『Xperia 10 VII』オーダーレポートと純正カバーケースレビューとスタミナテスト、ドロップした機能のチェック
10月9日から出荷がはじまる、ソニーの新型スタンダードスマートフォン「Xperia 10 VII」のオーダーレポートをお届けします。昨夜は一時的にホワイトモデルが「入荷次第出荷」ステータスになるなど、発売前から大ヒットの兆しが見えているのですが、現時点での当店のオーダーレポートをお届けします。
それと、お休みの間にスタミナテストをせっせとやっていましたので、そのレポート。さらに純正カバーケース「XQZ-CBFE」が入荷しましたので、実際の製品の様子を紹介します。
Xperia 10 VII購入の参考になれば幸いです。
こんにちは、店員佐藤です。
9月12日にグローバル向けの製品発表があったときから「これ、もしかして大ヒットするんじゃない?」という話を店員よねっちとしていたんですが、まさに今、そうなりつつあって、当店ではXperia 1シリーズはそこそこ人気があるんですが、Xperia 10シリーズはからっきしだめで、ネットではだめだけど店頭で買われるモデルなんだろうね、とか言っていたのですが、今回はすごい。現時点でXperia 10 VI比で数倍のオーダー数になっているようで、相当な盛り上がりを見せてくれています。
やはり、このポップなデザインがいい感じですよね。
今回はスタミナテストなどもして、少し細かいドロップしている機能なども紹介したいと思います。
まずは今朝時点までで当店経由でソニーストアへ予約オーダーいただいた皆様のオーダー内容を分析して紹介したいと思います。
■Xperia 10 VII 当店経由の予約オーダーレポート
一番重要?な選択が本体カラーだと思います。受注開始当初はブルーの「ターコイズ」選択が少なかったのですが、現在は盛り返してきて、3色ともほぼ同数くらい。ブラックも半数を超える割合だったモノが落ち着いてきています。
WEBページではカラーと質感がイマイチわかりにくい、というのもあると思いますので、それぞれのカラーをモックアップですが紹介したいと思います。
Xperia 1 VIIの表面仕上げですが、ややマットな仕上がりになっています。ブラックモデルで比較するとわかりやすいんですが、従来のXperia 1 VやXperia 1 VIだと、表面がペタペタ感じの質感になっていて、裸で使っていると指紋が残りやすい感じだったんですが、Xperia 1 VIIはサラッとした仕上げになっていて、指紋が見ての通り残りにくくなっています。
わざとこうしたわけではなく、普通にペタペタと持ったあとに並べて撮影したもので、こんな差が出ます。
Xperia 1 VIIの質感、良いんですよ。
こちらはホワイト系のカラーのモデルを並べたところです。Xperia 1 VIでは、ブルーが淡い色になっていて、ホワイトと違いがあまりなかったのと、ホワイトもややブルーがかった感じで仕上げられていました。
Xperia 1 VIIのホワイトは真っ白。なにかの色がついた感じはなく、完全に「白」という感じのホワイトになっています。
汚れが付きやすそうに見えるかもしれませんが、ここ数日、持ち歩いているところでは汚れというか使用感がつきにくい感じがします。
尻上がりにオーダーが増えている「ターコイズ」ですが、見るからにモデル後期に「初音ミク コラボモデル」が発売される感じがします。なので、初音ミクファンの方は購入を控えているんじゃないか?とさえ思えてしまうのですが、ご自身で純正カバーケースを使って初音ミク仕様にできますので、サッサと手に入れてしまうのもありです。
ソニーストアの販売ページでは「ご一緒にワイヤレスヘッドホンはいかがですか?」ということで「LinkBuds S」の紹介をしていますが、いやいや、Xperia 10 VIIのターコイズに合わせるなら、2025年発売のワイヤレスイヤホン「WF-C710N」のグラスブルーでしょう♪
スケルトンデザインのグラスブルーカラーと合わせる方がいい感じにみえるんだけどなー。
こちらもポップでマットな質感になっています。永く使えるんじゃないですかね。
そして、ソニーストアでSIMフリースマートフォンを購入するなら、是非、加入しておきたいのが「Xperia ケアプラン」です。
XperiaにはあいにくAV商品の様に「ワイド保証」などのサービスが携帯電話では適用されないのですが、ケアプランに加入しておくと、自然故障 破損・全損 水没などの時にも交換機で対応(有償)してもらえたり、負担金の上限5,500円で何度でも修理が可能になります。修理代上限5,500円(通常修理のおおよそ10~20%程度)で対応してもらえるのはかなりありがたいと思います。
加入しているとソニーストアのお買い物券のプレゼントなどもある(実質半額以下になります)ので、ケアプラン料金は表示されているよりも実質割安です。ソニーストアでSIMフリースマートフォンを購入するなら絶対に加入がお勧めです。
ただ、本体価格がXperia 10 VIIはXperia 1 VIIに比べると低額になるので加入率は低いんですよね。せめて購入から1年だけでも入っておけばよいのになー、と、個人的には思っています。
■メーカー純正カバーケース「Style Cover for Xperia 10 VII」
そして、同時購入率が約46%にもなる、大人気アクセサリーがこちらのメーカー純正カバーケース「Style Cover for Xperia 10 VII」です。
ソニーストアの出荷よりも少しだけ早く、今朝、店頭入荷しましたので、製品を紹介したいと思います。
箱の中から出てきたクリアケースは写真の様なものになります。「グラデーションカラー」のクリアケースとなっていましたが、カメラ側の方にグラデーションでボディと同色のグレデーションが施されています。
電車で座席に座っていると、他の方のスマートフォンの裏がよく見えるんですが、半数以上の方が、クリアケースになにかしら写真や切り抜き、シールを貼っていて、そういう使い方をするのにソニーさんらしいデザインが施されたクリアケースを用意してくれた感じです。
グラデーションの効果がどんなものなのかわからなかったんですが、ターコイズボディにホワイトのクリアケースを装着してみると、様子がわかります。大きめのシールを入れたときにこのグラデーションがうまく上の方をフェードアウトしてくれそうですね。
こうしたクリアケースだと電源ボタン周りが肉付いていて、指紋認証を兼ねる電源ボタンのアクセス性が悪くなる感じがすると思うんですが、このクリアケースも電源ボタン周りだけ肉抜きしてくれていて、電源ボタンへのアクセスがしやすくなっています。
上から見てみるとわかりやすいですかね、電源ボタンのところだけ肉薄になっていて、ボタンタッチがしやすくなっていますので、ご安心を。
■Xperia 10 VIIのスタミナテストとドロップした機能
さて、こちらは当店レビュー恒例ですが「PCMark for Android Benchmark」アプリを使ってスタミナ性能のテストをしました。
「PCMark for Android Benchmark」アプリというのはスマートフォンのベンチマークを行うアプリなんですが、処理性能とストレージテストの他に、処理性能のベンチマークをずっとやり続けて、どれくらいでバッテリーを使いきるのか、というテストをしてくれます。
ベンチマークではテキスト表示、スクロール、写真表示&編集、動画表示などを休みなくやり続けてくれてバッテリー80%→20%までの時間を計測して、スマートフォンを通常使いしつづけたとしたら何時間使い続けられるのか、というのを試してくれるんです。
かなり長時間かかるので土曜日の夜から火曜日の朝まで繰り返しやり続けました。(^^) なお、モバイル通信、Wi-Fi通信、Bluetooth、GPSを使うと結果にばらつきがでてしまうため、これらの通信系の機能はすべてオフにしています。
今回テストをしたのはXperia 10 VIとXperia 10 VIIの2機種のみで、Xperia 10 VIについてはOS 15のアップグレードをしていることもあり、結果は計測しなおした新しい数値に入れ替えています。それ以外の機種は最後にテストしたときの結果を掲載しています。
結果は見ての通りなんですが、予想通り、Xperia 10 VIIの方が、Xperia 10 VIよりもスタミナ性能ではやや劣る結果になりました。OS 14の方が効率が良かった可能性があるのか、Xperia 10 VIの結果もやや落ちています。(バッテリー劣化はほとんど使っていないのでないものと考えて大丈夫かと思います)
それと搭載されているRAMが6GB→8GBに増量されていることがあり、これも消費電力が大きくなった原因になっているかも。
Xperia 10 VIIではディスプレイ表示のリフレッシュレートを120Hzにあげるオプションがあるんですが、それを使うと18時間26分→13時間12分と、かなりの性能ダウンになりますが、これはXperia 1 VIIでも同じ。ただし、Xperia 1 VIIでは1~120Hzを可変表示させているんですが、Xperia 10 VIIは120Hzの固定リフレッシュレートになるため、電力効率は悪くなる、というのが結果に出ています。
ただし、パフォーマンスが結構あがってきていて、このストアだけみるとXperia 1 V並みのスコアになっているのは見逃せません。
先週末は店頭展示をしていて、お客様に実際に操作していただいたりしていますが、動作にもっさりした感じは見られない、という感想もいただいています。
その他、設定画面を端からチェックしていくと、Xperia 1 VIからなくなっている機能というのもいくつかあったので紹介したいと思います。
こちらは画面設定の比較画面です。左がXperia 1 VIで、右がXperia 1 VIIです。低残像設定が増えたことにより120Hzのリフレッシュレートが使えるようになったのですが、気がつけば「ホワイトバランス」の調整項目がなくなっていました。
私は調整したことがないんですけど、ドロップしたということは、この機能を使っている方は多くはなかったですかね。
画面設定の下に行くと「片手モード」と「スマートバックライト」もなくなっています。
片手モードというのは、ホーム画面をダブルタップすると画面の下半分しか使わない表示になったり、通知エリアが大きくなったりする機能。
「スマートバックライト」は手に持っていることを感知したときはディスプレイを自動消灯しないという機能です。写真表示とかしているときに画面が消えないようにできて、机の上に置いているときは画面は消えるというものです。
「スマートバックライト」については画面の自動消灯機能のところに「スクリーンアテンション」という機能が追加されています。机に置かれているというのよりも強力なユーザー認識機能になっています。
「押し込み式指紋認証」も非搭載になった機能のひとつです。指紋認証を触れただけでロック解除になってしまうところを、押し込まないと指紋認証しないというオプションがつけられたんですが、それがなくなっています。Xperia 1 VIIもこのあたりは同様になっています。
ということで、Xperia 10 VIとXperia 10 VIIの比較表を刷新してみました。
![]() Xperia 10 Ⅵ |
![]() Xperia 10 VII |
|
発売日 | 2024年7月5日 | 2025年10月9日 |
価格 | 53,900円 | 74,800円 |
CPU | Snapdragon 6 Gen 1 Mobile Platform |
Snapdragon 6 Gen 3 Mobile Platform |
容量 | 6GB/128GB | 8GB/128GB |
ディスプレイ | 約6.1インチ(21 : 9) 有機EL Full HD+ 60㎐ Corning Gorilla Glass Victus |
約6.1インチ(19.5 : 9) 有機EL Full HD+ 60/120㎐ Corning Gorilla Glass Victus 2 |
バッテリー | 5000mAh | 5000mAh (4年長持ちバッテリー) |
Wi-Fi | Wi-Fi 5 IEEE802.11a/b/g/n/ac 2.4/5GHz対応 |
Wi-Fi 6E IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax 2.4/5/6GHz対応 |
Bluetooth | ver.5.2 | ver.5.4 |
スピーカー | フロントステレオスピーカー | フロントステレオスピーカー (フルエンクロージャー構造) |
オーディオ | 3.5mmオーディオジャック Hi-Res/DSEE Ultimate/ 360 Upmix |
3.5mmオーディオジャック アダプティブ ビットレート対応 Hi-Res/DSEE Ultimate/ 360 Upmix |
カメラ機能 | 動画編集アプリ カラーフィルター |
即撮りボタン 動画編集アプリ カラーフィルター |
AI機能 | 消しゴムマジック Gemini |
かこって検索 消しゴムマジック Gemini |
表示機能 | ホワイトバランス 片手モード スマートバックライト 押し込み式指紋認証 |
低残像設定 スクリーンアテンション |
外部メモリ | microSDXC(最大1.5TB) | microSDXC(最大2.0TB) |
質量 | 約164g | 約168g |
サイズ | 約68 × 155 × 8.3mm | 約72 × 153 × 8.3mm |
セキュリティと アップデート |
最大2回のOSバージョンアップ、 4年間のセキュリティアップデート OS16まで、セキュリティ2028年まで |
最大4回のOSバージョンアップ、 6年間のセキュリティアップデート OS19まで、セキュリティ2031年まで |
.
比較してみるとセキュリティアップデートの6年というのも威力がありますねー。6年も同じスマートフォンを使うか?というのはありますが、4年後に買い換えたとしても、そのあと2年間、自宅でサブ機としてWi-Fi専用スマートフォンとして使う際も安心して利用ができます。
ソニーストアでは「Xperai 10 VII」を74,800円にて支払いを一括まとめて購入できるほか、36回分割払いや2年後に本体を返却することを前提に支払い額を抑えることができる2年残価設定クレジットの設定があります。
- 36回分割払い(金利0%)
月額2,000円✕35回 初回のみ4,800円
- 残価設定クレジット(金利0%)
月額2,200円✕24回 25回目22,000円 or 返却
それとソニーストアの「ラッキー抽選会」も忘れずにご利用ください。1月14日までの期間にMy Sony IDで抽選をすることでお買い物券がプレゼントされます。最高で10万円! Xperia 10 VIIの場合は4万円購入時のクーポンの利用ができますので、こちらの抽選会参加もお忘れなく。
クーポン発行は24時間後の発行になりますので、今すぐ抽選をどうぞ。
さぁ。10月9日にいよいよ「Xperia 10 VII」が出荷になりますよー! 明日の午前中までに注文確定すれば即日出荷で10月9日到着です。「新しいスタンダード」をその手に是非!
![]() |
||||
Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 10 VII (XQ-FE44) |
ソニーストア価格: 74,800 円 税込 |
|||
![]() |
||||
発売日 | 2025年10月9日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
|||
2年残価設定 クレジット |
月々のお支払い2,200円(1回目2,200円) 24回お支払い総額52,800円 25回目22,000円(※ 商品返却時はお支払いが不要) |
|||
テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
ご成約記念品プレゼント ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |

『Xperia 10 VII』オーダーレポートと純正カバーケースレビューとスタミナテスト、ドロップした機能のチェック
10月9日から出荷がはじまる、ソニーの新型スタンダードスマートフォン「Xperia 10 VII」のオーダーレポートをお届けします。昨夜は一時的にホワイトモデルが「入荷次第出荷」ステータスになるなど、発売前から大ヒットの […]

【レビュー】『Xperia 10 VII』の進化した暗所撮影性能を試してきました
昨日から店頭展示&予約販売が開始になった「Xperia 10 VII」を閉店後に持ち出して、パワーアップしたという暗所撮影のテストだけしてきました。 比較したのは一世代前の「Xperai 10 VI」と、フラッグシップモ […]

【レビュー】『Xperia 10 VII』の謎?に迫る! 店頭展示モデル開梱実機レポート
本日からソニーストアにて予約販売が開始された「Xperia 10 VII」が今日からソニーストア店舗、および販売店での展示がスタートしています。 当店にも午前中に動作する展示モデルがやってきましたので、早速、開梱レポート […]

スタンダードモデル『Xperia 10 VII』ソニーストアにて予約販売開始 & 店頭展示モックアップレビュー
いきなりですが、ソニーストアにてSIMフリースマートフォンのスタンダードモデル「Xperia 10 VII」の予約販売が開始になりました。販売価格は74,800円で10月9日(木)出荷予定です。 一番新しいスマートフォン […]