3Dハンディカム『HDR-TD1』が値下げになりました
3DハンディカムHDR-TD1が2度目の値下げになりました。148,000円→138,000円→128,000円となっています。
当初は4月発売予定でいたものが震災の影響により発売が遅れて5月13日の発売になっていました。他社の3Dカメラと違い、2つのレンズ、2つのセンサーを搭載していて、記録方式もフレームパッキング方式を採用しており、ブルーレイディスクソフトと同じ本格的な3Dが撮影できるカメラになっています。
前年の2010年に家電エコポイント制度もあったので3D対応のブラビアもかなり世に出ているはず。テレビが3Dなら次はハンディカムも3Dに!と、なるかな? というところだったんですが、当店では大ブレイクには至っていませんでした。
やっぱり、まだ3D視聴環境がそろっていないというのがありますよね。対象ユーザーさんの数はまだそんなに多くないんだな、と、思っていたんですが先月の3Dヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T1」の超大ブレイクもあって、このタイミングでの2回目の値下げは結構魅力的に見えるのではないでしょうか?
これはハンディカムの話ではないんですが、インプレスさんAV Watchで連載されている「本田雅一のAV Trends」でも、最近3回ほど3Dについての記事が書かれています。映画制作の現場での3D演出についての話になるんですが、これがとても興味深いものになります。
まだ、それほど認知されていないというか普及していない3D映像についての独特の演出方法について語られていて、いかに快適に立体映像を見せるか、どういう仕組みを使うことで、より自然な立体感を見せるか、という技術が今時点で、いろいろ手探りで研究されていっている様子がわかります。
DVDが流行る様になって、音声フォーマットが広がり、それまでのなんちゃってサラウンドとも言えたドルビーサラウンドから、5.1chのドルビーデジタルになったときは、この手の話でサラウンドとはなんたるかという記事を読むのがとても楽しかったのを覚えているんですが、今、3Dがそれに相当していて、これが普及するまでの期間というのはいろいろ方法論が語られて、今で、そういうのを手探りで自分も楽しむことができる気がします。(方法論が確立してしまうと、自分で体験してそれを見つけ出す楽しみがなくなりますので。)
そういう風に3D映像を自分で作って楽しむ、というのを味わいたい方におすすめです。
★ソニーストア 3Dデジタルハンディカム「HDR-TD10」のご案内はこちらから
☆当店blog 11.5.13「『HDR-TD10』の動画サンプルをアップロード」
☆当店blog 11.5.10「3Dハンディカム『HDR-TD10』体験レポート 店員の声」
☆当店blog 11.4.21「3Dハンディカム『HDR-TD10』の発売日・価格決定」
☆当店blog 11.2.10「『CP+ 2011』ソニーブースレポート」
☆当店blog 11.1.14「3分でわかる2011年ハンディカムニューモデル」
☆当店blog 11.1.6「2011 International CESにて3Dハンディカムなどが発表に」