40%の軽量化! 空間光学手ぶれ補正のベーシックモデル『HDR-CX430V』
銀座ソニービルショールームからの新製品レポート新春第3弾は軽量化されたベーシックモデルのハンディカム「HDR-CX430V」の写真レポートです。
「HDR-CX430V」のウリですが、これはまさに小型軽量化! もっと小さなハイビジョンビデオカメラはありますが、空間光学手ぶれ補正を搭載したモデルがいきなりここまで小さくなったというのは実は超ビッグニュースなのでは!?
空間光学手ぶれ補正機能というのは、従来、光学レンズを手ぶれに合わせて動かしてぶれを吸収するということをしていたものを、イメージセンサーからレンズまでの全部の光学ユニットをまとめて動かしてぶれを補正する方法。
画質の劣化についての心配もなく、その効果も今までのモデルチェンジがなんだったのか?と、思わせてくれるほどのものすごいモノでした。ただ、搭載されているモデルがフラッグシップモデル級のものなので、ボディがやや大振りになってしまっていました。
男性でしたら気にならないモノの、女性の方で長時間カメラを構えるのにはちょっと向かないのかな?より軽量化されたモデルがあれば。。。に、応えた形になります。
イメージセンサーを画素数の少ないモノにしたりしているなどの変更点があるものの、これでレンズユニットを40%ほど小型化できたそうで、2012年モデルで540~580g、2013年モデルのHDR-PJ790Vで575gある本体重量を、なんと320gまで軽量化しています。(バッテリー類をのぞく本体のみの重量)
ぶれが大きくなりやすい軽量モデルにこそ欲しい強力な空間光学手ぶれ補正ですが、これは強力なカメラになりました。
なお、写真でボディ上部に搭載されているのがワイヤレスアダプターの「ADP-WL1M」です。
写真で見るとサイズ感がよくわからなかったと思うんですが、なんかずいぶん小さくて可愛いアダプターでした。
これなら装着してもそれほど気にはなりません。
アクセサリーシューが2013年モデルのハンディカムから変更になりました。「マルチインターフェースシュー」というモノになっていてデジタル一眼カメラ“α”などと同じ端子になりました。シューの形自体は“α99”、NEX-6、DSC-RX1と同じ形。
ですが、ここにワイヤレスアダプターを装着できるのは2013年モデルのハンディカムでマルチインターフェースシューを搭載した4モデルのみ。
これによりPCやスマートフォンへ無線でのデータ転送ができるようになります。撮影機会の多い方にはオススメ。
なお、今時のハンディカムはPCとの接続もすごく便利になっています。電源コードなどでごちゃごちゃになっていますが、今はハンドグリップのところにUSB接続ケーブルが仕込まれていて、これを使ってPCと接続が可能。
別途USBケーブルを用意しなくても本体だけでつなぐ事ができるんです。
ベーシックモデルとなっているのでプロジェクターやEVFなどの搭載もないんですが、その分軽量化されているのと。。。あと、価格もこのモデルはすごいお買い得。ソニーストアで84,800円です。
本体価格5%のソニーポイント特典がつくのと、ストアメンバーさんでしたらカメラ割引クーポンをお持ちだと思います。それに合わせて3年ベーシック保証が無料でついてくるんですが、これも本体価格の5%分くらいの価値があります。ソニーカードをお持ちの方がソニーカードで決済をするとさらに+3%オフ。
合計すると大体18%相当のオトクになるようになっていますので、計算すると7万円を切ったくらいになります。ビデオ撮影に関して詳しい知識はないし、そんなに凝った撮影をするつもりもないんだけど、望遠ズームを使ってよりキレイに撮影をしたい!という方にオススメのモデルです。
こちらも明日の11時からソニーストアで先行予約販売がはじまるはずです!
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