選会で5,000円のお買物券が当選した仮定でお支払額を算出してみました。

メモリー搭載量によって価格は変動しますが、メモリー搭載量を必要とせず、カメラ機能を魅力に感じられる方は12GB/256GBを選ぶことで、かなり価格が抑えられます。

また、今後のAIの発展やアプリの進化を考えて、4年のOSアップデートを見据え、搭載RAM容量は16GBにしておきたい!という方も月額の支払いを見るとそれほど大きな差額はありません。長く使う前提なら、月額差を見ながらRAM 16GBモデルを検討する価値もありそうです。

 

そして、故障・水濡れ・全損などのトラブル時に「交換」「修理」の二つのサービスでサポートしてもらえる「Xperia ケアプラン」についてもニュースがあります。サービス加入料は年払い5,500円、月払い550円に設定されていますがソニーストアの商品ページの案内によると7月1日より新規加入分について料金改定が行われる予定となっています。既存会員さんの更新支払いについても8月1日より価格改定になります。

  現行料金 新料金
年払い 5,500円 7,700円
月払い 550円 770円
年払い
(追加加入)
2,500円
(1年目のみ、2年目以降5,500円)
4,700円
(1年目のみ、2年目以降7,700円)

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6月30日までに「Xperia 1 VIII」を購入し、購入時に加入すれば現行料金で契約ができます。アップ幅が割と大きいのでXperia ケアプラン加入を考えている方は、料金改定前の購入・加入条件を確認しておきたいところです。

 

ということで、ラッキー抽選会のチャレンジ、そして6月30日までにXperiaケアプラン加入での購入、9月7日までのキャンペーン応募がお得になります。

4回のOSアップグレード、6年のセキュリティアップデートが約束されているモデルです。スマートフォンはどうしてもセキュリティアップデートの期限がありますので値下げを待って使い始めを遅らせてしまうと、その分、セキュリティアップデートの残り期間が短くなります。

販売店目線で見ていると、早めに購入して長くお使いいただくのが一番お得、という風に見えます。スマートフォンはアップデート期間を含めて考えると、早めに使い始めるほど長く楽しめる製品だと思います。

 

Xperiaスマートフォン
SIMフリー対応モデル 

Xperia 1 VIII
(XQ-GE44)
ソニーストア価格:
 235,400
ソニーストアのご利用はこちらから
発売日 2026年6月11日 メーカー商品情報ページ
ソニーストア
購入特典
ソニー提携カード決済で3%オフ
ラッキー抽選会対象商品
テックスタッフ
店頭ご利用特典
詳しくは店頭にてご案内しています

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